インターネットを利用する際の快適さに関わってくる、Wi-Fiの速度。通信速度が落ちたり接続が不安定になったりしてイライラすることもあるかと思います。
そこで今回はWi-Fi速度が落ちているときの原因と改善方法についてわかりやすく解説します。Wi-Fiルーターやデバイス、接続方式などさまざまなポイントから改善方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また通信サービスだけでなく、ファイナンシャルプランナーの視点含めて固定費などの支出の見直しのガイドもしている。
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通信速度が遅いと感じたときは、現状を把握するためにもまずスピードテストを実施してみてください。Web検索などネットサーフィンでは10Mbps・動画視聴(4K)では20Mbps・動画視聴(1080p)では5Mbps・オンライン会議では4Mbps・オンラインゲームでは100Mbpsが目安となります。
Google スピードテスト・Fast.com・みんなのネット回線速度などのサイトにアクセスすれば簡単に測定可能です。なかでも一番手軽なのはFast.comで、開いた瞬間から自動的に測定が始まるため情報入力などの手間がかかりません。
テストの結果100Mbps以上の速度が出ていれば快適に通信できる状態ですが、10Mbps程度の低速通信になっている場合は、なんらかの問題が発生している可能性があります。ただし、サイトやテストする時間帯など状況次第で結果に差が出ることはあるので、複数サイトで異なる時間帯にテストを実施し平均的な数値を探ってみてください。
なお、光回線などのサービスで最大通信速度1Gbpsと謳っていることがありますが、こちらはあくまでもベストエフォート方式で表されたもの。理論上可能というだけで、実際にこの速度が発揮されることはほとんどないため、スピードテストで1Gbpsが出なくても心配することはありません。
ここからはWi-Fiの通信速度が遅くなっている原因を6つに分けて紹介します。主にWi-Fiルーター・スマホなどの端末・接続方式に関わる原因を取り上げるので、参考にしてみてください。
また、床置きしている場合もWi-Fiのつながりにくさの原因になります。Wi-Fiの電波は360度に出ているため、床に反射した電波がルーターから出ている電波と干渉を起こし、接続が不安定になってしまうことも。さらに、レンジをはじめ家電をルーターの近くに置くことで電波干渉を起こすこともあるので、特に新しい家電を購入したときは注意してください。
電波が通りにくくなる・故障しやすいという観点から水回りの設置も基本的にNGです。そのほか、単純にWi-Fiルーターと端末の距離が遠すぎて電波が届きにくく、接続が不安定になっている可能性も考えられます。
Wi-Fi接続には主に2.4GHzと5GHzのどちらかの周波数帯を使いますが、通信が遅くなっている場合、現在設定している周波数帯が利用環境に合っていないのかもしれません。周波数帯にはそれぞれ特徴があり、特徴に合っていない使い方をすると端末に電波が届きにくくなることがあります。
2.4GHzはほかの家電でも使われることが多い周波数帯なので電波干渉を受けやすいのがデメリットです。一方で、接続が不安定になりやすい反面、遮蔽物に強く遠くまで電波を届かせられるというメリットもあります。
5GHzは壁・天井などの遮蔽物に弱く電波の届く範囲が狭いのがデメリットです。ただし、ほかの家電で使われることがほとんどない周波数帯なので電波干渉が少なく、接続が安定しやすいというメリットもあります。
1台のWi-Fiルーターにスマホ・パソコン・タブレット・スマート家電など同時接続している端末が多すぎて、速度低下を引き起こしている可能性もあります。
ルーターにはそれぞれに推奨接続台数が設定されており、同時接続で快適に通信できる台数には限りがあります。上限を超えてたくさんの端末を接続した場合、処理が追いつかず回線速度が遅くなることがあるので注意してください。
モバイルルーターは10台前後が目安となっており、据え置きルーターの場合は10台以上から多いものだと40台接続できることもあります。手持ちのルーターの接続可能台数を確認し、ルーターに無理をさせていないかチェックしてみましょう。
Wi-Fiの速度低下は、Wi-FiルーターやLANケーブル自体の問題かもしれません。長年の使用で劣化・故障していたり、規格が古く現在のネット環境に対応できなかったりなどが原因で、速度低下が引き起こされている可能性があります。
例えば、ルーターの無線LAN規格に旧式のIEEE802.11gが使われている場合、最大通信速度は54Mbpsにとどまるので快適な通信に必要とされる100Mbpsに届きません。
また、LANケーブルの規格がCAT.5の場合、どんなに速度が出ても100Mbpsが限度となっており、安定して高速通信を行うのは難しいといえます。
1つ目がWi-Fiルーターと同様、長年の使用で劣化・故障しており処理が遅くなっている可能性。2つ目にOSのバージョンが古く現在のインターネット環境に対応できていないという状態も考えられます。
3つ目に端末が新しくOSのバージョンも最新というケースでも、ストレージやハードディスクの容量がいっぱいで処理速度が遅くなっているかもしれません。4つ目にアプリやサイトなど同時に立ち上げているものが多すぎて、マシンの処理が追いついていない可能性があります。
IPv4は最新の接続方式であるIPv6(IPoE)に比べて回線が混雑しやすく、特に休日や18時~24時などアクセスが集中する時間帯に利用すると通信速度が低下しやすくなります。接続方式が旧式のものでないか確認しておきましょう。
原因が特定できたら、通信速度を回復させる改善方法を試してみましょう。ここからはWi-Fiの通信速度を早くする方法として、主にWi-Fiルーター・端末・接続方式・光回線における具体的な改善策を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Wi-Fiルーターの設置場所を見直すことで、電波の通りがよくなり接続状況が改善されるかもしれません。まずはシンプルですがパソコンなど端末の近くに移動させて接続が安定するか試してみましょう。
Wi-Fiルーターを移動させる際は、電波をさまたげるものがない場所に置くことが基本です。壁や扉、ガラス、家具など遮蔽物がある場所はできるだけ避けて設置してみてください。水回りも電波が通りにくく故障の原因にもなるので避け、床や家電周辺は電波干渉を受けやすいので別の場所を検討しましょう。
上記のような障害物が周辺にないことを確認し、棚や机の上など部屋の高いところに設置してみてください。
また、自宅が広かったり階をまたいで電波を飛ばす必要があったりする場合は、中継器を使ってみるのも1つの手です。ルーターと端末の中間地点に設置することで、ルーターからの電波を拾ってより広範囲に飛ばしてくれます。
通信状況に不具合が起きているときは、Wi-Fiルーターを再起動するのも有効な対処法です。長期間起動し続けることで、ルーターになんらかの問題が発生しているのかもしれません。
再起動を行えば端末の同時接続からWi-Fiルーターを開放できるだけでなく、放熱してルーターにたまった熱を逃がすことも可能です。再起動する際は、電源アダプタを抜いて10秒間ほど待ってから差し直してみましょう。
同時接続の台数を減らすのが難しいときは、Wi-Fiルーターの買い替えを検討しましょう。現在持っているものよりも接続可能台数の多いルーターを購入するのがおすすめです。
2.4GHzなら5GHzに、5GHzなら2.4GHzにと現在設定していないほうに切り替えてみてください。そのうえでインターネット接続が改善されたか確認しましょう。
なお、Wi-Fi5(IEEE802.11ac)は5GHzにしか対応していないので、周波数帯を切り替える方法は行えません。
Wi-FiルーターやLANケーブルの買い替えで解決することもあります。単純に古い規格よりも最新規格のほうが最大通信速度が早いので、新しい製品に交換することで安定した高速通信が手に入るかもしれません。
例えば、現在Wi-Fi4(IEEE802.11n)やWi-Fi5(IEEE802.11ac)を使っているのであれば、最新のWi-Fi6(IEEE802.11ax)に買い替えてみましょう。Wi-Fi4の最大通信速度は600Mbps・Wi-Fi5の最大通信速度は6.9Gbps・Wi-Fi6の最大通信速度は9.6Gbpsとなっており、比較してみると最新式の通信速度のほうが格段に早いことがわかります。
特にWi-Fi6とWi-Fi4を比べた場合、単純計算で16倍の早さになるため、交換するのは妥当な判断といえるでしょう。さらに古い第3世代以前のルーターを使っている場合は、最大通信速度が54Mbps以下になり、通信速度が目に見えて落ちるのですぐにでも買い替えることをおすすめします。
また、現在CAT.5など古い規格のLANケーブルを使っている場合はCAT.6A以降の規格のものに交換しましょう。CAT.5は最大通信速度100Mbpsで、CAT.6Aは最大通信速度10Gbpsなので、その差は歴然です。
3つ目に今開いているサイトやアプリを閉じて、端末の処理を軽くする方法もあります。4つ目に端末を長年使っている場合は劣化・故障の可能性があるため思い切って新しいものに買い替えてみましょう。
5つ目に端末のストレージやハードディスクを整理し容量に空きを作ることで改善されることもあります。大事なデータが多くて削除が難しいという場合は、外付けハードディスクを活用してみてください。
旧式のIPv4の接続方式から最新のIPv6(IPoE)に切り替えることで、通信が早くなることもあります。IPv4に比べてIPv6は混雑が少なくアクセスの集中する時間帯も含め安定した高速通信が可能です。
IPv6を利用するには、IPv6に対応しているプロバイダとの契約とIPv6対応のルーターが必要になります。最近ではほとんどのプロバイダがIPv6に対応しているので、切り替えができないか現在契約中のプロバイダに相談してみてください。ただし、一部非対応のプロバイダもあるため、その場合は乗り換えを検討しましょう。
また、IPv6対応ルーターを無料でレンタルできるプロバイダもあるので、ルーターも一緒に買い替えたいという場合は、無料レンタルのサービスがあるかチェックしておいてください。
これまで紹介した方法を試してもWi-Fi速度が改善されない場合は、インターネット回線自体の乗り換えを考えたほうがいいかもしれません。自分のインターネット利用に必要な速度を把握し、そのスピードを実現できる回線に切り替えるのも1つの手です。
例えば、mybestの調べではNURO光の平均速度は559Mbps・auひかりの平均速度は548Mbpsと早く、対して@nifty光の平均速度は203Mbpsとなっており、回線によってスピードに大きな差があることがわかります。
いずれも快適な通信に必要とされる100Mbpsは超えているので基本的には問題ありません。しかし、アクセスの集中する夜間の使用や複数人の同時接続、本格的なオンラインゲームのプレイなど高負荷なインターネット通信を行う場合、選ぶ回線によっては遅く感じる可能性があります。
以下のページでは人気の光回線36サービスを通信速度・料金の安さ・サポート体制などさまざまな観点から徹底比較しているので、乗り換えを検討している場合はぜひ参考にしてみてください。
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