
10ギガはどれくらい使える?通信量の目安や制限後の通信速度を紹介
データ容量を選ぶ際にひとつの目安となる10GB。なんとなく多そうなイメージはあるものの、具体的にどれくらいデータ通信を使えるのか、自分の使い方なら10GBで大丈夫なのか、ピンとこない人も多いでしょう。
今回は、10GBのデータ容量はどれくらい利用できるのかを用途別に解説します。モバイルWi-Fiルーターやスマホを契約する際のデータ容量で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また通信サービスだけでなく、ファイナンシャルプランナーの視点含めて固定費などの支出の見直しのガイドもしている。
10GBあるとどんな用途にどれくらい使える?
10GBのデータ容量があると、どんな用途にどれくらい使えるのでしょうか。用途別に利用できる目安をみていきましょう。
あくまでも目安であり、利用する端末やサービスによって差がある点には注意してください。
LINE:無料通話は約550時間、ビデオ通話は約30時間の通話が可能

LINEの場合、10GBあれば無料通話は約550時間、ビデオ通話は約30時間の通話が可能です。
無料通話は1日に換算すると約18時間利用できます。LINEで長時間通話する人でも、10GBあれば十分足りるでしょう。
ビデオ通話は1日あたり約1時間の通話が可能です。ビデオ通話の頻度が週1~2回程度なら支障ありませんが、毎日のように利用する人や長時間にわたってビデオ通話する人だと10GBでは足りない恐れがあります。
なお、トークや写真・動画の送信機能を利用する程度であれば、データ通信量を心配する必要はないでしょう。動画を何百件も送信しない限りは、1GBでも十分収まります。
ホームページ閲覧:2~3万回は閲覧できる

10GBのデータ通信量があれば、ホームページを2~3万回は閲覧できます。1日あたり約600~1,000回は閲覧できる計算です。
実際に閲覧できる回数はサイトに利用されている画像の量などで変動しますが、10GBならホームページ閲覧の回数を気にする必要はありません。
YouTube:標準画質なら約47時間の再生が可能

YouTubeを標準画質で閲覧する場合、約47時間の再生が可能です。ただし、動画サービスは、再生時の画質でデータ消費量が大きく異なるので注意しましょう。
- 低画質:約83時間
- 標準画質(SD):約47時間
- 高画質(HD):約13時間
- 超高画質:約7時間
低~標準画質なら、1日あたり約1~2時間の再生が可能です。画質を抑えつつ、通勤・通学の途中や昼休みだけ動画を見る人なら10GBでも足ります。
高画質だと1日あたり約26分、超高画質だと1日あたり約14分しか再生できません。長時間動画を見る人や、画質にこだわる人だと10GBでは足りない可能性があります。
SNS:Instagramは約11時間、Twitterは約40時間

SNSの場合、10GBでどれくらい利用できるかはサービスによって異なります。例えばInstagramなら約11時間、Twitterなら約40時間の閲覧が可能です。
Instagramは画像や動画がメインのため、データ消費量が多くなります。1日に利用できる時間は約22分と短く、ヘビーユーザーだと10GBでは足りない可能性が高いでしょう。
Twitterは1日あたり約1時間20分閲覧できます。テキストがメインなので、Instagramほどはデータ容量を消費しません。1日中Twitterを見るようなヘビーユーザーでなければ、10GBで十分です。
Web会議:Zoomのビデオ通話なら20~30時間の利用が可能

Web会議は利用するサービスによって異なりますが、Zoomの場合は10GBで20~30時間の利用が可能です。1日あたり約40分~1時間、ビデオ通話を利用できます。週に数回程度の頻度でWeb会議をする人なら、10GBでも問題ありません。
データ通信量を節約したいなら、音声通話のみでWeb会議を行いましょう。Zoomの場合、音声通話のみにすれば10GBでも約150~200時間の利用が可能です。
オンラインゲーム:ゲームによって異なるが100~200時間前後

オンラインゲームは、10GBで100~200時間前後の利用が可能です。
実際にプレイできる時間は、ゲームの種類や利用する端末によって大きく異なります。例えば、Nintendo Switch版フォートナイトをプレイした場合、10GBで約250時間、1日あたり約8時間のプレイが可能です。
ただし、ゲームデータのダウンロードやアップデートを行う際は、データ容量を大きく消費するため、10GBだと足りない可能性が高いでしょう。例えば、フォートナイトのゲームデータは19.9GBなので、10GBではまったく足りません。頻繁にオンラインゲームをプレイする人は、データ容量無制限のプランをおすすめします。
10GBを消費して速度制限がかかるとどうなる?

10GBのデータ通信量を消費して速度制限がかかると、通信速度が遅くなります。インターネットを快適に使えなくなるため、データ通信の使い過ぎに注意してください。
具体的にどれくらいの速度に制限されるかはサービス提供元によって異なり、例えば、WiMAX2+やワイモバイルのアドバンスモードは最大1Mbpsに制限されます。最大1Mbpsは、SNSやLINE、標準画質の動画視聴であれば利用できる速度です。しかし、高画質な動画の視聴やゲーム、アプリのダウンロードなどは遅くてストレスを感じるでしょう。
サービスによっては200kbpsや128kbpsなど、もっと遅い速度に制限される場合も。SNSやネット検索程度の利用でも、読み込みに時間がかかってしまうことがあります。
速度制限がかかったときの対処法はある?

スマホで速度制限にかかったときは、データ容量を追加購入すれば解除されます。例えば、1GBあたりドコモなら1,100円、mineoなら550円で追加可能です。モバイルWi-Fiルーターでも、データ容量を追加購入すれば速度制限を解除できます。
しかし、3日で10GB制限にかかった場合はデータ容量を追加しても解除できないので注意しておきましょう。時間が経過し、速度制限が解除されるのを待つしかありません。
速度制限にかからないようにする方法
速度制限にかかると通信速度が遅くなり、満足にインターネットを利用できません。ここでは、速度制限にかからないようにする方法を解説します。
通信量を定期的にチェックする

速度制限にかからないためには、通信量の定期的なチェックが重要です。
一般的に、通信量は各サービスのマイページから確認できます。例えばドコモはMy docomoから、UQ WiMAXはmy UQ WiMAXからチェック可能です。
モバイルWi-Fiルーターの場合、機種によってはルーター本体の設定画面からも通信量の目安を確認できます。こまめにデータ通信量をチェックし、データ通信を使いすぎを防ぎましょう。
動画は画質を下げて再生しよう

動画を再生する際は、なるべく画質を下げて再生しましょう。
日常的に利用する用途のなかでも、比較的通信量が多いのは動画視聴です。消費するデータ通信量は画質によって異なり、高画質な動画だと数時間で10GBを超えることもあります。できる限り画質を下げて、データ消費量を減らしましょう。
多くの動画サービスは、設定画面から画質を変更できます。例えば、YouTubeなら動画プレイヤーの「設定」>「画質」から画質の変更が可能です。
街中のフリーWi-Fiを活用する

データ通信量を抑えつつインターネットを楽しみたいなら、街中のフリーWi-Fiを活用するのもよいでしょう。フリーWi-Fiは、誰でも無料で使えるWi-Fiサービスです。公共施設やコンビニ、カフェなどで提供されています。
フリーWi-Fiに接続している間は、データ通信量を消費しません。外出先で動画視聴やアプリのアップデートなどを利用する際は、フリーWi-Fiを積極的に利用してください。
フリーWi-Fiは誰でも接続できるため、セキュリティ的なリスクが高くなる点には注意が必要です。提供元が不明な怪しいフリーWi-Fiへの接続は避け、クレジットカード番号など個人情報の入力も控えましょう。
速度制限なく利用したいなら光回線やホームルーターの導入がおすすめ!

速度制限を気にせずインターネットを利用したい人は、光回線やホームルーターの導入がおすすめです。光回線やホームルーターの多くは月間のデータ通信量が無制限で、直近3日間の制限もありません。
以下の記事では、自宅Wi-Fiにおすすめの光回線やホームルーターをランキング形式で紹介しています。自宅Wi-Fiの選び方も解説しているので、どれを選んでいいのか迷ったときはぜひ参考にしてみてください。
