とくとくBBホームWi-Fiの口コミ評判は？対応エリアや通信速度、料金などのメリットデメリットを徹底調査

とくとくBBホームWi-Fiの実質料金は安めです。マイベスト経由で申し込むと全員対象の25,000円キャッシュバックを受けとれます。月額基本料金は4,928円ですが、最初の2年間は割引あり。最初の6か月間は月額390円、6〜23か月目は月額3,773円となり、端末料金27,720円（1,155円×24回払い）分は割引で元がとれます。事務手数料も無料です。

1〜3年利用時の実質月額料金を試算したところ、3年利用時は月3,704円とリーズナブル。比較した全体の平均額に対して1,000円近くお得でした。2年利用も実質料金は抑えられており、2年利用時は月3,116円、1年利用時は月2,421円と、どちらも全体平均額を下回りました。コストを抑えたい人におすすめできます。

利用期間は、解約月も加味して3年は37か月・2年は25か月・1年は13か月として計算

キャッシュバックなどのキャンペーン・端末代の割引を含めたそれぞれの1か月あたりの負担額を算出

とくとくBBホームWi-Fiの使用機種「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、性能が高めです。

比較した多くのサービスと同様にWi-Fi6に対応しており、デバイスがWi-Fiにつながりやすくなるビームフォーミング機能やハンドステアリング機能も搭載。部屋を移動しても安定した接続環境でインターネットを使いやすいでしょう。最大通信速度も4.2Gbpsと高速です。「ホームルータとしては多機能な部類」との口コミにもうなずけます。

ただし、複数の端末を接続しても通信速度が落ちにくいMU-MIMO機能・MLO機能は非対応。比較したなかにはMU-MIMO機能搭載のものもあったため、接続機器が多い場合はチェックしてみてください。なお、比較したどの機種もMLO機能は非対応でした。

AES・TKIP・WEPといったセキュリティ規格にも対応していません。より安全性を求めるなら、AESなどのセキュリティ規格に対応した機種を使用できるホームルーターを検討しましょう。

＜端末性能＞

1. 通信規格：11ax（Wi-Fi6）
2. 最大通信速度：4.2Gbps
3. MU-MIMO機能・MLO機能：非対応
4. ビームフォーミング機能：対応
5. バンドステアリング機能：対応
6. セキュリティ規格（AES）：非対応
7. セキュリティ規格（TKIP）：非対応
8. セキュリティ規格（WEP）：非対応

とくとくBBホームWi-Fiでは、au・UQ mobileのスマホとのセット割が利用できます。

auのスマホとのセット割「auスマートバリュー」では、auの対象プランのスマホ代が毎月最大1,100円割引になります。家族のスマホ回線なら最大9回線まで割引対象。また、広いエリアで高速通信ができるプラスエリアモードのデータ容量上限が15GBから30GBまでアップするのも特典の1つです。

＜auスマートバリューの対象プランと割引額＞

1. 使い放題MAX 5G ALL STARパック2：1,100円/月
2. 使い放題MAX 5G／4G テレビパック：1,100円/月
3. 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック（P）：1,100円/月
4. 使い放題MAX 5G／4G Netflixパック：1,100円/月
5. 使い放題MAX 5G／4G DAZNパック：1,100円/月
6. 使い放題MAX 5G with Amazonプライム：1,100円/月
7. 使い放題MAX 5G／4G：1,100円/月
8. auマネ活プラン 5G ALL STARパック2：1,100円/月
9. auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック：1,100円/月
10. auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック：1,100円/月
11. auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック（P）：1,100円/月
12. auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック：1,100円/月
13. auマネ活プラン 5G with Amazonプライム：1,100円/月
14. auマネ活プラン 5G/4G：1,100円/月
15. スマホミニプラン 5G／4G：550円/月
16. スマホスタートプランベーシック 5G/4G：550円/月

UQ mobileのスマホセット割「UQ自宅セット割 インターネットコース」では、UQ mobileの対象プランとセット契約すると、スマホ代が毎月最大1,100円割引になります。家族のスマホも最大10回線まで割引対象です。

＜UQ自宅セット割 インターネットコースの対象プランと割引額＞

1. トクトクプラン：1,100円/月
2. ミニミニプラン：1,100円/月
3. くりこしプラン+5G（S/M）：638円/月
4. くりこしプラン+5G（L）：858円/月

とくとくBBホームWi-Fiは、通信速度に地域差がある点に要注意です。流山市と横浜市でスマホ1台を接続したときの通信速度を計測したところ、横浜市では高画質動画を視聴できる目安の下り速度25Mbpsを上回りました。一方、流山市では25Mbpsを下回る時間帯も。事前に、自宅の地域での通信速度を調べておくのがおすすめです。

自宅の地域での通信速度を調べるときには、「みんなのネット回線速度」が便利です。検索欄に「L13 〇〇県」などと入力して検索すると、とくとくBBホームWi-Fiの通信速度が確認できます。下り速度が25Mbps以上であれば、候補に入れてもよいでしょう。

1. 昼：42.4Mbps
2. 通常：16.5Mbps
3. 通勤：20.5Mbps
4. 夜：33.9Mbps

1. 昼：43.2Mbps
2. 通常：52.7Mbps
3. 通勤：34.2Mbps
4. 夜：34Mbps

画面表示の応答速度はやや遅め。応答速度を表すPING値に通信速度と同じく地域差があり、今回の検証では流山市で50ms前後、横浜市で40ms前後でした。育成・レース・パズルといったジャンルのオンラインゲームで奨励されるPING値は50ms以下が目安なので、オンラインゲームをプレイするなら自宅の地域のPING値を調査しておきましょう。

1. 昼：43ms
2. 通常：49ms
3. 通勤：39ms
4. 夜：51ms

1. 昼：40ms
2. 通常：39ms
3. 通勤：36ms
4. 夜：45ms

なお、FPSや格闘ゲームといったジャンルのゲームではPING値15ms以下が奨励されており、前提としてホームルーターの性能では対応しにくいといえます。よりPING値が低いインターネット回線を求めるなら、光回線の導入も検討してみてくださいね。