フレッツ光のサービス提供エリアは？確認方法とエリア外だったときの対処法を解説

フレッツ光のサービス提供エリアを確認するときは、NTTの公式サイトでエリア検索をするのがおすすめです。24時間いつでも調べられて、結果がすぐにわかるでしょう。

NTT東日本またはNTT西日本の公式サイトにアクセスし、郵便番号・番地・建物名などの情報を画面に従って入力すると、判定結果が表示されます。

郵便番号がわからない場合は、都道府県からの検索も可能です。

公式サイトで調べてもフレッツ光のサービス提供エリアがわからないときは、NTTの問い合わせ窓口に確認してみるとよいでしょう。エリアに関する問い合わせをすると、オペレーターから詳細な回答がもらえる可能性があります。

問い合わせ窓口の電話番号は、0120-116116で、東日本エリア・西日本エリアで共通です。

ただし、東日本エリアに住んでいる人が西日本エリアに問い合わせる場合は、0800-2000116に発信してください。

電話の受付時間は午前9時から午後5時と短いため、注意しましょう。土日祝日も受け付けていますが、年末年始の12月29日から1月3日までは休止しています。

フレッツ光のサービス提供エリアを確認したい人は、代理店に調べてもらうのもひとつの手です。フレッツ光を提供している代理店が、把握している提供エリアを教えてくれる可能性があるでしょう。

フレッツ光より遅い時間まで営業している代理店もあるので、仕事終わりに確認したい人は問い合わせしやすいと考えられます。ただし営業色が強く、契約を迫られるケースもあるため注意しましょう。

フレッツ光は、サービス提供エリア内であっても建物によっては設備が整っておらず、契約できない場合があるため注意しましょう。

とくに、集合住宅やテナントビルなどは、配管設備などの構築や使用が必要になる場合があります。建物のオーナーや管理組合の承諾を得る必要が生じますが、入居者1人の都合で設備を変更するのは難しいと考えられるでしょう。

フレッツ光を利用中に、東日本・西日本エリアをまたぐ引越しをする際は、一旦解約して再契約する必要があります。フレッツ光を提供するNTTは、東日本と西日本に分かれており、契約の継続ができません。

再契約の際には、新規契約時と同額の移転工事費が発生します。戸建て住宅の工事費は19,800円、集合住宅の工事費は16,500円、集合住宅のLAN方式は8,360円です。

ただし、移転工事費に割引が適用され、最大で半額程度お得になる可能性も。引越しの際は割引が適用できるか、NTTに問い合わせてみましょう。

フレッツ光の利用中に同じエリア内で引越すときも、手続きが必要です。引越し先がエリア外の可能性もあるため、回線を継続するなら申込みを行いましょう。

手続きに必要な情報は、新居の住所・利用中の電話番号・契約者名義・お客さまID・工事の希望日・引越し予定日です。

手続きの際は、まず公式サイトで申込みを行います。引越し後は、工事予定日に開通工事が実施されるので、完了したら接続設定を行いましょう。

なお、引越し先でインターネットを利用できるようになるまでは、2〜4週間ほどかかるので注意が必要。利用開始日までにWi-Fiが必要なら、モバイルWi-Fiルーターなどをレンタルしたり、近くの無料Wi-Fiスポットを利用したりしましょう。

フレッツ光のサービス提供エリア外だったときは、他社回線を検討しましょう。会社によってはフレッツ光と異なる回線を独自に保有している場合があり、契約できる可能性も。

たとえば、NURO光・eo光・コミュファ光などが、独自回線に該当します。独自回線は提供エリアが限られていて加入者が比較的少なく、通信速度が速い傾向にあるので、快適に利用できる可能性が高いでしょう。

どの回線が適しているか迷っている人は、以下の記事を参考にしてみてください。光回線を選ぶ際にチェックしておきたいポイントと、おすすめの光回線を紹介しています。

フレッツ光や他社回線のサービス提供エリア外だったときは、ホームルーターを試してみるのもおすすめです。ホームルーターはモバイル回線を使ってインターネットに接続するため、光回線の提供エリア外でも利用できる可能性があります。

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけでWi-Fiが繋がる据え置き型のWi-Fiルーターのこと。工事が不要なため、賃貸物件でも管理会社に確認せずに利用できます。ただし、光回線と同様に、事前に対象エリアの確認が必要です。

ホームルーターは、au・ドコモ・SoftBank・楽天モバイルなどさまざまな通信会社から提供されており、料金や通信速度はそれぞれ異なります。以下の記事では、ホームルーターごとの特徴を解説しているので、自分に適した機器を調べたい人はチェックしてみてください。

フレッツ光や他社回線のサービス提供エリア外だったときは、モバイルWi-Fiルーターを活用するのもひとつの手です。

ホームルーターと同様に、モバイル回線を使ってインターネットに接続するため、光回線の提供エリア外でも利用できる可能性があります。

モバイルWi-Fiルーターは、コンパクトで持ち運びもできるWi-Fiルーターです。電源を入れるだけですぐに使えて、利用中のコンセント接続も不要なため、外出先でWi-Fiに繋ぎたい人は便利に活用できるでしょう。ただし、モバイルWi-Fiルーターも、事前に対象エリアの確認が必要です。

回線速度はホームルーターより遅い傾向にあるため、どちらが自分に適しているかよく検討したうえで契約しましょう。

モバイルWi-Fiルーターは、数多くの事業者から提供されているため、契約前の比較が大切です。mybestでは、おすすめのモバイルWi-Fiルーターを徹底検証しているので、Wi-Fi選びに迷ったら参考にしてみてください。