多彩な料金プランとオプションで、高速通信のインターネットが楽しめるフレッツ光。別のインターネットサービスへの切り替えを考えているものの、解約方法が分からず困っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、フレッツ光の解約方法・手順や費用などを詳しく解説します。解約時の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
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フレッツ光を解約するときは、インターネットが利用できない期間や無駄な料金の支払いが発生しないよう注意してください。以下で手順を詳しく解説します。
インターネットを申し込みしてから、開通工事が終了するまでは1週間~2週間ほどの日数が必要です。フレッツ光を最初に解約すると、ネット回線が開通するまでインターネットの利用できない期間が生じてしまいます。
フレッツ光の解約日は指定ができるため、開通予定日が明確になってから解約の手続きを進めるのがおすすめです。あらかじめ次に使うインターネット回線を決めておきましょう。
フレッツ光とプロバイダの両方を契約している人は、フレッツ光を解約する前にプロバイダの解約をしましょう。
プロバイダの解約は受付完了するまで、時間がかかる場合があります。解約に想定外の時間がかかり締め日に間に合わないと、契約が自動更新されてしまい利用しない月でも費用が発生する可能性があります。余計な料金が発生しないように、フレッツ光とプロバイダの解約日を合わせて手続きをしましょう。
ただしプロバイダを解約すると、使用していたメールアドレスが使えなくなってしまいます。一部のプロバイダでは、メールアドレスを継続するサービスも行っているためアドレスを残したい人は、解約時にオペレータへ相談しましょう。
インターネット回線の申し込みとプロバイダの解約手続き後は、フレッツ光の解約申請をしましょう。フレッツ光の解約方法はインターネットと電話から可能で、メールからの解約には対応していません。
インターネットから解約する場合は、フレッツ光解約の申し込みページより受付ができます。ネットからの解約時には、お客さまID・ご契約名義・郵便番号・住所・建物取り壊し予定について・電話番号・メールアドレスが必要です。
フレッツ光の解約専用窓口は、0120-116-116です。NTT東日本と西日本共通の番号で、受付時間は午前9時~午後17時(年中無休・年末年始を除く)までです。平日の12時~13時のお昼休憩時や夕方、土日祝はつながりにくいため、それ以外の時間帯に電話をすることをおすすめします。
フレッツ光の解約申請後は、送られてくる返却キットを使いレンタル機器を返送しましょう。返却キットは、着払いのため送料は一切かかりません。ただし、返却するものが不足している場合は代金が請求される可能性があるため、注意してください。
光回線の撤去工事は基本的に不要です。撤去が必要な場合は、事前にオペレーターから案内があるため指示に従い工事日の日程調整をしましょう。
NTT東日本のにねん割りやNTT西日本の光はじめ割を契約している人は、更新月以外での解約をすると4,400円の費用が発生します。にねん割りとひかり割は、2年ごとの継続利用を前提としており更新月に解約をしないと自動更新されるサービスです。
にねん割りは利用期間満了月、翌月、翌々月の3か月間以外で解約をした場合に戸建てで4,950円、集合住宅は1,650円の解約金。光はじめ割は利用期間満了月、翌月、翌々月の3か月間以外で解約した場合に戸建てで4,400円、集合住宅で2,200円の解約費用が請求されます。
フレッツ光を解約する際は、いくつかの注意点があります。次のインターネット契約を考えている人は、事前にチェックしておきましょう。
フレッツ光から光コラボへの乗り換えは、解約手続きではなく転用手続きが必要です。転用続きはフレッツ光に連絡し、転用承諾番号を取得して光コラボの新規契約を行います。
光コラボは、NTT光回線とプロバイダのサービスが1つになったサービスのこと。フレッツ光の回線をそのまま活用するため、乗り換え時の解約は必要ありません。ひかり電話を利用中の人は、電話番号は代わらず引き継ぎができます。
ひかり電話はフレッツ光の回線を利用したサービスであるため、ひかり電話の番号は解約後に使えなくなる可能性も。
契約時にNTTの固定電話番号を引き継いでいる場合は、そのまま継続ができるかどうかNTTへ事前に確認しましょう。
フレッツ光を解約すると、フレッツ光メンバーズクラブからも退会扱いとされてしまうため、貯めていたポイントは失効してしまいます。
フレッツ光メンバーズクラブで貯めていたポイントは、電子書籍や音楽、NTT東日本サービスの料金支払いなどに使用可能です。解約日前までに、残りのポイントはすべて使い切ることをおすすめします。
フレッツ光の工事費用は1か月目に初期費用を支払い、2か月目から分割費用を支払う仕組みになっています。
たとえば、NTT東日本エリア/集合住宅の人で残回数7回の場合は、6か月分×687円、最終月699円で総額4,821円の請求。戸建ての人で残回数7回の場合は、7か月分×825円で総額5,775円を請求されます。
NTT西日本エリア/集合住宅VDSL方式の人で残回数7回の場合は、7か月分×400円で総額2,800円、LAN方式の人は7か月分×200で総額1,400円、ファミリータイプは7か月分×500円で総額3,500円がかかります。
解約時には月額料金が発生しますが、東日本と西日本で請求方法に違いがあるため注意が必要です。NTT東日本では解約月の月額料金が1か月分すべて発生し、NTT西日本では日割り計算された分が請求されます。
NTTが提供している光回線ということもあり、安心して使えるフレッツ光。しかしフレッツ光よりもお得な他の光回線を検討している人も多いのではないでしょうか。
以下の記事ではおすすめの光回線サービスや失敗しない選び方などを紹介しています。フレッツ光と他社を比較検討したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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