ビーズを使ったモチーフやアクセサリー作りに必須のアイテム、手芸用テグス。作りたい作品に合わせて使い分けることで、より満足のいく仕上がりになります。とはいえ、ナイロン製・シリコン製・フロロカーボン製などさまざまな種類があり、太さやカラーの異なる商品がたくさんあるので、どれを選ぶべきか迷ってしまいまいますよね。
そこで今回は、手芸用テグスのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。趣味でアクセサリー作りを楽しむ方に嬉しいコスパのよい商品や、初心者でも扱いやすいタイプも登場しますよ。丈夫なナイロンから伸びるゴムタイプまで上手に使い分けて、もっと作品作りを楽しみましょう!
三年間家政科専門学校にて基礎を学び、被服製作技術検定にて洋裁・和裁の1級を取得。他にも美容師免許・ヘアケアマイスターなどの資格も保持しており、大手美容メディアの監修をはじめ、様々な媒体で美容やトレンドについて配信している。現在はライターとして活動し、洋裁・和裁の面白さを伝える記事や美容系記事、監修やコラムなど幅広く執筆。常に情報をアップデートしながら、読者に分かりやすく魅力の伝わる文章を心がける。「楽しみながら子育て」をモットーに、日々奔走中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
選び方をご紹介する前に、手芸用テグスのタイプについてご説明します。手芸用テグスには、伸びない「スタンダードなタイプ」と、伸びる「ゴムタイプ」がありますので、自分の用途に合うのはどちらかを、まずチェックしてください。
伸びない「スタンダードタイプ」は、ビーズモチーフやビーズステッチなど、編み込んで使う場合に便利。商品数が多くバリエーションが豊富なので、ビーズや作品に合わせて選べるのが魅力です。ただし、伸びないため、ネックレスなどのアクセサリーを作る際は、着脱のための連結パーツを併用する必要があります。
伸びる「ゴムタイプ」は、テグスの伸び縮みで着脱するアクセサリーに使われます。例えば、複雑な編み込みを必要としない、パワーストーンのブレスレットではこのタイプが主流です。「大きめのパーツで、簡単なブレスレットを作りたい」という方は、迷わずこちらを選びましょう。
手芸用テグスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
伸びないテグスは、ビーズモチーフやビーズアクセサリーを作る際に大活躍します。「結びやすさ」や「モチーフの立ち上がり」をポイントに、選んでくださいね。
ただし、注意点として、ナイロンは長時間太陽光に当たると紫外線で劣化してしまいます。窓際の風鈴やモビールなど、太陽光によく当たる作品には、「フロロカーボン」や「ホンテロン(ポリエステル)」などの他の素材のテグスを使うのがベターです。
とはいえ、日常使いするアクセサリー程度であれば、紫外線劣化のデメリットは気にならないことがほとんど。それ以上に、「結び目がほどけにくい」ことは大きなメリットです。テグスの扱いに慣れていない初心者の方にも、おすすめですよ。
ビーズでモチーフを作ったり、ビーズステッチをするなら、硬めでハリのあるテグスがおすすめ。「形がなかなか整わない」、「ふにゃっとしてしまう」などの悩みがある方は、テグスを変えると解決することも多いです。目安として、「フロロカーボン」や「ホンテロン」素材を選ぶと失敗しにくいですよ。
フロロカーボン・ホンテロンは、あまり大きな使用感の違いはありませんが、ホンテロンの方がより仕上がりの「カッチリ感」が強いのが特徴です。そのため、ネックレスなど、しなやかさが必要な作品にはあまり向きません。そういった作品には、フロロカーボンか、ナイロンを使うようにしましょう。
伸びるゴムタイプのテグスは、材質によって2種類に分けられます。切れにくさや、仕上がりの好みで選ぶのがポイントです。
ゴムタイプのテグスで人気の「オペロンゴム」は、極細繊維が束状になっており、柔らかくしなやかなのが特徴です。繊維が少しずつほころんで劣化するため、切れる前に修理ができるのが最大のポイント。
白色が一般的で、カラータイプもありますが、透明タイプは無いので注意しましょう。「透明でなくてもよい」、「急に切れるのを防ぎたい」という方は、オペロンゴムを選ぶと良いですよ。
透明な「アンタロンゴム(別称モビロン)」は、テグスの色で作品の雰囲気を壊したくないときにぴったり。断面が丸く、レンズのような効果があるため、水晶など透明度の高い天然石とも合います。
テグスの太さは、「号数」で確認し、通したい素材によって使い分けましょう。穴が大きい素材には、相応の太いテグスを使うことで、キレイで安定した仕上がりに。目安として、「丸小ビーズ」や「ソロバン型ビーズ」には2号、大きいビーズで強度を持たせたいときには3号以上を選ぶと良いですよ。
ただし、号数はあくまで「基準値」。商品や素材によって太さが異なる場合もあるので、「mm」での表記があれば、併せてチェックしておいてくださいね!
なお、4号以上は、カラーテグスも豊富。透明や淡色の素材を使う場合、透明なテグスだとかえって目立ってしまうことも。そんなときは、あえて素材と同系色のテグスを選んだり、テグスを差し色として使うのもおすすめですよ。作品の幅がぐんと広がるので、ぜひ試してみてくださいね。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
素材 | 号数 | |||||
1 | セレクトエージャパン シリコンゴム | ![]() | ゴム通しワイヤー・作り方解説書付きで初心者にもGood | ポリウレタン | 0.8mm | |
2 | トーホー テグス|6-11-0 | ![]() | 細くても丈夫。小さなビーズを通しやすいナイロンテグス | ナイロン | 1号:0.17mm | |
3 | ワークアップ きらきらぷんぷん丸|オペロンゴム|OPR-001 | ![]() | ゴムが切れても、ビーズが散らばりにくい | オペロンゴム | 不明 | |
4 | PH PandaHall オペロンゴム | ![]() | 大容量だから大きな作品にも対応可能 | オペロン | 0.2mm | |
5 | ESBAET テグス | ![]() | 結び目を隠しやすいから仕上がりに差が出る | ポリウレタン | 0.8mm | |
6 | LOKIPA ブレスレット用ゴム | ![]() | 4種類のサイズがセット。作品にぴったりな太さを選べる | ポリウレタン100% | 0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm | |
7 | Bigood オペロンゴム | ![]() | 鮮やかな赤色のゴム。たっぷり10mでたくさん使える | オペロンゴム | 不明 |
ブレスレットやネックレスを手作りをするなら、使いやすい工具を揃えておきましょう。手早くできて、きれいに仕上がりますよ。初心者の方には、代表的な工具が揃った「工具セット」も便利。以下の記事では、その選び方のポイントや人気商品をご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
1位: セレクトエージャパン|シリコンゴム
2位: トーホー|テグス|6-11-0
3位: ワークアップ|きらきらぷんぷん丸|オペロンゴム|OPR-001
4位: PH PandaHall|オペロンゴム
5位: ESBAET|テグス
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