シャンプー後のペットの皮膚や被毛を乾かす犬用ドライヤー。ペットドライヤーとも呼ばれ、スタンド型やハンディタイプ、ブラシ型など種類はさまざま。さらに、温度と風量調節、静音設計など機能の違いも豊富なので、「人間用のドライヤーではだめ?」「速く乾くものはどれ?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の犬用ドライヤー17商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの犬用ドライヤーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな犬用ドライヤーは「使いやすくて速く乾くうえ、犬にとってもやさしい商品」。徹底検証してわかった犬用ドライヤーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
生体販売・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー等を経験し、現在は大手ペット専門学校講師、海外製ペット用品の開発・販売、ペット関連プロモーション事業にも従事。トリマー兼トレーナーとして動物保護活動にも取り組む。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
速乾性が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「犬の皮膚被毛を速く乾かせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「犬種問わず飼い主さんのドライの負担が少なく安心して使えて、長時間使っても疲れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
熱が上がりにくい商品として、ユーザーがとても満足できる状態を「熱の上昇が小さく、犬に嫌がられにくいうえ、皮膚被毛を痛めにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ドライ中の静かさが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「作動音が小さく、犬を怖がらせにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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シャンプー後の愛犬のドライに人間用のドライヤーを使用する飼い主さんもいますが、犬の皮膚や被毛のことを考えるとあまり推奨はできません。
犬の皮膚は人間の1/3〜1/5ほどの薄さであるため、ペット向けのドライヤーは人間用よりも20〜40℃ほど低い温度に設定されています。
人間用のドライヤーを使う場合は熱さに配慮しなければいけないので、そのぶん時間がかかり、飼い主と愛犬に負担がかかることも少なくありません。安全性だけでなく時短のためにも、ペット用のドライヤーを買うことをおすすめします。
ドライヤーを使用しない飼い主さんもいるようですが、生乾きは雑菌の繁殖や悪臭の原因になります。皮膚トラブルを抱えている場合は症状の悪化にもつながるので、しっかりと乾かすことが大切です。
ドライヤーとブロアーの違いは風量(風速)にあります。犬用ドライヤーは風速12〜16m/sほどのやや強めの風で、熱を利用し乾燥させるもの。一方ブロアーは、風速20〜60m/sほどの大風量で、毛についた水分を吹き飛ばすものです。
役割が違うため風量に明確な違いがありますが、なかには温風の出るブロアーなど、ドライヤー代わりに使用できるものもあります。さらにドライヤーの形状にも種類があるので、このコンテンツを参考に飼い主さんと愛犬に合った犬用ドライヤーを見つけてくださいね。
ブロアーは小型犬には風量が大きすぎるケースがほとんど。体重が軽い犬は飛ばされてしまうリスクもあるため、基本的には中型犬〜大型犬に使用することをおすすめします。
犬用ドライヤーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
犬用ドライヤーに速乾性は必要不可欠ですが、まずは飼い主さんにとって乾かしやすいものであることが大事。そもそも犬にドライヤーを使う際は、基本的にブラッシングをしながら乾かす必要があります。ブラシをかけることで毛の絡まりや毛玉の発生を防げるうえ、毛の奥にも風が入りやすくなり、結果的に速く乾くのもメリットです。
置き型(スタンド型)の犬用ドライヤーはハンズフリーで使えるので、愛犬を片手で押さえながらブラッシング可能。ブラシを置けば両手が空くため、作業中に動き回ってしまう犬のドライにも使いやすいでしょう。
置き型のなかでも、風の吹き出し口を好みの角度や方向に調節できる犬用ドライヤーがおすすめです。一定の角度でしか当てられないドライヤーや、3段階ほどで角度を変えられても思った箇所に当てられないドライヤーだと使いにくいことも。
吹き出し口を柔軟に動かせるものなら、乾かしたい場所に風を当てやすいのはもちろん、犬の大きさやドライ時の姿勢に合わせやすいでしょう。少なくとも180度以上角度を変えられる犬用ドライヤーを選べば、愛犬のドライをスムーズに終えられますよ。
ドライをする際には胸・わき・内股とさまざまな箇所からドライヤーの風を当て、生乾きを防ぐ必要があります。そのためにも、自由に風を当てられる商品がおすすめです。
ちなみに、短毛種の場合もドライヤーのみでは完全に乾かしきるのに時間がかかります。しっかりとタオルドライをしたのち、皮膚にあたっても痛くないラバーブラシを使いながらドライヤーで濡れた被毛を完全に乾かしましょう。
ブロアーとは前述のように、大風量で毛についた水分を飛ばして乾かす道具のこと。トリミングサロンなどでトリマーが使う業務用のブロアーを一般家庭向けに販売している場合が多く、このコンテンツでは温風の出るブロアーのみを選定しています。
強力な風で水分を吹き飛ばすため、被毛が多いダブルコートの犬種や大型犬など、乾かすのに時間がかかる犬種を飼っている場合にはブロアーが活躍するでしょう。1匹あたりのドライ時間をできるだけ短縮したい、多頭飼いの飼い主さんにもおすすめですよ。
ただし、強力な風と大きな音が出るので犬に嫌がられやすい点がデメリット。また、体重が軽い小型犬や踏ん張る力が弱い犬にはブロアーの大風量が危険な場合もあるため、犬の性格や体格を十分に考慮する必要があるでしょう。
さまざまなことが理由で、ドライヤーを嫌がったり、トラウマを持ってしまったりするペットもいます。ここではその主要な原因である「音」と「熱」について、それぞれ選ぶ際のポイントを紹介します。
犬がドライヤーを苦手に感じる大きな原因として、音の大きさが挙げられます。今までドライヤーのスイッチを入れた途端に驚く様子を見せたり、興奮して吠えたりしたことがある愛犬には気にしてあげたいポイントです。
とはいえ犬用ドライヤーは温度が低いので、それをカバーするための風量の大きさが原因で比較的大きな音になりがち。静音設計に優れた犬用ドライヤーは、人間用のドライヤーよりも静かといえるラインの80dB以下を目安に選ぶのがおすすめです。
各ドライヤーの作動音の大きさはランキングで詳しく説明しているので、参考にしてくださいね。
犬がドライヤーを嫌がる原因として次に考えられるのは、ドライヤーの熱で犬が熱いと感じていることです。いくら温度が低く設定されているとはいえ、犬の皮膚の状態や乾かし方、乾かす時間によって、犬が熱いと感じてしまうことも考えられます。
ドライをしている最中に嫌がる様子を見せたことがある犬や、皮膚がデリケートな犬の飼い主さんは気にしたいところ。熱の上昇を抑えられるように、温度や風量の調節ボタンを細かく調節できる犬用ドライヤーがおすすめ。風量を調節できると、毛量の多い犬でも効率的に乾かせるうえに、強風を嫌がる犬にも対応しやすくなりますよ。
皮膚がデリケートな子には、冷風モードや40℃以下の低い温度で使用するのがおすすめです。
お腹や足裏などの乾かしにくい場所のドライは苦労するもの。ドライ時にどうしても生乾きの箇所が残ってしまう場合、ハンディタイプの犬用ドライヤーの併用も検討しましょう。
ハンディタイプのドライヤーなら、手で持って細かく自由に動かしやすいので乾かしたい場所をピンポイントで狙えます。パワーが弱かったりコードが邪魔になったり、全身を乾かすドライヤーとしてはやや不便ですが、サブとして1台置いておけば、乾かしにくい部分も重点的に乾かせて便利でしょう。
ハンディタイプは飼い主さんの片手が埋まるので、基本的にはあまりおすすめできませんが、ブラシの併用が不要な短毛種やドライヤー慣れしている犬のドライにはおすすめできます。
乾かしにくい箇所は、喉・脇の下・おへそまわり・内股・尾先など。とくに腹部が濡れていることが悪臭の原因になる場合もあるので、細かい部分までしっかりとドライをするのが大切です。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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速乾性 | 使いやすさ | 熱の上がりにくさ | 静音性 | 幅 | 奥行 | 高さ | 種別 | タイプ | 本体重量 | コードの長さ | ホースの長さ | 風速(実測) | 消費電力 | 風量調節機能 | 温度調節機能 | 安全機能 | |||||||
1 | PAWSROOM ハンズフリードライヤー | ![]() | 4.73 | ハンズフリーで使いやすいブロアー。速乾力もあるベストバイ | 5.00 | 5.00 | 4.75 | 4.06 | 15.2cm | 29.2cm | 23.7cm | ブロアー | 置き型、ハンディ | 2.95kg(持ち手の重量:約570g) | 1m | 82〜278cm | 29m/s | 2000W | |||||
2 | イツワ商事 DUZ プレミアム ハンズフリードライヤー|IMD-1000T | ![]() | 4.65 | 1位 | 乾かしたい箇所に当てやすい。犬への配慮が伺える点も好印象 | 4.02 | 5.00 | 4.24 | 4.68 | 18.0cm | 6.2cm | 18.0cm | ドライヤー | 置き型 | 1kg | 1.7m | 56cm | 4.3m/s | 900W | ||||
2 | イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PRO | ![]() | 4.65 | 12位 | 風量と温度が細かく調節可能。ハンズフリーで使いやすい | 4.07 | 5.00 | 4.22 | 4.67 | 24.0cm | 16.0cm | 18.9cm | ドライヤー | 置き型 | 1.2kg | 1.9m | 55cm | 5.5m/s | 900W | ||||
4 | 三ッ谷電機 Pétion|ペットドライヤー スリム|PSM-1100 | ![]() | 4.33 | 5位 | 好みの高さ・角度でしっかり固定。犬種を問わず使える | 4.03 | 4.70 | 3.98 | 4.08 | 4.00cm | 23.0cm | 44~56.5cm | ドライヤー | 置き型 | 2.8kg | 1.8m | 4.6m/s | 1100W | |||||
5 | XKISS 犬用 ドライヤー | ![]() | 4.12 | 3位 | 温度を抑えつつ素速く乾かせる。速乾性重視の飼い主さんに | 4.99 | 4.04 | 5.00 | 3.46 | 29.0cm | 44.0cm | 20.0cm | ブロアー | ハンディ | 4.8kg(持ち手の重量:約535g) | 1.7m | 62〜230cm | 24.7m/s | 2800W | ||||
6 | Urtzcoye ペットドライヤー | ![]() | 4.11 | 風量を細かく調節できて速く乾かせるが、作動音は大きい | 4.94 | 4.04 | 5.00 | 3.45 | 13.0cm | 37.5cm | 17.0cm | ブロアー | ハンディ | 4.6kg(持ち手の重量:約540g) | 1.7m | 63〜290cm | 23.8m/s | 700~1500W | |||||
7 | XKISS 犬用ドライヤー | ![]() | 4.09 | 10位 | 細かい温度・風量調節と高い速乾性が魅力。稼動音は大きい | 5.00 | 4.17 | 5.00 | 3.22 | 21.0cm | 17.0cm | 32.0cm | ブロアー | 置き型 | 4.1㎏(持ち手の重量:約340g) | 1.7m | 170cm | 30.7m/s | 3200W | ||||
8 | BreeRainz ペットドライヤー | ![]() | 4.04 | 細かく温度調節が可能で、速乾性も優秀。しかし音は大きい | 4.51 | 3.96 | 4.95 | 3.47 | 15.0cm | 32.0cm | 20.0cm | ブロアー | ハンディ | 4.15kg(持ち手の重量:約575g) | 1.6m | 76~230cm | 15.2m/s | 1500W | |||||
8 | Petmoon ペットドライヤー | ![]() | 4.04 | 2位 | 速乾性は高いが、ホースが固定できず片手が塞がってしまう | 5.00 | 3.88 | 4.83 | 3.54 | 16.5cm | 38.0cm | 18.0cm | ドライヤー | 置き型 | 4.68kg(持ち手の重量:約440g) | 1.5m | 76~230cm | 32.8m/s | 700~1500W | ||||
10 | ST−MART DOGOne|Quick Dry | ![]() | 4.02 | 4位 | 大型犬にも使いやすいが、稼動音が大きいのがネック | 4.68 | 3.88 | 5.00 | 3.49 | 17.0cm | 37.0cm | 19.0cm | ブロアー | ハンディ、置き型 | 3.5kg | 2.6m | 80~260cm | 18.6m/s | 1400/1450W |
種別 | ブロアー |
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タイプ | 置き型、ハンディ |
風速(実測) | 29m/s |
良い
気になる
「ハンズフリードライヤー」は素早く愛犬のドライをしたい速乾力が高い物を探している人にぴったり。高パワーで水分を吹き飛ばすブロアータイプのドライヤーです。
温度は3段階で変えられるうえ、風量は調節ネジで細かく調整可能。またノズルは固定できるものと柔軟に動かせるものの2種類あり、好みに合わせて置き型かハンディで使い分けられるのもうれしいポイントです。
風速を計測すると29m/sを記録。とても強い風なので、小型犬1匹であれば20分以内でドライが完了する想定です。犬の体格を考慮する必要はあるものの、高い速乾力が最大のメリットといえます。
ブロアーのなかでは比較的静かに作動し、静音性の検証では約84dBを記録。掃除機のような音が出るので、使用する際は環境や犬の性格を考慮しましょう。作動時の温度は低めで、ファーに30秒間当てても温度の上昇を約33℃までに抑えました。犬の体温よりも低いので、犬が怖がる心配は少ないといえます。
速乾性と使いやすさを両立した、ベストバイ犬用ドライヤーといえるでしょう。大型犬や被毛の多い犬、多頭飼いの飼い主さんにとくにおすすめの商品です。
幅 | 15.2cm |
---|---|
奥行 | 29.2cm |
高さ | 23.7cm |
ホースの長さ | 82〜278cm |
消費電力 | 2000W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 4.3m/s |
良い
気になる
「DUZ ハンズフリー ドライヤー」は使いやすく愛犬へのドライを楽に行いたい人におすすめ。愛犬に合わせてパワーやノズルの向きを変えれるので扱いやすいといえます。
温度は4段階、風量は3段階の調節が可能で、愛犬に合わせて設定できます。置き型なのでブラッシングとドライを同時にでき、飼い主さん1人でドライを終えられる点もうれしいポイント。角度によってはノズルが安定しない箇所があったものの、吹き出し口のついたノズルを細かく角度調節でき、細かい部分に当てやすいのがとても好印象でした。
風速は4.3m/sと、海風ほどの強さを計測。小型犬でも全身のドライに1時間ほどかかる可能性があるので、適宜休憩をとる必要があるでしょう。
しかし犬へのやさしさという観点では、ペットに配慮して作られている印象です。静音性の検証では約73dBと、静音ドライヤーともいえる静かさを記録。30秒乾かしたあとのファーの熱も、犬の体温に近い約39℃にとどめました。
速乾性の検証ではやや結果が振るいませんでしたが、犬へのやさしさに配慮された、使いやすい置き型ドライヤーといえます。小型犬を飼っているドライ初心者や、犬への配慮を重視したい飼い主さんにおすすめです。
幅 | 18.0cm |
---|---|
奥行 | 6.2cm |
高さ | 18.0cm |
ホースの長さ | 56cm |
消費電力 | 900W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 5.5m/s |
良い
気になる
「DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PRO」は使いやすく静かなドライヤーを探している人におすすめ。ドライヤーが初めての犬に対しての導入としても使えるでしょう。
愛犬に合わせて温度は6段階、風量は5段階の調節が可能。置き型でホースタイプのノズルなので好きな角度に調整し、ハンズフリーで使えます。そのため、愛犬にブラッシングをしながら丁寧なドライができるのは嬉しいポイント。
約73dBと静かといえる作動音だったうえ、30秒乾かしたあとのファーの熱は、約40℃と犬の体温に近い温度に。そのためびっくりさせる心配が少なく、犬の皮膚被毛に配慮したドライヤーといえます。風速は5.5m/sと砂埃が立つほどの数値で高い速乾性が期待できます。小型犬1匹のドライは、約40分で完了させられるでしょう。
愛犬にやさしく初心者でも使いやすい置き型ドライヤーを探している人におすすめの商品です。
幅 | 24.0cm |
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奥行 | 16.0cm |
高さ | 18.9cm |
ホースの長さ | 55cm |
消費電力 | 900W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROの評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
種別 | ドライヤー |
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タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 4.6m/s |
良い
気になる
調理家電や美容製品を取り扱う三ッ谷電機の「ペティオン ペットドライヤー スリム」。吹き出し口が2つあり、左右に270度ほど動かせるうえ高さ調節も可能なので、小型犬にはもちろん中型犬・大型犬にも使いやすいのが特徴の商品です。
温度・風量はそれぞれ3段階で調節が可能で、ペットの様子に合わせて使いやすい機能が十分にそろっているといえます。置き型ドライヤーなので、飼い主さん1人でもブラッシングしながらのドライが可能。吹き出し口のついたノズルは円形に可動し、乾かしたい部分に当てやすいうえしっかり固定できる点も使いやすく好印象でした。
風速は4.6m/sと、海風ほどの強さを計測。ドライには小型犬1匹あたり1時間ほどかかる可能性があるため、適宜休憩を挟んで乾かす必要があるでしょう。
静音性も83dBと、少し声を張れば会話が支障なくできる程度の作動音を記録。30秒乾かしたあとのファーの熱も、犬の体温に近い平均43℃にとどめており好印象です。犬へのやさしさに配慮されており、犬種を問わず使いやすい犬用ドライヤーといえます。
幅 | 4.00cm |
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奥行 | 23.0cm |
高さ | 44~56.5cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 1100W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
三ッ谷電機 ペティオン ペットドライヤー スリム PSM-1100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種別 | ブロアー |
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タイプ | ハンディ |
風速(実測) | 24.7m/s |
良い
気になる
ペット用ドライヤーを製造・販売しているXKISSの「犬用 ドライヤー」。大風量で水を吹き飛ばすブロアータイプのドライヤーで、温風が出るうえ細かく温度調節できるのが特徴の商品です。
温度は2段階の調節しかできませんが、風量は調節ネジで細かく設定できます。また、ホースタイプのノズルなのでフレキシブルに動かせて、乾かしたいところにピンポイントで当てられるのもメリットです。しかしハンズフリーでは使用できないため、ブラシをかけることを考えると2人がかりでのドライをおすすめします。
風速を計測すると24.7m/sと非常に強く、小型犬1匹なら20分前後でドライが完了するでしょう。犬の体格や性格に配慮する必要はありますが、ドライ時間を短縮できる、優れた速乾性を持っているといえます。
大風量を出すブロアーなので作動音は大きく、静音性の検証では約90dBを記録。音の大きな掃除機のような音なので、周囲の環境や愛犬の性格を考慮して使用しましょう。一方で、作動時の温度は非常に低く、ファーに30秒間当てたあとには約28℃を記録。犬の体温よりも10℃ほど低く、犬の皮膚被毛に負担がかかりにくい温度で好印象でした。
大風量で水を吹き飛ばして速乾させられるうえ、温度が低く犬の皮膚にやさしいので、愛犬に配慮しつつドライ時間をとにかく短縮したいという飼い主さんにおすすめの商品です。
幅 | 29.0cm |
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奥行 | 44.0cm |
高さ | 20.0cm |
ホースの長さ | 62〜230cm |
消費電力 | 2800W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ブロアー |
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タイプ | ハンディ |
風速(実測) | 23.8m/s |
良い
気になる
「ペットドライヤー」は、ペット用品のほかに3Dプリンタアクセサリの販売も行うUrtzcoyeの商品。強風で水を吹き飛ばすブロアータイプのドライヤーで、家庭用としてはもちろん業務用としても使えます。
温度の調節は2段階のみですが、風量は調節ネジでとても細かく設定が可能。ノズルが柔軟に動くホースタイプで、自由に動かせて細部まで風を当てやすい点が便利です。ただし吹き出し口は固定できないので、ブラッシングのことを考えると1人で扱うにはやや難易度が高いでしょう。ノズルの重さを含めた持ち手の重量は0.54kgで、腕にやや負担がかかります。
しかし風速を計測すると23.8m/sと非常に強く、小型犬1匹のドライを約25分前後で終えられるでしょう。水を吹き飛ばし、ドライ時間を短縮できるほどのパワーがあるため、乾かしにくいダブルコートの犬種や大型犬におすすめです。
ドライ時の熱の温度も低く、ファーに30秒間当てたあとの温度を測る検証では約30℃にとどめました。犬の体温よりも7〜8℃低いので、犬の皮膚被毛にやさしい温度といえます。ただし、作動音が約91dBと非常に大きい点に注意。音の大きな掃除機ほどの作動音なので、住宅環境やペットの性格・体格を考慮して使用してくださいね。
幅 | 13.0cm |
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奥行 | 37.5cm |
高さ | 17.0cm |
ホースの長さ | 63〜290cm |
消費電力 | 700~1500W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ブロアー |
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タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 30.7m/s |
良い
気になる
実際に検証で風速を計測すると30.7m/sを記録。非常に強い風を当てられるので、小型犬1匹であれば20分以内でドライが完了する想定です。犬の体格を考慮する必要はあるものの、高い速乾性が最大のメリットといえます。
風量が多い分作動音はやや大きく、静音性の検証では約87dBを記録。掃除機の作動音に匹敵するほどの大きさなので、周囲の環境や愛犬の性格を考慮して使用しましょう。一方で、ドライ時の温度は非常に低く、ファーに30秒間当てたあとには約30℃を記録。犬の体温よりも7〜8℃低いので、犬の皮膚被毛にやさしい温度といえます。
また、温度を細かく設定できるうえ、風量も好みに合わせて細かい設定が可能。ホースタイプのノズルを自由に動かせるので、乾かしたい部分に直接当てられるのが魅力です。ただし、ホースを手持ちする必要があるうえ、腕にはノズルの重さも含めて0.34kgの負荷がかかります。パワーがある分、初心者には扱いにくい点が懸念です。
幅 | 21.0cm |
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奥行 | 17.0cm |
高さ | 32.0cm |
ホースの長さ | 170cm |
消費電力 | 3200W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ブロアー |
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タイプ | ハンディ |
風速(実測) | 15.2m/s |
良い
気になる
家具からオフィス用品まで幅広い生活雑貨品を取り扱うBreeRainzの「ペットドライヤー」。温風機能のあるブロアータイプの商品で、35〜60℃間を1℃単位で調節できるのが特徴の商品です。
温度を細かく設定できるうえ、5段階の風量調節が可能で、好みに合わせて細かく設定できます。ホースタイプのノズルを自由に動かせるので、乾かしたい部分にダイレクトに当てられるのが魅力です。ただし、吹き出し口は手持ちが必要なうえ、腕にはノズルの重さも含めて0.57kgの負荷がかかります。パワーがあるぶん反動もあり、初心者には扱いにくいでしょう。
しかし風速を計測すると15.2m/sと強く、小型犬1匹の全身ドライであれば20分ほどで終えられるでしょう。いつものドライ時間を短縮できるパワーを持つため、ドライに時間がかかる大型犬・ダブルコートの犬種におすすめできます。
使用時の温度も上がりにくく、ファーに30秒間当てたあとの温度は約30℃を記録。犬の体温よりも低い温度なので、犬のデリケートな皮膚被毛にやさしい温度といえます。ただし、問題は作動音の大きさ。約90dBを記録し、一昔前の掃除機のような大きな音が出ます。ブロアーは水分を吹き飛ばす装置なのである程度の音の大きさは仕方ありませんが、愛犬の性格・体格を十分に考慮したうえで使用しましょう。
幅 | 15.0cm |
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奥行 | 32.0cm |
高さ | 20.0cm |
ホースの長さ | 76~230cm |
消費電力 | 1500W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
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タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 32.8m/s |
良い
気になる
ECサイトを中心にさまざまなペット用品を展開するPetmoonの「ペットドライヤー」。冷風温風モードを使い分け、四季で使えると謳っている商品です。
風速を計測すると32.8m/sと非常に高い数値を記録しました。とても強い風なので、小型犬1匹であれば20分以内でドライが完了する想定です。犬の体格や性格に配慮する必要はありますが、いつものドライ時間を短縮できる速乾力はいちばんのメリットといえるでしょう。
作動時の温度は非常に低く、ファーに30秒間当てたあとには約32℃を記録。犬の体温よりも5〜6℃低いので、犬の皮膚被毛にやさしい温度といえます。
温度の調節は2段階のみですが、風量は調節ネジを回すことでとても細かく設定が可能。ホースタイプのノズルは自由に動かせるので、細かい調整をしながら角度を変えて風を当てやすく便利です。ただし吹き出し口は固定できなく、片手が塞がってしまうので1人で扱うにはやや難しい点がネックになりました。
また、作動音が約90dBと非常に大きいので、犬の恐怖心を煽る可能性があり注意が必要です。使用前にペットに音を聞かせて慣れてもらうことをおすすめします。
幅 | 16.5cm |
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奥行 | 38.0cm |
高さ | 18.0cm |
ホースの長さ | 76~230cm |
消費電力 | 700~1500W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ブロアー |
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タイプ | ハンディ、置き型 |
風速(実測) | 18.6m/s |
良い
気になる
ST−MARTの「DOGOne Quick Dry」は、大型犬を飼っていて、犬用ドライヤーの使用経験がある人は検討の余地がある商品。温風が出るブロアータイプで、シーンに応じた使い分けができると謳っています。
使いやすさの観点では、風量を5段階・温度を3段階に調節できるのがメリット。また、ホースタイプで吹き出し口が360度回転するので、乾かしたい場所に風を当てやすく犬の姿勢にも合わせやすいといえます。ただし、片手が塞がってしまうので小型犬への使用には不向き。また、使い方にコツがいるため飼い主もある程度経験値が必要です。
風速は18.6m/sと優秀。素早く水分を飛ばしドライできるので、シベリアンハスキーやゴールデンレトリバーなどダブルコートの犬を飼っている場合にも活躍するでしょう。
作動時の温度が低いのも魅力で、ファーに30秒間当てたあとの温度を約26℃にとどめました。低温やけどのリスクは低いといえます。一方、稼動音が約90dBと大きめだったので、怖がりの犬には注意が必要。とはいえ、ブロワーとしても使えて速乾性も高いので、大型犬やダブルコートの犬種を飼っているなら選択肢になります。
幅 | 17.0cm |
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奥行 | 37.0cm |
高さ | 19.0cm |
ホースの長さ | 80~260cm |
消費電力 | 1400/1450W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
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タイプ | 置き型、ハンディ |
風速(実測) | 3.3m/s |
良い
気になる
マルカンの「トルネードエアードライヤー」は、本体についているスタンドを立てればフリーハンドで使えるハンディタイプのドライヤー。専用の「ハンズフリースタンド」を別途購入すれば、細かい角度調節が可能です。
温度は3段階、風量は2段階調節できるので基本的な調節機能は揃っているといえます。人間用のドライヤーのように動かせて、乾かしたい場所をピンポイントで狙える点はよいですが、問題は本体についたスタンド。ドライヤー本体のみだと一定の角度でしかハンズフリーで乾かせないため、いまひとつメリットに感じられませんでした。
風速を測定すると3.3m/sと小さめで、人間用のドライヤーより風が弱いように感じました。ハンディ操作が必須であることを考えると、ドライをするには疲れてしまうほど時間がかかりそうです。
ただし、静音性には優れており、犬用ドライヤーのなかでは静音性が高いといえるラインの80dB以下を記録。臆病なペットには慣れさせやすいでしょう。30秒間乾かしたあとのファーの温度は約44℃を記録し、やけどの恐れは少ないものの低温やけどの可能性のあるラインまで上昇し、いまひとつの結果でした。
幅 | 24.5cm |
---|---|
奥行 | 8.5cm |
高さ | 28.0cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 1200W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | ブラシ |
風速(実測) | 2m/s |
良い
気になる
ブラシつきのハンディタイプで自由に動かしやすく、これ一本でドライとブラッシングが完結する点が魅力。ただし温度は3段階で調節可能ですが、風量を変えられないのが気になりました。また、風の吹き出し口が1箇所しかないうえ小さいため、本体を持ったまま大きく動かす必要があります。ドライの労力を考えると、取り回しにくい形といえるでしょう。
風速を計測すると2.0m/sと弱く、速乾性には期待できない結果に。実際の使用シーンに置き換えると小型犬1匹を乾かすのに1時間以上かかると想定され、全身のドライをするには十分とはいえないでしょう。
しかし、ドライヤーから出る風の温度は低く、30秒間乾かしたあとのファーの温度は約31℃を記録。犬の体温よりも低い温度を記録し、皮膚にやさしい温度で乾かせるといえます。作動の音は約83dBと、静かめの人間用ドライヤーほどの音の大きさ。愛犬をホールドしながらドライできるのはよいものの、実使用を考えると手が疲れやすいため、部分的な使用をおすすめします。
幅 | 12.5cm |
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奥行 | 5.0cm |
高さ | 28.5cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 300W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | ブラシ |
風速(実測) | 1.8m/s |
良い
気になる
「ペットドライヤー」 は、自動給餌器やグルーミング製品などのペット用品を取り扱うVOOPHの商品。ブラシつきなのでこれ一本でブラッシングとドライが可能な、ハンディタイプのドライヤーです。
ブラシの併用が不要な点と、乾かしたい場所にピンポイントで当てられる点が便利。ただし、0.5kgとペットボトル1本分の重さがあるため、常に持ち動かすことを考えると快適に使える時間は限られるでしょう。温度は2段階調節できますが、風量は一定で変更できない点にも留意が必要です。
小さめの風の吹き出し口が1箇所しかないうえに、風速を計測すると1.8m/sと弱く速乾性には期待できないでしょう。実使用を考えると小型犬1匹を乾かすのに1時間以上かかると想定され、全身のドライをまかせるには労力がかかってしまいそうです。
一方で使用時の温度は非常に上がりにくく、30秒間乾かしたあとのファーの温度は約28℃と犬の体温よりも低い温度を記録。犬の皮膚にはやさしい温度で乾かせるといえます。しかし、作動の音は約87dBと低出力とは裏腹にやや大きめです。片手で愛犬を抱きかかえながらドライできる点は魅力ですが、部分的に使用するなどのサブ使用がおすすめです。
幅 | 12.8cm |
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奥行 | 8.0cm |
高さ | 30.0cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 不明 |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 5.8m/s |
良い
気になる
「フリーハンドドライヤー」は、ペットフードの有名メーカーであるドギーマンハヤシの商品。3段階で角度が調節できるため、ハンズフリーでドライできると謳っています。
調節機能としては十分といえる、3段階の温度調節・2段階の風量調節が可能です。置き型なのでハンズフリーで使える点はよいですが、部位によっては角度を調節できずに乾かしにくい場合も。実使用を考えるとペットの体勢やドライヤーの置き場所を変えたり、本体を持って乾かしたりする必要があるためやや使いにくいと感じました。
風速は5.8m/sと砂埃が立つほどの、やや強めの数値を計測。小型犬1匹のドライは、約40分で完了するといえます。ただし、熱が高く感じられた点にやや懸念が残りました。
実際に、ファーに30秒間当てたあとの温度は今回検証したなかでは一番高く、約50℃を記録。1か所に当て続けると低温やけどの恐れがある熱さです。使用する際には被毛から必ず20cm以上離したうえで、風を当てる場所をこまめに変えたり、冷風を活用したりしてペットの皮膚を傷つけないよう注意しましょう。作動音も約88dBとやや大きめなので、使用前にペットに音に慣れてもらう必要がありそうです。
幅 | 20.0cm |
---|---|
奥行 | 18.0cm |
高さ | 34.0cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 1200W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | ブラシ |
風速(実測) | 1.3m/s |
良い
気になる
ブラシつきのハンディタイプなので、これ一本でドライとブラッシングが完結する点が魅力。ただし温度と風速を2段階でしか調整できないのが気になりました。また、風速を計測すると1.3m/sと非常に弱く速乾性には期待できないでしょう。小型犬1匹を乾かすのに1時間以上かかると想定され、全身のドライをおこなうには労力がかかってしまいそうです。
使用時の温度は上がりにくく、30秒間乾かしたあとのファーの温度は約29℃と犬の体温よりも低い温度を記録。犬の皮膚にはやさしい温度で乾かせるといえます。しかし、作動音は約87dBとやや大きめ。人間用ドライヤーと同程度の音の大きさといえます。犬の全身をドライするには物足りないため、部分的な使用がおすすめです。
幅 | 12.2cm |
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奥行 | 5.3cm |
高さ | 28.0cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 320W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | ハンディ |
風速(実測) | 5.3m/s |
良い
気になる
ペット用品事業のほかに、防犯カメラなどのセキュリティ事業も手掛けるK1の「フェールプラスウィズペット」。3mと長めのコードが特徴で、遠赤外線で毛並みをサラサラに整えると謳っています。
温度は3段階・風量は2段階で調節可能で、基本的な調節機能は十分でしょう。人間用のドライヤーのように動かせて、乾かしたい場所にピンポイントで風を当てられるのもメリット。ただし1匹全身ドライをすることを考えると、終始ハンディ操作が必要なので疲れてしまうのが難点といえます。
風速を測定すると5.3m/sと砂埃が立つくらいの、少し強い数値を記録。小型犬1匹であれば40分ほどで乾かしきれると想定されます。高い速乾性が期待できるので、部分用であれば活躍の場はあるでしょう。
作動音は犬用ドライヤーのなかでは静かといえる79dBを記録。大きな音が苦手な犬には比較的慣れさせやすいドライヤーといえます。ただし30秒間乾かしたあとのファーの温度は約43℃を記録し、やけどの恐れは少ないもののやや高めの温度まで上昇し、いまひとつの評価となりました。
幅 | 20.0cm |
---|---|
奥行 | 10.0cm |
高さ | 23.0cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 1250W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | ハンディ |
風速(実測) | 19.1m/s |
良い
気になる
Jellyfishの「スマートペットヘアドライヤー」は、小型犬を飼っている人や部分使用用のコンパクトなドライヤーを探している人におすすめ。速乾力があり、乾かす面積が狭いほどすぐに乾かせるので手軽にドライできるといえるでしょう。
風速は19.1m/sと強く、小型犬1匹の全身ドライであれば20分ほどで終えられます。ドライ時間を短縮できるパワーがあるため、ドライに時間がかかるダブルコートの犬種でも乾かしやすいといえるでしょう。
しかしハンディタイプなので手で持ってのドライが必須。本体は0.53kgとペットボトル1本分ほどの重さがあるため、常に持って手を動かすことを考えると快適に使える時間は短いでしょう。温度は4段階調節できますが、風量は2段階の設定のみという点にも留意が必要です。
ドライヤーから出る風の温度は高すぎず、30秒間乾かしたあとのファーの温度は約41℃を記録。犬の体温と同じほどの温度で乾かせるので、犬の皮膚にはやさしいといえるでしょう。一方、作動音が約99dBと非常に大きいので、犬が恐怖感を覚える可能性があり注意が必要。使用前にペットに音を聞かせて、十分に慣れてもらうことをおすすめします。
幅 | 5.4cm |
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奥行 | 5.4cm |
高さ | 28.8cm |
ホースの長さ | |
消費電力 | 1350W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
mybestではベストな犬用ドライヤーを「使いやすくて速く乾くうえ、犬にとってもやさしい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の犬用ドライヤー17商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:速乾性
検証②:使いやすさ
検証③:熱の上がりにくさ
検証④:静音性
なお、今回は温風機能が備わっているブロアーも、犬のドライ時にドライヤーとして使用されるものと捉えて選定しています。
今回検証した商品
速乾性が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「犬の皮膚被毛を速く乾かせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
犬の毛を模したファーを使って各商品の速乾性をチェック。次に、速乾性に関わる要素を抜き出してそれぞれ計測したところ、「風速」の大きさが速乾性に強く影響することがわかりました。
上記を踏まえ、風速が大きいものほど速く乾かせておすすめと捉えてスコア化。なお風速の計測には風速計を使用し、風の吹き出し口から20cm離れた位置で計測しています。
各商品最大風量・最高温度の設定で測定
使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「犬種問わず飼い主さんのドライの負担が少なく安心して使えて、長時間使っても疲れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
熱が上がりにくい商品として、ユーザーがとても満足できる状態を「熱の上昇が小さく、犬に嫌がられにくいうえ、皮膚被毛を痛めにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
犬の毛を模したファーを20cm離したところから最も強いモードでブロー。30秒作動させたのちにサーモグラフィで毛の表面温度を測定し、温度が低いものほどおすすめとしてスコア化しました。なお、低温やけどの恐れがある温度(50度以上)に達したものは低評価としています。
ドライ中の静かさが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「作動音が小さく、犬を怖がらせにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ドライヤーの吐出口で作動時の音を2度測定し、その平均値を算出。音の大きさを表すdB(デシベル)の数値が低く静かなものほどおすすめとしてスコア化しました。
なお、人間用の一般的なドライヤーは80〜90dBほどといわれています。
犬用ドライヤーを購入しても、正しいドライ手順を理解していないとドライ時間が長くなったり、ペットの負担になったりすることも。ここでは正しいドライの方法とコツを紹介するので、ドライの参考にしてくださいね。
シャンプー後、まずはドライヤーを使う前にタオルでよく拭き、十分に水気を取っておくことが非常に大切です。毛の根元まで届くよう意識しながらタオルを動かし、ドライヤーをかける時間を短くするための下準備をしておきましょう。
とくにわきの下・わき腹・内股などは水分が残りやすいうえにドライヤーの風も当たりにくいので、タオルで念入りに拭いておくことが大切です。
タオルはドライ中にも活躍します。乾いたタオルを足元やお腹の下に置いておけば、触れているだけで水分が吸収されて時短につながりますよ。
犬にドライヤーを使う際は、全身にまんべんなくかけるのではなく、面積を小さく区切りながら乾かしていく方法が効率的です。同じ場所に風を当て続け、中まで乾いたことを確認したら次の場所に移りましょう。
また、「中心から末端へ」というのも大きなポイント。最初に面積の大きい背中やお腹を乾かし、そのあと足・尻尾などに取りかかりましょう。顔や耳は、温度を下げたうえで最後に乾かすのがおすすめです。
このような方法であれば乾き残しがなく、いやなにおいを防いで抜け毛もしっかり取り除けますよ。
犬の顔や耳は大変デリケートで、犬は直接熱風が当たることをとても嫌がります。
顔の正面から風を当ててしまうとドライアイになる危険性があるので、風の向きが頭頂部から鼻先の方向になるよう意識しましょう。
犬がドライヤーを嫌がる原因は、ドライヤーの熱や風量、音にあることがほとんど。これがトラウマになるとドライ中に抵抗され、ドライ時間が伸びてますますドライヤーを嫌がるようになってしまうので悪循環です。
ドライをするときはまずは弱風から試し、やさしく声をかけたりおやつで気を紛らわしたりして工夫するとよいでしょう。とくに嫌がられる顔周りのドライ時は、様子を見ながら風が目に当たらないように手を当ててあげるなど、愛犬が嫌がらない方法を模索することが重要です。
どうしてもドライヤーを嫌がって暴れる場合は、乾かす前・乾かしたあとの合計2回、ご褒美としておやつを与えるのもひとつの手。ドライヤーとおやつが結びつき、嫌なイメージを取り除ける可能性があります。
ドライヤーの音がとくに大きい場合は、使う直前にスイッチを入れるのではなく、あらかじめ稼働させて犬に音を聞かせておくのもおすすめです。音に慣れ、スムーズに使用できる場合もあります。
犬用ドライヤーを長く使うためには、使用後のお手入れが必須。使用後には、吸い込み口についた毛を歯ブラシ等で取り除くなど、毛の除去掃除を必ず行いましょう。
とくにダブルコートや長毛種の場合、ドライヤーの吸い込み口に毛が詰まりやすく、焦げ臭いにおいや故障の原因を引き起こすことも。吸い込み口の詰まりはパワーの低下につながり、効率ダウンの要因にもなるので、都度取り除くことが大切です。
1位: PAWSROOM|ハンズフリードライヤー
2位: イツワ商事|DUZ プレミアム ハンズフリードライヤー|IMD-1000T
2位: イツワ商事|DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PRO
4位: 三ッ谷電機|Pétion|ペットドライヤー スリム|PSM-1100
5位: XKISS|犬用 ドライヤー
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