大風量で乾かせると人気の犬用ドライヤー、イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PRO。「両手が使えるので乾かしやすい」「風が熱くない」と評判です。しかし、「価格が高い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のPAWSROOMなどの犬用ドライヤーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、犬用ドライヤー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
DUZのハンズフリードライヤー2PROは、ハンズフリーで使いやすく、できるだけ静かなドライヤーをお探しの人におすすめです。とくにドライ時の使い勝手がよく、置き型としてハンズフリーで使ったり、ホースを持って細かいところに風を当てたりと自由に使えました。比較したなかにはどちらかでしか使えない商品も多いなか、隅々まで乾かせますよ。
風速は5.5m/sと砂埃が立つほどの強さがあり、速乾性が高いのも長所。比較したドライヤータイプのなかでは風が弱く、乾くまでに時間がかかるものも多くありましたが、これならトイプードルやチワワなどの小型犬は40分ほどで乾かせるでしょう。最高温度で30秒当てても、犬の毛を模したファーの表面温度は39.5℃ほど。「風が熱くない」との口コミどおり、熱も上がりにくいといえます。
稼働音も73.3dBと、全体平均の84dB(※執筆時点)と比べて静かです。セミの声ほどの騒音値で、人間用のドライヤーの音が苦手な犬にも使いやすいでしょう。比較の結果、速乾性が高いと稼働音も大きくなる傾向がありましたが、本商品は速乾性と静音性の高さを兼ねているのが魅力です。
温度や風量も細かく調整でき、はじめて犬用ドライヤーを使う飼い主さんにも使いやすいですよ。「価格が高い」と口コミにもあるように、比較したなかでは高価格帯の商品ですが、より楽にドライヤーを使いたい人はぜひ検討してみてください。
シャンプー後、愛犬の体を乾かすのに必要な犬用ドライヤー。人間用のドライヤーを使用する飼い主さんもいますが、犬の皮膚や被毛のことを考えると専用のドライヤーのほうがおすすめです。温度が人間用のものよりも20〜40℃ほど低く設定されており、熱さに配慮してドライできます。
今回は、DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROをご紹介します。販売元は大阪に本社を構え、世界各国でさまざまな事業を展開しているイツワ商事。ペット事業でもフードやハウス、ドライヤーなどの商品を数多く提供しています。
今回はイツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROを含む、犬用ドライヤー全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROは、片手でも両手でも乾かしやすい利便性とほどよい温度の風量が魅力。以下、メリットをご紹介します。
本商品は、砂埃が舞い上がるほどの強い風速が魅力。実際に犬の毛に見立てたファーを使って速乾性を検証したところ、風速5.5m/sを記録しました。
同メーカーの「DUZ ハンズフリー ドライヤー」の風速4.3m/sを上回り、比較したドライヤータイプのなかでもとくに強い風速といえます。トイプードルなどの体重が軽い犬にも使いやすい印象で、小型犬1匹なら40分ほどでドライが完了するでしょう。
ただし、別のブロアータイプの商品だと突出した速乾性を見せているものも。例えば「PAWSROOMハンズフリードライヤー」は29m/sの風量を記録しており、大型犬や被毛の多い犬にはこちらのほうがよいかもしれません。
ドライヤーの速乾力も大切ですが、乾かす前のタオルドライの方がさらに重要。しっかり毛の水毛を切ってから乾かすのがおすすめですよ。
続いて重量や扱いやすさ・機能性を調査したところ、使いやすさの面でも検証トップクラスの高評価を獲得しました。とくにホースを固定したままと、片手でホースを持ちながらの2通りで乾かせるのが大きな魅力。ブラッシングしながら両手で丁寧に乾かしたり、360度自由に動くホースで、脇や内股のような細かいポイントに温風を当てたりできます。
比較した「K1 フェールプラスウィズペット」のようなハンディタイプだと、片手がふさがってしまうのがネック。また「DoggyMan フリーハンドドライヤー」のように吹き出し口が固定されているタイプでは、細かい部位まで風を当てにくいため、本商品のようなホースつきの置き型が使いやすいといえます。
機能性も十分。温度調整は6段階・風量調整は5段階と比較したなかでも豊富にあり、熱くなりすぎたときは自動で冷風に切り替わる安全機能も考慮されています。吸い込み口のフィルターも微細で、保証期間も1年間と長いのが特徴です。
以下詳細をご紹介します。
<調査項目>
次に、熱の上がりにくさの検証として、犬の毛に見立てたファーを20cm離したところから最も強いモードでブロー。30秒後、サーモグラフィで毛の表面温度を測定しました。
3回検証を行った表面温度は、平均39.5℃とこちらも高評価。犬の皮膚被毛に配慮されているだけでなく、犬の体温に近いため、びっくりさせる心配も少ないでしょう。温度を6段階で細かく調整できるので、皮膚がデリケートな子に合わせて温度を変えられるのも長所です。
比較した「DoggyMan フリーハンドドライヤー」のように50℃近くまで上昇する商品も。その点こちらは「風が熱くない」との口コミどおり、愛犬の負担を減らしながらドライできるでしょう。
犬のドライは毛から20~30cm離れたところから行い、同じ箇所に当て続けてしまわないよう注意して行ってくださいね。
続いては、静音性の検証です。ドライヤーの吐出口で作動時の音を2度測定し、その平均値を算出しました。
その結果、本製品の稼働音は平均73.3dBと比較したなかでもとくに静か。セミの鳴き声(約70dB)とほぼ同等(参考:環境省)で、人間用のドライヤーと比べても静かな印象です。通常のドライヤー音が苦手な犬も、それほど怖がらせる心配も少ないでしょう。
比較の結果、全体平均は84dB(※執筆時点)と高く、大きな音がしやすい商品が多くありました。とくに検証で使用したブロアー製品は、最大音量が90dBを超えるものが少なくありません。その点本商品は、静音性が高いと速乾性が落ちるというジレンマを解消し、高速乾燥と静音性の高さを同時に満たしているといえます。
ハンズフリードライヤー2PROは使い勝手がよく、熱さや音の大きさを抑えた風で乾かせるのが魅力ですが、やや高価格なのがネック。そこで、価格帯についてもご紹介していきます。
イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROの価格は、税込27,500円と比較したなかでも高価格帯です。
「PAWSROOM ハンズフリードライヤー」や「イツワ商事 DUZ ハンズフリードライヤー IMD-1000T」が15,000円程度で購入できるなか、口コミのとおり価格重視の人にはやや不向き。検証結果を参考に、こだわりたいポイントに着目して商品を選んでくださいね。
種別 | ドライヤー |
---|---|
タイプ | 置き型 |
風速(実測) | 5.5m/s |
良い
気になる
幅 | 24.0cm |
---|---|
奥行 | 16.0cm |
高さ | 18.9cm |
ホースの長さ | 55cm |
消費電力 | 900W |
風量調節機能 | |
温度調節機能 | |
安全機能 |
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ここからは、イツワ商事 DUZ プレミアム&コンパクト ハンズフリードライヤー2PROとは違う魅力を持った、おすすめの商品をご紹介します。
大型犬や被毛の多い犬を乾かしたい人はPAWSROOM ハンズフリードライヤーがおすすめです。29m/sと比較したなかでもとくに風が強く、2種類のホースで置き型でもハンディでも使えるのが便利。
作動時の温度も低めで、ファーに30秒間当てても温度の上昇を約33℃までに抑えられました。小型犬だと風が強すぎる可能性がありますが、大型犬や被毛の多い犬にぴったりですよ。
小型犬には風量過多である可能性や、音が大きく犬を怖がらせてしまう可能性があります。体格や性格を考慮して選んでくださいね。
小型犬を飼っているドライ初心者には、イツワ商事のDUZ ハンズフリー ドライヤーもよいでしょう。2PROと同じくブラッシングとドライを同時にできる置き型タイプで、吹き出し口のついたノズルを細かく角度調節できます。
作動音も約73dBと小さめで、30秒乾かしたあとのファーの熱も犬の体温に近い約39℃にとどまりました。価格も2PROより低く、手に取りやすいのもメリットです。
販売価格は、税込27,500円(執筆時点・公式オンラインショップ参照)。利用しやすいショップを選んでくださいね。
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