【徹底比較】高校生向けのオンライン塾のおすすめ人気ランキング【2025年】

株式会社 個別教育舎の「個別教育舎 NALU」は、学習習慣がなく、どのように勉強したらよいかわからない人におすすめ。自宅での学習を始める・やる・継続させるために、毎週の細かい学習コーチングにより自宅での学習時間を管理。オンライン自習室ではコーチが在籍し、ほどよい緊張感で学習できます。

入会前の無料体験に加えて、オンラインでの学習方法を詳しく説明。授業以外に使えるツールはありませんが、授業以外にオンライン自習室でも質問できるため、自発的に学習しやすい仕組みです。

年間総受講料は比較したなかでの料金相場より安く、約557,000円で受講できます。入会金は11,000円と、入会金が必要なオンライン塾のなかでは割安でした。

授業中は講師の板書しか映せませんが、AI教材による定期的な理解度テストが実施されます。勉強のスタイルに関するフィードバックは受けられないものの、苦手な分野や進捗具合を把握しやすいでしょう。

なお、カメラはお互いの表情を確認できるため、対面に近い緊張感があるのも魅力です。対応デバイスはパソコン・スマホ・タブレットの3種類で、デバイスは有料でレンタル可能。手厚いサポートと学習リズム作りのサポートにより、学力アップを目指せる環境が整っているオンライン塾といえます。

成学社の「オンライン個別指導フリーステップLink One」は、学習の進度に合わせて臨機応変に対応してほしい人におすすめ。定期テストや入試対策用の分析したテストを定期的に受講し、志望校までのシミュレーションを組んでくれます。4回に1回の面談もあり、細かい軌道修正をしてくれるのも魅力です。

入会前には無料体験もできます。授業以外で質問はできないものの、学習する課題に対しての解説動画を視聴できるシステムを採用。家庭学習時にわからない問題があっても、スムーズに進められるよう配慮されているといえます。

毎回授業時に理解度テストを実施する点とオンライン自習室があるのは魅力です。また、授業中の画面にはお互いの表情が映るため、対面のようなほどよい緊張感があるでしょう。

月4回の授業を3科目分の間総受講料は比較したなかでの料金相場より安く、約565,600円で受講できます。

受講するのに対応しているデバイスは、パソコン・スマホ・タブレット。各種デバイスのレンタルには非対応で、別途用意する必要があります。とはいえ、計画を立てたきりになるのではなく、定期的に学習計画を変更するのはほかにはない魅力です。

スプリックスの「そら塾」は、学校の内申点を上げる目的でオンライン塾を探している人におすすめです。学校の期末・中間など定期テストの範囲やレベルに合わせてカリキュラムを組んでくれるのが特徴。オリジナルテキスト・テキストの解説動画があり、授業以外で学習できる環境があるのもポイントです。

対面に近い授業方式を採用し、画面では講師の板書のほかお互いの表情を確認できます。授業の理解度テストはないものの、サポート体制も手厚く、オンライン自習室でいつでも学習に関して質問できます。入会前に無料で体験できるうえにオンライン上での学習方法を説明しているため、オンライン塾がはじめての人でも安心して利用しやすいでしょう。

月6回コースを3科目分受講すると、年間総受講料は518,400円と割安。システム料＋教材費で合計3,200円かかりますが、入会金は11,000円と授業料以外も比較したなかでは安めです。

受講に対応しているデバイスは、スマホ・タブレットの2種類。タブレット・WEBカメラなどはレンタル非対応で、自分で別途用意する点に注意しましょう。とはいえ受講料が割安であるうえにサポートも手厚いため、受験対策で内申点を上げたいなら候補になります。

ナガセの「東進ハイスクール」は、個人の学力に合わせて有名講師の授業で学習したい人におすすめです。有名講師の授業が12段階のレベルに分けられていて、自分のレベルに合った授業を毎日受講可能。希望制ではありますが無料のコーチングもあり、毎月の学習進捗・受講スケジュールも確認してもらえます。

週3回受講した場合の年間総受講料は631,700円と検証したなかでの料金相場並み。入会金は33,000円かかりますが、そのほかの費用はデータ更新料の1,100円しか発生しません。受講料は非常に安いため、学年が上がっても続けやすいでしょう。

サポート体制の手厚さも特筆すべき点です。講師による授業の動画が見放題で、授業がなくても毎日の学習に活用できます。電話やFAXでも質問できるうえに翌日中には回答をくれるため、解けない問題があっても勉強がスムーズに進むでしょう。入会前の無料体験はないものの、自発的に勉強しやすい環境を整えられます。

対応デバイスは、パソコン・スマホ・タブレットの3つ。受講デバイスに関するレンタルはないので、別途料金がかかる点に注意してください。また、デバイスには板書しか映らず、講師が子どもの手元を確認できません。とはいえ毎回の授業時に理解度テストが実施されるため、前回の学習が定着しているか把握できるでしょう。

受講料の安さに加えてサポート体制や学習習慣づけのサポートが充実。オンライン塾選びに悩んでいるなら最有力候補となるでしょう。

CKCネットワーク株式会社の「オンライン個別指導塾 Fit NET STUDY」は、大人数は苦手なものの一緒に勉強する仲間がほしい人におすすめ。授業形態は講師1人に対して生徒が2人で、1人で勉強している孤独感を抑えられます。コーチング・進路相談などは1対1で行われるため、相談もしやすいでしょう。

年間総受講料は約744,400円で、検証したなかでの料金相場より割高。そのうち教材費と諸経費は約9,600円、入会金は22,000円かかっています。

授業以外の質問対応はありませんが、オンライン自習室では質問可能。入会前に無料体験もでき、実際の雰囲気を試せるのも魅力です。無料体験のみスマホに対応していますが、基本的にはパソコン・タブレットが必要。パソコン・タブレットは有料でレンタルできるので、あれこれ用意する必要がない点はうれしいポイントです。

オンライン自習室には講師が在籍し、先生がいるなかで宿題・テスト勉強に取り組めます。毎回の授業で理解度テストを実施するので、学習の進捗具合を確認してもらえるでしょう。授業時は講師・生徒の表情が映り、対面に近い状況で学べます。

とはいえ、生徒2人で進めていく学習スタイルなので、発言が苦手な人は勉強しにくいかもしれません。

トライグループの「トライのオンライン個別指導塾」は、講師によるオンライン授業以外に見放題の映像授業で毎日学習したい人におすすめ。オンデマンド学習をメインに行っているわけではないながら、授業の映像が見放題という貴重な存在です。

年間総受講料は検証したなかでの料金相場より高めで、月4回の授業を3科目分受講すると、年間総受講料は約771,320円。入会金として11,000円もかかるため、コストを抑えて始めたい・続けたい家庭には不向きでしょう。

そのぶん、サポート体制は整っています。無料体験ができ、利用する前に実際の雰囲気を把握可能。質問は授業中のみしかできませんが、オンライン上での学習方法も詳しく解説しているので、勉強方法に悩むことは少ないでしょう。

さらに、子どもの学習状況・目的から大まかな学習プランを設計。AI教材では各科目各単元の理解度を診断し、家庭で学習しやすいよう個人に合った問題を出題してくれます。画面では講師の板書・表情・手元のほかに生徒の表情・手元も映るため、対面授業のような緊張感のなか学習できるでしょう。

対応しているデバイスはパソコン・スマホ・タブレットの3種類。タブレットは有料でレンタルできるため、授業以外でも勉強できる環境を整えられそうです。

株式会社やる気スイッチグループの「オンライン個別指導 スクールIE online」は、授業以外にもプロ講師陣による映像が見放題な点がメリット。月額220円払えば、授業動画をいつでもどこでも視聴できます。

料金は検証したなかでの平均より高めで、年間総受講料が716,100円。相場より8万円以上高いうえに、教材費で27,000円・入会金で23,100円とどれも割高でした。入会前の無料体験を実施していますが、質問は授業中しかできず、価格のわりにサポート体制が整っているとはいえないでしょう。

授業中は講師の板書のほかに講師・生徒の表情が映り、対面に近い状況で学習できます。ただし、オンライン自習室が用意されていないうえに、授業ごとの理解度テストがない点はネック。月1回の面談やチーム全員で連携しながらの授業・学習アドバイスはあるものの、大まかな学習計画しか立てられません。

授業はパソコン・タブレット・スマホで受けることができ、パソコン・タブレットは有料レンタルに対応しています。しかし、サポート体制や自発的に学習する環境の物足りなさに加えて料金も高いので、まずは上位のサービスから検討するのがよいでしょう。

株式会社Z会の「Z会」は、記述力や論述力を高めたい人にはおすすめ。入試の際に使用される記述問題に対して、細かく添削してくれます。

しかし、年間総受講料は1,135,400円と今回検証したなかでは最も高い金額。そのぶん基本的なサポート体制は整っている印象で、入会前の無料体験・オンライン学習の方法の説明などがあります。授業以外に学習できるツールはないものの、受講するうえでの不安は少ないでしょう。

授業内で定期的に理解度テストを実施し、進捗具合を確認してもらえるのはメリット。授業中は講師の板書・講師と生徒の表情が映り、対面に近い形で授業が進みます。ただし、ライブ授業を受けられるのは、東大志望の高3生・受験生限定。加えてオンライン自習室がなく、学習計画も立てられないので、学習習慣がなかったり受験生ではなかったりすると、サボりがちになってしまうかもしれません。

受講するには、パソコン・スマホ・タブレットが必要。各種デバイスはレンタルできず、自分で購入する手間があります。志望校対策で記述問題を解く力を伸ばしたいなら選択肢に入りますが、ある程度自分で学習する習慣がなければ続けにくいでしょう。