ルーフへの荷物の積載に便利なベースキャリア。アタッチメントや自作のルーフキャリアと組み合わせて、キャンプ用品やサーフボードといった荷物を積載できます。しかし、オートバックスやECサイトには、TERZO(テルツォ)やTHULE(スーリー)などいろいろなメーカーのアイテムがあり、どれにするか迷いますよね。
そこで今回は、ベースキャリアのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ルーフレール用やルーフに直接取りつけるものなど、タイプ別のモデルを解説。専門店に依頼した場合の取りつけ工賃や、洗車機の使用可否といった注意点も説明します。ぜひ参考にして愛車に合うベースキャリアを見つけてください。
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ベースキャリアとは、ルーフキャリアのなかでも土台にあたるカーパーツのことです。アタッチメントを取りつけるバーと、バーを支えるフット(ステー)、車とフットを取りつけるフックで構成される3つのパーツが基本。車種やベースキャリアの種類によっては、取りつけフックが不要の場合もあります。
荷物を載せるアタッチメントは、ベースキャリアの上に固定するのが一般的。サブトランクのようなルーフボックスや、自由に積載できるカゴ状のルーフラック、スポーツ・アウトドア用品に特化した専用キャリアなど種類は豊富です。土台のベースキャリアと荷台のアタッチメントをあわせて、ルーフキャリアと呼びます。
土台・荷台が一体化したベースキャリア不要のルーフキャリアもありますが、積載量を重視するならベースキャリアを使うモデルのほうが便利です。ベースキャリアに取りつけるアタッチメントのほうが種類も多く、さまざまな荷物に対応できます。用途に合わせて愛車にマッチするベースキャリアを準備しましょう。
ベースキャリアを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ルーフレール・フィックスポイントの有無などにより、車種とベースキャリアには相性があります。愛車の適合表を確認し、適切な取りつけ方法を選びましょう。なお、ベースキャリアは各パーツ単品でも販売されています。取りつけには別売りのパーツが必要な場合があるので、商品説明をよく読んで購入してください。
車のルーフの両端にレールがついている車種には、ルーフレール用のベースキャリアがぴったりです。ルーフレールを上下からクランプ(固定用具)で挟むだけで、ベースキャリアを固定できます。簡単に取りつけられるうえ、装着できるアタッチメントの選択肢が広いこともメリットです。
ルーフレールのある車種は、SUVやステーションワゴンなど。オプションで取りつけている車も対象です。ただし、ルーフレールとボディの間に隙間がないダイレクトルーフレールの場合、クランプでの固定が難しいケースがあります。ルーフレールの下に隙間がない車は、次のダイレクトルーフレール用を検討しましょう。
ルーフレールはあるものの、レールとボディとの間に隙間がないダイレクトルーフレールには、専用のベースキャリアを選びましょう。ダイレクトルーフレール用は、上下から固定するクランプではなく、専用部品でベースキャリアをルーフレールに固定します。フラッシュレール用とある商品も同じものです。
なお、ダイレクトルーフレール用の専用部品は、車種に適合するものを選ぶ必要があります。購入前に、愛車が適合表に記載されているか確認しておきましょう。ダイレクトルーフにキャリア取りつけ用の穴がある車種には、次のフィックスポイントタイプも使える可能性があるので、選択肢に含めて検討してください。
ルーフやダイレクトルーフレールに、ベースキャリア固定用のネジ穴が埋め込まれている車種には、フィックスポイント用のベースキャリアがおすすめです。クランプなどで挟むのではなく専用部品でしっかり固定できるため、キャリアや積載物の安定性が高い点がメリット。取りつけ位置に迷うこともありません。
フィックスポイントは、スバルのフォレスター・レヴォーグといった国産車や輸入車に多く搭載されています。フィックスポイント用は寸法や間隔まで一致している必要があるため、車種だけでなく型式の確認も必須です。必ず適合表を確認してから購入しましょう。
車両のサイド上部にわずかに突き出た雨どいがある車種の場合、レインガーター用がおすすめです。雨どいはバン・ジムニーなどに備わっており、雨どいのフチを挟み込む形でベースキャリアを固定します。サイドウィンドウ上部のドアバイザーとは違うので注意してください。
レインガーター用のルーフキャリアのなかには、ベースキャリアと一体化したアイテムもあります。装着したいアタッチメントが決まっている場合は、一体化した商品も含めて検討するとよいでしょう。ルーフキャリア用の場合、フックとバーの2点で装着できるケースも多いので、必要なパーツをよく確認して選びましょう。
ルーフレール・フィックスポイント・雨どいがない車種には、ルーフオンのベースキャリアを選びましょう。サイドの窓枠にあたるルーフピラーを挟み込んでベースキャリアを固定します。汎用と表記のあるアイテムはおおむねルーフオン仕様で、スムースルーフ用と表記されている商品も同じです。
ルーフオンのデメリットは、ボディに負荷が掛かりやすい点。塗装剥がれの原因になるため、保護シートを使って装着するなどの対策を行うことをおすすめします。ルーフとサイドウィンドウの間の形状は車種によって異なるため、汎用とあっても適合表の確認は必須です。商品写真・レビューも参考にして判断しましょう。
取りつけたいアタッチメントが決まっているなら、適合するベースキャリアを選びましょう。アタッチメントとベースキャリアも適合可否があります。一般的に、ルーフキャリアはメーカーとブランドをそろえるのが無難。別のメーカー品だと取りつけられなかったり、メーカー保証外になったりするリスクがあります。
ちなみに、大手のルーフキャリアブランドであるTHULEの公式ページでは、アタッチメントのページからベースキャリアとの適合性を簡単にチェックが可能です。用意すべきベースキャリアの候補がわかるので、THULEを検討しているならぜひ参考にしてください。
ベースキャリアは商品によって、高さ・形状・耐荷重などの仕様が異なります。愛車との相性や使い勝手、積載予定の荷物などに合わせて、使いやすい仕様のものを選びましょう。
ルーフキャリアの高さはさまざまですが、基本的には低めが無難です。とくにランクルプラドなどの大型SUVに高いベースキャリアをつけると、車高制限などに引っかかりやすくなる懸念があります。空気抵抗や見栄えの悪化などにもつながるため、低めのベースキャリアを選びましょう。
ベースキャリア自体の高さは10~30cmほどに収まりますが、その上のルーフキャリアや荷物を考慮すると、車高制限に対して10cmの差は大きく影響します。空気抵抗は、燃費や風切り音を悪化させることも。仕様が同じなら、低いベースキャリアを選ぶことをおすすめします。
ベースキャリアのバーは、重視するポイントに合わせて選びましょう。空気抵抗や見た目を重視するなら、エアロバーがぴったりです。エアロバーは風切り音や燃費悪化を軽減でき、見た目もスタイリッシュなアイテムが多め。使わなくてもつけっぱなしにしやすい点も魅力です。
コスト重視で選ぶなら、スクエアバーがおすすめ。断面が四角形でシンプルなスクエアーバーは、モデルごとの価格差はあるものの、エアロバーの半額程度までコスト削減が狙えます。ただし、エアロバーと比べると空気抵抗が大きいので、長期間使わないときは取り外しておくことをおすすめします。
積み込み予定の荷物の重量に合わせて、十分な耐荷重を備えたベースキャリアを選びましょう。たとえば、一般的なサーフボードは5kg以内、重いものでも10kg前後。一方、大量のキャンプ用品やルーフテントを積載する場合、合計で50kg以上になるケースもあります。おおよその荷物量を把握して決定することが大事です。
車種によっては、適合するベースキャリアの耐荷重に上限がある場合もあります。大型SUV向けのモデルには耐荷重50kg以上のベースキャリアがありますが、ジムニーなどの軽自動車向けモデルは耐荷重50kg以下が多めです。車種に適したモデルを選び、安全に使いましょう。
ベースキャリアの代表的なメーカー・ブランドには、TERZO・THULE・INNOがあり、新品・中古を問わず人気があります。どれにしようか迷ったら、メーカーごとの違いに注目して絞り込みましょう。
軽自動車への取りつけを検討しているなら、TERZO(テルッツォ)に注目しましょう。国産車向けのラインナップが豊富で、軽自動車向けのモデルも充実しています。価格帯はスクエアベースフットが1.5~3万円、エアロバーベースフットで3.5万円前後とリーズナブルなので、価格重視の人にもおすすめです。
TERZOのベースキャリアのサイズはほかのTHULE・INNOなどと異なるため、アタッチメントもTERZOから選ぶ必要があります。先に装着したいアタッチメントの取り扱いがあるか検討したうえで決めるのがベター。専用キャリアや薄型のルーフラックも展開しているので、ベースキャリアとあわせて検討してください。
品質にこだわる人は、THULE(スーリー)に注目しましょう。価格帯は5万円前後と高価な部類ですが、デザイン性・機能性ともに高く、性能重視なら注目したいメーカーです。THULEでは耐衝撃・耐寒・耐水・風洞・張力といった厳しい性能テストを実施。ISO規格を上回る条件のもと、安全性を重視して作られています。
THULEは、アタッチメントの種類が豊富なのも魅力。ルーフボックス・ルーフラックはもちろん、スキー・スノーボード専用のウィンターキャリア、サーフボード・カヤック・カヌーを積載できるウォーターラックなどがそろっています。アタッチメントとセットでベースキャリアを選んでみてください。
国産車との適合性を重視するなら、INNO(イノー)をチェックしてください。国内メーカーが展開するブランドだけあり、日本車と好相性。価格帯はスクエアバー1.5~3万円、エアロバー4万円前後が目安です。エアロバーはルーフレール用とダイレクトルーフレール用のみ取り扱いがあります。
アタッチメントは、ルーフボックス・ルーフラックのほか、サイクル・ウォータースポーツ・ウィンタースポーツ用の専用キャリアがラインナップ。価格帯・性能面でTERZOと似通っている部分がありますが、INNOはほかのメーカーと互換性があるのがポイントです。汎用性の高さも考慮するなら、INNOを検討しましょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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最大積載量 | 取付タイプ | アタッチメント | 対応車種 | |||||
1 | カーメイト INNO|ベーシックバーセット|IN-B165BK | ![]() | 高強度で軽量なスチールバー、耐荷重も抜群 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
2 | PIAA Terzo|ベースフット ダイレクトルーフレール用|EF-JR | ![]() | キャリアや荷物ラックを装着するために必要になる土台 | 100 kg(集中荷重) | ダイレクトレールタイプ | 不明 | ダイレクトルーフレール付き車 | |
3 | ロッキープラス ルーフキャリア|SGR-10 | ![]() | 幅広の荷物などをフラットの状態で積載できる | 不明 | レインガータータイプ | 不明 | 軽自動車 | |
4 | カーメイト INSUTスクエアベースステー | ![]() | ルーフとのフィット感が抜群!走行中の脱落や盗難も防止 | 60kg | ルーフオンタイプ | 取り付け用部品 | 不明 | |
5 | T.S.H 車用ルーフトップソフトキャリア | ![]() | ベルトを通すだけなので取りつけが簡単にできる | 不明 | ルーフオンタイプ | 不明 | 軽自動車 | |
6 | コアエンタープライズ Bonarca|ベースキャリア | ![]() | 専用の鍵が付属しているので、盗難防止対策にも | 不明 | ルーフオンタイプ | 不明 | ||
7 | Officek ルーフキャリア | ![]() | 汎用タイプで多くの車種に流用可能なハイルーフ用 | 不明 | レインガータータイプ | 不明 | ミニバン、軽自動車 | |
8 | UP STORE ルーフキャリア | ![]() | ベースキャリアのフックをレインガーターに挟んで装着 | 不明 | レインガータータイプ | 不明 | 軽自動車 | |
9 | カーメイト INNO|ルーフキャリア|BU170 | ![]() | 車載キャリアのベースステーと2本のバーが入ったセット | 不明 | レインガータータイプ | 不明 | ワゴン、ミニバン、軽自動車 | |
10 | カーメイト INNO|スクエアベースステー | ![]() | 走行中の脱落や盗難を防ぐシリンダーキーを標準装備 | 不明 | レインガータータイプ | ワゴン |
ベースキャリア・アタッチメントを取りつけるときは、高さに注意が必要です。車高制限に影響があるだけでなく、空気抵抗で燃費悪化・風切り音につながるケースもあります。ルーフキャリアをつけたままだと洗車機を使えない可能性もあるので、状況に合わせて取り外すなどの対策を取りましょう。
ちなみに、ベースキャリアのバーは2本が一般的ですが、安定性を高めるために3本にもできます。ただし、真ん中のバーが高いと逆に安定性を欠いてしまうため、自分で調整できる人だけチャレンジしてください。
専門業者にベースキャリアの取りつけ工事を依頼する場合、工賃は4,000円前後が目安。作業時間は30分から1時間程度を設定していることがほとんどです。本体購入とあわせて依頼すれば安価になるケースもあるため、カー用品店で購入する場合は相談してみてください。
なお、DIYが得意な人は自分で取りつけが可能です。ルーフレールや雨どいなどに取りつけフックを固定します。フィックスポイント用は専用のフックを取りつけましょう。ベースのフット(ステー)にバーを差し込んで固定すれば完了です。左右でバーの高さに違いが出ないよう最後に調整しましょう。
ルーフキャリア全般は以下のコンテンツで詳しく紹介しています。用途に合わせて必要なアタッチメントをチェックしてみてください。
1位: カーメイト|INNO|ベーシックバーセット|IN-B165BK
2位: PIAA|Terzo|ベースフット ダイレクトルーフレール用|EF-JR
3位: ロッキープラス|ルーフキャリア|SGR-10
4位: カーメイト|INSUTスクエアベースステー
5位: T.S.H|車用ルーフトップソフトキャリア
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