季節や天候に応じてジェット・フルフェイスの使い分けができるシステムヘルメット。OGK KABUTO・YAMAHAなどのメーカーが、機能的で使いやすいモデルを展開しています。しかし、チンガード構造やメガネの対応可否といった仕様はモデルによって違うので、どれにすべきか迷いますよね。
そこで今回は、システムヘルメットのおすすめ人気ランキングと、その選び方を紹介します。Bluetooth・インカムなどの細かい機能や、PSC・SG・JISなどの安全性に関する規格も解説。ぜひ本コンテンツを参考に、快適に装着できるシステムヘルメットを見つけて、ツーリングを楽しんでください。
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システムヘルメットとは、チンガードを動かせるヘルメットのこと。風雨や寒さを防ぎたいときはチンガードをセットしてフルフェイスヘルメットにし、暑いときや息苦しいときはチンガードを外してジェットヘルメットとして使えます。状況に応じて2タイプを使い分けられる点が、システムヘルメットの大きな強みです。
チンガードのあるフルフェイスヘルメットは、顔面や顎回りをしっかりガードできる反面、自由度が低いのが難点。一方、チンガードのないジェットヘルメットは開放感があるものの、前方からの衝撃に弱いのがネックです。両者のメリットを備えたシステムヘルメットなら、利便性と安全性を両立できます。
フルフェイスヘルメットの着脱時にメイクを崩したくない人にも、システムヘルメットが便利。システムヘルメットなら着脱時にチンガードを上げたり外したりできるため、顔がヘルメットに触れるリスクを減らせます。基本的にメンズ・レディースの区別はないので、どれを選んでも対応可能です。
なお、フルフェイスと比較すると重量があるのがネック。システムヘルメットの可動部はパーツ数の多い複雑な構造で、そのぶんの重さが首への負担になる懸念があります。コンパクトなモデルもやや少なめのため、無理なく装着できる重量・サイズを選び、システムヘルメットの快適さを体感しましょう。
システムヘルメットを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
快適にシステムヘルメットを装着するには、顔周りにしっかりフィットし、負担にならない重さであることが重要です。サイズと重さをチェックするときのポイントを押さえておきましょう。
顔周りにしっかりフィットさせるためにも、頭部の外周に合ったサイズを選びましょう。額と後頭部それぞれの最も高い箇所にメジャーを巻きつけると正しく測定できます。サイズ表記と実測値の対応はメーカーごとに微妙に違うため、製品紹介・メーカーサイトなどを必ず確認してください。
正しいサイズを選んでも、内部のつくり次第では頭にフィットしないケースもあります。装着感にこだわるなら、個々に合わせてフィット感を調整してくれる専門ショップで購入するのもひとつの手です。試着できないときは、製品レビューなども参考にして選びましょう。
体への負担を軽減したいなら、軽いシステムヘルメットがベター。長時間のツーリングほど、重量による首への負担が気になります。疲れて安全運転できなくなっては本末転倒なので、パーツ構成などを工夫して軽量化しているモデルを探してみてください。
フルフェイスヘルメットは1.0~1.6kg程度が多いのに対し、システムヘルメットは標準的なモデルでも1.7kg前後とやや重め。しかし、カーボンのように軽量素材を用いたなら1.2kg前後と、フルフェイスと比べても軽量です。体への負担を軽減したいなら、素材にも注目して選びましょう。
頭部を守るシステムヘルメットは、安全性も重要なポイント。安全性に関わる規格は、SG・PSC・JISマークの3種類が代表的です。SGマークは製品安全協会が定める安全基準をクリアしたことを示すもので、PSCマークとともに付帯するケースがほとんど。商品欠陥によるSGマーク賠償制度を受けるためには必須です。
PSCマークは安全面に配慮された商品であることを示すもの。輸入品も含めて国内で販売するには必須で、バイク用ヘルメット全般についています。逆にいうと、PSCマークのないものは観賞用であり実用品ではないため、着用には適しません。運転用に使うならPSCマークつきのモデルを選びましょう。
日本の工業規格であるJIS規格のマークは、高い防護性を備えた製品であることを示すもの。バイク用ヘルメットの場合、1種(125cc以下用)と2種(無制限)があります。基本的には任意取得の認証制度ですが、SGマークより厳しい基準が定められているので、JISマークもあわせてチェックしておきましょう。
システムヘルメットのチンガードの構造は、可動式のフリップアップと着脱式のシステムジェットの2種類です。それぞれ使い勝手が異なるため、使い方に適したほうを選択してください。
頻繁にチンカードの有無を切り替えたいなら、フリップアップを選びましょう。フリップアップとは、チンガードを上下させて開閉できる仕様のこと。水分補給したり仲間と会話したりしたいときにも、サッとチンガードを上げるだけなので手軽です。システムヘルメットでは主流のため、多くの選択肢から選べます。
ただし、チンガードを取り外せないので、シーンに応じてジェット型とフルフェイス型を使い分けたい人には不向き。基本的にフルフェイスヘルメットメインで使う人におすすめです。システムジェットと比べると可動部の掃除にやや手間がかかるので、口コミを参考にメンテナンスしやすいものを探しましょう。
ジェットヘルメットとして使う時間が長いなら、システムジェットが適しています。チンガードを取り外せるので、ジェットヘルメットとして使うときに軽くなることがメリット。フリップアップだと重さが気になる人にはうってつけです。取り外したチンガードは簡単に手入れできるため、衛生的に使えます。
一方、チンガードを外してしまう性質上、頻繁に切り替える使い方にはあまり向いていません。シーンに応じてジェット型とフルフェイス型を使い分けたい人向きです。夏の暑いときはジェットヘルメットにし、冬場はフルフェイスにするなど、季節に応じて対応したい人にも適しています。
システムヘルメットを快適に着用するためには、通気性や静粛性などの仕様も重要なポイントです。メガネを使う人は、対応の可否も確認しておきましょう。
ムレや息苦しさを抑えたいなら、通気性の高いシステムヘルメットを探しましょう。とくに湿気のこもりがちな夏場は、ベンチレーションの有無が快適さを大きく左右します。通気口が少ないほど息苦しくなったり、メガネが曇りやすくなったりする点にも注意が必要です。
なお、口元を覆うチンガードだけでなく、ヘルメット本体のベンチレーションも重要。頭頂部・側頭部・後頭部など、メーカー・モデルによってさまざまな箇所に通気口が設けられています。ただし、つくりによっては静音性を損なう場合もあるため、製品レビューもあわせてチェックしてください。
風切り音を抑えたいなら、静粛性に優れたヘルメットをチョイス。風切り音が大きすぎると、単純に不快なだけでなくインカムなどもうまく使えません。チンガードやシールド周りの密閉性が高いヘルメットだと、高い静粛性を実現できます。通気性を確保しながら静粛性も両立させたモデルも狙い目です。
ただし、システムヘルメットの静粛性は、実際に着用して運転してみなければわからないのが実情。風切り音の聞こえ方も人によって異なります。気になるモデルの静粛性は、口コミやレビューなども参考にして検討するとよいでしょう。
メガネを掛けてヘルメットを着用する人は、スリットつきのモデルをチョイス。フィット感だけを重視して選ぶと、メガネのテンプルが側頭部を圧迫して不快感や痛みの原因になることがあります。メガネ用のスペースがあれば、メガネやサングラスを着用したままでも快適にヘルメットの装着が可能です。
2023年8月現在、メガネスリットつきモデルを取り扱っているのは、OGKカブト・ヤマハ発動機・ネオライダーズなど。チークパットの構造を工夫したり着脱可能にしたりして、メガネのテンプルが入るスペースを確保しています。専門店では、メガネ向けにカスタマイズしてもらえる場合もあるのでチェックしましょう。
音楽鑑賞やインカムでの会話を楽しみながら運転したいなら、Bluetooth内蔵モデルを選びましょう。Bluetoothに対応していれば、スマホ・音楽プレーヤー・ナビなどと接続し、さまざまな機能を活用できるのがメリット。なかには、ヘッドセット・インカムつきのBluetoothシステムが標準装備のモデルもあります。
バイク用インカムはBluetoothで通信するため、使用するためには事前のペアリングが必要です。複数人で通話したいなら何台まで接続できるか確認しておきましょう。別途用意する必要がある場合は、以下のコンテンツも参考にしてください。
性能を重視する場合は、SHOEIのシステムヘルメットをチェックしましょう。SHOEIは1959年創業のヘルメットメーカーであり、世界規模でもトップクラスのシェアをもつ国内ブランド。同じく国内最大手ヘルメットメーカーのArai(アライ)と同様、白バイ・自衛隊で採用実績があるほど高品質を追求しています。
なかでも注目したいのが、「NEOTEC Ⅱ」。操作性のよいフェイスガードや風切り音を低減するフォルム、高いベンチレーション性能などを備えています。価格帯は7〜8万円程度ですが、2023年8月末で受注終了予定のため、市場価格が上がる可能性が高めです。気になる人は早めに手に入れましょう。
軽くておしゃれなヘルメットがほしいなら、OGK KABUTOがベター。OGK KABUTOは1982年創業の国内メーカーで、軽量化に重点を置き、ふだん使いに適したヘルメットを製造しています。システムヘルメットのRYUKIシリーズは、価格帯も4万円前後と有名メーカーのなかではリーズナブルなのが魅力です。
RYUKIシリーズは4モデルを展開しており、フリップアップでありながら軽量な点が強み。フリップアップだと2kgを超えるモデルもあるなか、RYUKIはわずか1.6kgほどしかありません。各モデル4色展開のスタイリッシュなデザインで、見た目にもこだわってヘルメットを選びたい人にもうってつけです。
装着感に優れたヘルメットがほしいなら、YAMAHA(ヤマハ)発動機を要チェック。ヤマハ発動機は、1950年に楽器メーカーYAMAHAから分離したメーカーであり、さまざまなバイクギアを販売しています。ヘルメットは細部の仕様・機能性に工夫を施したものが多く、手頃な価格で購入しやすいのが魅力です。
システムヘルメットでおすすめなのは、「YJ-21 ZENITH(ゼニス)」。3万円前後のリーズナブルな価格帯ながら、吸汗性・速乾性が高く抗菌加工の施された内装・大型サンバイザー・メガネ用スリットなどを備えています。つけ心地のよいヘルメットがほしい人には狙い目です。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
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シェル素材 | あご紐タイプ | 重量 | 規格 | ベンチレーション付き | |||||
1 | EST NEORIDERRS|Wシールド フリップアップ システムヘルメット|FX8 | ![]() | 2つのシールドが標準装備されている。内装は取り外し可能 | 不明 | ワンタッチバックル | 約1.7kg | PSC、SG | 不明 | |
2 | オージーケーカブト OGK|RYUKI | ![]() | UV・IRをカット。軽量なシステムヘルメット | 不明 | ラチェット | 不明 | SG | ||
3 | デイトナ DN-004LT | ![]() | 視界と快適さを両立する構造 | ABS/ポリカーボネイト | Dリング | 不明 | SG | ||
4 | リード工業 REIZEN | ![]() | スタイリッシュデザインでありながら機能的 | ABS | ラチェット | 約1.85kg | PSC、SG | ||
5 | コミネ バイク用システムヘルメット|HK-171 | ![]() | 高強度なシステムヘルメット。UVカットシールドが付いている | ABS、EPS | ワンタッチバックル | 不明 | SG | ||
6 | アールエスタイチ HJC|RPHA 91 ソリッド|HJH246 | ![]() | 年間通して快適に走行できるよう設計 | P.I.M. EVO | マイクロバックル式 | 不明 | JIS、SG、PSC | ||
7 | 新光興産 FUKUSEI|システムヘルメット|FF868 | ![]() | 軽さと強度を両立。スポーツライディングを楽しめる | ABS | ワンタッチバックル | 1.7kg | SG、PSC | ||
8 | ESHINEDE フリップアップヘルメット | ![]() | フリップアップ構造や通気口により、季節を問わず使いやすい | ABS | 不明 | 不明 | 不明 | ||
9 | デイトナ NOLAN|システムヘルメット|N405GT | ![]() | バイザー・シールド・サンバイザーの機能を備えている | Lexanポリカーボネイト | 不明 | 2.2kg | SG、ECE | ||
10 | オージーケーカブト OGK|リュウキ ビーム | ![]() | 内部への熱伝導を低減できるUV&IRカットシールドを採用 | ABS/ポリカーボネイト | ラチェット | 2.37kg | SG |
重量 | 不明 |
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規格 | SG |
高品質なABSシェルの採用により、高強度が実現されたシステムヘルメットです。UVカットシールドやエアーベンチレーション、ワンタッチバックルが搭載されている点も特徴。大きさは成人男性に適したLサイズです。
あご紐タイプ | ワンタッチバックル |
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重量 | 2.5kg |
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規格 | JIS2種、SG |
フルフェイスルックとシステムの快適性が両立された、サンバイザー付きのバイク用システムヘルメットです。システムヘルメット特有の、シールドベース周辺の凸凹をフラットにすることで、スタイリッシュな見た目が実現されています。視界をカバーする、範囲の広い大型サンバイザーも特徴です。
あご紐タイプ | ステンレス製ワンタッチバックル |
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フルフェイス・オフロードを含む全般的なバイク用ヘルメット、バイクに取りつけできるナビなどは以下のコンテンツで紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
1位: EST|NEORIDERRS|Wシールド フリップアップ システムヘルメット|FX8
2位: オージーケーカブト|OGK|RYUKI
3位: デイトナ|DN-004LT
4位: リード工業|REIZEN
5位: コミネ|バイク用システムヘルメット|HK-171
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