低価格なうえにしっかり固定できると謳う車用スマホホルダー、ダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用。「走行中も倒れず安定している」と評判です。しかし、「取りつけたい位置につけられない」などの気になる口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の車用スマホホルダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、車用スマホホルダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用は、気軽に使える初心者向けのスマホホルダーを探している人におすすめ。税込330円(※執筆時点・公式サイト参照)と低価格で、固定方法は簡単なマグネット式です。比較したなかには手で押さないと着脱できない手動式の商品もあったのに対し、こちらは着脱がスムーズ。置くだけでロックできるのは大きな魅力です。
組み立てられた状態で販売されているため、設置に手間がかかりにくいのもポイント。取りつけに工具は必要なく、全3工程で簡単に設置できます。はじめて車内用のスマホホルダーを使う人でも、手軽に取りつけできるでしょう。
肝心のホールド力も十分。「走行中も倒れず安定している」との評判どおり、振動試験機で振動を加えても落下しませんでした。ただし、横方向へのズレは少ないものの、下への傾きは6.3度と大きめの数値を記録。大きく揺れたあとなど、スマホの角度を戻す手間がかかりやすい点がネックです。
位置調整アームの長さを変えられず、スマホの高さや位置の調節ができないため、使いやすさはいまひとつ。スマホの角度は360度変えられますが、設置場所によっては調整できずに不自由さを感じることもあるでしょう。ワイヤレス充電にも対応していないため、充電にはケーブルが必要になります。
また、「取りつけたい位置につけられない」との口コミどおり、設置場所が限られるのも難点。設置方法は吸盤式のみで、吸盤補助シートも付属していません。特殊素材のダッシュボードやエアコン吹き出し口など、場所を選ばずつけたいなら、ほかの商品を検討してみてください。
実際にダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ車用スマホホルダーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用のデメリットが気になる人は、こちらも検討してみてくださいね。
IMDEN CHARGE
ホールド力・使い勝手ともに優れているベストバイ
車用スマホホルダーは、スマホのカーナビ・音楽アプリの使用に便利なアイテム。使用自体は違反ではありませんが、設置場所によっては法律に触れる可能性があるため注意が必要です。通常の運転姿勢で前方の視界を妨げない場所に設置し、運転中にスマホを注視するのは避けてください。
スマホホルダー マグネット式 車内用は、大創産業が展開する100均ショップ・ダイソーの商品。税込330円(※執筆時点・公式サイト参照)で販売されています。吸着式・クリップ式などのラインナップがあるなかで、こちらはマグネット式を採用。付属のマグネットをつけると、MagSafe非対応のスマホでも使えます。
今回は、ダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用を含む車用スマホホルダー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、ホールド力の高さの検証です。
スマホホルダーを取りつけた車のインパネを小型振動試験機に固定し、1分間約60回大きな振動を加えました。振動前からスマホの角度がX軸・Y軸で何度ズレたかを計測。ズレが少ない商品ほど高評価としています。
ホールド力は悪くありませんが、ややズレるのが惜しいポイント。「走行中も倒れず安定している」という口コミどおり、振動試験機で振動を加えても落下することはありませんでした。詳しい検証結果は以下のとおりです。
縦方向を見ると、比較した全商品のズレた角度の平均約2.3度を大きく超え、6.3度もズレる結果に。とはいえ、横方向へのズレはほとんどなく優秀。比較した全商品の平均が約3.3度(※執筆時点)だったのに対し、こちらは2.1度にとどまりました。
しっかり固定できると謳う商品ですが、落下はしないものの下への傾きが気になります。段差を乗り越えたあとなど、スマホの角度を戻す手間がかかるでしょう。
続いては、ホルダーの組み立てやすさ・ホルダー取りつけ位置の豊富さの検証です。
組み立てやすさは、組み立てや設置に必要な工具の有無・設置完了までの工程の少なさをチェック。簡単に短時間で組み立てられるものを高評価としています。
取りつけ位置の豊富さでは、取りつけ方法が2種類以上あるか・特殊な素材や加工のダッシュボードにも対応できる吸盤補助シートが付属しているかをチェック。どんな場所でも設置しやすい商品を、高評価としました。
ホルダーの組み立てやすさでは、簡単で手間もなく高評価を獲得。比較したほとんどの商品と同様、取りつけに工具は必要ありません。購入したらすぐに使えるのはうれしいポイントです。
組み立てられた状態で販売されているため、設置の工程が少ない点も魅力。比較した約6割強の商品が4工程以上かかったなか、吸盤シートを取る→吸盤を押しつける→吸盤レバーを下げるの3工程で設置できました。はじめてでもスムーズに取りつけられます。
ホルダーの取りつけ可能な位置は少なく、取りつけ方法は吸盤式の1種類のみ。エアコン吹き出し口やカップホルダーの取りつけにも対応した商品に比べると、設置できる場所は少なく感じます。「取りつけたい位置につけられない」という口コミどおり、どこでもつけやすいとはいえません。
吸盤補助シートが付属していない点もマイナスポイント。比較した吸盤補助シートつきの商品は素材や加工を問わず取りつけやすかったのに対し、こちらはダッシュボードによっては設置しにくい可能性もあります。自分の車に設置できるかどうか、確認が必要です。
最後は、スマホの着脱のしやすさ・スマホの使いやすさの検証です。
使いやすさでは、まず充電しやすい隙間があるかをチェック。さらにスマホの向きの変更・高さや位置の調整・ワイヤレス充電といった機能の有無を確認し、スマホが使いやすい工夫が施された商品を高評価としました。
スマホを置くだけでロックできるマグネット式で、着脱のしやすさは優秀。比較したなかでも手動式の商品は、グイっと押して着脱する必要があるため、やや手間がかかる点が評価を下げました。こちらはスムーズな着脱により、トップクラスの評価を獲得。車の乗り降りが多い人にもおすすめですよ。
スマホの角度は360度変えられるものの、使いやすさはいまひとつです。比較した商品の約5割にあった高さや位置の調節機能がない点がネック。詳細は以下のとおりです。
位置調整アームの長さは変えられず、スマホの高さ・位置の細かな調節は不可能。設置場所によっては前方の視界を遮ったり、スマホが直射日光にあたって見づらく感じたりする場合もあります。
ワイヤレス充電機能も非搭載。とはいえ、ホルダー下部の隙間からケーブルを挿せるため、充電には困りません。ワイヤレス充電が可能な商品と比べると、ケーブルを用意する必要がある点がやや手間に感じるでしょう。
端末の最大対応サイズ | 制限なし |
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取りつけ可能な端末の幅 | 制限なし |
取りつけ可能な端末の厚さ | 制限なし |
スマホの固定方式 | マグネット式 |
設置場所 | 吸盤式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | 不明 |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
ダイソー スマホホルダー マグネット式 車内用は、公式オンラインストアで販売中。値段は税込330円(※執筆時点・公式サイト参照)です。税込11,000円以上の購入で送料無料になるので、ほかに気になる商品がある場合はあわせてチェックしてみてください。
実際に見てから購入を決めたい場合は、ダイソーの実店舗に足を運んでみましょう。取扱店舗は公式サイトから確認できますよ。
ホルダーの吸盤が弱ってきたら、まず設置場所をきれいに拭き取りましょう。ほこりや汚れは吸着力低下の原因になるため、きれいに保つことが大切です。
吸盤はお湯で温めて柔らかくしたあと、自然乾燥させることで、吸着力が回復する可能性があります。乾かす際はほこりや繊維が吸盤に付着するのを防ぐため、ティッシュやタオルで拭き取るのは避けましょう。
以上の方法を試しても回復しない場合、原因として吸盤の材質の劣化が考えられます。吸着力が元に戻らないときは、スマホホルダーの交換を検討してみてくださいね。
最後に、場所を問わず設置しやすいスマホホルダーをご紹介します。
簡単に着脱したいなら、IMDEN CHARGE 車載ワイヤレス充電器がおすすめ。センサー開閉式で、スマホを置くだけで自動でロックされます。吸盤補助シートが付属するため、特殊な素材のダッシュボードでもつけやすいのがメリット。位置調節やワイヤレス充電にも対応し、使い勝手にも優れています。
ACMEZING スマホホルダーは、複数の設置方法に対応している点が魅力。クリップ式・吸盤式・エアコン取りつけ式を備え、ダッシュボードとエアコン吹き出し口に設置できます。ホールド力は非常に高く、振動を加えても角度のズレはほとんどありません。段差の多い道でも使いやすいでしょう。
端末の最大対応サイズ | 7インチ |
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取りつけ可能な端末の幅 | 55~95mm |
取りつけ可能な端末の厚さ | ~10mm |
スマホの固定方式 | センサー開閉式 |
設置場所 | 吸盤式、エアコン取りつけ式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | iPhone15/Plus/Pro/Pro Max、iPhone14/14Plus/14Pro/Pro Max、iPhone13/Pro/Pro Max/mini、iPhone12/Pro/Pro Max/mini、iPhone11/X/XS/XR/、iPhone8など |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
IMDEN CHARGE スマホホルダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
端末の最大対応サイズ | 7インチ |
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取りつけ可能な端末の幅 | 60~105mm |
取りつけ可能な端末の厚さ | ~20mm |
スマホの固定方式 | ネジ式 |
設置場所 | クリップ式、吸盤式、エアコン取りつけ式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | Apple iPhone15/Plus/Pro/Pro Max、iPhone14/Plus/Pro/Pro Max、iPhone13/Mini/Pro/Pro Max、iPhone12/Pro/Pro Max/Mini、iPhone11 Pro Max/11 Pro、iPhone8/Plus、iPhone7/ Plus、iPhone6S/SE2/SE3、SAMSUNG Galaxy S9/Plus、Note8/S8/S8 Plus、Sony、Huawei、Google Pixelなど |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
ACMEZING スマホホルダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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