大型犬用のクレートやキャリーバッグは、車での移動時やハウス代わりとして使いたいときに便利。バリケンネルで知られるペットメイトやリッチェルなど、多くのメーカーから販売され、サイズも素材も豊富です。愛犬に合う商品を探そうと、リサーチしている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大型犬用クレート・キャリーバッグのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。飛行機での移動にも対応したハードクレートから、折りたたみ式のソフトクレートまで、幅広いラインナップは必見。居心地のよいおしゃれな商品を見つけてあげてくださいね。
生体販売・トリマー・トレーナー・新規事業開発・成田空港内ペットホテル開業に伴うプロジェクトリーダー等を経験し、現在は大手ペット専門学校講師、海外製ペット用品の開発・販売、ペット関連プロモーション事業にも従事。トリマー兼トレーナーとして動物保護活動にも取り組む。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
クレートは、車や飛行機などで移動する際、愛犬を安全に運ぶための必須アイテム。公共の場所では、大型犬でもクレートやキャリーバッグの使用をルールとしている施設も多数あります。自宅ではハウス代わりとしても使用でき、旅行先でも愛犬用のスペースを作ってあげられるので便利です。
ケージやサークルより狭いため、大型犬には窮屈でかわいそう…と感じる人もいるかもしれませんが、犬は狭い場所に身を隠す習性がある生き物。体がちょうど収まる適度な狭さは、実は犬にとって心地よい空間でもあります。自宅以外の場所で物理的な安全だけでなく、心理面での安心感を与えるためにもクレートが必要です。
大きな体ながら、気が小さく怖がりでやさしい子が多い大型犬。災害時の避難所や病院などの慣れない場所でも、クレート内にいれば落ち着くことができます。子犬のときからクレートトレーニングしていれば、愛犬を心身ともに守ってくれるリラックススペースになることでしょう。
たとえ十分なしつけをしていても、街中には犬が苦手で大型犬に恐怖心を持つ人もいます。自宅以外の場所や災害時を想定し、クレート内では静かに過ごす習慣をつけておくことが大切です。
大型犬用クレート・キャリーバッグを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
クレートの種類は、ハードとソフトの2タイプ。移動時の使い方に合わせて、種類を決めるのがおすすめです。
犬を乗せた状態で運ぶシーンが多い場合には、ハードクレートがおすすめ。プラスチック製が主流のハードクレートは、耐久性に優れ衝撃に強いため、長時間の移動でもしっかり愛犬の体をガードします。重さはありますが、安全性を確保できるのが魅力です。
とくに飛行機での移動ではハードタイプがマスト。飛行機に積載することを想定した専用クレートも販売されています。底面も安定していて、愛犬が多少動いても壊れにくいのが強みです。汚れても簡単に掃除できるので、きれいに長く使えます。
ハードタイプは通行人や手荷物の衝突による外部からの衝撃を防ぐため、安全性が高いといえます。強度が高く扉をしっかりと固定できるため、犬が脱走する心配もほとんどありません。犬と周囲の両方に配慮し、移動時はハードクレートを選びましょう。
また、ハードクレートはワンタッチで分解できるタイプも要チェック。大型犬がクレートを使用すると抜け毛や汚れが付着しがちで、屋外で使用した際は丸洗いが必要になることもあります。分解できるタイプなら掃除がしやすいだけでなく、夏は天井部分だけ取り外して室内用に使用するなど便利に活用できるでしょう。
移動先や車の中だけで使うなら、ソフトクレートがよいでしょう。折りたたんで持ち歩けるタイプが主流なので、車のトランクに置いたり、移動先のホテルなどでハウスとして使ったりするのに便利。軽くてコンパクトなため、片手で簡単に持ち運びができます。携帯用にぴったりといえるでしょう。
ただし強度が低いため、飛行機に載せるのはNG。持ち手があっても、小型犬・中型犬用のキャリーバッグとは違い、愛犬が入った状態での持ち歩きには注意が必要です。ハードクレートに比べると安定感がないので、平らな場所にしっかり設置してから愛犬を入れてあげてくださいね。
ソフトクレートはメッシュタイプで通気性がよいものや撥水加工されているものが多く、お出かけにぴったりなアイテムです。
また、自動車に犬を乗せる場合は、安全のために犬の居場所を制限すべきという法律もあるため、車内にあると重宝しますよ。
大型犬用クレートといっても、ML・L・XLなど大きさはさまざま。クレートは小さすぎても大きすぎてもくつろげないため、愛犬の大きさに合うものを選びましょう。
クレートの内寸は、小さすぎいないのはもちろん、大きすぎないことも大切です。外出用なら、高さは愛犬が立った状態でのギリギリサイズくらい、奥行きは伏せをした状態でのジャストサイズが目安。体の向きを無理なく回転できる大きさが理想です。
ハウス用であれば、さらに少し余裕を持った大きさをチョイス。ベッドやマットを入れてもゆとりがあり、愛犬がご飯を食べたり眠ったりと、リラックスできるスペースが必要です。出入り口のドアも、スムーズに出入りできる大きさか確認しましょう。
とくに超大型犬の場合は、大型犬用と表記されていても合わない場合があるため要チェック。子犬期から使う場合、外出用は成長に合わせて大きいサイズに買い替え、ハウス用は最初から成犬時のサイズを購入するのがおすすめです。
高さに余裕がありすぎると、犬が興奮して飛び跳ねたり移動中体が大きく揺さぶられたりすることがあります。
揺れで犬は車酔い状態になったり、興奮から吠えてしまったりすることもあるため、余計な隙間がないサイズを選びましょう。
愛犬の体重に適したクレートかどうかもチェックしておきたいところ。市販されているクレートには、素材や仕様の耐久性を判断する基準として、適正体重・耐荷重などが表記されています。
適正体重とは愛犬の体重そのもののこと。一方、耐荷重とは犬がクレートに入った状態で移動したり、持ち上げたりするときにキャスターやハンドル部分のパーツが耐えられる数値のことです。
愛犬がクレート内で動くことを想定すると、耐荷重はワンサイズ上を選ぶのがおすすめ。たとえば体重30kgの子には、適正体重30kgのクレートはOKですが、耐荷重は30kgでは足りません。
クレートは、愛犬の体を守ってくれる大事なアイテム。直接店舗で購入する場合は素材の質感などもチェックし、愛犬の体重に適しているクレートかどうかを確認しましょう。
耐荷重が犬の体重以下の場合、負荷がかかることでクレートの破損や亀裂が起こる可能性があるため大変危険です。
キャスター付きのクレートなら、体重の重い大型犬でもスムーズに移動できて便利。クレートに乗せたまま引くだけで、手軽に動かせます。キャスターが前後左右に4つついているものと、後輪のみのものがありますが、愛犬を乗せた状態で移動するなら4輪タイプが安定します。
最近では災害への関心の高まりから、キャスター付き・ハンドル付きの人気が高まっています。万が一のことを考慮すると、やはりキャスター付きがおすすめです。キャスターには固定ロックがついているため、室内ではロックをかけておけば問題ないでしょう。
大型犬が入ったクレートを移動させるのはかなりの力が必要。災害時には犬をクレートで移動させなければなりませんが、避難時は手荷物が多くなるため運びやすさも重要です。
持ち上げて運ぶ可能性があるなら、ハンドルが2か所以上あるものを選んでください。大型犬をクレートに乗せたまま運ぶのは至難の業。とはいえ高齢犬を病院に連れていくときなどには、クレートに入れて運ぶ必要があります。安全に持ち運ぶためにもハンドルが2か所以上あるもの選んでおきましょう。
また、ハードクレートは空の状態でも重さがあるため、複数ハンドルがあるほうが1人でも運びやすくなります。クレートだけでなくハンドル部分の耐久性もチェックし、大型犬を乗せた状態でも破損しにくいかどうかを確認してください。
長短のハンドルがそれぞれあると便利です。引いて歩く際は長いハンドル、車内への持ち込み・室内での移動・高い場所へ持ち上げるときは短いハンドルを握るとスムーズでしょう。
外出用のクレートは、車や飛行機に載せられるサイズかどうかも確認してください。車に載せる場合は、トランクや座席などの置く場所に合うサイズか、シートベルトで固定できる仕様になっているかなどをチェックしましょう。
また大型犬の場合、たとえクレートに入っても基本的に電車やバスには乗れませんが、飛行機には乗れます。飛行機に乗せて移動するためには、クレートが「IATA(国際航空運送協会)」の基準や利用する航空会社の規定サイズを満たしているかどうかの確認が必要です。
飛行機を利用する可能性がある場合は、商品のパッケージをチェックし、「IATA基準対応」の表示があるものを購入しましょう。ただし中古品や旧型モデルなどの場合、生産後に基準を満たしていないとわかった商品もあるため、公式サイトで調べるのが確実です。
実際に車に乗せるときの向きを想定して計測しましょう。犬とお出かけする際は手荷物も多くなるため、クレート以外に手荷物を置くスペースがあるか確認するのも大切なポイントです。
また、クレートの扉が車の扉と密接している場合、クレートを開けた途端に犬が飛び出し、車外に落下する危険があります。クレートの扉の前には十分な空きスペースがあると理想的です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||
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幅 | 奥行 | 高さ | 耐荷重 | 適正体重 | 素材 | タイプ | シートベルト固定可能 | 折りたたみ可能 | IATA基準対応 | |||||
1 | アイリスオーヤマ アイリスプラザ|エアトラベルキャリー|ATC-870 | ![]() | 左右開閉、取り外しも可能な扉が魅力のキャリー | 62cm | 87cm | 65.5cm | 約35kg | 本体、ハンドル、食器:ポリプロピレン/ノブ、ハンドルカバー:ABS樹脂/扉、軸:スチール(エポキシ粉体塗装) | ハード | |||||
2 | アイリスオーヤマ アイリスプラザ|エアトラベルキャリー|ATC-870 | ![]() | 飼い主にとってうれしい機能がたっぷり | 不明 | 不明 | ハード | ||||||||
3 | QVARKY ペットバッグ | ![]() | 通気性に優れ、窮屈感のないペットリュックサック | 40~50cm | 58cm | 75~80cm | 8~18kg | 8~18kg | ポリエステル、キャンバス | ソフト | ||||
4 | Totoro ball キャリーケース | ![]() | サイドに便利なポケットと水筒ホルダーつき | 59cm | 81cm | 59cm | 20kg | 1~20kg | ナイロン、金属、オックスフォード | ソフト | 不明 | |||
5 | リッチェル キャンピングキャリー | ![]() | シートベルトに固定できるので車でのお出かけにぴったり | 不明 | 不明 | ハード | ||||||||
6 | エクセルプラン ソフクレート | ![]() | 大型犬にゆとりの空間を提供するXLサイズ | 不明 | 不明 | ソフト | ||||||||
7 | WEIWEIホールディングス 大型犬用ペット キャリー キャスター付き | ![]() | 愛犬の様子を確認しやすい大きな格子のドアが魅力 | 不明 | 不明 | ハード | ||||||||
8 | Doskocil Manufacturing バリケンネル|21949 | ![]() | お家からお出かけまでシーンを選ばない | 不明 | 不明 | ハード | ||||||||
9 | Epetlover ペットキャリー | ![]() | 手持ち用の取っ手が付いたペットキャリー。水洗いできる | 51cm | 68cm | 52.5cm | 21kg | ~21kg | プラスチック(PP) | ハード | ||||
10 | APET ペットキャリー | ![]() | 丈夫で水洗いできるのでヘビーユーズもOK | 不明 | 不明 | ハード |
前面の扉が左右どちらからも開き、扉の取り外しもできる使い勝手のよさが魅力のキャリーです。上部に約15.8cmのしっかりした取っ手が付いており、両手できちんと握って持ち上げられます。プラスチック製なので汚れをサッと簡単に拭くことができ、フードや水を入れる食器付きなのもうれしいポイントです。
幅 | 62cm |
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奥行 | 87cm |
高さ | 65.5cm |
耐荷重 | 約35kg |
適正体重 | |
素材 | 本体、ハンドル、食器:ポリプロピレン/ノブ、ハンドルカバー:ABS樹脂/扉、軸:スチール(エポキシ粉体塗装) |
タイプ | ハード |
シートベルト固定可能 | |
折りたたみ可能 | |
IATA基準対応 |
水筒ホルダーが付属しており、ケースの中で水を飲むことが可能です。快適で居心地が良いシャーパ裏地は、洗濯機で洗うことができ、耐久性のあるPVC生地も簡単に掃除ができます。サイドにポケットがついているため、おやつ・リード・エチケット袋などを持ち運べて便利です。
幅 | 59cm |
---|---|
奥行 | 81cm |
高さ | 59cm |
耐荷重 | 20kg |
適正体重 | 1~20kg |
素材 | ナイロン、金属、オックスフォード |
タイプ | ソフト |
シートベルト固定可能 | |
折りたたみ可能 | |
IATA基準対応 | 不明 |
大きくとったメッシュ窓が特徴で、ブラインドは巻き上げてマジックテープで固定可能。寒いときや移動中は閉めておくことができ、カラーはグリーン・グレー・ベージュの3種類があります。アウトドアにはもちろん、インテリアにもなじむスタイリッシュな色合いもポイントです。
幅 | |
---|---|
奥行 | |
高さ | |
耐荷重 | 不明 |
適正体重 | |
素材 | 不明 |
タイプ | ソフト |
シートベルト固定可能 | |
折りたたみ可能 | |
IATA基準対応 |
クレートの状態によって価格には開きがありますが、ハードタイプは10,000円以下、ソフトタイプは5,000円以下などで取引されています。大型犬用は少なめですが、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
犬のクレートは耐久性が高い製品が多く、若干の傷があっても活用できる場合がほとんどです。成長に応じて買い替えが必要な子犬や、利用頻度が少ない場合は積極的に中古品を活用しましょう。
ただし中古品を購入する際は、金具やバックル部分に錆びや亀裂がないかを確認してから購入してくださいね。
今回は大型犬用クレートをピックアップしてみましたが、お家用のアイテムも気になるところ。以下の記事では、大型犬用ケージ・大型犬用トイレのおすすめ商品をご紹介しています。クレートと一緒に購入し、愛犬により心地よいスペースを作ってあげてくださいね。
1位: アイリスオーヤマ|アイリスプラザ|エアトラベルキャリー|ATC-870
2位: アイリスオーヤマ|アイリスプラザ|エアトラベルキャリー|ATC-870
3位: QVARKY|ペットバッグ
4位: Totoro ball|キャリーケース
5位: リッチェル|キャンピングキャリー
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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