リッチェル キャンピングキャリーファイン ダブルドアをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、持ち運びやすさの検証です。

犬を飼っている5名のモニターが小型犬の平均体重4kgの重りをキャリーバッグに入れ、快適に持ち運べるかをチェックしました。

次は、犬の出し入れしやすさ・手入れのしやすさの2つの観点から、使いやすさを検証しました。

結果、犬の出し入れのしやすさは優秀。「ワンタッチで開閉できて楽」との口コミどおり簡単に開け閉めができるうえ、扉が天井部にもある点で評価を伸ばしました。開けたフタは自立するため、キャリーバッグに慣れていない人でもスムーズに出し入れできますよ。

深さは19cmと深すぎず、洗いやすさも良好です。パーツは4つと、比較した1つだけのものよりは多いですが、分解は簡単。真ん中のとめ具を外すだけなので、「掃除がしやすい」との口コミどおりそれほど手間はかかりませんでした。

拡張機能や中敷はないものの、シートベルトに固定できるのも大きなメリット。車移動が多い飼い主さんに向いていますよ。

次は、快適さの検証です。キャリーバッグ内でスモークを焚き、煙の抜けやすさをチェック。通気性や安定性から、犬が快適に過ごせるかを確認しました。

結果、プラスチック製で底面が硬くフラットなため、犬の足元が安定した点はメリット。比較したなかでも、対になる位置に通気口がある商品は風が通りやすい傾向があったように、前後・左右にある通気口により風通しも良好です。

一方、上部に通気口がなくあたたかい空気の逃げ道が少ないのはネック。接地面の隙間もないため、暑い夏の時期は地面に直置きしないよう注意しましょう。

次は、安全性の検証です。

キャリーバッグの中を確認すると、犬のケガにつながるような突起物はありませんでした。飛び出し防止リードはないものの、ロック部分にはカバーを装備。脱走の心配がある犬にも向いています。

比較したソフトタイプの商品は扉も布製で安全性が高かったのに対し、プラスチック製という点で若干足を引っ張りました。とはいえ比較したハードタイプのなかでは、群を抜いて安全性が高いといえます。

最後は、頑丈さの検証です。さまざまな観点から、外部からの影響を受けにくい頑丈なキャリーバッグかをチェックしました。

その結果、本体・接続部・扉すべてがプラスチック素材で、トップクラスの高評価を獲得。接続部分の横幅も12cmと、比較した5cm未満のものと並ぶと太くしっかり作られています。

扉との隙間もなく外部からの影響は受けにくいため、車などで長時間移動する際も安心感を持って持ち運べるでしょう。