セゾンカードインターナショナルの評判は？デジタルカードとの違いやポイント還元率も徹底解説

au PAY残高にチャージして二重取りしても、ポイント還元率は0.75%と低めです。比較した多くのクレジットカードが通常時で1.00％還元だったことをふまえると、ポイント二重取りでも低い水準である点はネック。「ポイントがさほど貯まらない」との口コミにも頷けます。

コンビニやスーパーでは、au PAYとの二重取りで最大0.75％還元と低めでした。月5万円利用しても、1年で4,500ポイントしか貯まりません。比較したなかにはセブン−イレブンで最大9.50%還元となり、年間50,000ポイント以上貯まるクレジットカードもあります。

コンビニやスーパーなど、普段よく利用するお店でお得に買い物をしたい人には向いていません。なお、検証でポイント還元率を確認した店舗は下記のとおりです。

＜コンビニ＞

1. セブン−イレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・NewDays

＜スーパー＞

1. イオン・イトーヨーカドー・マルエツ・ライフ・西友

ドラッグストアもau PAYとの二重取りで0.75％還元と低めです。比較したクレジットカードには、1.50～2.00％還元でポイントが貯まるものもありました。月5万円の利用でも年間4,500ポイントしか貯まらないため、効率よくポイ活したい人には向いていません。

なお、ポイント数を確認した店舗は以下のとおりです。

＜ドラッグストア＞

1. ウエルシア・ツルハドラッグ・マツモトキヨシ・スギ薬局・サンドラッグ

百貨店・ショッピングモール・家電量販店でもポイント還元率はau PAYとの二重取りで0.50～0.75％と低めでした。比較した多くのクレジットカードが1.00％還元だったので、ポイントが貯まりやすいとはいえません。年間で獲得できるのは、月5万円の利用でも4,500ポイントです。

＜百貨店＞

1. 三越・伊勢丹・マルイ・高島屋・西武百貨店・大丸・松坂屋

＜家電量販店＞

1. ヤマダ電機・ビックカメラ・エディオン・ケーズデンキ・ヨドバシカメラ

飲食店もポイントアップはなく、ポイント還元率はau PAYとの二重取りで0.75％と低めです。月5万円の利用で年間4,500ポイントもらえますが、比較したなかには年間60,000ポイント付与されるクレジットカードもありました。

なお、検証では下記店舗のポイント還元率を確認しています。

ECサイトは利用するサイトによって還元率が異なりますが、au PAYとの二重取りで0.50～0.75％還元と低めでした。5つのサイトのポイント還元率を確認したところ、0.75％還元となるのはau PAYを利用できるau PAY マーケットのみ。楽天市場やAmazonなどは、いずれも0.50％還元でした。

au PAY マーケットに絞って月5万円利用しても、1年間で獲得できるのは4,500ポイントです。比較したクレジットカードには10,000ポイント以上貯まるものもあり、お得感に欠けます。なお、ポイント還元率を確認したサイトは下記のとおりです。

＜ECサイト＞

1. 楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・au PAY マーケット・メルカリ

ECサイトで買い物をするなら、セゾンポイントモールを経由するほうがお得。Amazonで最大9倍、成城石井.comで最大12倍、Nortonストアで最大30倍など、利用するサイトによって還元率がアップしますよ。

ガソリンスタンドや交通費でも、最大で0.75％しか還元されません。比較したクレジットカードには、給油や交通費の支払いでも1.00％還元になるものもありました。こちらは月5万円利用しても年間3,000～4,500ポイントしか付与されないため、通勤用に高還元なクレジットカードがほしい人には不向きです。

なお、検証では下記店舗のポイント還元率をチェックしました。

1. JR東日本・東京メトロ

公共料金の支払いは、0.25％還元とさらに低めです。比較したなかには通常時の還元率と変わらないクレジットカードもあったのに対し、こちらは通常時の0.50％還元よりも下がる点がネック。毎月かかる固定費をお得に支払いたい人は、ほかのクレジットカードを検討するのがおすすめです。

クレカ積立でもポイントは貯まりますが、還元率は0.30％と低めでした。比較したほかのクレジットカードには1.00％還元のものもあり、投資用とするには物足りません。

なお、本カードでクレカ積立できる証券会社は下記のとおりです。

少額の買い物をした際にポイントが貯まりにくいこともデメリットです。100円ではなく、1,000円につき1ポイント貯まるため、ポイント付与の対象外となる端数が多く出ます。

たとえば1,250円の買い物をした場合、100円につき1ポイントであれば、もらえるポイントは12ポイント。しかし、1,000円につき1ポイントだと同じ1.00％還元で計算しても10ポイントしかもらえません。比較したところ、大半のクレジットカードが100円につき1ポイントの付与でした。

一方、会計ごとではなく毎月の利用額の合計でポイントが付与される点はメリット。会計ごとよりも端数が少ないため、ポイントが貯まりやすい計算方法です。

クレカの支払いに充てることも可能です。ただし、ポイントの価値は通常1ポイント＝5円のところ、クレカ充当だと1ポイント4.5円。交換レートの高いものを選ぶほうがお得ですよ。

国内・海外ともに旅行保険は付帯しません。旅行先でのトラブルに備えておきたい人にはデメリットです。

なお、月額料金を支払えば好きな保険に加入できます。自転車事故への備えは月400円～、レジャーや仕事中のケガへの備えは月300円～と、自分に合った保険を選べることが特徴。旅行保険はありませんが、携行品の盗難・ゴルフ中のケガなど、さまざまなトラブルに備えられます。

セゾンポイントモールを経由すると、ネットショッピングがお得になります。通常は1,000円につき1ポイントの付与ですが、セゾンポイントモールを経由すれば最大30倍の還元率に。Amazonは最大9倍、Yahoo!ショッピングや楽天市場は最大2倍と、人気のショップでもお得に買い物を楽しめます。

年会費は、1年に1回でも利用すれば無料です。比較したほかのクレジットカードのように条件なしで無料ではないものの、1回使うだけなので簡単に条件をクリアできます。

なお、一度も使わなかった場合に発生するカードサービス手数料は1,650円です。

有効期限のない永久不滅ポイントが貯まるので、ゆっくりポイ活したい人にぴったりです。比較したなかには、1～5年でポイントが失効するクレジットカードもあったのに対し、使い切れずに無駄にする心配がない点はうれしいところですね。

クレジットカードは最短即日、デジタルカードなら最短5分で発行できます。「審査がかなり早い」と口コミでも好評だったように、すぐに買い物に利用したい人におすすめです。

デジタルカードは、クレジットカードがなくても発番されたカード番号で買い物ができる点が特徴。Apple PayやQUICPayにデジタルカードの番号を登録して、スマホ決済できます。

スマホ決済を利用していない人も、Webで申し込みをしてセゾンカウンターで受け取れば最短即日で買い物に利用できますよ。郵送だと手元に届くまでに3～7営業日ほどはかかるため、急いでいるときはセゾンカウンターで受け取りましょう。