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DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

リーズナブルな価格が魅力の、DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001。しかし口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 音質
  • 連続再生時間
  • 利便性
  • 音のカスタマイズ性
  • 防水性能
  • ノイズキャンセリング性能の高さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の完全ワイヤレスイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、完全ワイヤレスイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年06月28日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年06月までの情報です

目次

【結論】臨場感とクリアさに欠けるサウンドで、機能もシンプル。約1,000円の低価格さは魅力

大創産業
ダイソー完全ワイヤレスイヤホンTWS001

1,000円

完全ワイヤレスイヤホン

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001は、全体的にこもったようなサウンドで、聴き応えや臨場感が物足りません。比較した上位商品のように1音1音がクリアに聴こえにくく、複数の音が重なる部分は潰れて聴こえます。低音は強調され際立っているため一定の迫力はあるものの、実際に視聴したモニターからは「ボーカルが埋もれて聴こえる」「高音がキンキン響く」などの指摘が相次ぎました。

つくりはシンプルで、比較した商品の大半にある防水性能は非搭載です。雨や汗で濡れると、故障する可能性があります。ノイズキャンセリング・外音取り込み機能がないため、周囲が騒がしい環境では使いづらいでしょう。複数台の機器との同時接続や、音のカスタマイズなどもできません。

連続再生時間はイヤホン単体で4時間・ケース込みで10時間です。比較した商品のほとんどがケース込みで20時間以上だったことをふまえると、長時間使用には不向きです。しかし、ケースはコンパクトなので持ち運びには向いています。イヤホン本体で再生/停止・音量調整といった基本操作ができるのも便利です。

価格は税込1,100円(※執筆時点)と非常にお手頃ながら、ハンズフリー通話にも対応しています。静かな場所で短時間使う人や、とにかく安く手に入れたい人は選択肢にいれてもよいでしょう。しかし音質・機能性ともに価格相応なので、音質や使い勝手のよさにこだわるならほかの商品もチェックしてみてくださいね!

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001とは?

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001とは?

今回ご紹介するDAISOのTWS001は、大手100円ショップのダイソーから販売されている完全ワイヤレスイヤホンです。Bluetooth5.0に対応し、リズム際立つ迫力の重低音を楽しめると謳っています。


マイクを搭載しており、ハンズフリー通話が可能です。連続再生時間はイヤホン単体で約4時間・ケース込みで約10時間。充電端子はUSB Type-Bに対応しています。カラーはブラック・ホワイトの2色展開です。

後継モデルのTWS002も販売中!違いは?

後継モデルのTWS002も販売中!違いは?
出典:jp.daisonet.com

TWS001の後継モデルとして、TWS002も販売中です。どちらも公式価格は税込1,100円(※執筆時点)ですが、音質の傾向とバッテリーの持ちが異なります

TWS001がBluetooth5.0だったのに対し、TWS002はBluetooth5.3に対応。聴き心地のよい華やかな音色をウリにしています。片耳でも使えるようになり、音声アシスタントにも対応しました。

連続再生時間はイヤホン単体で約4時間30分・ケース込みで約18時間です。TWS001よりも約8時間長く使えるようになりました。充電端子がUSB Type-Cに変更された点にも注目。充電時間の公称値はイヤホン単体で約1時間30分・イヤホンと充電ケース両方で約2時間です。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回はDAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001を含む、人気の完全ワイヤレスイヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 音質
  2. 連続再生時間
  3. 利便性
  4. 音のカスタマイズ性
  5. 防水性能
  6. ノイズキャンセリング性能の高さ

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001の気になった点は6つ!

人気の完全ワイヤレスイヤホンを比較検証したところ、DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001にはメリットがあった一方で、6つの気になった点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

低音が不自然に強調されたサウンド。バランスに欠ける音質

低音が不自然に強調されたサウンド。バランスに欠ける音質

ダミーヘッドマイクを使って周波数帯域を計測すると、低音が強調されており、アコースティック・ロック向きのサウンドでした。しかし全体的に音がこもっていたのが惜しいところ。実際に視聴した9人のモニターからは「音がぼやけていて、ノイズが多い」といった指摘が相次ぎました。

メーカーの「リズム際立つ迫力の重低音」という謳い文句どおり、低音には一定の迫力があるものの、モニター9人全員が低音の響きに不満を抱く結果に。「低音が大きく鳴っているだけで、音の厚みや響きに欠ける」「低音は強調されているが、深みがなくこもって聴こえる」などの意見があがっています。

比較したなかには低音が楽曲全体の土台になるように響く商品もあったのに対し、本商品は低音の主張が強いぶん、ほかの音域ににじむように響く場面がありました。とはいえ、音質にあまりこだわりがないのであれば、ノリよく聴けるでしょう。

中音域の繊細な表現や、突き抜けるような高音は楽しめない

中音域の繊細な表現や、突き抜けるような高音は楽しめない
中音はやや不安定で、低音や高音に埋もれがちでした。低音や高音が目立たないときであれば、ボーカルの抑揚や息遣いを聴き取れます。一部モニターからは「低音が入ってこなければ、ボーカルが際立って聴こえる」「ボーカルが少し前に出て聴こえる」と好意的な声もあがったものの、全体的に音が粗く繊細さに欠けました。


高音が持つ本来の音を楽しみにくいのも惜しいところです。比較したほかの商品では聴き取れたピアノや金管楽器の細かな音が埋もれていました。「高音があまり目立たず、聴こえたとしてもキンキン響く」などの意見が多数寄せられています。ボーカル曲や楽器の多いクラシックの視聴には向きません。


低音・中音・高音についてのモニターコメント

  1. 「低音の主張が激しく、ベースの響きとバスドラムのキック感が誇張されているのが気になる。聴き分けはできるが音が潰れておりきれいではない。ほかの音域を潰していて、聴き取りにくかった」
  2. 「中音は中央に定位している感じがなく不安定。ボーカルの声が後ろの位置から聴こえ、遠さを感じる。抑揚・息遣いも意識しないと、聴き逃す。楽器の音の厚みも感じにくく、音楽全体を薄っぺらく感じた」
  3. 「高音がまったく遠くまで響かない。音楽全体の抑揚がなく、聴いていて楽しくない。金属系の楽器がキンキンと響かなかったものの、響き方は小さく歪んでいて違和感。本来の音をしっかりと響かせられていない」
コメントは一部抜粋

聴き応えはいまひとつ。音のこもりが気になり臨場感も味わいにくい

聴き応えはいまひとつ。音のこもりが気になり臨場感も味わいにくい
解像度についても、モニター9名中8名から不満の声があがりました。1音1音の分離感はあまりなく、音がつながって聴こえます。「全体的に音がぼやけていて、ずっと聴いていると疲れる」「複数の音が重なる部分はノイズのように聴こえる」などの指摘が相次ぎました。

各楽器などの音がクリアに聴こえにくいうえに、音の広がりもあまり感じられません。左右への音の広がりは多少感じられますが、直線的に音が届きます。モニター9名中7名から「臨場感が物足りない」と指摘されました。

比較した上位商品にあったような、音に包み込まれるような感覚にはほど遠い印象です。一部モニターからは「粒立ちは荒いが、きれいにまとまってはいる」とプラスのコメントがあったものの、「音が単調で音楽の世界に入り込めない」など厳しい意見のほうが多く聞かれました。

解像度・臨場感についてのモニターコメント

  1. 「音の輪郭がはっきりしておらず、全部の音がぼやぼやと聴こえる。1つ1つの音を聴き取れないほど解像度が低い。重なって鳴る音はくっつき、混ざりあっているようできれいに聴こえない。後ろで小さく鳴る音もまったくクリアではない。聴きにくく、もやもやとした音楽の印象」
  2. 「耳から直線的に聴こえるだけで、空間や包まれている感覚はほぼなかった。音を大きくても耳に直線的に届くので、音圧が気になる。音に立体感がなく、曲の厚みはあまり感じられない。チープに感じた
コメントは一部抜粋

音のカスタマイズはできない。音にこだわる人には不向き

音のカスタマイズはできない。音にこだわる人には不向き
音のカスタマイズ性が低く、自分好みのサウンドに調節したい人には向きません。比較したほとんどの商品が搭載していた選択型のイコライザー調節機能をはじめ、空間オーディオや音質を個人の耳に応じて最適化するパーソナライズ機能は非搭載です。

  1. 選択型の簡潔なイコライザー調節ができる|×
  2. 自由調節型の細かいイコライザー調節ができる|×
  3. 空間オーディオ対応|×
  4. パーソナライズ機能|×

連続再生時間は4時間。長時間つけっぱなしでは使えない

連続再生時間は4時間。長時間つけっぱなしでは使えない

バッテリー性能は低く、1日中つけっぱなしでは使えません。イヤホン単体での連続再生時間は約4時間・ケース込みだと約10時間です。比較した商品の大半はケース込みで20時間以上だったことを考えると、かなり短いといえます。短時間使用であればよいものの、使用頻度が高い場合は毎日充電する必要があるでしょう。

防水性・ノイズキャンセリング機能など、あると便利な機能は非搭載

防水性・ノイズキャンセリング機能など、あると便利な機能は非搭載
機能面はシンプルで、利便性を高める機能はほぼ非搭載です。比較した商品の大半にある防水性能は備えていないため、雨や汗などの水滴がつくと故障の恐れがあります。雨天時やスポーツ中の使用は避けたほうがよいでしょう。

ノイズキャンセリング・外音取り込み機能がなく、周囲の音をコントロールしづらいのもネックです。電車内や繁華街など騒音の多い場所では使いにくい可能性があります。着脱検知機能や、同時に複数台の機器と接続するマルチポイントにも非対応です。Google Fast Pairといったペアリングアシスト機能もありません。

  1. 着脱検知|×
  2. ノイズキャンセリング機能|×
  3. 外音取り込み|×
  4. イヤホン本体のボタンでNC・外音取り込みの切替が行える|×
  5. マルチポイント|×
  6. ペアリングアシスト|×
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

ノイズキャンセリング機能はありませんが、シェルが張り出していないコンパクトな作りで、軽い力で耳にフィットします!オフィスであれば十分静かさを感じられるでしょう。

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001のよい点は1つ!

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001のよい点は1つ!

ここまでDAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001の気になった点を解説してきましたが、一方でメリットもありました。完全ワイヤレスイヤホン選びで迷っている人は、ぜひチェックして自分が求める商品かどうか検討してみてくださいね!

約1,000円とかなりリーズナブル!コスト重視ならあり

約1,000円とかなりリーズナブル!コスト重視ならあり
価格がリーズナブルなのは大きな魅力です。比較した商品の多くが1万円以上するなか、本商品は税込1,100円(※執筆時点)です。ワイヤレスイヤホンを試してみたい人も手を取りやすいでしょう。

かなり低価格帯ながら、基本操作はイヤホン単体で行えるため、スマホなどを都度取り出す手間はかかりません本体にはボタンがついており、再生/停止・音量調整・曲のスキップ操作が行えます。マイクが搭載されているので、電話の応答・終話なども可能です。

ケースがコンパクトなのもうれしいポイント。ポーチ・筆箱・小さなポケットにすっぽり収まるので、持ち運びしやすいでしょう。音楽視聴やハンズフリー通話さえ行えればよいという価格重視な人には、十分検討の価値あるアイテムです。
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

ボタンは少し固く、比較したほかの商品より若干強く押す必要がありました。ケースもやや開けづらく、力の入れ方にはコツや慣れが必要な印象です。

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001が向いていない人におすすめの完全ワイヤレスイヤホンは?

ここでは、DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001のデメリットをカバーする商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね!

ソニーのWF-1000XM5は、音質・機能性ともに優れる高性能な一品!

ソニーのWF-1000XM5は、音質・機能性ともに優れる高性能な一品!

音質・機能性にこだわりたいなら、ソニーのWF-1000XM5がおすすめ。どの帯域もバランスよく鳴らす解像度の高いサウンドが魅力です。楽器の繊細な音やボーカルの吐息などあらゆる音を拾い、空間全体に音が広がるような臨場感を味わえました。どんなジャンルの音楽も楽しめるでしょう。


機能面では、直観的に好みの音質を見つけられる「ファインド・ユア・イコライザー」に対応しており、簡単に音質をカスタマイズできます。連続再生時間はイヤホン単体で12時間と長く、1日中つけっぱなしにできるバッテリー性能です。


ノイズキャンセリング・着脱検知のほかに、複数台の機器と同時に接続できるマルチポイントに対応。通勤・通学・仕事中など、あらゆる場面でつけっぱなしで過ごせるでしょう。3万円台と高価ではありますが、価格に見合った性能を備えています。

コスパ重視ならNothing TechnologyのCMF by nothing Buds Proを要チェック!

コスパ重視ならNothing TechnologyのCMF by nothing Buds Proを要チェック!

予算1万円以下で高機能なモデルを探しているなら、CMF by nothing Buds Proがぴったりです。パワフルな低音が特徴で、楽曲全体に迫力をもたらします。高音もクリアで抜けがよく、ピアノの細かいニュアンスまで表現していました。音の距離感や方向性も伝わり、臨場感も十分です。


スマホアプリからは4種類の音質モードに変更できるうえに、低音から高音までの強弱を細かく調整できます。自分好みに音をカスタマイズして楽しめるでしょう。ノイズキャンセリング・外音取り込み・着脱検知機能に対応しており、利便性にも秀でています。

連続再生時間はイヤホン単体で11時間です。防水性能はIPX4に対応しており、汗・雨による故障のリスクを軽減できます。屋外でもつけっぱなしで使えるでしょう。

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001はどこで買える?

DAISO 完全ワイヤレスイヤホン TWS001は、ダイソーの実店舗や公式オンラインストアから購入できます。値段は執筆時点で税込1,100円です。なお、在庫の有無は各店舗によって異なるので、実店舗に来店する際は注意してくださいね。

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