新しい洗濯機を購入するときに、多くの人が悩むサイズ選び。容量や本体サイズなど、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで本コンテンツでは、洗濯機のサイズの選び方について解説します。一人暮らしから大人数家族まで、ライフスタイルに合わせたサイズの選び方を紹介するので、洗濯機を購入する際の参考にしてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
ドラム式洗濯機おすすめTOP5
洗濯機のサイズを選ぶ際は、洗濯容量と本体の大きさをチェックしましょう。家族の人数や洗濯頻度に合わせて適切なサイズを選べれば、効率的に洗濯をこなせるうえに、設置後のトラブルも回避できますよ。洗濯容量の目安は以下のとおりです。
<洗濯容量の目安>
本体の大きさは、事前に設置場所や搬入経路を確認して、設置作業がスムーズに進められるようにしましょう。
洗濯容量を選ぶ際は、家族人数と使用頻度を参考にしましょう。洗濯物の量は家族構成や生活スタイルにより大きく異なります。最適な容量を選べれば、効率的に洗濯を行えますよ。
1人あたりの洗濯物の量は、1日約1.5kgが目安です。毎日の洗濯量を把握することで、洗濯の無駄を減らし、効率よく家事をこなせます。
<洗濯物の重さの目安>
ただし、まとめ洗いやタオル・シーツなども洗うことも考慮すると、洗濯機は少し余裕をもたせたサイズを選ぶのが無難です。たとえば、シーツなら約500g、タオルケットなら厚手のものになると約1.2kgあります。容量が少ない洗濯機だと洗えない場合もあるので注意しましょう。
少人数にぴったりな洗濯機を探している人は、以下のコンテンツを参考にしてみてください。1~2人暮らしにおすすめの洗濯機を紹介しています。
毎日洗濯しない家庭では、大容量タイプを選んでまとめて洗いできるようにしましょう。洗濯の回数を減らせば、家事の負担も軽くなります。
特に1~2人暮らしの人は、1日分の洗濯量が少ないため、数日分を一度に洗うほうが効率的です。大容量の洗濯機なら、シーツやバスタオルもまとめて洗えるので、時間も節水も両立できます。
とはいえ、大容量タイプを選んでも使いきれないと、無駄に電力や水道代がかかってしまうかもしれません。洗濯頻度や衣類の量をしっかり考慮することが大切です。
洗濯量の多い家族は、以下のコンテンツもチェックしておきましょう。マイベストが、おすすめの12kg洗濯機をランキング形式で紹介しています。各スペックを参考に、性能・価格を比較してみてくださいね。
本体の大きさは、設置場所のスペースや搬入経路の幅を確認して選びましょう。設置後のメンテナンスや掃除を考慮して、周囲に十分なスペースを確保することも重要です。
蛇口の位置が洗濯機と干渉していないか確認しましょう。
蛇口が洗濯機より下にあると、その分だけ本体を前に出して設置しなければなりません。壁からの距離を基準にギリギリのサイズを選んでしまうと、収まらない可能性もあるので注意してください。
特に縦型洗濯機の場合、ふたが蛇口と干渉してしまうと全開にできないことがあります。蛇口の高さが、洗濯機本体の高さよりも10cm以上上にあるかを目安にチェックしておいてくださいね。
防水パンは洗濯機の足回りよりも大きいか確認しましょう。防水パンとは、床と洗濯機の間に設置され、水漏れ時の被害を防ぐための土台です。
賃貸住宅では640×640mmの防水パンが使われていることが多く、一般的なサイズの洗濯機なら問題なく設置できます。ただし、大型のモデルだと足がはみ出す可能性もあるので注意してください。
また、600×600mmのような小型サイズの防水パンが置かれている物件もあります。必ず事前にサイズを確認してから、洗濯機を選びましょう。
設置されている防水パンが小型サイズの場合は、以下のコンテンツをチェックしてみてください。コンパクトな洗濯機をおすすめランキング形式で紹介していますよ。
ふたを開けたときのスペースに余裕があるかも確認しておきましょう。蛇口・棚・ドアなどと干渉してしまうと、洗濯物の出し入れがしづらくなり、日々のストレスにつながります。
縦型洗濯機ならふたを上に開けたときの高さ、ドラム式洗濯機ならふたを前に開けたときの奥行きを考慮して、周囲に十分な空間を確保してください。
なお、ドラム式を選ぶ場合は、右開きか左開きかも事前に決めておくと安心です。スペースに限りがある場所では、使い勝手への影響が大きくなやすいため、使いやすい開閉方向を選びましょう。
洗濯機の搬入経路は、室内だけでなく外の階段やエレベーターも確認してください。大きな洗濯機は、搬入口の幅や高さによっては運び入れられないケースもあります。
特にマンションに住んでいる場合、エレベーターが小型だったり、階段の幅が狭かったりするかもしれません。事前確認を怠ると、せっかく選んだ洗濯機が使えない可能性もあるので十分に確認しておきましょう。
不安な場合は事前に配送業者に相談して、問題がないか確認することも大切です。
洗濯機のサイズの選び方は理解できたものの、どのメーカーの洗濯機を選べばいいか分からない場合は、以下のコンテンツを参考にしてみてください。
ドラム式洗濯機や縦型洗濯機など、種類別におすすめランキングを紹介しています。それぞれのメリット・デメリットも解説しているので、自分のニーズに合わせた洗濯機を選べますよ。
各メーカーの特徴をもとに、ライフスタイルに合うサイズの洗濯機を探してみてください。
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