猫用おやつのおすすめ人気ランキング【2025年11月】

しつけのご褒美などで少量ずつあげたいときには、ドライタイプがおすすめ。キャットフードでもなじみのあるカリカリ形状で量の調節がしやすく、1粒だけ与えたいときにもドライタイプが便利です。

手に乗せて食べさせられるため、猫とコミュニケーションをとりたい人にもぴったりです。おいしそうに食べるかわいらしい姿を間近で見られますよ。

いつでも新鮮なおやつを食べさせたいなら、小分けパックがおすすめです。1回で食べ切れる量なので、開封後の味の劣化を防止できます。病院や帰省など、猫とのお出かけにも持ち運びやすいでしょう。

水をあまり飲まない猫には、水分をたっぷり含んだウェットタイプがおすすめです。ウェットタイプはさらに、ペーストタイプ・ソフト（パウチ）タイプ・スープタイプの3種類に分けられます。猫の好みや、与えるシーンに合わせて選びましょう。

猫とコミュニケーションをとりながら水分補給をしたいなら、ペーストタイプがうってつけです。スティック状のパックに入ったものが多く、手に持って直接与えられます。猫の口元に少量ずつ出しながら食べさせると、爪切りなどいやなことから気を逸らせるのにも役立ちますよ。

食事の補助として与えるなら、ソフトタイプやパウチタイプがぴったり。蒸したささみやかつおなどがそのままパックされ、素材のおいしさを味わえます。食べ応えがあり素材の香りが楽しめるので、食欲の落ちてきた猫にもおすすめです。

もしも硬いものが食べづらいなら、スープタイプが便利です。とろみがついたものもあり、歯を使わずに水分補給できます。柔らかくほぐした具材が入っているので、食事の満足感も得られるでしょう。

また、一度膀胱炎や尿路結石を患った猫には、下部尿路の健康に配慮したものを選んであげてください。尿路の健康維持をサポートするよう、ミネラルバランスなどを調整したおやつです。新しいおやつを与えるときは、購入前に獣医師へ相談してくださいね。

ごはんをあまり食べないときのトッピングには、フリーズドライタイプを活用すると食べてくれることもあります。肉・魚などを凍結乾燥させたもので、常温保存が可能。手で簡単にほぐせるうえ、ハサミで切る・砕く・ふやかすなどトッピング用に使いやすい点も魅力です。素材そのままの香りと味が保たれ、食欲増進効果が期待できます。

もっと手軽に与えるなら、ふりかけタイプを選ぶとよいでしょう。袋からそのままトッピングでき、猫の様子を見ながら少しずつ与えたいときにも便利です。

ほかにもかつお節を削ったものや、カマボコを乾燥させたタイプもトッピングにぴったり。フリーズドライではありませんが、柔らかく薄いのでさっとごはんにふりかけて与えられますよ。

塩分のとりすぎを防止したい人は、ジャーキータイプに注目。肉・魚などを乾燥させたもので、塩・香辛料などを抑えている商品が多いので、素材そのままの味を楽しめます。塩分摂取量も抑えられますよ。

歯ごたえのある硬さなので、噛みグセがある猫にもぴったりです。素材をそのままジャーキーに加工したものやスティックタイプなどがあるので、使いやすいものを見つけてください。手に持ったまま噛ませるなら、細長い形状のジャーキーを選ぶとよいでしょう。

また、大きなジャーキーをそのまま猫に与えると丸のみしてしまう可能性や、大きなジャーキーを飲み込んだ場合には消化不良を起こす可能性があります。必要に応じて小さくちぎりながら与えるなどの工夫をしましょう。

食いつきやすいおやつを探している人には、素材のにおいが強いものがおすすめです。猫が食べ物を選ぶときは、まず嗅覚で判断するといわれています。

柔らかいおやつが好きな猫には、ペーストタイプ・スープタイプから選ぶとよいでしょう。どちらも素材の香りが強く、嗜好性が高いおやつです。素材をそのまま使った、フリーズドライタイプをふやかして与えるのもおすすめ。硬いおやつを食べられる猫なら、ジャーキーを検討してみてください。

おやつで誘導して運動不足を解消させたいなら、またたび入りの商品もありです。またたびの成分には、猫を一時的な興奮状態にする効果があります。粒タイプのおやつなら、食べる前に転がして遊べますよ。猫じゃらしのように使えるまたたび入りロングジャーキーも要チェックです。

猫の好みがわからないなら、食感や味の種類を変えていろいろなおやつを試してみてください。猫は嗅覚の次に、食感と味でおいしさを判断しています。

少しずつ試したい人には、シリーズものがおすすめです。同じシリーズのおやつを1種類ずつ購入してみて、猫が気に入るものを見つけましょう。

まとめ買いしたい場合は、アソートパックがぴったりです。異なる味のおやつが数種類入っているので、毎日違うおいしさを楽しめますよ。お気に入りがみつかったら、次からは単品で購入するとよいでしょう。アソートパックは、同じおやつが続くと飽きてしまう猫にもうってつけです。

また、その猫が母猫と一緒に過ごしていたときに食べていたものや、離乳期に与えられていたものを受け入れる可能性が高いため、これらがわかる場合には参考にしながら選択するのもひとつの手です。

歯磨きをさせてくれない猫には、デンタルケア効果が期待できるおやつを選びましょう。歯垢の沈着を防止することで歯石の形成も防ぐことができるよう、さまざまな工夫が凝らされています。

デンタルケア効果が期待できるおやつは、スナックタイプ・ガムタイプ・ジャーキータイプなどさまざま。手軽に与えたいなら、スナックタイプがおすすめです。普段のごはんと同じようにお皿に乗せて与えれば、猫が自分で噛みながら歯垢の沈着を抑えられます。

毎日猫とコミュニケーションをとりたいなら、ガムタイプ・ジャーキータイプがぴったりです。スティック状のおやつを選べば、飼い主が手で持って与えながら、猫がしっかり噛めているか確認できるでしょう。

毛玉を吐きやすい猫には、毛玉ケア効果が期待できるおやつを選ぶのもよいでしょう。毛玉の形成を抑える食物繊維が多く配合されており、飲み込んだ毛の排泄をサポートします。

毛玉ケア効果を謳うおやつは、ドライタイプ・ペーストタイプなど種類が豊富です。しつけのご褒美や水分補給など、おやつを与える目的に合わせて適切なタイプを選ぶとよいでしょう。普段と同じようにおやつを食べながら、毛玉ケアが同時にできますよ。

なお毛玉の吐き戻し対策には、定期的なブラッシングも重要です。以下のコンテンツでは猫用ブラシを詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてください。

シニア猫には、腎臓の健康維持効果が期待できるおやつがおすすめです。10歳以上の猫の15％以上が慢性腎臓病を罹患している報告があります。シニア期に入ったら与えはじめるとよいでしょう。

カリカリタイプ・ペーストタイプなどおやつの形状はさまざまなので、与えたい目的にあわせて、「腎臓ケア」「腎臓の健康維持に配慮」などを謳ったものを選んでください。すでに慢性腎臓病を発症している場合は自己判断で与えず、必ず獣医師に相談しましょう。