クロスが剥がれたときや壁のネジ穴を補修するときに活躍する壁紙補修剤。自分で簡単に扱えるため、1つ持っておくと便利です。しかし、穴埋め用・剥がれ用・汚れ用と、壁紙の状態によって最適な補修剤が異なるためどれを買えばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの売れ筋上位19商品と、口コミで人気の商品をランキング形式でご紹介します。
果たしてどの商品がmybestが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?壁紙補修剤の選び方のポイントも説明しているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
ごくごく普通の建売住宅をDIYで作り変えるインテリアスタイリスト。日本テレビ「ヒルナンデス!」や「VERY」「ESSE」などの雑誌の特集に登場するほか、記事執筆、飲食店空間プロデュースと多方面で活躍。DIY・100均リメイク・インテリアコーディネート・スッキリ収納に関するをSNS・Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラムで発信中。出版『元雑貨屋asasaさんの「ゆるカワ暮らし」: お金も時間もかけずに、毎日がトキめくコツ』(小学館)など。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
壁紙補修剤で補修できるかどうかは、壁紙の状態によって変わります。
たとえば壁紙に空いた穴の場合、5mm程度の大きさの穴であれば市販の壁紙補修剤を使ってきれいに補修できます。一方、5cm以上の大きな穴の場合、壁紙だけでなく石膏ボード(壁紙が貼ってある内装建材)にも穴が空いていることが多いため、壁紙補修剤ではなく大穴用の壁穴補修キットの購入が必要です。
剥がれた壁紙は、剥がれてすぐに補修すれば貼り直すことができます。しかし、剥がれてからしばらく時間が経ってしまい、壁紙にクセがついているものは、貼り直してもすぐに剥がれてしまうことがあるため、補修が難しいでしょう。
壁紙についた落書きや手垢汚れなどは、小さな範囲のものであれば補修が可能。ただし、広い範囲の汚れは補修すると余計に目立ってしまうことがあるので注意が必要です。
このように自分で補修できる壁紙の状態を理解したうえで、壁紙補修剤を選ぶことが重要です。また、自分で補修できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。
壁紙補修剤を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
壁紙補修剤は、穴が空いているか、剥がれているのか、汚れているかといった壁紙の状態によって必要なタイプが異なります。壁紙の状態をチェックして、必要な補修剤のタイプを選びましょう。
穴埋め用壁紙補修剤のなかでも、固形タイプのものがおすすめ。今回の検証では、固形タイプは液体タイプに比べて作業しやすいので、はじめて使う人でもきれいに仕上げやすい印象でした。一方で、液体タイプはきれいに仕上げるために必要な道具が多いうえ、補修剤が乾くまでに時間がかかるものがあります。
どちらも1,000円未満と安価なので、失敗できない状況なら補修のしやすさ・仕上がりのきれいさを重視して固形タイプを選ぶのが無難ですよ。
固形タイプは補修後に補修剤が収縮したり、ひび割れしたりすることが少ない点も魅力のひとつですよ。
壁紙が剝がれていたり、継ぎ目が浮いたりしている場合は「剥がれ用壁紙補修剤」を選びましょう。
なかでも主流はのりタイプ。今回の検証では、のりタイプなら壁紙の端までしっかりと接着できており、接着力も強い印象でした。商品展開は少ないものの、シールタイプの補修剤もあります。手が汚れづらい点はメリットですが、接着力はのりタイプに劣る場合があるのがデメリット。タイプによって価格差がほとんどないことから、きれいに仕上げやすく耐久性もあるのりタイプがおすすめです。
なお、どちらも補修できる範囲は0.6m2程度。広範囲を補修するなら、壁紙用のりの購入を検討してみてくださいね。
手垢や落書き、食べこぼしの跡など、壁紙についた汚れをきれいにしたい場合は「汚れ用壁紙補修剤」を選びましょう。主に消しゴム・ペイント・テープの3タイプがあります。
消しゴムタイプはゴムの性質を利用して、壁紙の細かい凹凸についた手垢や鉛筆などの汚れを落とせます。力を込めすぎると壁紙が破れやすいので、やさしくこするようにしましょう。
ペイントタイプは、ボールペンの跡のように、染みついてしまった汚れにおすすめです。壁紙に合う色を選ぶのが難しいものの、ペンキのように上から色を塗ることで汚れを隠せますよ。
テープタイプは、汚れをテープで隠すので、壁紙に染み込んでしまった食べこぼしも隠せます。剥がれやすい点に注意が必要ですが、ちょっとした汚れ隠しに好適ですよ。
壁紙の剥がれを補修する人は、補修に必要な道具がすべてそろった補修キットを選びましょう。
壁紙の剥がれをきれいに補修するには、専用のりに加えてローラーやヘラなどが必要です。ローラーやヘラなどは、家にあるものでは代用が難しいうえ、単品で購入すると費用がかさんでしまいます。その点、補修キットは補修に必要な道具が一度にそろい、単品で買うより安く済むのが魅力。補修剤に合わせたサイズのヘラやローラーが付属しているので、使いやすさも良好ですよ。
なお、壁紙の穴や汚れは補修剤のみで補修できることが多く、付属品はそれほど気にしなくてもよいでしょう。
壁紙補修剤には化学物質である「ホルムアルデヒド」が含まれていることがあります。含まれているのは微量のため、多くの人には支障がでにくいといえるものの、安全性が気になる人はチェックしたいポイントです。
そこで、ホルムアルデヒドの発散量の基準となるのがF☆☆☆☆(エフフォースター)マーク。このマークは、ホルムアルデヒドの発散量が非常に少ないため、建築基準法の規制を受けずに使用できる建材につけられるマークです。このマークがついているかどうかが、ホルムアルデヒドの発散量が少ない商品を選ぶ目安になるでしょう。
しかし、F☆☆☆☆マークがついた商品でも使用条件によっては気分が悪くなることがあります。そのため、F☆☆☆☆がついた商品でも使用中は忘れずに換気を行うようにしましょう。
ピン穴や壁のすきまをワンタッチで補修できる、穴うめ材とヘラのセットです。熱膨張剤を配合しているためドライヤーの熱で施工部が膨らみ、凹凸がある壁も自然に再現できます。クロスだけでなくしっくい壁にも使用でき、施工後24時間が経てば上からの塗装も可能ですよ。
容量 | 10mL |
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乾燥にかかる時間 | 約24時間 |
成分 | アクリル樹脂、ケイ酸化合物、顔料、熱膨張剤、水 |
熱膨張剤配合 | 不明 |
形状 | のり |
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容量 | 30mL |
補修キット |
家の補修グッズやDIY商品を販売する建築の友の「耐水性壁紙のりキット」は、耐水性があるのりを使用しているため、キッチンや洗面所などの水がかかるような壁紙でも強力に接着できると謳っています。
仕上がりのよさの検証では、補修後に壁紙がしっかりと貼り付いていて、剥がれていたことがわからないほどでした。モニターからは「のりの色が目立たず、補修の跡が目につかない」という声が挙がりました。
補修のしやすさの検証では、使用方法が画像付きで解説されているためスムーズに作業できる点が魅力。付属品が充実しているのも特徴です。ヘラやローラーだけでなくハケがついていたため、壁紙の隅までまんべんなくのりを伸ばせました。さらに、吐出口が小さいので、のりを少しずつ出せて、細かい部分も補修しやすいといえます。
とにかく補修しやすく、接着力の高い剥がれ用壁紙補修剤を探しているなら、真っ先におすすめできる商品です。
乾燥にかかる時間 | 24時間 |
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成分 | ウレタン樹脂、炭酸カルシウム、水 |
耐水性 |
形状 | のり |
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容量 | 50mL |
補修キット |
住まいのメンテナンス商品の仕入・販売を行うキャンディルデザインの「クロス職人 はがれ補修キット 50ml」は、化学物質であるホルムアルデヒドの発散量が少ない商品につけられるF☆☆☆☆(エフフォースター)マークがついた商品です。
仕上がりは良好で、特に接着力の高さが好評でした。モニターからは「剥がれそうな気配もなく、隅までしっかりと接着できている」という声が挙がりました。また、のりが乾いたあとも色が目立たず、補修した跡はほとんど見受けられませんでした。
容器のふたとハケが一体化していて、ふたを持ちながらハケが使えるので手を汚さずに隅まで薄くのりを伸ばせた点が好印象です。また、ローラーの柄が木製で手になじみやすい点も魅力。使用方法の説明は文字のみでややわかりにくかったものの、一般的な補修方法とさほど変わらないため大きな影響はありませんでした。
のりの容量が50mLとやや大きいので、剥がれている面積が広い人にぴったりの仕上がり良好な補修剤です。
乾燥にかかる時間 | 不明 |
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成分 | エチレン酢酸ビニール樹脂、水、防カビ剤、防腐剤等 |
耐水性 | 不明 |
形状 | のり |
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容量 | 20mL |
補修キット |
新潟県三条市に本社を置いて補修剤やハウスクリーニング商品を販売する、高森コーキの「クロス・壁紙のはがれ補修セット」。速乾性に優れていて手早くきれいに仕上がると謳っています。
仕上がりは上々で、高い接着力でしっかりと壁紙に貼り付きました。モニターからは「凹凸ができることもなく、仕上がりがきれい」と好評。補修したのり跡も目立たず、補修したことがわからないほどでした。
QRコードを読み取ると動画で商品の使い方を確認できるため、補修がはじめてでも安心して作業できます。ヘラが付属していないため、広い範囲は補修しづらかったものの、付属のローラーが握りやすく壁紙を密着させやすかった点は好印象です。
説明動画付きで迷わず作業できるうえ、大きなローラーでしっかり密着させられる補修剤です。
乾燥にかかる時間 | 速乾 |
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成分 | エチレン酢ビ樹脂、水 |
耐水性 | 不明 |
補修剤では対応しきれない大きな損傷が壁紙にある場合は、壁紙自体を張り替えるのをおすすめします。最近では、剥がせる壁紙や生のり付き壁紙など、初心者でも気軽に張り替えやすいアイテムが販売されています。壁紙の張り替えを自分でしたい人は、以下の記事もチェックしてくださいね。
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