穴埋め用壁紙補修剤のおすすめ人気ランキング【2025年】

壁の穴埋めには、少量の補修剤を使用するケースと、プレートとパテを使用するケースがあります。穴の大きさによって使用すべき商品が変わるため、穴の大きさを基準に適切な商品を選びましょう。

きれいに補修するためには、穴の大きさに応じて道具が必要です。道具を別途揃えるのが手間に感じる人は、道具がセットになった商品を選びましょう。

ピン穴程度の小さい穴の補修時は、穴から溢れ出した余分な補修剤を取り除くためのヘラが必要になります。補修剤とヘラがセットの商品を購入するとよいでしょう。

拳大の大きい穴の補修には、リペアプレート・パテの他にパテを均一に広げるためのヘラと、乾いたパテをなめらかにするためのサンドペーパーを使用します。そのためリペアプレート・パテ・ヘラ・サンドペーパーの4つが揃っている商品がおすすめです。

大きい穴の場合は上記4つとは別で新しい壁紙も必要になりますが、セットに含まれているケースはほとんどなく、自分で調達しなければならないので注意してください。

補修範囲が広い人は、速乾性の有無に注目しましょう。速乾性がある商品だと補修が早く済むうえ、周囲が汚れる心配もほとんどありません。簡単に穴を補修したい人には特にチェックしてもらいたいポイントです。

補修範囲が広い場合は、狭い場合と比較して補修剤をたくさん使います。そのため硬化時間が長い商品を使用すると、液だれで床が汚れて想定以上に時間や手間がかかることも。

対して、速乾性があるものだと夏期で約1〜2時間、冬期で約2〜3時間で硬化する商品が多い傾向があります。速乾性の有無はパッケージの説明部分から確認できるのでチェックしてみてください。

補修部分を周りの壁に馴染ませるには、周囲の壁の色とデザインを再現することが重要です。補修剤選びの際は色展開と、自然な膨らみを作る熱膨張剤の有無をチェックしましょう。

補修剤には、頭痛やめまいの原因となるホルムアルデヒドが含まれていることがあります。安全性が気になる人は、ホルムアルデヒドの発散量を表すF☆☆☆☆（エフフォースター）マークの有無をチェックしてください。

F☆☆☆☆（エフフォースター）はエフスターマークのなかでも最高等級のマーク。ホルムアルデヒドの発散量が少なく「一般の人がその環境下で一生生活したとしても健康上問題がないレベル」といわれています（引用：日本建築仕上材工業会）。特に、補修範囲が広く、補修剤を大量に使用する場合はF☆☆☆☆マークがついている補修剤を使用しましょう。

また、溶剤が水性である商品は、メーカーによって「火気及び毒性の心配がない」と謳われていることも。補修剤を長時間放置しても火災になったり、生物に悪影響を与えたりする心配がないということなので、あわせてチェックするとよいでしょう。

補修後に再度ピンを刺したい人、塗装をしたい人は硬化後の仕様を確認しましょう。商品によっては、硬化後に補修剤がゴム程度の硬さになり、ピンを刺せなくなる商品や、塗装ができなくなる商品があります。

硬化後の仕様は、商品パッケージの裏側に注意事項として記載されているケースがほとんど。穴を埋めた後にピンを刺したい人、補修後にDIYの予定がある人は注意してください。