テーブルや棚の高さ・がたつきを調整できるアジャスター。支柱を作ったり、手軽に棚をDIYしたりと応用の幅も広くて便利です。しかし、使い方が難しそうなイメージがあるうえ、スガツネなどの製造メーカーや、取り扱いショップも多いので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、アジャスターのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。DIYに便利なラブリコやディアウォールの説明に加えて、記事の最後にはアジャスターの付け方についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「大工・内装工・防音屋・基礎工事」など様々な建築職を経験。2017年に開設したブログ「マエソン小部屋のDIY」(https://maeson-gt.com/)では日曜大工を中心に発信し、月間10万PVほどに成長。趣味は模型など幅広く工具を使うモノづくりが好き。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
アジャスターとは、家具を水平に設置してがたつきをなくしたり、天井へ突っ張って固定したりするための金具。脚部にベースといわれる台座がついたボルトタイプ(アジャスターフット)と、ラブリコのように天井と木材の間にはさんで使う突っ張りタイプがあります。
取り付けやすい手軽さに加えて、細かく調整できる点がアジャスターの魅力。壁や床に穴を開ける必要はなく、家具本体にネジで取り付ける、もしくは木材にはめ込むだけで使用可能です。アジャスターを回すだけで調整できるため、数mm単位の微調整もできますよ。
アジャスターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
アジャスターは主にボルトタイプと突っ張りタイプの2種類。一見すると形状は似ていますが、用途によって適したタイプが異なります。どんなシーンで使うのかを想定したうえで、適当なタイプを選択しましょう。
テーブルや棚など、家具の高さやがたつきの調整がしたい人にはボルトタイプがおすすめです。家具の脚先または本体の底部にネジで取り付けるタイプで、アジャスターを回し入れる深さによって高さの調整が可能。へこみが発生している床や、デコボコした屋外の地面でもがたつきなく家具を設置できます。
ただし、ボルトタイプを取り付けるにはネジ穴が必要です。取り付けたい箇所にネジ穴がない場合は、アジャスターベースと呼ばれる取り付け用金具を別途用意しましょう。ECサイトやホームセンターで200円前後で入手可能です。
またボルトタイプを購入する際は、ネジ穴にあったサイズを選定することも重要。サイズはM8×50のように表記され、Mの次の数字がボルトの太さを、後ろの数字が長さを示しています。ネジ穴に合わせて選び、わからない場合はDIY用品の販売員など、専門の人に尋ねるようにしましょう。
壁や床に穴を開ける必要がない突っ張りタイプは、賃貸マンションに住んでいる人でも使いやすくおすすめです。角材の両端に取り付け、床から天井へ突っ張るように設置するだけで支柱をつくれます。
またジョイントや棚受けなど、関連部品が豊富に展開されているのもうれしい点。立てた柱にパーツを組み合わせるだけで、手軽に棚をつくれます。棚をつくるために必要なパーツがセットになっている商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
一方、ボルトタイプを固定金具として木材に取り付け、天井と床で突っ張るように使うのもOK。ただし支柱を設置する用途であれば、突っ張りタイプのほうが手軽に取り付けられておすすめです。
支えたいものに合わせて許容荷重・金具の数を確認しましょう。ボルト・突っ張りタイプ、どちらも許容荷重内で使用することが大切です。許容荷重はkgfという単位で表記されるのが一般的。kgfとは重量キログラムのことで、原則60kgf=60kgのようにそのままkg単位へ読みかえてOKです。
ただし、表示の許容荷重は垂直な力に対するもの。斜めからの力には表示どおりの強度が期待できないため、許容荷重に余裕があるものを選びましょう。
またボルトタイプの場合、アジャスターの数は4本を1セットとして使うのが一般的。ただし、取り付ける家具の大きさ・用途によっては4本で足りない場合もあります。アジャスターは多いほど強度が増すので、4本では許容荷重に不安がある場合は本数を増やすことを検討しましょう。
ボルトタイプのなかには、使う環境ごとに適した仕様をもった商品も販売されています。どこで使用するのかを決めたうえで、その場所の特徴を観察し、適した商品をチェックしましょう。
傾斜がある床に設置する人には首振り機能付きがおすすめです。力の加わる向きに合わせてアジャスターが曲がるのが特徴で、傾斜がある床でも水平に家具を設置できます。加えて斜めから荷重がかかる場合も首振りによって力が分散されるため、耐久性にも優れていますよ。
曲がる角度は小さいもので5度、大きいものだと20度くらいまで対応できる商品があります。使用する環境に合わせて、適当なものを選びましょう。
家具をしっかりと固定したい人は、滑り止めタイプを選びましょう。ベースの底面が滑りにくい樹脂やゴムでつくられているため、子どもがぶつかってしまったり、地震が発生したりと多少の衝撃があっても家具が動きにくいのが特徴です。床が滑りやすい部屋に住んでいる人にもおすすめですよ。
家具の脚で床を傷つけたくない人は、床面保護タイプをチェックしましょう。フェルトやプラスチックといったやわらかい素材でベース底面がカバーされているため、床を傷つけにくいのがポイント。ベース部分が大きく、床との接地面積が広い商品が多いため、床のへこみリスクも低減できます。
突っ張りタイプには、取り付け方法の異なる2つのタイプがあります。取り付けの手軽さや使用感においてそれぞれ特徴が分かれますので、重視するポイントに合わせて選びましょう。
取り付けの手軽さを重視する人は、木材にかぶせるタイプがおすすめです。角材のサイズに合ったアジャスターを選び、先端にかぶせるだけで取り付けできる簡単さが魅力。柱や棚をつくりたいDIY初心者にもうってつけのタイプといえます。
主な種類はディアウォールとラブリコの2種類。脚立なしで設置したい人は、下から押し上げるだけで設置可能なディアウォール、よりしっかりと固定したい人はバネ+ネジの力で突っ張るラブリコを選ぶとよいでしょう。
ただし、かぶせるという構造上、サイズの合わない木材には取り付けられない点は注意が必要です。ツーバイフォー(2×4)やワンバイフォー(1×4)など、使用する木材とアジャスターのサイズを一致させるようにしましょう。
壁にぴったり沿わせて家具や柱を固定したい人は、ビスで固定するタイプを選びましょう。金具は木材の上部にのみ取り付けるため、壁に沿わせるように柱を設置してもすき間ができにくいのが魅力。アジャスター自体もコンパクトで目立ちにくいため、すっきりとした見た目を好む人にもおすすめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
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重量 | 耐荷重 | 素材 | |||||
1 | 平安伸銅工業 LABRICO|2×4アジャスター アイアン|IXK-1 | ![]() | 天井を傷つけないため賃貸住宅にもおすすめ | 240g | 使用荷重20kg (柱一本当たり) | 本体:鉄、エポキシ樹脂粉体塗装/パッド:合成ゴム/ねじ:鉄、メッキ | |
2 | 八幡ねじ つっぱりアジャスターセット | ![]() | 2×4材・2×6材どちらにも対応でき簡単に柱を作れる | 170g | 不明 | 本体・ナット・ねじ・ばね:鉄/アジャスター:鉄、PVC/滑り止めシート:エストラマー | |
3 | 平安伸銅工業 LABRICO|2×4アジャスター|DXO-1 | ![]() | 1.5mmの薄い樹脂製で壁に沿うように設置可能 | 220g | 使用荷重20kg (柱一本当たり) | 樹脂部品:ABS樹脂、合成ゴム/ねじ類:鉄、メッキ/バネ:バネ鋼、メッキ | |
4 | 光 Gスラスト|GTS-914W | ![]() | 1×4材用のアジャスターで小さめの棚づくりに便利 | 120g | 15kg | 本体:ABS、ばね:ステンレス | |
5 | Simpson Strong-Tie アジャスターポストベース ABA44 | ![]() | 溶融亜鉛めっき鋼板を使用した4×4支柱固定用ベース | 不明 | 平均最大荷重:950kgf | 溶融亜鉛めっき鋼板 | |
6 | トラスコ中山 TRUSCO|アジャスターボルト|NB-2-12X150 | ![]() | 重量のある機器に対応でき、リーズナブルで数をそろえやすい | 212g | 500kgf | ねじ・台座:スチール、カバー:塩化ビニール | |
7 | スガツネ工業 アジャスター AD-502型|AD-502 | ![]() | 許容荷重280kgで重量のある家具や機械にも使える | 30g | 280kg | 鋼 | |
8 | GLE2016 フットアジャスター | ![]() | 家具の高さ調節に便利なねじ込み式の建築金具 | 不明 | 不明 | 金属、プラスチック | |
9 | スガツネ工業 アジャスター ADR型|ADR37-10-50 | ![]() | 耐衝撃性にすぐれたエラストマー製の底カバーつき | 83g | 20kg | 本体・ねじ部・ナット:ステンレス鋼、カバー:エラストマー |
壁や床に穴を開ける必要がないため、賃貸でも使いやすいアジャスター。ここでは、ラブリコやディアウォールなど、柱や棚を手作りするのに活躍する突っ張りタイプの付け方をご紹介します。
1.使用したい角材に合わせてアジャスターのサイズを選ぶ。角材はねじれや反りのないものをチョイス
2.角材の両端にアジャスターをはめ込む
3.下地がしっかりしている床・天井に角材を設置する。ディアウォールなら天井に押し当てるように、ラブリコなら天井側のジャッキを手で調整する
4.最後にぐらつきや傾きがないか念入りに確認する
また突っ張りタイプは、応用すれば手軽に棚をDIYすることも可能です。アジャスターと角材に加えて、棚受けと棚板を用意しましょう。ラブリコやディアウォールなら専用パーツも販売されています。本格的なDIYをする前に、簡単なものに挑戦したいという人にもおすすめですよ。
1位: 平安伸銅工業|LABRICO|2×4アジャスター アイアン|IXK-1
2位: 八幡ねじ|つっぱりアジャスターセット
3位: 平安伸銅工業|LABRICO|2×4アジャスター|DXO-1
4位: 光|Gスラスト|GTS-914W
5位: Simpson Strong-Tie|アジャスターポストベース ABA44
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