ふかふかで触り心地がとてもよいと評判の人工芝、ふわふわターフ エクセレント。「足に触れる感じが心地よく、裸足で過ごせる」と高評価の口コミばかりがみられますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の東レ・アムテックスやFun Stanndardなどの人工芝とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、人工芝選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ふわふわターフ エクセレントは、室内外問わず使いやすいものをお探しの人におすすめです。機能が充実しており、比較したほかの商品にはあまり見られなかった抗菌・静電気防止加工が施されていました。紫外線による劣化を軽減するUV加工や、雨を通す透水穴も搭載。リビング・ベランダ・庭など、さまざまなシーンで活躍しますよ。
触り心地もよく、実際に触れたモニター10人中9人が「手触りが柔らかい」と回答。比較した商品内ではパイル長が30mm以上だとクッション性が高い傾向があったのに対し、40mmと長く商品名のとおりふんわりしています。「座ってもお尻が痛くならない」「弾力がある」と好評でした。
見た目の色合いも、モニター10人全員から高評価を獲得。4色のパイルが使われており、濃淡のある緑色に枯れ草のような色もミックスされています。モニターからは「自然な色合い」との声が。光が強く当たると少しテカリは気になるものの、それ以外であれば見た目に違和感はありませんでした。
屋内・屋外のどちらにも役立つ機能が備わっているうえに、天然芝に近い色合いで仕上げられてます。柔らかくふんわりした手触りでチクチクした痛みを感じにくく、子どもやペットがいる家庭でも使いやすいでしょう。見た目をアップグレードしたいなら、ぜひ検討してみてください。
そもそも人工芝とは、庭やベランダなどを簡単におしゃれにできるアイテム。天然芝と違って水やり・芝刈りが不要で、冬でも枯れません。色や質感が天然芝のようなアイテムもあり、自然な景観に仕上げたい人でも取り入れやすいでしょう。
今回ご紹介するふわふわターフ エクセレントは、ふんわりした手触りにこだわって作られているのが特徴です。細めのパイルを高密度に配置することでボリューム感を出し、「チクチク感が気にならない」「裸足でも歩ける」と謳っています。
販売元は、人工芝などのエクステリア製品を手がける株式会社白崎コーポレーションです。
パイルの素材には、耐久性の高いポリエチレンを使用。自然な見た目に仕上げるため、2種類・4カラーのパイルを採用しているのも注目ポイントです。フレッシュグリーン・ナチュラルグリーンのストレートパイルと、グリーン・ベージュのカーリングパイルを組み合わせていますよ。
継ぎ目が目立ちにくいロールタイプなうえに、端部分が整えられているのも魅力。きれいに敷きやすいよう工夫されているのがうれしいですね。
サイズは幅1×5m・幅1×10mの2種類あり、1m2あたりの重量は約2.8kgです。耐用年数は施工場所の環境によって2〜3年前後しますが、目安は約8年とされています。大きさはカッターで自由にカットできるため、敷く場所に合わせやすいですよ。
なお、ふわふわタープシリーズには全3種類がラインナップ。検証で使用したエクセレントのほか、パイルの長さや密度が異なるスタンダード・ハイエンドからも選べます。公式サイトでは無料サンプルの発送を行っている(※執筆時点)ので、迷ったときはぜひ活用してみてください。
今回は、ふわふわターフ エクセレントを含む人工芝全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、見た目のリアルさの検証です。
人工芝の購入を検討している男女10人のモニターが照明のある室内にて、各商品の見た目を確認します。芝の色合い・質感・密度の自然さの3点に着目して評価しました。
比較した商品内では、パイルのカラーが3色以上のものほどリアルに見える傾向があり、本品はフレッシュグリーン・ナチュラルグリーン・グリーン・ベージュの4色を採用。色合いが自然なものを選びたい人におすすめです。
<色合いの自然さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
質感もナチュラルに仕上げられており、モニター10人中5人が高評価としました。光が強く当たるとテカリが気になったものの、それ以外では抑えられています。
比較したほかの商品にはビニールっぽい人工感が気になるものがありましたが、こちらは自然な質感に仕上げられていました。密度も高く、モニターからは「ぎっしり詰まっている」「下地がほぼ見えない」との声が。屋外に敷いても違和感は少ないでしょう。
<質感の自然さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、触り心地のよさの検証です。
先ほどの検証と同じく10人のモニターが各商品に触れる・上を歩くといった動作を行い、手触りのよさ・密度の高さ・クッション性・芝の起きやすさの4点をチェックしました。
実際に触れたモニター10人中9人が「触り心地がよい」と回答し、こちらも高評価です。
比較した商品内では葉先の形状がC型のものほどチクチク感が気になりにくい傾向があり、本品はC型のうえに手触りは柔らか。モニターからは「座ってもチクチクしない」「密度・手触りともに本物の芝生みたい」と好評でした。
<芝の手触りのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
触った際には弾力を感じられ、モニター10人全員が「クッション性がある」と答えました。比較した商品内では、パイルの長さが30mm以上だと見た目・クッション性のバランスがよい傾向があったのに対し、本品のパイルは40mmと長めです。
商品名どおりのふわふわ感があり、モニターからは「厚めのラグにような柔らかさ」との声も。天然芝では感じるのが難しいほど柔らかくふんわりしているため、サッカーなどのスポーツを楽しみたい人にも向いています。
<クッション性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
芝は見るからに密度が高く、こちらも10人全員から高評価を獲得。芝の密度は1m2あたり18,900針と、下地が見えないほどぎっしり詰まっていました。
比較したほかの商品には、芝の密度が低く地面の硬さが伝わりやすいものもあったなか、芝同士がしっかり支え合っているのがよい点。芝は倒れにくく、1本1本がきちんと起き上がった状態をキープできていました。これなら、きれいな見た目を長く保てるでしょう。
<芝の密度の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後は、機能性の高さの検証です。機能面を調べると、チェックした8項目のうち5項目に該当。比較したほかの商品にはないものが多かった、抗菌・静電気防止加工が施されていた点が高評価でした。室内にも敷きやすいため、子どもやペットがいる家庭にも適していますよ。詳細は以下のとおりです。
紫外線による劣化を軽減するUV加工が施されており、日当たりのよい場所にもぴったり。水がたまりにくくなる、透水穴もついてます。防草機能はなく雑草対策には防草シートの併用が必要ですが、機能は充実していました。
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 40mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1m |
---|---|
長さ | 5m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
ふわふわターフ エクセレントは、公式サイトにて購入できます。販売価格は以下のとおり。人工芝を固定するためのピンが付属したタイプもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
<販売価格>
販売価格は執筆時点・公式サイト参照
ふわふわターフ エクセレントの施工方法は、下地の素材によって異なります。下地が土の場合・コンクリートの場合の2パターンをご紹介するので、場所ごとに敷き方を変えてくださいね(参照:公式サイト)。
<下地が土の場合>
①雑草や石を取り除き、土を踏みつけて平らにする
②防草シートを広げ、固定ピンでシートを約1mの間隔で固定
③たるまないよう人工芝を広げ、必要な長さにカット
④人工芝が重なっていないか、曲がっていないかなどを確認
⑤固定ピンで人工芝の周囲と継ぎ目を約50cmの間隔で固定
⑥デッキブラシなどで芝を立たせて完成
<下地がコンクリートの場合>
①土・砂・ほこり・ゴミなどを取り除く
②たるまないよう人工芝を広げ、必要な長さにカット
③人工芝が重なっていないか、曲がっていないかなどを確認
④人工芝用の両面テープで固定(接着剤を使う場合は、クシ目ゴテで塗布し全面を接着)
⑤デッキブラシなどで芝を立たせて完成
人工芝をきれいに見せるためには、芝の葉が同じ方向を向くように敷くのがポイント。葉の向きがそろうと、より自然な見た目に仕上げられます。
人工芝は放っておくと芝が倒れてしまうため、定期的にブラッシングすることも大切です。倒れている方向とは逆向きに葉を起こすと、きれいな状態を保ちやすいですよ。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
リアルさにこだわる人には、東レのスパックターフ MD-PEがおすすめ。パイルには、濃淡のある緑色に加えて枯れ草のような色味も混ざっています。つや消し加工も施されており、天然芝と見分けがつかないほど自然な見た目でした。手触りも柔らかくふわふわなので、お尻が痛くなりにくいでしょう。
Fun StanndardのPYKES PEAKは、防草機能つきなのが魅力です。防草シートを別で用意しなくとも、雑草対策を行えます。UV加工も施されているため、日当たりがよい場所に設置しやすいのもメリット。芝は濃い緑に枯れ草の色がまんべんなく混ぜられており、見た目もリアルですよ。
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 35mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1.8m |
---|---|
長さ | 1m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
東レ スパックターフ MD-PEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 38mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1m |
---|---|
長さ | 10m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
PYKES PEAK 人工芝をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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