丈夫で使い勝手のよいダイナミックマイク。ライブ用のボーカルマイクや、配信・講演会用のマイクとして幅広く使われています。しかし、有線・ワイヤレスなどの接続方法や指向性、周波数特性はモデルによって違うので、何を基準に選べばよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイナミックマイクのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ShureのSM58をはじめ、有名メーカーのモデルが続々登場。コンデンサーマイクとの違いやワイヤレス化する方法、使い方の注意点も解説します。使いやすいダイナミックマイクを見つけて、幅広いシーンで活用しましょう。
ライブや全国ツアー・レコーディング等、10数年に渡るバンド活動を経て2016年よりフリーランスの作曲家・編曲家として活動を開始。ライブハウスシーンで長年培ってきた経験・技術をベースにエッジの効いたエモーショナルなロックサウンドと煌びやかでモダンなエレクトロサウンドをクロスオーバーさせることを得意とする。楽曲それぞれのもつ世界観や魅力を最大限に引き出し、情景が浮かぶようなソングライティングを目指す。DTM・DAWをテーマにしたブログもマイペースに執筆中。 SOSOUSO BLOG:https://www.sosouso.info/
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
ダイナミックマイクとは、コイルと磁石の動きで生まれる電気信号を出力するマイクのことです。音の振動によって生じたコイルの動きを電気信号に変える仕組みを採用。特定の方向からの音だけを拾う指向性を持った製品が多く雑音が入り込みにくいので、ライブ・カラオケ・スピーチといったシーンにうってつけです。
コンデンサーマイクとは、音を出す仕組みや使用シーンが違います。コンデンサーマイクは音の振動により生じた音圧の変化を電気信号として出力する仕組みで、電源が必要。レコーディングなどで繊細なサウンドを収録したい場合には、コンデンサーマイクがおすすめです。ゲーム実況やボーカルの録音にも向いています。
一方、ダイナミックマイクはコンデンサーに比べると構造がシンプルなうえ、個別の電源がいりません。耐久性が高く湿度にも強いため、ハードな使い方をするライブハウスや音楽フェスにもぴったり。5,000円以下で手に入る安価なモデルも多数あります。用途に適した使いやすいマイクを手に入れて、長く活用しましょう。
ダイナミックマイクを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
まずはマイクの指向性に注目しましょう。指向性とは、マイクがどの方向の音を拾えるかを表す特性です。ダイナミックマイクの指向性には単一指向性と無指向性があり、単一指向性はサブカーディオイド・カーディオイド・スーパーカーディオイド・ハイパーカーディオイドに細かく分類されます。
ライブやスピーチなどで手に持ちながら使う場合は、単一指向性のなかでもカーディオイドのマイクがおすすめです。マイクの正面を中心に側面の音も少し拾えるため、マイクが多少口からずれても収音できます。単一指向性のダイナミックマイクでは最もよく使われており、ボーカルマイクにもうってつけです。
なお、より自然な音を拾いたければ、サブカーディオイドも選択肢に入ります。ワイドカーディオイドとも呼ばれ、カーディオイドよりも少し広い範囲の音を収音できるのがメリットです。ただし、背面からの音に対する感度は低くハウリングが起こりやすいので、ライブ以外で使用することをおすすめします。
マイクスタンドに固定して使う場面では、スーパーカーディオイドが適しています。指向性が強く正面の音をしっかり拾うので、周りの雑音が入りにくい点がメリット。側面の音も遮断するため、カーディオイドよりもノイズをカットできます。音を拾う範囲が狭いので、マイクの正面を意識して使用することがポイントです。
音を拾う範囲をより絞り込みたいなら、ハイパーカーディオイドを検討しましょう。スーパーカーディオイドより指向性が強く、側面のノイズを強力に遮断します。ただし、マイクの位置や距離はかなりシビアな調整が必要です。単一指向性のなかではハウリングに最も強いので、スピーカーの横で使うときにも向いています。
マイクの向きを気にせず、すべての方向から収音したい場合は、無指向性(全指向性)がおすすめです。どの方向からも同じ感度で収音するので、一部の声が際立つことがありません。会議の音声を録音したり、複数人で一度に歌ったりするときにうってつけ。声だけでなく、周りの環境音も収録したい場合にも向いています。
ただし、無指向性のマイクはあらゆる方向から収音できるぶん、サブカーディオイド以上にハウリングが起こりやすい点は否めません。スピーカーからはできるだけ離れて使うのがベターです。無指向性のダイナミックマイクは少なめですが、ShureやAKGなどで取り扱いがあるので探してみてください。
忠実に収音したければ、マイクで拾える音域の範囲を示す周波数特性を確認しましょう。通常、◯Hz~◯kHzのように表示されます。たとえば、声や管楽器などの音をバンドのなかで際立たせたいなら、高音域の音を拾えるモデルがおすすめ。とくに15kHz以上に対応していると、抜けのよいサウンドを実現できます。
一方、ドラムのキックやベースなどの低音には、70kHz以下の音を拾えるマイクがうってつけ。ずっしりした音を拾えるので、バンドでの演奏時も全体のサウンドにより迫力を与えられます。周波数特性がグラフ化されていると拾える音の傾向をつかみやすいので、マイクメーカーや楽器専門店のサイトの情報も参考にしましょう。
ダイナミックマイクの感度は、-50dB台を目安に選ぶのが無難です。マイクの感度はdBという単位を使って負の値で表示し、0に近いほど高感度であることを示します。接続する音響機材によって求められる感度は変わりますが、-50dB台のマイクなら1〜2万円程度の安価なオーディオインターフェースとも接続可能です。
-70dBなどの感度が低いモデルの場合、マイクの性能を引き出すためには高性能なマイクプリアンプなどが必要。感度が低いダイナミックマイクは、安価なプリアンプとつなぐと音量が小さくなるなどのトラブルが起きやすくなります。費用を抑えてスムーズに使いたければ、マイクの感度も確認しておきましょう。
スピーカーやオーディオインターフェースといった音響機器との接続には、XLR端子やフォーン端子があると便利です。XLR端子はノイズに強くケーブルが外れにくいため、本格的な音響機器に使われることも多め。フォーン端子はややノイズに弱いものの抜き差しが楽なので、カラオケ用としてもよく使われます。
音響機器を介さずマイクを直接パソコンなどに接続する場合は、USB端子やミニプラグつきがよいでしょう。USB端子は簡単に接続できるうえ、一定の音質を保ちやすい点が魅力。汎用性の高さを重視する人にもおすすめです。ミニプラグはかつて主流の規格で、雑音を拾いやすいものの接続しやすいので手軽に使えます。
なお、ケーブルにわずらわされたくない場合は、ワイヤレスマイクを選ぶのもひとつの手です。ワイヤレスマイクにも、レシーバーをフォーン端子に接続して使うモデルがあります。スマホやタブレットにも接続したい場合は、Bluetoothに対応しているマイクを決めましょう。
カラオケ・司会・講演会などの用途に使うなら、手元にスイッチがあるダイナミックマイクが便利です。手元にスイッチがあれば、適宜ON/OFFして不要な音がマイクに拾われるのを防止できます。ハウリングしたときに、スイッチをOFFにして素早く止められる点もメリットです。
一方、ライブの現場では手元のスイッチを使うことはあまりありません。スイッチが切れているせいで音が出なかったり、スイッチの切り替えで大出力スピーカーなどの機材にダメージを与えたりといったトラブルを避けるためです。自分の使い方に合わせて、スイッチの有無を選びましょう。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ケーブル | 接続端子 | 通信規格 | 最大到達距離 | 指向性 | |||||
1 | サンワサプライ ダイナミックマイク|400-SP045 | ![]() | ノイズを抑える単一指向性式。マイクケーブルは着脱可能 | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
2 | SHURE ボーカルマイクロホン スイッチ付きモデル|SM58SE | ![]() | 手元で操作できるオン・オフスイッチが便利 | 有線 | 不明 | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
3 | Shure 楽器用マイクロホン|SM57-LCE | ![]() | 雑音を抑え、楽器の音色をクリーンに捉える | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
4 | オーディオテクニカ ダイナミックマイクロホン|ATR1300x | ![]() | 耐久性・防振性に優れたステージ仕様のマイク | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
5 | MSY Razer|Razer Seiren V2 Pro | ![]() | ライブ配信の音声クオリティにこだわりたい人へ | 有線 | USB | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
6 | ヤマハ ダイナミックマイク|DM-105 | ![]() | フォーマルな場面でも使いやすいシンプルさ | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
7 | キョーリツコーポレーション カスタムトライ|CM-2000 | ![]() | 低価格が魅力の使いやすいマイク | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
8 | オーディオテクニカ ダイナミックボーカルマイクロホン|AT-X11 | ![]() | 2wayプラグで接続機器が柔軟に選べる堅牢モデル | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
9 | オーディオテクニカ audio-technica|ハンドヘルドマイクロホン|PRO31 | ![]() | バランスよくまとめられたボーカルマイクのリファレンスモデル | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 | |
10 | Shure ポッドキャスト用マイクロホン|MV7X | ![]() | XLR出力を備えた、オールメタルのダイナミックマイク | 有線 | XLR | 不明 | 不明 | 単一指向性 |
テーブルのうえで転がるのを防ぐプロテクトリング・堅牢なダイカストメタルグリップを採用し、耐久性に優れています。標準・ミニプラグの2ウェイ構造で、いろいろな機器に接続できますよ。シックで洒落たブラックメタリックの仕上げも魅力的ですね。
ケーブル | 有線 |
---|---|
接続端子 | XLR |
通信規格 | 不明 |
最大到達距離 | 不明 |
指向性 | 単一指向性 |
トークの生配信やナレーション録音、楽器のレコーディングなど幅広いシーンで使えるプロ用モデルです。電子機器のノイズを遮断するため、ストレスを感じることなくクリアな音質で収音可能。破裂音を効果的に防げる2種類のウィンドスクリーンも付属しています。
ケーブル | 有線 |
---|---|
接続端子 | XLR |
通信規格 | 不明 |
最大到達距離 | 不明 |
指向性 | 単一指向性 |
明瞭なサウンドの単一指向性ダイナミック型で、ボーカル・スピーチ・司会など、幅広い用途に使えます。XLR出力コネクターやON/OFFスイッチを採用。18ftケーブル・マイク用ポーチも付属するなど、機動的に使えるのもポイントです。
ケーブル | 有線 |
---|---|
接続端子 | XLR |
通信規格 | 不明 |
最大到達距離 | 不明 |
指向性 | 単一指向性 |
ケーブル | 有線 |
---|---|
接続端子 | XLR3ピン |
通信規格 | 不明 |
最大到達距離 | 不明 |
指向性 | カーディオイド、単一指向性 |
SNSでの動画撮影など、さまざまな場面で使える4色のポップカラーを用意。単一指向性でマイク上面からの集音性に優れており、ボーカル・楽器などの集音マイクとしても使えます。軽量でON/OFFスイッチを備えているので、片手で長時間持ち続ける会議・ミーティングでも活躍するでしょう。
ケーブル | 有線 |
---|---|
接続端子 | XLR |
通信規格 | 不明 |
最大到達距離 | 不明 |
指向性 | 単一指向性 |
有線のダイナミックマイクは、手軽にワイヤレス化が可能。マイクをワイヤレス化する「XVIVE XV-U3」などのアイテムを使うだけです。マイクを送信機に接続し、スピーカーやミキサーなどの音響機器に受信機を取りつければ無線で使えます。お気に入りの有線マイクで自由にパフォーマンスしたい人にぴったりです。
ただし、有線接続と比べ、ワイヤレス化すると音に少しノイズがのることもある点には注意してください。ワイヤレス化する装置も10,000円以上と高価なモデルが多く、コストがかかります。まずはワイヤレスマイクでニーズに合うモデルがないかチェックし、見つからないときの対策として覚えておくとよいでしょう。
ダイナミックマイクのケーブルを抜き差しする際は、必ずミキサーやスピーカーの音量はゼロにしてください。音量を上げたままだと故障や感電のおそれがあります。コンデンサーマイクはファンタム電源を使いますが、ダイナミックマイクには不要です。機材にファンタム電源がついている場合はオフにしておきましょう。
マイクの音量をチェックするときに、マイクを叩いたり息を吹きかけたりするのもNG。大きな雑音が響いたり、機材が壊れたりするリスクがあります。マイクの音量は声を出して確認しましょう。保管時は湿気を避けて、カビやサビのリスクを防ぐことも大切です。落下しないように安定した場所に置いて保管しましょう。
ダイナミックマイクをパソコンに接続して録音したい場合は、オーディオインターフェースやポップガードがあると便利。XLR端子を備えたマイクを音響機器に接続するためには、XLRケーブルも必要です。それぞれ以下のコンテンツで紹介しているので、ぜひチェックしてください。
1位: サンワサプライ|ダイナミックマイク|400-SP045
2位: SHURE|ボーカルマイクロホン スイッチ付きモデル|SM58SE
3位: Shure|楽器用マイクロホン|SM57-LCE
4位: オーディオテクニカ|ダイナミックマイクロホン|ATR1300x
5位: MSY|Razer|Razer Seiren V2 Pro
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他