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  • Galaxy Z Fold4を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 1
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Galaxy Z Fold4を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

スリムなボディで持ちやすく、開くとタブレットのように使えると評判の折りたたみスマホ、SAMSUNG Galaxy Z Fold4。インターネット上では好意的なレビューが多数寄せられている一方で、「重い」「ズームの画質がいまひとつ」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

今回はその実力を確かめるため、以下の10つの観点で検証・レビューを行いました。

  • 処理性能
  • バッテリー性能
  • カメラ性能
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ
  • サブディスプレイの使い勝手のよさ
  • 自撮り撮影のしやすさ
  • オープン時の機能の充実度
  • 本体の重さ

さらに、新モデルのZ Fold5やPixel Foldなどの折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年03月29日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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すべての検証は
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自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2024年03月までの情報です

目次

【結論】同時に複数のアプリを使いこなしたい人におすすめ。新型モデルより少し安く、機能はほぼ同等

便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

Samsung Electronics
GalaxyZ Fold4

86,400円

Z Fold4

おすすめスコア

4.34
9位 / 14商品中
  • 処理性能

    4.50
  • |
  • バッテリー性能

    3.93
  • |
  • カメラ性能

    4.53
  • |
  • 画面性能

    4.25
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.70
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    5.00
  • |
  • サブディスプレイの使い勝手のよさ

    5.00
  • |
  • 自撮り撮影のしやすさ

    4.07
  • |
  • オープン時の機能の充実度

    5.00
  • |
  • 本体の重さ

    3.95
折りたたみスタイル横開き(フォールド)

良い

  • 処理性能は重い3Dゲームもカクカクせずに動くほど優れている
  • 明るい場所で撮影した写真は解像度が高く、細部までくっきりした仕上がり
  • 直近で使ったアプリがタスクバーに表示されるため、素早く開ける

気になる

  • Z Fold5に比べると少し重さが気になる

 Galaxy Z Fold4は、メインのスマホとして十分使える機能を搭載しています。折りたたんだ状態では、通常のスマホ同様にネットサーフィンやタッチ決済が可能開くと7.6インチの画面があり、大画面をフルに使ってタブレットのようにも使えます。専用ペンでメモを取ったり、フレックスモード(半開き)で大人数での撮影やハンズフリーでの動画鑑賞を楽しんだりと、普通のスマホとは一味違った使い方ができるのが魅力です。


画面内に3つのアプリを同時に表示することもできます。さらに、使用頻度の高い組み合わせのアプリをブックマーク登録する機能も搭載。ワンタッチで複数のアプリを起動して配置できるため、マルチタスクが捗ります。Z Fold5より約1年前に発売されたモデルながら機能はほぼ同様で、効率的な作業が可能です。

処理性能も優秀。ベンチマークスコアの測定結果は約129万点と、比較したPixel Foldの87万点を大幅に上回るハイスコアです。加えて、画面表示は明るく解像感も高め。画面のなめらかさを示すリフレッシュレートも120Hzです。3Dグラフィックゲームも、快適な画面表示と操作性で楽しめるでしょう。ただし負荷がかかると本体温度が43.8℃に達したため、使いすぎには注意してください。


カメラ性能も優秀で、色彩豊かで解像感の高い写真を撮影できました。実際に写真をチェックしたモニターからは、とくに動画と自撮りが好評。明るい場所ではやや白っぽく映ったものの、自撮りの際には「肌が明るく見えるからあり」と、プラスに働きました。ズームでもさほど画質は劣化せず、「ズームの画質がいまひとつ」との口コミを払拭。明所・暗所問わず、納得のいく写真を撮りやすいでしょう。

重量は263gと、口コミに「重い」とあったとおりずっしり感があります。とはいえ、比較したZ Fold5は253g・Pixel Foldは283gだったことから、特出して重かったわけではありません。スマホ2台を重ねたような形状なためどうしても重さはあるものの、便利な機能を多数搭載しており、折りたたみスマホの醍醐味を楽しめるアイテムです。

とはいえ、SoCはSnapdragon 8+ Gen 1と次作のZ Fold 5が最新のSnapdragon 8 Gen 2を搭載していたことを思うと、Z Fold 5には劣ります。そのためかベンチマークスコアもこちらが129万点だったのに対し、Z Fold 5は157万点でした。価格もZ Fold 5と大きく違わないため、新しくZ Foldシリーズを購入するならZ Fold 5がおすすめです。

Galaxy Z Fold4のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にGalaxy Z Fold4と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


Galaxy Z Fold4よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ 折りたたみスマホ
画面性能 No.1

モトローラ・モビリティ・ジャパン

razr 50 ultra
4.54
(1/14商品)
razr 50 ultra

高性能なフリップ型!処理速度もバッテリーの持ちも十分

自撮り撮影のしやすさ No.1
本体の重さ No.1

SAMSUNG

GalaxyZ Flip6
4.50
(2/14商品)
Z Flip6

自撮りを楽しみたい人におすすめ。オートズーム機能を搭載

バッテリー性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

SAMSUNG

GalaxyZ Fold6
4.46
(3/14商品)
Z Fold6

フォールドスマホならコレ。基本スペックがどれも高い

画面性能 No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1

Google

PIxel 9 Pro Fold
4.44
(5/14商品)
PIxel 9 Pro Fold

PIxelならではのカメラ性能。手ブレ補正が強力

SAMSUNG Galaxy Z Fold4とは?

SAMSUNG Galaxy Z Fold4とは?

Samsung Galaxy Z Fold4は、スマホ2台分の機能を1つに集約したと謳う、フォールド型の折りたたみスマホです。


横折りタイプで、開くと約7.6インチと大きなメインディスプレイを搭載しています。大画面で動画を楽しんだり、多くの情報を一度に閲覧したりと、マルチに使えるのが魅力です。

7.6インチの画面で3つのアプリを同時に操作できる

7.6インチの画面で3つのアプリを同時に操作できる
画面には、最大で3つのアプリを同時に表示可能。さらに、アプリペア機能を搭載しているのも特徴的です。好きな組み合わせのアプリをブックマーク登録すると、ワンタップで3つのアプリを同時に起動することもできます。

画面下部のタスクバーを使えば、素早くアプリ間の移動が可能。パソコンのようなスムーズな操作性で、作業効率が向上します。

ノートパソコンのように立てかけて使える

ノートパソコンのように立てかけて使える

フレックスモード(半開きの状態)は、角度75~115度の範囲に対応。自由に調節して立てかけられます。ハンズフリーで動画視聴やビデオ通話を楽しんだり自撮りしたりと、シーンに合わせて使えるのが利点です。

折りたたんだ状態では通常のスマホ同様のビジュアルと操作性

折りたたんだ状態では通常のスマホ同様のビジュアルと操作性

閉じた状態では約6.2インチのカバーディスプレイを使用可能。Galaxy Z Fold3 5Gに比べてアスペクト比が横に広がり、ディスプレイ以外の部分もスリムかつ軽量で使いやすいデザインへ進化しました。


折りたたんだときのサイズは幅6.7×高さ15.5×厚さ1.42~1.58cmと、ポケットにすっと収まるスリムなデザインを実現。片手での操作もスムーズに行えると謳っています。使用シーンに応じて、折りたたんだり広げたりと使い分けられるのが魅力です。

カバーディスプレイで自撮りの写り具合もチェックできる

カバーディスプレイで自撮りの写り具合もチェックできる

アウトカメラで自撮りする際には、カバーディスプレイがプレビュー画面になるため、自分の写り具合をチェックしつつ最高の1枚を撮れます。

耐久性に配慮された構造。シックで落ち着いた色合いも魅力

耐久性に配慮された構造。シックで落ち着いた色合いも魅力
出典:samsung.com
本体カラーはグレイグリーンで、落ち着いた色合いです。メインディスプレイにはしなやかさと強度に優れる超薄型ガラスを採用。カバーディスプレイとバックカバーにはCorning® Gorilla® Glass Victus®+を、フレームには強度の高いアーマーアルミフレームを採用するなど、耐久性にも配慮されています。なお、詳細なスペックは以下のとおりです。

スペック一覧
  1. 発売日|2022年9月29日
  2. メインディスプレイサイズ|7.6インチ
  3. メインディスプレイ解像度|2,176×1,812(QXGA+)
  4. サブディスプレイのサイズ|6.2インチ
  5. サブディスプレイの解像度|2,316×904(HD+)
  6. メインカメラ(広角)画素数|5,000万画素
  7. 超広角カメラ画素数|1,200万画素
  8. 望遠カメラ画素数|1,000万画素
  9. インカメラ画素数|前面:1,000万画素/インナー:400万画素
  10. 容量|256GB
  11. サイズ|幅13×高さ15.5×厚さ0.63cm(折りたたみ時幅6.7×高さ15.5×厚さ1.42~1.58cm)
  12. 重量|263g

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、SAMSUNG Galaxy Z Fold4を含む折りたたみスマホ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 処理性能
  2. バッテリー性能
  3. カメラ性能
  4. 画面性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 便利機能の豊富さ
  7. サブディスプレイの使い勝手のよさ(フリップ型)
  8. 自撮り撮影のしやすさ(フリップ型)
  9. オープン時の機能の充実度(フォールド型)
  10. 本体の重さ(フォールド型)

SAMSUNG Galaxy Z Fold4のよい点は7つ!

SAMSUNG Galaxy Z Fold4のよい点は7つ!

全7種類の折りたたみスマホを比較した結果、SAMSUNG Galaxy Z Fold4には7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

優秀な処理性能を発揮。重い3Dゲームもサクサクプレイしやすい

優秀な処理性能を発揮。重い3Dゲームもサクサクプレイしやすい
重いアプリをサクサクと使える処理性能を備えているのが魅力です。実際にベンチマークスコアを測定した結果、129万点を記録。比較したなかで同じくフォールド型のPixel Foldは87万点で、そのほかの商品も68~157万点だったなか、高い処理性能を発揮しました。

SoCには「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載しています。最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載する新モデルのZ Fold5には25万点ほど及ばなかったものの、十分高性能です。重い3Dゲームも軽快にプレイできるでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

最新のSoCと比べるとベンチマークスコアに差は合ったものの、このモデルでも十分なスペックです。最新のものでないと使えないようなアプリはありません。

カメラ性能は新モデルのZ Fold5に劣らない!自然な色味で解像感も高い

カメラ性能は新モデルのZ Fold5に劣らない!自然な色味で解像感も高い
カメラ性能は高く、実際にさまざまなシーンで撮影した写真はおおむねきれいな仕上がりでした。20~50代の男女モニター10人が写真をチェックした結果は、新モデルのZ Fold5と比べても遜色がありません。

通常の撮影では明るい部分が白飛び気味に見えるところはあったものの、全体的には自然で落ち着いた色調。モニターからも「同系色の刺繡糸の色の違いがはっきりしていて、ノイズやザラつきも気にならない」との声があがりました。解像感の高いくっきりとした写真を撮れますよ。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

同じGalaxyのフラグシップモデルであるSシリーズと見比べるとその仕上がりには届かなかったものの、どの構図でも十分きれいに撮れるカメラです。

ズーム撮影でも高発色でくっきり。遠くの風景もきれいに撮影できる

ズーム撮影でも高発色でくっきり。遠くの風景もきれいに撮影できる

ズームでも、被写体の色味や細部の輪郭まで撮影できました口コミには「ズームの画質がいまひとつ」とありましたが、モニターのほとんどから「ぼんやりとして見えるところもあるが、ズーム写真としては許容できる範囲」との意見があがっています。


比較した商品内にはズーム撮影すると明らかにノイズが増えて解像感が落ちたものもあったのに対し、こちらはザリザリとしたノイズの発生は抑えられていました。風景などをズームして撮影しても、写りにがっかりする心配は少ないといえます。

暗所では明暗差をきれいに再現。夜景撮影も得意

暗所では明暗差をきれいに再現。夜景撮影も得意
暗所で撮影した写真もノイズが少なく、明暗差をしっかり再現できました。家のミニチュアから広がる明かりのグラデーションが美しいうえに、暗所に置いてある刺繍糸の1本1本まで見取れるほどの解像感です。

モニターにも「全体的にクリアでシャープ。明暗のメリハリがはっきりしているので立体感もある」と好評でした。夜景など暗所で撮影する機会があっても、納得のいく写真を撮りやすいでしょう。

インカメラの写りも上々。肌色が明るく、写真映えすると好評

インカメラの写りも上々。肌色が明るく、写真映えすると好評
インカメラで自撮りした写真も逆光に負けず、被写体の髪の1本1本までくっきりと描写できました。「逆光が気にならない自然な発色で、自撮りの写真とは思えないほどきれい」と好評です。

通常の撮影同様、色味はやや白っぽく感じるものの、被写体の肌が明るく見える点ではメリット。モニターの満足度はとくに高く、「映える感じで、SNSに自信を持ってアップできそう」と、好意的な意見があがっています。

動画の手ぶれ補正は強力。歩きながら子どもやペットを撮影しやすい

動画の手ぶれ補正は強力。歩きながら子どもやペットを撮影しやすい

歩きながら撮影した動画でも発色の自然さや解像感の高さは維持できており、手ぶれ補正も強力です。鮮やかな色彩の、自然な映像を撮影できました。モニターのなかには「スマホでここまできれいに動画がとれるとは、驚きと感動です」と評価する人も。歩きながらペットや子どもを撮影したい人にもおすすめです。

有機ELディスプレイを採用し、画面も明るい。晴天の屋外でも見にくく感じる心配は少ない

有機ELディスプレイを採用し、画面も明るい。晴天の屋外でも見にくく感じる心配は少ない
画面表示は明るくなめらかで、視認性に秀でています。日常的に目にすることが多いサブディスプレイの最大輝度は1,500nitと非常に高く、メインディスプレイも1,300nitです。比較したほかの商品は、1,000~1,400nit程度のものがほとんど。最大輝度が1,750nitだったZ Fold5には一歩及ばないものの、十分な明るさです。

ディスプレイには有機ELが採用されており、解像感を示す数値は374ppi。画面は鮮明で、細部までくっきり表示できる性能です。画面のなめらかさを示す最大リフレッシュレートは120Hzと高いため、スクロール中の表示もなめらかで快適に操作できるでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
最新モデルと比べると輝度が劣りますが、このモデルでも十分。晴天下での視認性は問題ありません

サブディスプレイの操作性は普通のスマホと変わらない。すべてのアプリにアクセスでき使い勝手がよい

サブディスプレイの操作性は普通のスマホと変わらない。すべてのアプリにアクセスでき使い勝手がよい

フォールド型なため、折りたたんだ状態は通常のスマホとほぼ変わりません。約6.2インチと大きな画面で、すべてのアプリを使用できます


比較したフリップ型の商品は、サブディスプレイが1.5~3.6インチ程度とコンパクトで、使用できるのは一部のアプリのみという場合もありました。こちらは普通のスマホとのギャップが少ない分、折りたたみスマホ初心者にもなじみやすいでしょう。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

閉じた状態では縦長の画面で最初は違和感があるかもしれませんが、XやInstagramなど縦にスクロールするアプリでは情報量が増えてむしろメリットになりますよ。

自撮りの操作性は普通のスマホと同様。カラーモード・肌加工機能も搭載し写りにこだわれる

自撮りの操作性は普通のスマホと同様。カラーモード・肌加工機能も搭載し写りにこだわれる
本体を開いてカメラを起動すれば、アウトカメラでの自撮りが可能です。サブディスプレイにプレビュー表示されるので、自分の写りをチェックしながら自撮りできますよ。普通のスマホと同様にサブディスプレイからカメラを起動することも、サイドボタンを2回押してカメラを起動することも可能です。

写真と動画の切り替え操作はスワイプで簡単に行え、「その他」からナイトモードへの切り替えも可能。倍率をタップすれば超広角カメラに切り替えられるので、背景を含めて撮影したいときにも便利です。撮影シーンに応じて素早く切り替えて使い分けられます

手のひらを向けるだけで自動的にシャッターを切るハンドシャッター機能も搭載。タイマーはOFF・2秒・5秒・10秒に設定できるので、複数人での撮影もスムーズです。

フリップ型の商品のように、閉じた状態ではアウトカメラで自撮りすることはできません。しかし、自撮りの写り具合をカスタマイズできるカラーモード・肌加工機能を搭載しているのが利点。SNOWやInstagramなどの自撮りアプリも使用できます。自分の写り具合にこだわりたい人にはうってつけです。

7.6インチの大画面を効率的に使える。マルチアプリ機能・マルチアプリのブックマーク機能を搭載!

7.6インチの大画面を効率的に使える。マルチアプリ機能・マルチアプリのブックマーク機能を搭載!
7.6インチの大画面を最大限に活用できる、マルチアプリ機能を搭載しているのも大きな魅力です。画面を3分割して3つのアプリを表示したうえで、重ねて表示(フロート表示)も可能。動画視聴・地図・チャットなど、1つの画面で多くの情報を取り入れられます。作業効率を追求したいビジネスパーソンやゲーマーにおすすめです。

よく使うアプリの組み合わせをブックマーク表示できる機能も特徴的です。一度設定すれば、アイコンをタップするだけでブックマークしたアプリの組み合わせを一気に開くことができます。このブックマーク機能は、比較したPixel Foldにはありませんでした。

タスクバーは常時表示・非表示のどちらかを選べるうえに、最近利用したアプリを最大2つまで表示可能。加えて、エッジパネルにもお気に入りのアプリを登録できます。フレックスモード(半開き)時には、対応アプリであれば上画面にアプリが表示され、下画面はタッチパッドに。使い方の選択肢が多く、自分が使いやすいやり方を選べます
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
マルチアプリは便利な機能ですが、使うまでが面倒だと結局使わなくなってしまうので、ブックマーク機能はかなり大切です。

日常生活に例えるなら、靴べらのようなもの。靴べらを使えばスムーズに靴が履けますが、実際は取り出す・戻すのが面倒で使わない人が多いのではないでしょうか。

マルチアプリ機能もアプリを1つずつ立ち上げて配置する面倒さがありますが、Z Fold4はブックマーク機能によってこの手間を軽減。一度ブックマーク登録すれば、次からはワンタップでスムーズに同時表示できます

タッチ決済・専用ペンでの操作に対応。スマホのようにもタブレットのようにも使える

タッチ決済・専用ペンでの操作に対応。スマホのようにもタブレットのようにも使える
スマホとタブレットの利点を兼ね備えている点も魅力的。Felicaに対応しておりタッチ決済が可能なので、おサイフケータイを使う頻度が高い人にはとくに向いています。IPX8の防水性能を備えており、水深1.5mに30分間沈めても耐えられる構造。多少の雨などによる水濡れで故障する心配も少ないでしょう。

また、専用ペン「S Pen Fold Edition」に対応しており、タブレットのようにペンでの操作が可能です。比較した折りたたみスマホのなかで専用ペンでの操作に対応していたのは、こちらと新モデルのZ Fold5のみでした。

SDカードスロットやイヤホンジャックは非搭載ですが、デュアルSIMには対応しています。nanoSIMとeSIMを1つずつ使えるので、仕事とプライベートを分けて使いたい人にもぴったりです。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

ペンを使っていても折り目の凹みは深くないので、筆がとられることも少ないでしょう。

SAMSUNG Galaxy Z Fold4の気になった点は3つ!

SAMSUNG Galaxy Z Fold4にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

バッテリーのもちはいまひとつ。使用頻度が高い人はモバイルバッテリーの併用がおすすめ

バッテリーのもちはいまひとつ。使用頻度が高い人はモバイルバッテリーの併用がおすすめ
頻繁にスマホを操作する場合、バッテリーは1日持たない可能性があります。実使用を再現する「PC Mark」ソフトを使ったところ、バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は7時間38分でした。比較したZ Fold5やPixel Foldを含めてほとんどが9時間以上だったことを考えると、バッテリーの消耗はやや激しめです。

一方で、充電速度は十分スピーディ。バッテリー残量が0%の状態で急速充電すると、30分間で40%に到達しました。比較したほかの商品も40~47%と、こちらと大差ありません。旅行先などスマホを触る頻度が増えるときは、モバイルバッテリーを携帯するのがおすすめです。

長時間使用すると発熱が気になる可能性がある

長時間使用すると発熱が気になる可能性がある
長時間使用すると発熱する可能性がある点に留意が必要です。スマホに負荷をかけるアプリを使用すると、15分後には本体温度が43.8℃に達しました。

比較したほかの商品も40~46.9℃だったことから、特別熱がこもりやすかったわけではなく、過剰に心配する必要はありません。しかし負荷の高い操作が続くと発熱は避けられないので、使いすぎないよう気をつけましょう
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

高性能なスマホはどれも発熱しやすいもの。ただ、折りたたみスマホは通常のものよりも熱を持ちやすい印象です。

本体重量は263g。片手で持つとずっしり感があり軽量とはいえない

本体重量は263g。片手で持つとずっしり感があり軽量とはいえない
本体重量は263gあり、片手で持つとずっしり感があります。実際に20〜30代の男性10人に持ってもらったところ「不快なほどではないが重いと感じる」との声が多く、口コミに「重い」とあったとおりの結果でした。1日中持ち歩くことを考えると、少しでも軽いものがよい人には不向きでしょう。

ただし、新モデルのZ Fold5より10g重い一方で、Pixel Foldよりは20gも軽量。特出して重かったわけではありません。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
数字だと僅かな差ですが、実際に持ち比べてみると数字以上にその差を感じました

Galaxy Z Fold4の詳細情報

便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

Samsung Electronics
GalaxyZ Fold4

おすすめスコア
4.34
折りたたみスマホ9位/14商品
処理性能
4.50
バッテリー性能
3.93
カメラ性能
4.53
画面性能
4.25
熱のこもりにくさ
3.70
便利機能の豊富さ
5.00
サブディスプレイの使い勝手のよさ
5.00
自撮り撮影のしやすさ
4.07
オープン時の機能の充実度
5.00
本体の重さ
3.95
Z Fold4 1
Z Fold4 2
Z Fold4 3
Z Fold4 4
Z Fold4 5
Z Fold4 6
Z Fold4 7
Z Fold4 8
Z Fold4 9
Z Fold4 10
Z Fold4 11
Z Fold4 12
Z Fold4 13
Z Fold4 14
Z Fold4 15
Z Fold4 16
Z Fold4 17
Z Fold4 18
Z Fold4 19
Z Fold4 20
Z Fold4 21
Z Fold4 22
Z Fold4 23
Z Fold4 24
Z Fold4 25
最安価格
86,400円
中価格
最安価格
86,400円
中価格
折りたたみスタイル横開き(フォールド)
取り扱い事業者
ドコモ、au
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
画面サイズ
7.6インチ
防水等級
IPX8
おサイフケータイ対応
SDカード対応
本体重量
263g

良い

  • 処理性能は重い3Dゲームもカクカクせずに動くほど優れている
  • 明るい場所で撮影した写真は解像度が高く、細部までくっきりした仕上がり
  • 直近で使ったアプリがタスクバーに表示されるため、素早く開ける

気になる

  • Z Fold5に比べると少し重さが気になる
SoCSnapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platform
充電端子Type-C
バッテリー容量4400mAh
画面解像度メイン:QXGA+(2176×1812)/サブ:HD+(2316×904)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数1000万画素
インカメラ画素数前面:1000万画素/インナー:400万画素
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIM対応
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数3つ(フロート表示機能使用時は3以上)
サブディスプレイサイズ6.2インチ
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
ディスプレイ比率縦長
13cm(折りたたみ時:6.7cm)
高さ15.5cm
厚さ0.63cm(折りたたみ時:1.42〜1.58cm)
全部見る

Galaxy Z Fold4の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    85,615円

    (最安)

    販売価格:86,400円

    ポイント:785円相当

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  2. 2

    105,017円

    (+19,402円)

    販売価格:105,980円

    ポイント:963円相当

    送料別

SAMSUNG Galaxy Z Fold4が向いていない人におすすめの折りたたみスマホは?

ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold4のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。購入を迷っている人は、比較して自分に合う商品を探してみてくださいね。

SAMSUNGのGalaxy Z Fold5は、比較したフォールド型のなかで最軽量なモデル

SAMSUNGのGalaxy Z Fold5は、比較したフォールド型のなかで最軽量なモデル
Z Fold4より約1年後に発売されたZ Fold5は、重量が253gと比較したフォールド型のなかで最軽量。実際に持ったモニターからも、「軽くはないが許容範囲内」との意見が寄せられました。

軽量ながら、中身はZ Fold4よりグレードアップ。ベンチマークスコアを測定した結果は約157万点と、Z Fold4より25万点ほど高い数値をマークしました。重い3Dゲームもスムーズに動かせる処理性能を備えています。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

最新モデルとの重量差は10g。数字だと僅かな差ですが、検証した結果ここがかなり重要なポイントでした。もし予算があるなら最新モデルを検討してください。

自撮りをすることが多い人は、モトローラのrazr 40 ultraもチェック

自撮りをすることが多い人は、モトローラのrazr 40 ultraもチェック
モトローラのrazr 40 ultraはフォールド型のZ Fold4とは違って、縦折りするフリップ型の折りたたみスマホです。折りたたみサイズは手のひらに収まるほどコンパクト。サブディスプレイは3.6インチと、比較したフリップ型のなかでは最大です。

折りたたんだままほぼすべてのアプリを使用でき、QRコード決済をしたり自撮りしたりと、手軽に扱えるのが魅力。自撮りの際には被写体の笑顔を検知して自動でシャッターを切る機能や、肌のなめらかさ・輪郭などを補正する機能も使えます。自分の写りをカスタマイズできるので、自撮りする機会が多い人にはうってつけです。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

折りたたみスマホをGalaxyの広告で訴求しているようなカメラメインで使いたい人は、横折りのフォールドではなく縦折りのフリップ型で検討しましょう。

SAMSUNG Galaxy Z Fold4はどこで買える?

SAMSUNG Galaxy Z Fold4はどこで買える?
出典:samsung.com
SAMSUNG Galaxy Z Fold4は、ドコモオンラインショップで購入できます。一括で購入するなら、価格は執筆時点で税込249,700円です。

少しでもお得に購入したい場合は、いつでもカエドキプログラムをチェックしてみてください。7,068円×23か月の分割払いで、23か月目に機種を返却する場合、残価の87,120円の支払いが不要になるというもの。実質162,580円の負担で約2年間使用できますよ。もしそのまま使い続けたい場合は、残価の87,120円が24回に再分割されます。

auのオンラインショップでは販売が終了していますが、一部のau Styleやauショップでは取り扱いがある場合もあるので、お近くの店舗に問い合わせてみてください。

SAMSUNG Galaxy Z Fold4のアクセサリー品もチェック!

SAMSUNG Galaxy Z Fold4のアクセサリー品もチェック!
出典:samsung.com
SAMSUNG Galaxy Z Fold4の純正アクセサリーは、2種類のペン・5種類のケース・1種類の保護フィルムと豊富です。主要な特徴は以下のとおり。Z Fold4をしっかり保護して使いたい人は、合わせてチェックしてみてくださいね。

  1. SペンFold Edition:Z Fold4に最適化されたペン先1.5mmのSペン。
  2. SペンPro:ペンの使い心地にこだわったSペン。Bluetooth内蔵で遠隔使用が可能。
  3. Standing Cover with Pen:キックスタンドつきで、最大55度まで角度調節可能なケース。SペンFold Editionも一緒に収納できる。グレイグリーン・ブラック・サンドの3色展開。
  4. Slim Standing Cover:マット仕上げのソフトケース。スタンドつき。サンド・ブラックの2色展開。
  5. Silicone Grip Cover:ソフトシリコン製で、背面には着脱可能なストラップつき。ブラック・ホワイトの2色展開。
  6. Leather Cover:スタイリッシュなデザインと、ソフトな感触が特徴。グレイグリーン・ブラックの2色展開。
  7. Clear Edge Cover:クリアカラーのスタイリッシュかつ頑丈なケース
  8. Front Protection Film:ディスプレイを傷や指紋汚れから保護するフィルム。

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