さらに、新モデルのZ Fold5やPixel Foldなどの折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Galaxy Z Fold4は、メインのスマホとして十分使える機能を搭載しています。折りたたんだ状態では、通常のスマホ同様にネットサーフィンやタッチ決済が可能。開くと7.6インチの画面があり、大画面をフルに使ってタブレットのようにも使えます。専用ペンでメモを取ったり、フレックスモード(半開き)で大人数での撮影やハンズフリーでの動画鑑賞を楽しんだりと、普通のスマホとは一味違った使い方ができるのが魅力です。
画面内に3つのアプリを同時に表示することもできます。さらに、使用頻度の高い組み合わせのアプリをブックマーク登録する機能も搭載。ワンタッチで複数のアプリを起動して配置できるため、マルチタスクが捗ります。Z Fold5より約1年前に発売されたモデルながら機能はほぼ同様で、効率的な作業が可能です。
処理性能も優秀。ベンチマークスコアの測定結果は約129万点と、比較したPixel Foldの87万点を大幅に上回るハイスコアです。加えて、画面表示は明るく解像感も高め。画面のなめらかさを示すリフレッシュレートも120Hzです。3Dグラフィックゲームも、快適な画面表示と操作性で楽しめるでしょう。ただし負荷がかかると本体温度が43.8℃に達したため、使いすぎには注意してください。
カメラ性能も優秀で、色彩豊かで解像感の高い写真を撮影できました。実際に写真をチェックしたモニターからは、とくに動画と自撮りが好評。明るい場所ではやや白っぽく映ったものの、自撮りの際には「肌が明るく見えるからあり」と、プラスに働きました。ズームでもさほど画質は劣化せず、「ズームの画質がいまひとつ」との口コミを払拭。明所・暗所問わず、納得のいく写真を撮りやすいでしょう。
重量は263gと、口コミに「重い」とあったとおりずっしり感があります。とはいえ、比較したZ Fold5は253g・Pixel Foldは283gだったことから、特出して重かったわけではありません。スマホ2台を重ねたような形状なためどうしても重さはあるものの、便利な機能を多数搭載しており、折りたたみスマホの醍醐味を楽しめるアイテムです。
とはいえ、SoCはSnapdragon 8+ Gen 1と次作のZ Fold 5が最新のSnapdragon 8 Gen 2を搭載していたことを思うと、Z Fold 5には劣ります。そのためかベンチマークスコアもこちらが129万点だったのに対し、Z Fold 5は157万点でした。価格もZ Fold 5と大きく違わないため、新しくZ Foldシリーズを購入するならZ Fold 5がおすすめです。
実際にGalaxy Z Fold4と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Galaxy Z Fold4よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Samsung Galaxy Z Fold4は、スマホ2台分の機能を1つに集約したと謳う、フォールド型の折りたたみスマホです。
横折りタイプで、開くと約7.6インチと大きなメインディスプレイを搭載しています。大画面で動画を楽しんだり、多くの情報を一度に閲覧したりと、マルチに使えるのが魅力です。
フレックスモード(半開きの状態)は、角度75~115度の範囲に対応。自由に調節して立てかけられます。ハンズフリーで動画視聴やビデオ通話を楽しんだり自撮りしたりと、シーンに合わせて使えるのが利点です。
閉じた状態では約6.2インチのカバーディスプレイを使用可能。Galaxy Z Fold3 5Gに比べてアスペクト比が横に広がり、ディスプレイ以外の部分もスリムかつ軽量で使いやすいデザインへ進化しました。
折りたたんだときのサイズは幅6.7×高さ15.5×厚さ1.42~1.58cmと、ポケットにすっと収まるスリムなデザインを実現。片手での操作もスムーズに行えると謳っています。使用シーンに応じて、折りたたんだり広げたりと使い分けられるのが魅力です。
アウトカメラで自撮りする際には、カバーディスプレイがプレビュー画面になるため、自分の写り具合をチェックしつつ最高の1枚を撮れます。
今回は、SAMSUNG Galaxy Z Fold4を含む折りたたみスマホ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
全7種類の折りたたみスマホを比較した結果、SAMSUNG Galaxy Z Fold4には7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
最新のSoCと比べるとベンチマークスコアに差は合ったものの、このモデルでも十分なスペックです。最新のものでないと使えないようなアプリはありません。
同じGalaxyのフラグシップモデルであるSシリーズと見比べるとその仕上がりには届かなかったものの、どの構図でも十分きれいに撮れるカメラです。
ズームでも、被写体の色味や細部の輪郭まで撮影できました。口コミには「ズームの画質がいまひとつ」とありましたが、モニターのほとんどから「ぼんやりとして見えるところもあるが、ズーム写真としては許容できる範囲」との意見があがっています。
比較した商品内にはズーム撮影すると明らかにノイズが増えて解像感が落ちたものもあったのに対し、こちらはザリザリとしたノイズの発生は抑えられていました。風景などをズームして撮影しても、写りにがっかりする心配は少ないといえます。
歩きながら撮影した動画でも発色の自然さや解像感の高さは維持できており、手ぶれ補正も強力です。鮮やかな色彩の、自然な映像を撮影できました。モニターのなかには「スマホでここまできれいに動画がとれるとは、驚きと感動です」と評価する人も。歩きながらペットや子どもを撮影したい人にもおすすめです。
フォールド型なため、折りたたんだ状態は通常のスマホとほぼ変わりません。約6.2インチと大きな画面で、すべてのアプリを使用できます。
比較したフリップ型の商品は、サブディスプレイが1.5~3.6インチ程度とコンパクトで、使用できるのは一部のアプリのみという場合もありました。こちらは普通のスマホとのギャップが少ない分、折りたたみスマホ初心者にもなじみやすいでしょう。
閉じた状態では縦長の画面で最初は違和感があるかもしれませんが、XやInstagramなど縦にスクロールするアプリでは情報量が増えてむしろメリットになりますよ。
手のひらを向けるだけで自動的にシャッターを切るハンドシャッター機能も搭載。タイマーはOFF・2秒・5秒・10秒に設定できるので、複数人での撮影もスムーズです。
フリップ型の商品のように、閉じた状態ではアウトカメラで自撮りすることはできません。しかし、自撮りの写り具合をカスタマイズできるカラーモード・肌加工機能を搭載しているのが利点。SNOWやInstagramなどの自撮りアプリも使用できます。自分の写り具合にこだわりたい人にはうってつけです。
ペンを使っていても折り目の凹みは深くないので、筆がとられることも少ないでしょう。
SAMSUNG Galaxy Z Fold4にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
高性能なスマホはどれも発熱しやすいもの。ただ、折りたたみスマホは通常のものよりも熱を持ちやすい印象です。
折りたたみスタイル | 横開き(フォールド) |
---|
良い
気になる
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platform |
---|---|
充電端子 | Type-C |
バッテリー容量 | 4400mAh |
画面解像度 | メイン:QXGA+(2176×1812)/サブ:HD+(2316×904) |
最大画面リフレッシュレート | 120Hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 5000万画素 |
超広角カメラ画素数 | 1200万画素 |
望遠カメラ画素数 | 1000万画素 |
インカメラ画素数 | 前面:1000万画素/インナー:400万画素 |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
ワイヤレス充電対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
専用スタイラスペン対応 | |
複数アプリ同時表示数 | 3つ(フロート表示機能使用時は3以上) |
サブディスプレイサイズ | 6.2インチ |
スマイルシャッター対応 | |
手のひらシャッター対応 | |
ディスプレイ比率 | 縦長 |
幅 | 13cm(折りたたみ時:6.7cm) |
高さ | 15.5cm |
厚さ | 0.63cm(折りたたみ時:1.42〜1.58cm) |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
85,615円
(最安)
販売価格:86,400円
ポイント:785円相当
送料無料
105,017円
(+19,402円)
販売価格:105,980円
ポイント:963円相当
送料別
ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold4のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。購入を迷っている人は、比較して自分に合う商品を探してみてくださいね。
最新モデルとの重量差は10g。数字だと僅かな差ですが、検証した結果ここがかなり重要なポイントでした。もし予算があるなら最新モデルを検討してください。
折りたたみスマホをGalaxyの広告で訴求しているようなカメラメインで使いたい人は、横折りのフォールドではなく縦折りのフリップ型で検討しましょう。
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