samsung Galaxy Buds3 Proの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

音質面では、中・高音域の再現性が高評価に。中音は歌声に厚みがあり、試聴したモニターからも「歌声がクリアで際立っている」「声の抑揚や息遣いも再現できている」と非常に好評でした。下位モデルBuds3では少しこもって聴こえた部分も繊細に表現されており、リアルな歌声を楽しめます。

高音も突き抜けるようなハリがあり、クリアな響きが心地よく感じられました。Buds3ではときおり輪郭がぼやけて聴こえたなか、こちらはボーカル・楽器ともに美しい伸びが印象的。アコースティックやロックいったジャンルの楽曲で、ボーカルの歌声を堪能したい人にぴったりです。

低音もほどよく体に響き、音に深みを感じました。前モデルBuds2 Proでは多くのモニターから低音の厚みが物足りないとの指摘があったなか、こちらはモニターから「ズーンと響くような音が心地よい」「バスドラムの振動が柔らかく鼓膜に伝わる」と満足する声が多数寄せられています。

下位モデルのBuds3でもインナーイヤー型にしては十分な迫力でしたが、こちらはカナル型で密閉感が高く、より力強さが伝わります。それでいてほかの帯域を邪魔せず、楽曲を下から支えて深みを増す存在としてうまく調和していました。

低音・中音・高音に関するモニターコメントは以下のとおりです。リアルな意見も参考にしてみてくださいね。

＜低音・中音・高音についてのモニターコメント＞

1. 「低音の音圧が強めで迫力がある。ベースラインまで問題なく聴き取れ、ベースやバスドラムの聴き分けも簡単にできる。ほかの帯域を邪魔せずバランスよく鳴っていた」
2. 「ボーカルがかなり前に出ているので、非常に聴き心地がよい。抑揚や息遣いも細かいものまですべて聴き取れた。グワッと音が起き上がって耳に届くので、目の前で歌っているような迫力がある」
   
3. 「全体的に高音の音が突き抜けており、聴いていて心地よい。シンバルやパーカッションの音がはっきり聴こえるのはもちろんのこと、トランペットの音も上に突き抜ける感じできれいだった」

コメントは一部抜粋

厚みがありつつクリアなサウンドで、音の解像度も申し分ありません。下位モデルのBuds3や比較した多くの商品では、音数が増える場面で輪郭がぼやけがちだったのに対し、こちらは楽器やボーカルの1音1音が鮮明に感じられました。モニターからも「全身で音の粒を浴びるような満足感」「歪みや濁りのない音で、聴いていて気持ちがよい」と支持されています。

音の立体感や広がりも表現されており、「音の強弱による迫力を感じる」「リアルな演奏空間にいるかのよう」とのモニターコメントも。前モデルBuds2 Proでは音の広がりが物足りなかったのに対し、こちらは臨場感のあるサウンドで楽曲の世界観にじっくり浸れるでしょう。

解像度・臨場感に関するモニターコメントは以下のとおりです。購入の際の参考にしてくださいね。

＜解像度・臨場感についてのモニターコメント＞

1. 「音数が多いパートでも音や音域同士が邪魔をし合わず、それぞれがしっかりと分離して主張していた。音の粒がしっかりと立っている」
   
2. 「楽器の音がたくさん重なるところでも、汚く混ざることがなく分離して聴きとれた。水の音やピアノの響き、声の余韻なども、すぐ目の前で鳴っているかのように再現できている」

コメントは一部抜粋

前作Buds2 Proではできなかった音のカスタマイズも存分に楽しめます。専用アプリではバランス重視・低音ブースト・ダイナミックなどの6つのプリセットから、好みの聴こえ方を選択可能。9バンドを細かく調整して自分だけのカスタムもできますよ。

頭の動きに合わせて音に包まれているような音響体験ができる、360オーディオやヘッドトラッキング機能にも対応（※）。比較したなかでも数少ない、AIを活用したパーソナライズ機能も備わっているので、自分好みのサウンドにとことんこだわれるでしょう。

アプリケーションやコンテンツによっては利用できない場合があります

1. 選択型の簡潔なイコライザー調節：◯
2. 自由調節型の細かいイコライザー調節：◯
3. 空間オーディオ：◯
4. パーソナライズ機能：あり

イヤホン本体がIP57の高い防塵防水性能を備えているのも利点です。比較した多くの商品がIPX4～5程度だったなか、水溜りに落としても故障しにくく、雨の日のウォーキングやランニングでも使いやすいですよ。なお、前モデルBuds2 Pro・下位モデルbuds3も同様の性能を備えています。

連続再生時間はイヤホンのみで7時間（ノイキャンONで6時間）・ケース込みなら30時間（ノイキャンONで26時間）と十分。前モデルではノイキャンをONにした状態でイヤホン単体なら5時間・ケース込みでも18時間しか使えなかったなか、バッテリー持ちが向上しています。外出先でも充電切れを気にせず楽しめるでしょう。

機能も充実しています。イヤホン本体で再生・停止・音量調節・スキップができ、着脱検知にも対応。操作のたびにスマホを取り出す手間がかからず、スムーズに扱えるでしょう。AIが環境音や会話を検知し、シーンに応じてノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えを自動で行う設計も魅力です。

前モデルBuds2 Proにはなかったマルチポイント機能も新搭載。2台デバイスを同時接続できるので、使いたいデバイスで都度ペアリングを切り替える必要がありません。Androidのみですがペアリングアシスト機能もあるので、スマホの操作に慣れていない人にも安心ですね。

1. イヤホンで可能な操作｜再生・停止・音量調節・スキップ
2. 着脱検知｜◯
3. ノイズキャンセリング機能｜◯
4. 外音取り込み｜◯
5. マルチポイント｜◯（2台まで）
6. ペアリングアシスト｜◯（Androidのみ）

操作はすべてタッチ式。スティック部分を上下にスワイプして音量調整、2回ピンチで次の曲にスキップ、3回ピンチで前の曲に戻るなどやや特殊なので、操作には少し慣れが必要かもしれません。

とはいえ、これは一般的なボタン式のイヤホンとは使い方が異なるというだけ。スマホと同じような操作感なので、慣れればむしろ使いやすく感じる人も多いでしょう。