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motorola moto g64 5Gを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

エントリークラスのなかでは1つ抜けた性能のAndroidスマホ、motorola(モトローラ) moto g64 5G。ネット上では「コスパがよい」と評判です。その一方、「バッテリー持ちがよくない」「動画撮影時に手ブレ補正が効かない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月05日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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自社施設

目次

【結論】コスパ重視なら候補に!日常使いに必要十分な機能と性能を備えるエントリーモデル

モトローラ・モビリティ・ジャパン
moto g64 5G

26,917円

moto g64 5G

おすすめスコア

4.06
31位 / 42商品中
  • 処理性能

    4.50
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    3.54
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    4.14
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    3.90
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.11
  • |
  • 充電の速さ

    4.52
  • |
  • AI機能の豊富さ

    3.00
  • |
  • 画面性能

    3.89
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.64
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    4.10
取り扱い事業者SIMフリー、mineo、IIJmio、LIBMO、QTモバイル、ワイモバイル
価格帯エントリー
タイムセール

良い

  • ベンチマークスコアは約50万点と、十分な処理性能
  • IP52の防水・防塵機能やおサイフケータイ、eSIM対応といった便利な機能を搭載
  • バッテリーが空の状態から30分間で52%まで充電できた

気になる

  • バッテリーの持ちは約9時間25分と短い
  • 動画撮影では細かいブレが気になった

motorola moto g64 5Gは、3万円前後の予算で購入したい人におすすめです。比較した同価格帯のエントリーモデルを1歩上回る処理性能を備えています。ベンチマークスコアは約50万点と、SNSやサイト閲覧など日常使いには十分なレベル。口コミに反してバッテリー持ちもよく、ヘビーに使わなければ1日持ちます。30分間で52%まで素早く充電できるのもメリットです。


IP52の防水性能・おサイフケータイ・デュアルSIM対応といった便利機能もひと通り搭載しています。液晶ディスプレイは色鮮やかさに欠けるものの、リフレッシュレートが最大120Hzに対応している点は魅力です。応答速度が速く、なめらかにスクロールできるでしょう。なお、利便性を高めるためのAI機能は非搭載です。


価格のわりにはカメラ性能もよく、高発色で見栄えのする写真が撮れます。実際に写真を見たモニターからは「SNSにそのまま投稿してもよい出来栄え」というコメントが寄せられました。明暗差のバランスがよく、夜景もきれいに撮影可能です。比較したエントリーモデルの多くで発生していた白飛びは見られませんでした。


しかし、写真にこだわりがある人には物足りないでしょう。比較した上位商品のように細部まではくっきり写せず、ポートレート・ズーム撮影は苦手な印象です。動画の解像感も低く、全体的に色味が暗めできれいには撮影できませんでした。口コミと違って手ブレ補正はある程度効いていたものの、細かなブレは気になります。


負荷をかけると本体が発熱するため、重いゲームをプレイしたり、長時間使用したりするのも向きません。基本機能はしっかり抑えたエントリーモデルなので、コスパで選ぶなら選択肢になります。より快適にゲームしたり撮影を楽しんだりしたいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にmotorola moto g64 5Gと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


motorola moto g64 5Gの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1

Google

Pixel 9 Pro XL
4.81
(1/42商品)
Pixel 9 Pro XL

きれいな写真を手軽に撮りたい人に。カメラ性能が非常に高い

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

SAMSUNG

Galaxy S25 Ultra
4.78
(2/42商品)
Galaxy S25 Ultra

AI機能も活用したい人に。処理性能やバッテリー性能が優秀

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro
4.77
(3/42商品)
Pixel 9 Pro

大きいサイズのスマホが苦手な人に。コンパクトながら高性能

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

Google

Pixel 9
4.73
(4/42商品)
Pixel 9

カメラ重視でハイエンドモデルを探す人に。処理性能も優秀

処理性能 No.1
熱のこもりにくさ No.1

Google

Pixel 9a
4.71
(5/42商品)
Pixel 9a

処理性能・バッテリー持ちが良好。快適に使えるミドルレンジ

motorola moto g64 5Gとは?

motorola moto g64 5Gとは?

motorola(モトローラ) moto g64 5Gは、「次世代のエンタメをさらに身近にする」と謳うエントリーモデルのAndroidスマホです。6.5インチのフルHDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは最大120Hzに対応。なめらかな操作感を実現し、お気に入りのコンテンツを快適に楽しめるとしています。


音楽・映画・ゲームなどで臨場感あふれるサウンドを体感できるよう、立体音響のDolby Atmosに対応した大型のステレオスピーカーを搭載しているのも特徴です。背面には約5,000万画素のメインカメラ・マクロカメラの2つを装備。光学式手ブレ補正 (OIS) 技術を備え、ブレずに鮮明に撮影できると謳っています。


販売元のモトローラは、アメリカの老舗通信機器メーカーです。ラジオ・テレビ・半導体などの開発に携わってきましたが、現在はスマートフォンの開発・販売を主に行っています。

従来モデルと比較!処理性能が向上し、洗練されたデザインに

従来モデルと比較!処理性能が向上し、洗練されたデザインに
出典:store.motorola.co.jp
motorola moto g64 5Gは、従来モデルのmoto g50 5g・moto g52j 5gなどから処理性能が向上しました。スマホの処理を司るSoCには、前モデルのmoto g53j 5Gが搭載するSnapdragon 480よりパワフルなMediaTek Dimensity 7025を採用。エンターテインメントや各種アプリなどをスムーズに楽しめると謳っています。

本体のサイズは幅73.82×高さ161.56×厚さ7.99mm・重量は177gです。前モデルよりスリムかつ軽量で、手になじみやすい形状と触感に進化しています。ケースが付属しているのもうれしいポイント。カラーはスペースブラック・シルバーブルーの2色に加え、ワイモバイル限定でバニラクリームも展開。なお、スペックの詳細は以下のとおりです。


  1. 発売日|2024年6月28日
  2. 公式サイトの価格|34,800円(※2024年8月時点)
  3. SoC|MediaTek Dimensity 7025
  4. メモリ(RAM)|8GB
  5. ストレージ(ROM)|128GB
  6. 外部ストレージ|microSDカード(最大1TB)
  7. バッテリー容量|5,000mAh
  8. 画面サイズ|6.5インチ
  9. 画面解像度|FHD+(2400×1080)
  10. メインカメラ画素数|約5,000万画素
  11. インカメラ画素数|1,600万画素
  12. 認証|指紋認証・顔認証
  13. 防水・防塵性能|IP52
  14. カラー展開|スペースブラック・シルバーブルー・バニラクリーム(ワイモバイル限定)

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回はmotorola moto g64 5Gを含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 処理性能
  2. 写真撮影のきれいさ
  3. 動画撮影のきれいさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 充電の速さ
  6. AI機能の豊富さ
  7. 画面性能
  8. 熱のこもりにくさ
  9. 便利機能の豊富さ

motorola moto g64 5Gのよい点は5つ!

人気のAndroidスマホを比較検証したところ、motorola moto g64 5Gには8つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

3万円台ながら日常使いには必要十分。コスパ重視な人におすすめ

3万円台ながら日常使いには必要十分。コスパ重視な人におすすめ

モトローラが手がけるスマホのなかではエントリーモデルであり、手頃な価格で購入できる点が魅力です。モトローラの公式サイトでは、34,800円(※2024年8月時点)で販売されています


比較したなかには4万円以下のエントリーモデルから8~20万を超えるハイエンドモデルまで幅広かったなか、予算を抑えたい人向きのデバイスといえるでしょう。価格のわりに性能面の検証でも健闘しておりコスパがよいので、シンプルなスマホを探している人におすすめです。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

エントリーモデルながら、ミドルレンジモデルに匹敵する処理性能の高さでした。性能面でコスパを求めている人におすすめです。

日常使いには十分な処理性能。サイト閲覧などを快適に楽しめる

日常使いには十分な処理性能。サイト閲覧などを快適に楽しめる
サイト閲覧・動画視聴などの使用がメインなら快適に使える処理性能を備えています。実際にAntutuベンチマークアプリで計測したところ、500,244点を記録しました。

比較したほかのエントリーモデルは26~40万点前後だったなか、エントリーモデルのなかでは処理性能が優れています。高グラフィックなゲームなどをプレイするとカクつく可能性が高いものの、軽いゲームなどであれば問題なくプレイできるでしょう。

バッテリー持ちは良好。充電速度もスピーディ

バッテリー持ちは良好。充電速度もスピーディ
バッテリー持ちがよく、頻繁に充電しなくてよいのもメリットです。充電が100%から残量20%になるまで画面を点灯・起動し続けたところ、9時間25分持ちました。日常使いであれば1日は持つレベルなので、「バッテリー持ちがよくない」という口コミはそれほど気にしなくてよいでしょう。

充電速度が速く、短時間で充電できるのもうれしいところ。残量0%の状態で30分間充電すると、52%まで回復しました。比較したエントリーモデルの多くは30%前後までしか充電できなかったことをふまえると、充電速度はスピーディといえます。

付加機能は十分。おサイフケータイ対応で防水性も備える

付加機能は十分。おサイフケータイ対応で防水性も備える
基本機能を十分に搭載しており、日常使いで不便に感じる心配は少ないといえます。比較したモトローラの一部機種は非対応だったFeliCa対応のおサイフケータイ機能を搭載。モバイルSuica・PASMO・iD・QUICPayなどでの決済が可能です。

防水防塵性能はIP52に対応しています。全体が濡れたりすると故障のリスクは高まるものの、多少の水滴がかかる程度であれば耐えられるでしょう。eSIMに対応しているため、デュアルSIMを使用できます。海外旅行時にSIMを手軽に切り替えられるので便利です。なお、OSアップデート保証の記載はありませんでした。

SNS映えする写真を撮りたい人に!高発色で華やかに映る

SNS映えする写真を撮りたい人に!高発色で華やかに映る
カメラの発色はよく華やかで、見栄えのする写真を撮れます。実際に室内でドーナツとカステラの写真を撮影したところ、チョココーティングのツヤによる光の反射や、オールドファッションの焼け具合による焦げのグラデーションが豊かに再現されていました。

比較したなかには全体的に暗く写る商品もあったのに対し、ホワイトを上げたような印象で、少し明るく写りますモニターからは「華やかで温かみがある」「バランスのよい鮮やかな発色」「おいしそう」「SNSにそのまま投稿してもよい出来栄え」といった好意的なコメントが続々と寄せられました。


独自のカメラ機能として、マクロ撮影とフェイスレタッチ機能を搭載しているのもうれしいところ。マクロ撮影では被写体に接近し、細部まで拡大した写真を撮影可能です。インカメラに搭載されたフェイスレタッチ機能は写真を自動で補正し、SNS映えする自撮り写真を簡単に撮影できます。

発色のよさについてのモニターコメント

  1. 「ドーナツ・カステラの写真や日中写真の色合いがほどよく、自然。細かな色の違いが顕著に表現されている」
  2. 彩度・明るさともに高く、色温度もほんのりと温かい。とくに食べものの写真はパッと見た時に華やかさを感じた。ジュワッと油の染み込んだ生地の色までしっかりと再現してくるので、感情に訴えかける写真に仕上がっていた。このカメラなら撮影後の加工も不要
  3. 食べものの写真は、温かみが感じられるような発色でおいしそうに見える。日中写真は悪くないが、若干くすんで見えるのでインパクトが半減」
コメントは一部抜粋
明るい部分と暗い部分のバランスがよく、夜景撮影が得意といえます。明るさ補正が効いており、手前側の草が明るめに写っていました。比較したエントリーモデルの多くで白飛びが発生していたなか、ライト部分の白飛びも生じませんでした。

ノイズがあまり目立たない点もメリットです。ビルの窓の明かりや川面に反射する明かりなどがしっかり再現されていました。写真を見たモニターから「建物の輪郭もかなりくっきり表現されている」「きれいな夜景だと思えた」というコメントが寄せられています


明暗差のよさ・ノイズの少なさについてのモニターコメント

  1. 「夜景も自撮りの写真もほどよい明るさで暗すぎず自然な感じ。明暗のバランスはとてもきれいだと思う」
  2. 「日中と夜間では極端に光のバランスが違うように思う。日中は建物や被写体が逆光で少し暗く写るが、夜景はビルのネオンや橋の照明、川に反射する明かりまできれいでバランスがよい」
  3. 「必要最低限、被写体がハッキリわかるので、ノイズは特別感じられなかった」
コメントは一部抜粋

motorola moto g64 5Gの気になった点は5つ!

motorola moto g64 5Gにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

写真にこだわりがある人には不向き。ポートレートやズームなどの多彩な撮影には対応しにくい

写真にこだわりがある人には不向き。ポートレートやズームなどの多彩な撮影には対応しにくい
写真の解像感は悪くはなく、建物の輪郭がくっきりしておりパッと見はきれいです。しかし壁の凹凸や質感などの細部までは映し出せませんでした。比較した上位商品は被写体がぼやけることなく細部までくっきり表現していたのに対し、ピントが合っている部分以外は解像感が低くなりがちです。

一部モニターからは「近い被写体を撮るのが得意な印象」という意見もあがりました。実際に室内で撮影したドーナツとカステラはきれいに写し出せています。


解像感のよさについてのモニターコメント

  1. 「外の写真は特に拡大すると建物の輪郭がすぐぼやける。食べものの写真は悪くはないけど、もう少し解像度がほしいところ」
  2. 建物の輪郭はシャッキリとしてきれいだが、壁の凸凹とした質感などの細部はやや潰れ気味。食べものは手前にあるものは食べたときの食感までわかるほどの解像感はあるが、奥にあるカステラは生地の穴が光で潰れて、ただの黄色い塊のようだった」
  3. 「カステラのキメがつぶれて見えずのっぺりしている。日中の画像では気になる点はない」
コメントは一部抜粋
ポートレート撮影時にはボケの処理が甘く、被写体が際立ちにくかったのも惜しいところ。比較した上位商品は被写体以外がきっちりボケていましたが、本商品は手前の葉っぱや顔の横にある草むらがボケていませんでした。モニターから「ボケ感に違和感がある」「視線が分散される」と指摘されました。

一方で、背景のボケ感が強い点には好印象を抱くモニターが多くいます。「背景に何があるのかはわかるが、ちゃんとボケているので人物をしっかり強調している」と評価する声も聞かれました。


ボケ感ついてのモニターコメント

  1. 「前方の葉っぱボケと後方の雑木林ボケもうまく処理されており、被写体がきれいに映るような仕上がり」
  2. 「被写体の後ろの緑の背景がボケすぎているのが気になる。被写体の顔の暗さもあって、余計に不自然なボケ感」
  3. 「遠近の判定が甘い。手前の葉が一部だけ中景判定されており強い違和感がある。なおかつ遠景のぼかしも少し強すぎるように感じる」
コメントは一部抜粋
ズーム撮影はとくに苦手です。3m離れた造花をズーム撮影したところ、ノイズが生じました。花や花瓶の輪郭がややぼやけており、モニターからは「拡大すると絵画みたい」「全体的に画質が粗く、明瞭さを感じない」というコメントが寄せられています。

なお、本商品に限らず比較したエントリーモデルの多くは望遠カメラを搭載しておらず、ズーム撮影に苦戦する傾向がありました。

ズーム時のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「一見きれいに映っているように見えるが、ズームしていくと荒さが際立つ」
  2. 「ズーム前から少しばかり気になるぼんやり感で、ズームするとその箇所が際立ち、文字や花の輪郭の表現に粗さを感じる」
  3. 全体的にノイズが乗っているので、パッと見てすぐズームの写真だとわかる。そのわりには、拡大してもディティールは思ったほどつぶれていなかった」
コメントは一部抜粋
肌の美しさは好みが分かれました。「血色感があり健康的」というモニターがいた一方で、「くすみ感が気になる」「発色が弱いのか暗く感じる」という声も聞かれます。比較した上位商品に比べると、やや明るさが物足りない印象です。写りにこだわるなら、フェイスレタッチ機能を使うとよいでしょう。

スキントーン・肌の美しさについてのモニターコメント

  1. 「本来の肌の質感が出ていてとても自然なそのままといった感じ。過度な加工のようなものはいらないけど適度に肌はきれいに見せてほしい」
  2. 「肌自体の発色はきれいなのだが、画質がやや粗いせいでべたっとした感じに見える」
  3. 「肌の血色も唇の血色もよく、自然で美しく見えた。とても健康的」
コメントは一部抜粋

動画のきれいさも振るわず。解像感や発色が物足りない

動画のきれいさも振るわず。解像感や発色が物足りない
動画を撮影した際には解像感が低く、クオリティの高い映像ではありませんでした。被写体や建物の輪郭にピントが合っておらず、モニターのなかには「ベタッと塗った抽象画のよう」と評する人も。遠くの建物や木の葉っぱなどの細部も表現しきれませんでした。

口コミに反して、手ブレ補正はある程度効いています。比較したエントリーモデルの多くは上下左右に揺れていたのに対し、モニターからは「スムーズな動き」や「手ブレが自然に補正されている」と好評でした。しかし細かなブレはあり、「撮影者が歩くたびに上下に少しブレる」という指摘もあがっています。

手ブレ補正の強力さ・解像感のよさについてのモニターコメント

  1. 「全体的に粗く不鮮明に感じる。輪郭がはっきりしていない部分や空と建物の境目にガタつきが見られる」
  2. 「動画では背景のつぶれを感じ、空や川など背景のガビガビした感じが解像度の低さとして表れている」
  3. 「手前の植物も遠くの建物もくっきりと表現されていると思います。被写体や背景にぼんやりしたところもなかった」
  4. 「手ブレ補正がしっかりと効いておりブレは感じにくかったが、カメラが左から右へ移る際に多少のブレはあった」
  5. 「大きなブレはないが、細かい縦ブレが終始あるのが気になる」
コメントは一部抜粋
動画撮影時の発色のよさはいまひとつです。比較した上位商品は細部まで鮮やかに発色していたのに対し、全体的に色味が暗めでした。モニターからは「色温度が冷たく、寒々しい印象」と指摘されています。また、撮影中にライトなどが映ると白飛びしたり、色補正によってチカチカと明滅したりするのも気になりました。

その一方、明暗差の表現は比較的良好です。「コントラストがはっきりしていて夜景がきれい」と好意的な意見が寄せられています。室内で動画撮影をした際にも、屋内と窓の外の晴天などが肉眼に近い明るさで再現できました。とはいえ、総合的にみると撮影環境を選ぶ傾向があるため、頻繁に動画撮影する人には向かないでしょう。


発色・明暗差のよさについてのモニターコメント

  1. 「全体的に暗い仕上がり。しかし周りが明るいと被写体も明るく見えて、許容範囲の発色のよさ」
  2. 「全体的に暗くどんよりしたトーンで、きれいな映像とはいいにくい。また、映像が動くたびに光を絞るセンサーが反応して、画面がチカチカするので、長く見続けられない」
  3. やや影の量が多い印象で、画面全体が暗く見にくさを感じた。川の近くの葉っぱなど、暗く沈んでいるところは何がどうなっているのかはっきりと視認できない」
  4. 「明暗のバランス自体はよい。明暗によって生まれるコントラストの強さや光の魅力を引き出せている」
  5. 「明るさと暗さのバランスは悪くはないが、のっぺりとした印象を受ける」
コメントは一部抜粋

液晶画面を採用。色鮮やかさや明るさが不足

液晶画面を採用。色鮮やかさや明るさが不足
画面には6.5インチの液晶ディスプレイを採用しており、解像度はFHD+(2400×1080)です。比較した有機ELを搭載した商品より色鮮やかさに欠けます。最大輝度は非公表ですが、明るさも不足している印象です。

しかし、リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。応答速度は速く、なめらかにスクロールできるでしょう。405PPI(pixels per inch)と、高精細な映りも再現できます。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

液晶ディスプレイは有機ELより鮮やかさが劣り、やや物足りない印象がありました。また、有機ELに比べて視野角が狭いのも気になるポイント。明るさもほかのスマホと比べるとやや劣る印象です。

最先端のAI機能には非対応

最先端のAI機能には非対応
利便性を高めるためのAI機能には非対応です。画面上にあるものを指で囲うだけで検索できる「かこって検索」・文字起こし機能・傾き補正や生成と表情補正など写真の編集機能もありません。

海外の人とのコミュニケーションをサポートする翻訳電話・翻訳表示・リアルタイム通訳も非搭載です。比較したほかのエントリーモデルもAI機能はついていなかったため、最先端のAI機能を使いたい人はミドルレンジ・ハイエンドモデルも候補に入れて検討しましょう。

放熱性はいまひとつ。高負荷な作業には向かない

放熱性はいまひとつ。高負荷な作業には向かない

熱のこもりやすさもネックです。15分間負荷をかけると、表面温度は44.2℃まで上昇しました。比較したなかには温度が40℃前後に抑えられていた商品もあったので、放熱性は高くないといえます。負荷のかかるゲームや長時間の使用は避けたほうがよいでしょう。

motorola moto g64 5Gの詳細情報

モトローラ・モビリティ・ジャパン
moto g64 5G

おすすめスコア
4.06
Androidスマホ31位/42商品
処理性能
4.50
処理性能(極めたい人向け)
3.54
写真撮影のきれいさ
4.14
動画撮影のきれいさ
3.90
バッテリーの持ち
4.11
充電の速さ
4.52
AI機能の豊富さ
3.00
画面性能
3.89
熱のこもりにくさ
3.64
便利機能の豊富さ
4.10
moto g64 5G 1
moto g64 5G 2
moto g64 5G 3
moto g64 5G 4
moto g64 5G 5
moto g64 5G 6
moto g64 5G 7
moto g64 5G 8
moto g64 5G 9
moto g64 5G 10
moto g64 5G 11
最安価格
Amazonで売れています!
26,917円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
26,917円
在庫わずか
取り扱い事業者SIMフリー、mineo、IIJmio、LIBMO、QTモバイル、ワイモバイル
価格帯エントリー
メインメモリ(RAM)
8GB
ストレージ(ROM)
128GB
バッテリー容量
5000mAh
画面サイズ
6.5インチ
防水等級
IPX2
防塵等級
IP5X
おサイフケータイ対応

良い

  • ベンチマークスコアは約50万点と、十分な処理性能
  • IP52の防水・防塵機能やおサイフケータイ、eSIM対応といった便利な機能を搭載
  • バッテリーが空の状態から30分間で52%まで充電できた

気になる

  • バッテリーの持ちは約9時間25分と短い
  • 動画撮影では細かいブレが気になった
OSAndroid
SoCMediaTek Dimensity 7025
充電端子Type-C
画面解像度2400×1080
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類液晶
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数
望遠カメラ画素数
インカメラ画素数1600万画素
最大ビデオ撮影解像度FHD
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類nano SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約50万点
ストレステスト後の本体温度44.2℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.38cm
高さ16.16cm
厚さ0.8cm
本体重量177g
全部見る

motorola moto g64 5Gの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    26,673円

    (最安)

    販売価格:26,917円

    ポイント:244円相当

    送料別

  2. 2

    26,755円

    (+82円)

    販売価格:27,000円

    ポイント:245円相当

    送料無料

  3. 3

    27,032円

    (+359円)

    販売価格:27,280円

    ポイント:248円相当

    送料無料

  4. 4

    27,060円

    (+387円)

    販売価格:27,060円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    らいぶshop
    4.63

    (1,240件)

  5. 4

    27,060円

    (+387円)

    販売価格:27,060円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    digitalisland
    4.42

    (691件)

motorola moto g64 5Gが向いていない人におすすめのAndroidスマホは?

ここではmotorola moto g64 5Gのデメリットをカバーする商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね!

できるだけ安くカメラ性能に優れるものがほしいなら、Google Pixel 7aをチェック!

できるだけ安くカメラ性能に優れるものがほしいなら、Google Pixel 7aをチェック!

予算を抑えて、カメラ性能の優れたスマホがほしいならGoogle Pixel 7aがおすすめです。後継モデルのGoogle Pixel 8aが登場したことで型落ちモデルになったので、価格を抑えて購入できます。


写真のクオリティは高く、細部までくっきり描写されていました。自然な発色で明暗差のバランスがよく、メリハリがあります。有機ELディスプレイを採用しており、画面が色鮮やかなのも魅力です。AI機能を搭載し、「かこって検索」や「消しゴムマジック」などに対応しています。


ベンチマークスコアは約86万点と、比較した8万円以上のハイエンドモデルと同等の性能を発揮。バッテリー持ちも12時間35分と非常に良好でした。価格は5万円台(※2024年8月時点・ECサイト参照)なので、コスパ重視な人必見です。

予算度外視でとにかくスペックにこだわるなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultra

予算度外視でとにかくスペックにこだわるなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultra

SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraは、値段よりもスペック重視の人にぴったりです。ベンチマークスコアは189万点と、比較した商品内では圧倒的な高さ。重くなりやすい3Dゲームも快適にプレイできます。


動画撮影時のクオリティも非常に高く、手ブレがほぼ気になりません。ジンバルを使ったかのような滑らかな映像を撮影できました。写真は解像感が優れており、ズームしてもきれいさを保てたのがすごいところ。子どもやペットなどを写真や動画で残したい人におすすめです。


IP68の防水防塵性能を備え、屋外でも気兼ねなく使用できます。バッテリーは17時間53分持ち、1回の充電で丸1日使えるレベルです。

motorola moto g64 5Gはどこで買える?

motorola moto g64 5Gは、格安SIMのIIJmioやワイモバイルから購入できます。価格はIIJmioが30,800円、ワイモバイルが21,996円(※2024年8月時点・一括購入の場合)です。


また、公式サイトやAmazon・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでは、SIMフリーモデルが販売されています。公式サイトの価格は34,800円(※2024年8月時点)です。大手3大キャリアや楽天モバイルで既に契約されている人は、こちらもチェックしてみてくださいね!

mybestおすすめ!Androidスマホの検証評価上位の商品も紹介

Androidスマホの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。モトローラ・モビリティ・ジャパンのmoto g64 5G以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

Google
Pixel 8 Pro

最安価格
107,095円
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
OSAndroid
対応バンドドコモ系回線、au系回線、ソフトバンク系回線
SoCGoogle Tensor G3
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)128GB、256GB、512GB
バッテリー容量5,050mAh
画面サイズ6.7インチ
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1050万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
複数レンズ3眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能
防水等級IPX8
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数1
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率縦長
ディスプレイのアスペクト比20:9
ベンチマークスコア約104万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ハイエンド
7.65cm
高さ16.26cm
厚さ0.88cm
本体重量213g
付属品USB-Cケーブル(USB 2.0)、クイックスイッチアダプター、SIMツール
製造国アメリカ
対象シニア
特徴カメラ性能が高い、画面がきれい
全部見る
Pixel 8 Pro

Google Pixel 8 Proを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

SAMSUNG
GalaxyS24 Ultra

最安価格
168,000円
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
OSAndroid
対応バンド不明
SoCSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)256GB
バッテリー容量5000mAh
画面サイズ6.8インチ
画面解像度Quad HD+(3120×1440)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応不明
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数20000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数5000万画素
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1200万画素
最大ビデオ撮影解像度8K
複数レンズ4眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ぶれ補正対応不明
防水機能
防水等級IPX8
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応不明
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用、eSIM2枚利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM、内蔵SIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応(Sペン)
複数アプリ同時表示数不明
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応不明
手のひらシャッター対応不明
折りたたみスタイル
ディスプレイ比率縦長
ベンチマークスコア約189万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ハイエンド
7.9cm
高さ16.23cm
厚さ0.86cm
本体重量約233g
付属品不明
製造国不明
対象不明
特徴カメラ性能が高い
全部見る
S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraを徹底レビュー!Galaxy S24とどっちを買うべき?

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