大容量バッテリーを搭載し、おサイフケータイにも対応しているシャープ(SHARP) AQUOS sense4 SH-M15。ECサイトの口コミでは高評価が多い一方、「動作がもたつく」「カメラのピントが合わせにくい」など気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、シャープ AQUOS sense4 SH-M15を含むSIMフリースマホ19商品を実際に使ってみて、カメラ性能・画面のきれいさ・処理性能・バッテリー性能のしやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
シャープ AQUOS sense4 SH-M15は、画面の美しさを重視する人におすすめです。AQUOSならではの高精細かつ色鮮やかなディスプレイで、Webサイトや写真をくっきり映し出します。
カメラの検証では、動画をしっかり映せると好評でした。夜景などのAI補正はもう少し改良を期待したいところですが、普段の写真撮影であれば十分活用できるレベルです。写真の粗さは一切なく、高画質での撮影が楽しめますよ。
大容量バッテリーを搭載していて充電が長持ちするのもメリット。動画を連続再生して放置した結果、満充電で11時間以上も再生できました。処理性能もライトユーザーなら十分なので、手軽に買えるSIMフリースマホが欲しい人にはうってつけですよ。
アルミボディの光沢も美しく、デザインにこだわりたい人にもおすすめです。
シャープ AQUOS sense4 SH-M15は、AQUOSシリーズのエントリーモデルです。3大キャリアや楽天モバイルの主要LTEバンドに対応しています。
従来モデルより高性能なCPU「Qualcomm Snapdragon 720G」を搭載。ストレージにUFS規格を採用し、約2.4倍※ものスピードアップが実現しています。
従来機種AQUOS sense3 SH-M12との比較(シャープ調べ)
画面は約5.8インチのIGZO液晶ディスプレイです。実物に近い色味を再現するため、独自のリッチカラーテクノロジーモバイル技術を搭載。明るい屋外で画面を見やすくするアウトドアビューや、就寝時間が近づくとブルーライトを抑制するリラックスオートなど、画面調整機能も充実しています。
のぞき見ブロック機能があり、プライバシーを守れるのもうれしいですね。さらに液晶アイドリングストップ機能も搭載。ゲーム・読書・Webサイトなど表示内容に合わせ、明るさをキープしながら消費電力を抑えられます。
アウトカメラは幅広いシーンに対応できる、広角・超広角・望遠のトリプル仕様。広角・超広角は1,200万画素、望遠・インカメラは800万画素です。人物・動物・夜景など、被写体に応じて適した撮影モードに切り替えるAIオート機能も搭載しています。
動画の手ブレ補正機能もあり、写真だけでなく映像も撮影しやすいですよ。このほか、GoogleのARCoreで構築された拡張現実を活用してAR撮影も楽しめるなど、独自の撮影機能も充実しています。
バッテリーは4,570mAhと大容量です。公式ではしっかり使いで1日、1日1時間程度の使用なら1週間持つと謳っています。急速充電時のバッテリーへの負担を抑えるため、充電を抑制するインテリジェントチャージ機能を搭載。バッテリーを長持ちさせる工夫も施しています。
街での買い物がスマートになるのもポイントです。おサイフケータイやNFCに対応しているので、モバイルSuicaやQUICPayが利用できます。指紋センサーを押し続けると決済アプリを起動できる「Payトリガー」も搭載していて、キャッシュレス派の人も使いやすいですよ。
操作を楽にする機能も多数搭載されています。生体認証は顔認証・指紋認証の2種類に対応。指紋センサーがディスプレイの下部についており、スムーズに操作できますよ。そのほかの便利機能は以下の通りです。
また、sense4はシャープが提供する人工知能エモパークにも対応しています。アラームのセットやメモ帳の呼び出し、ヘルスケア・最新情報の読み上げなど、人工知能があらゆる面でサポート。普段の生活が少し便利になり、楽しく過ごせますよ。
スマホ1台をかしこく使えるのも特徴です。デュアルSIMに対応しているので、LTE2回線を1台で管理できます。SIMの差し替え不要で、海外用・普段用・仕事用などを切り替えられるのは便利ですね。
内蔵ストレージは64GBです。最大1TBのmicroSDXCカードを2枚まで装着でき、画像や動画をたくさん保存したい人も困りません。Google OneやGoogleフォトもプリインストール済みで、大量のデータも管理しやすいですよ。
本体サイズは148×71×8.9mmで、重さは約177gです。キャップレス防水構造を採用し、防水・防塵に対応。画面に水滴がついていてもスムーズにタッチ操作ができるので、お風呂で使いたい人にもぴったりです。本体をアルコール除菌シートで拭き取れるのもうれしいポイントですね。
カラーはライトカッパー・ブラック・シルバーの3色展開。高級感のあるアルミボディは、曲げや捻りに強いというメリットもあります。
今回はシャープ AQUOS sense4 SH-M15を含むSIMフリースマホ全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:カメラ性能
検証②:画面のきれいさ
検証③:処理性能
検証④:バッテリー性能
はじめに、カメラの性能を検証します。
すべて同じ条件のもと、6つの撮影シーンと1つの動画シーンで撮影。10~50代男女10人のモニターがそれぞれの作例について評価・コメントをし、総合的に評価しました。検証した撮影シーンは以下の通りです。
<料理撮影>
カラフルなチョップドサラダを撮影。AI機能によって、美味しそうな色合いに自動補正されているかをチェック。
<ズーム撮影>
撮影場所から25m離れた時計を7倍ズームで撮影。ピントが合わせられているか、ノイズが抑えられているかをチェック。
<広角撮影>
東京都にある芝公園の景色を広角モードで撮影。色合いや歪みがないかをチェック。
<ポートレート撮影>
花壇を背景にモデルを撮影。ピントが合わせられているか、ボケ味の具合をチェック。
<夜景撮影>
夜の東京タワーをナイトモード(夜景モード)で撮影。夜景の画質、明るさ調整をチェック。
<インカメラ撮影>
インカメラでモデルを撮影。肌の質感や背景の写りをチェック。
<動画撮影>
モデルと撮影者が歩きながらVLOG風に撮影。手ぶれ補正や画質をチェック。
シーンによって少し写真がぼやけましたが、広角・料理撮影は比較的きれいな印象でした。動画はとくに美しく、モニターからは「歪みが少なく見やすい」との声が。近くの被写体だけでなく、背景も鮮明に映っていました。
ズームでの写真撮影は、ややシャープさに欠ける印象でした。とはいえ、時計の文字盤がはっきり読めるほどには寄れています。「背景と被写体がはっきり分かれている」との意見も出ており、悪くない仕上がりです。
ポートレート写真の画質も悪くありません。やや鮮明さに欠けるため発色は課題が残る印象ですが、粗さは感じませんでした。
広角撮影はモニターから高く評価されました。ほかのシーンに比べて色の違いが明確で、奥行きも感じられます。曇天での撮影でこれだけ色を再現できていれば十分でしょう。
夜景の撮影では、手前にピントが寄ってしまいました。タワーが白飛びしていて、ぼんやりとした印象です。良くえば幻想的ですが、理想的な夜景写真といえないのが惜しい点でした。
料理写真は多くのモニターがきれいだと回答しました。「色が硬く、肉がおいしく見えない」との意見は出たものの、彩度はよく出ています。
インカメラでは、被写体がはっきり写せました。背景は少しぼやけましたが、人物のコントラストはきれいな印象です。インカメラ・アウトカメラともに高画質なので、よほどこだわりが強くなければ満足できるでしょう。
次に、画面のきれいさを検証します。
同一の静止画・動画のデータをそれぞれのスマホで表示させて、10~50代男女10人のモニターに評価してもらいました。静止画はコントラストやディテール、動画は色合い・残像感の少なさなどをチェックしています。
静止画・動画ともに暗さを指摘する声はありますが、色彩のきれいさは好評でした。もう少し視野角が広ければと感じる程度で、正面でスマホ操作をしている分には支障ありません。
高精細で色鮮やかなディスプレイは、さすがAQUOSといった印象。映画鑑賞や動画視聴も、迫力のある映像で楽しめますよ。
続いて、処理性能を検証します。
今回の検証では、CPU性能やGPU性能をベンチマークスコアとして数値化してくれるアプリ「AnTuTu Benchmark 9.0」を使用。なお、検証環境を平等にするため、すべてのスマホにこのアプリのみをインストールして検証しています。
ベンチマークスコアは約23万点。ほかのローエンドモデルと同程度の数値でした。CPUがSnapdragon 720であることを考えると低めのスコアなので、RAMが4GBなのが影響した可能性があります。
とはいえ、オンラインゲームなどの使用がメインでなければ支障ないレベルです。使用目的に合うなら、候補となる商品ですよ。
最後に、バッテリー性能を検証しました。
YouTubeの動画を同じ画質設定にして再生し、バッテリーが切れるまでの連続再生時間を測定します。さらに、バッテリーの切れたスマホを30分間急速充電し、どこまで充電できたかもチェックしました。
充電のスピードはいまひとつですが、バッテリーの持続時間は文句なしでした。シャープ独自の省電力ディスプレイにより、連続再生時間は約11.5時間を記録。10時間に満たない商品も多いなか、かなりの好記録です。
一方、充電速度は30分で33%とまずまずの結果に。バッテリーの持ちがよいので、よほどのヘビーユーザーでなければ困りませんが、30分で50%以上充電できた上位商品には及ばない結果となっています。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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シャープ AQUOS sense4 SH-M15は処理性能がやや低めだったので、最後にほかのSIMフリースマホを紹介します。
Redmi Note 10 Proは、処理性能・バッテリー性能が優秀なモデルです。価格帯はローエンドと同程度ですが、CPUはSnapdragon 732を搭載。ベンチマークテストで約34万点の好記録となりました。連続動画再生で充電の持ちを調査した結果も12時間と長く、高コスパなスマホですよ。
OPPO Reno5 Aは、おサイフケータイ搭載モデルが欲しい人におすすめです。Snapdragon 765のCPUを搭載していて、ベンチマークテストでは約38万点と高いスコアになりました。インカメラで盛れる写真が撮れるのもうれしいポイント。価格も高すぎず、手が出しやすい商品です。
取り扱い事業者 | |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 732G |
価格帯 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | Type-C |
画面解像度 | 2400×1800 |
最大画面リフレッシュレート | 120hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 10,800万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | 500万画素 |
インカメラ画素数 | 1600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | 非対応 |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | |
かこって検索対応 | |
翻訳通話対応 | |
対面翻訳対応 | |
翻訳表示対応 | |
被写体削除加工対応 | |
傾き補正生成対応 | |
文字起こし対応 | |
ボイスレコーダー要約対応 | |
幅 | 76.5mm |
高さ | 164mm |
厚さ | 8.1mm |
本体重量 | 193g |
Xiomi Redmi Note 10 Proをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、BIGLOBE、SIMフリー |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G |
価格帯 | 不明 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | USB Type-C |
画面解像度 | 2400×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ種類 | 液晶 |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 6,400万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1,600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | モノラル |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | 不明 |
かこって検索対応 | 不明 |
翻訳通話対応 | 不明 |
対面翻訳対応 | 不明 |
翻訳表示対応 | 不明 |
被写体削除加工対応 | 不明 |
傾き補正生成対応 | 不明 |
文字起こし対応 | 不明 |
ボイスレコーダー要約対応 | 不明 |
幅 | 7.46cm |
高さ | 16.2cm |
厚さ | 0.82cm |
本体重量 | 約182g |
OPPO Reno5Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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