
FXで借金・破産に陥る理由は?失敗例や対処法を解説
為替変動などによって、大きな損失が生まれるリスクがあるFX。どんな失敗例があるのか、借金をしない安全な取引方法はあるのかなど、気になる人も少なくないはずです。
そこで今回は、FXで借金を抱えてしまう理由について解説します。借金を抱えやすい人の特徴や借金をしないための対策についても紹介するため、ぜひFXを始める前の参考にしてください。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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そもそもFXとは?借金を抱えるのはなぜ?
FXの特徴として、負けたときの損失が大きくなりやすい点が挙げられます。ここでは、FXで借金を抱えてしまう理由について、FXの仕組みとともに解説します。
FXは負けたときの損失が大きくなりやすい

FXでは少額の投資資金で高額な取引ができるため、勝った時の利益が大きくなる一方、負けたときの損失も大きくなります。
FXとは、A国の通貨をB国の通貨に交換するときの価格差で稼ぐ投資手法です。レバレッジを使うことによって、保有資金より大きな取引が行えます。レバレッジとは、FX会社に担保として預ける証拠金より、高額な資金を使って取引できる仕組みののことです。
レバレッジを使って負けてしまうと証拠金以上の損失を被るリスクがあるため、FXは借金を抱えやすいといわれています。
FXで借金を抱えてしまう主な2つの理由
FXで借金を抱える理由には、FXの仕組みが関わっていることが多いです。FXで借金を抱えてしまう原因について、詳しく解説します。
強制ロスカットが間に合わず損失を出す

たとえば為替相場の価格変動が大きすぎた場合、注文が急増しシステムが遅延し強制ロスカットが遅れる可能性があります。FX会社が動いていない休日に為替変動が起きると、強制ロスカットのタイミングが遅れやすいです。またFX証券会社のシステムトラブルが起きたときも強制ロスカットが発動しないため、間に合わなくなります。
出た損失を取り返そうとしてしまう

FXでは損失を取り返したり、さらなる利益を求めたりした結果、運用資金を借り入れして借金を抱えてしまう人が多くいます。
FXには追証と呼ばれる追加証拠金という制度があり、純資産額がポジションを維持するのに必要な金額を下回ったとき、定められた日時までに証拠金を追加すれば、強制ロスカットの回避が可能です。しかし、追証の入金を繰り返してしまうと、借金を抱える可能性が高くなるので気をつけましょう。
FXで借金を抱えるリスクや与える影響とは?
安易に借金をすると、人生が変わってしまう可能性が高いです。FXで借金を抱えることで負うリスクや、生活に与える影響を解説します。
何度も借り入れを繰り返して借金地獄に陥る

FXで借金を抱えると、損失を取り戻そうとして何度も借り入れをし、借金地獄に陥るリスクがあります。一度借り入れすると借金することへの抵抗が少なくなってしまい、繰り返してしまうケースも少なくありません。
取引結果がすぐに出たり、利益や損失で一喜一憂したりするFXには、ギャンブルと似た中毒性もあるので注意しましょう。FXに依存して借金のループに入ってしまわないためにも、借金のリスクを認識しておくことが大切です。
給与や財産を差し押さえられる場合も

たとえば数日から1週間程度の滞納であれば電話にて催促を受け、1週間から2か月程度の滞納では督促状や催告書が送付されるでしょう。
2か月以上にわたって滞納すると借金総額を一括で請求されたり、ブラックリストに載ったりします。ブラックリストに載ると、クレジットカードの新規発行やキャッシング利用はできません。
3か月以上滞納し続けると、裁判所から支払督促申立書・訴状などが届きます。さらに滞納を続けると、給与や財産を差し押さえられてしまう強制執行をされることになるでしょう。
滞納期間が長引くと金融機関による措置で生活に支障をきたすおそれがあるため、注意してください。
FXで借金を抱えやすい人の特徴
性格や状況など、FXで借金を抱える人には共通するポイントがあります。FXで借金を抱えやすい人の特徴を解説するため、自分に当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。
感情的になりやすい

FXで利益を出し続けるには、長期的な利益を見据えた冷静な判断力が必要です。感情的な人は、相場から見える現状よりも、自分に利益が出る方向に反転を希望する自分の感情に流されてしまうリスクがあります。
パチンコや競馬などのギャンブルが好き

「厚生労働省の調査」でもギャンブル依存症の人は借金を抱えやすい特徴があるとわかっているため、ギャンブルが好きな人はFXでも損失を出して借金を抱えてしまう可能性が大きいことを覚えておきましょう。
運よく利益を得られた

運よく利益を得られてしまうと、勘違いして勉強・情報収集を怠るようになってしまい、借金を抱えるケースがよくみられます。特に初心者に多いため注意が必要です。
「金融先物取引業協会の調査」によると、実際にFX取引をした人の60.3%が利益を出しており、知識のない初心者でも、利益を出せてしまうことがわかります。一度高額な利益を得ると、自分は才能があると調子に乗ってしまい、取引を続けるために借金を抱えることもあるため気をつけてください。
初心者なのに大きな利益を狙っている

ハイリターンを狙えばハイリスクになるため、初心者のうちは実力に見合った少額から取引するようにしましょう。
FXで借金をしないための対策をしっかり講じておこう
FXで借金を抱えやすい人でも、しっかり対策することで安全な取引が可能です。FXで借金をしないための対策を解説します。
しっかり勉強や情報収集で知識を蓄えてから取引する

勉強・情報収集が足りなければ、勘や運に頼ってしまうため相場感の把握・値動きの予想はできず、将来的に勝ちにくくなります。日頃から勉強・情報収集で知識を蓄えるよう努めれば、損失を最小限に抑えられ、利益は大きく得られるようになるでしょう。
事前にデモトレードで練習するのがおすすめ

一般的にデモトレードは、FX証券口座への登録にて無料で利用できることが多いです。損失を最小限に抑えられるように、まずはデモトレードで練習してみましょう。
損切りのルールを作って必ず守ることが大切

負けた分を取り返そうとせず、長期的にトータル利益がプラスになるようじっくりと冷静な判断での運用をおすすめします。投資資金を使い切ってしまうと借金につながるため、自分で決めた損切りルールを守れない人はFXをやめたほうがいいでしょう。
レバレッジはかけすぎない

レバレッジはハイリスクハイリターンになるため、借金を抱える原因になりやすいです。借金苦に陥りたくない人は、証拠金の範囲内で取引できるようにレバレッジの倍率を抑えるといいでしょう。初心者はレバレッジ1〜3倍程度から始めるのがおすすめです。
マイナーな通貨ペアでの取引は控えよう

マイナーな通貨ペアの取引は、メジャーな通貨ペアに比べて情報量が少なく、急激な相場変動を起こす可能性があるため予想を立てにくいです。通貨ペアとは取引する通貨の組み合わせです。
マイナーな通貨ペアはちょっとしたできごとによる価格変動が大きいため、すぐに大きな損失につながる可能性があります。初心者や借金をしたくない人は、米ドル/円のような流通量が安定したメジャーな通貨ペアで取引するのがおすすめです。
土日はポジションを持たないようにする

金曜日にポジションを保有したまま決済しなければ、土日は決済できず大きな損失を生み出すリスクが高いです。週明けに損失を出して借金を抱えないためにも、金曜日のうちに決済しましょう。
FXで作った借金が返せないときの対処法
FXで作った借金が膨らみ、返せなくなってしまう人も少なくありません。FXで作った借金が返せないときの対処法を解説します。
家族や知人からお金を借りて返済する

消費者金融・銀行ローンなどから借金をした場合、利息をつけて返済し続ける必要があり、1日でも滞納すると遅延損害金というペナルティが発生します。家族や友人であれば利息・遅延損害金などが発生せず、返済が厳しい日は少し猶予をもらえることも多いでしょう。
ただし借金を助けてくれるような、経済的に余裕のある家族や知人がいなければなりません。また家族や知人からお金を借りると、金銭トラブルに発展するリスクがあるため、慎重な対応が必要です。
金利を下げて総返済額の負担を減らすのも手

借り換えとおまとめローンは、金利が低いローンで新たにお金を借り入れる点が共通項です。借り入れるローン件数が複数なのか1本なのかが異なります。
総返済額の負担を減らす方法について、より詳しく知りたい人は以下の記事をチェックしてみてください。
それでも返済できないなら債務整理の検討を
債務整理の手続き方法は大きく分けて、任意整理・個人再生・自己破産の3つです。それぞれの特徴について詳しく解説します。
債権者と交渉する任意整理

任意整理とは、借金減額・金利の調整などを債権者と交渉する手続きです。裁判所を通さず、生活に影響が出ない範囲で返済できるように債権者と交渉し、和解できれば3年程度に分割して残りの借金を返済し続けることになります。
任意整理をすると、本来支払う必要がない過払金が判明するケースも多いです。その場合は過払い金請求ができるため、支払い過ぎたお金を取り返せます。
ただし約5年間、信用情報機関に事故情報として掲載されるため、クレジットカードの新規発行はできなくなるので気をつけてください。
裁判所に申し立てる個人再生

個人再生とは裁判所に申し立てることで、財産を保持したまま借金を5分の1から10分の1程度に減額してもらう手続きです。減額された借金は、原則3年程度に分割して返済します。
借金総額が5,000万円以下であれば利用でき、自己破産のように住居・車などの財産は処分されません。
ただし、5〜10年間は信用情報機関に事故情報として掲載されるため、任意整理同様にクレジットカードの新規発行ができない点に注意しましょう。
免責許可をもらう自己破産

保証人などでなければ家族や会社に影響が出たり、戸籍などに自己破産した旨が記載されたりはしません。
ただし、住居・車などの高価な財産が処分されたり、生命保険募集人など特定の職業・資格が制限されたりします。また、他の債務整理と同様に、信用情報機関に事故情報として5〜10年ほど掲載されることも覚えておきましょう。
債務整理を検討している人は、以下の記事にて紹介しているおすすめの法律事務所もあわせて確認してみてください。
デモトレードが利用できるおすすめのFX証券会社でリスクを最小限に

借金を抱えずにFXを始める際は、デモトレードで練習できるFX会社を選ぶのがおすすめです。以下の記事では、おすすめのFX口座をピックアップしました。デモトレードの対応についても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
FX口座おすすめTOP5
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