FXダイレクトプラスは米ドル/円ペアの買いスワップポイントが政策金利差を超えており高水準です。米ドル/円ペアのスワップポイントは162.0円で、政策金利差の160.0円を上回っています。ほかの通貨ペアは相場を下回っているものの、米ドル/円ペアをじっくり持ちたい人におすすめです。主要な通貨ペアである英ポンド/円・豪ドル/円・ユーロ/米ドルペアのスプレッドが相場より狭い点も魅力。米ドル/円ペアも相場と同水準でした。国内FX業者のスプレッド相場はそもそも安く設定されているなか、一部の通貨ペアでは業界水準より狭いので、FX取引コストを抑えたい人にも向いているでしょう。経済指標や売買シグナルなど重要な情報をLINEで通知してくれる点も特徴です。ほかのFX業者にはアプリ・メールで通知するサービスを提供しているところもありますが、普段LINEを使う人はFX取引の重要な情報を見逃さずにすみます。値動きや相場の方向性を予測できるツールも使えるため、初心者でも容易に取引が可能です。口座開設だけでお得な優待サービスを受けられるのもメリットでしょう。デモトレードができない点や電話で問い合わせできない点には注意が必要です。デモトレードに対応していないため、事前に取引ツールの性能を試せません。また、サポート体制は問い合わせフォームのみでした。比較したほとんどのFX会社では電話問い合わせができたのに対して、こちらはできない点はネックです。取扱通貨ペアは27種と検証したFX口座の相場と同水準で、最小取引単位も1,000通貨と平均的でした。米ドル/円・ユーロ/円ペアなどの主要通貨ペア、トルコリラ/円・メキシコペソ/円ペアなどの高金利通貨ペアは取り扱いがあります。よりさまざまな通貨ペアで取引したいなら、取扱通貨ペアが豊富なSBI FXトレードなどを検討しましょう。また、少額から取引したい人には100通貨から取引できてスプレッドも狭いパートナーズFX nanoがおすすめです。<おすすめな人>米ドル/円ペアをじっくり持ちたい人必要以上に取引コストをかけたくない人FX取引に関わる重要な情報を逃したくない人FX以外に日常でお得になるサービスを探している人<おすすめできない人>幅広い通貨ペアで取引したい人少額からFX取引をしたい人事前に使用感を確かめたい人問い合わせをすぐ解決したい人
外貨ネクストネオは、旬な情報をキャッチして取引に臨みたい人におすすめ。初心者から上級者まで役立つコンテンツが豊富で、「マネ育チャンネル」では経験値に応じた多彩なコンテンツを配信しています。「セミナーなども充実しており、初心者におすすめ」という口コミは本当ですね。プロ向けの情報ツールであるロイター赤文字ニュースもチェックでき、上級者も使いやすそうです。主要通貨ペアのスワップポイントの高さは、比較したFX口座の相場と同程度か相場以上。一定の水準を維持しており、ゆっくり取引を楽しみつつ利益を積み上げできます。比較したほとんどのFX口座と同様に、スプレッドも狭めでした。小さな値動きで利確しても、コストがかさみにくいでしょう。取扱通貨ペアは30種類。比較した各社の取扱通貨ペア数は29種類が相場のため、幅広い通貨ペアで取引したい人に向いています。最初は主要な通貨ペアで始め、ゆくゆくはマイナーな通貨ペアを取引したい人にも向いているでしょう。最小取引単位は1,000通貨で、他社より小さいわけではありません。ある程度の額を動かせるので、緊張感を保ちつつ取引できるのはよい点ですが、他社のなかには1通貨から取引できるものも。リスクを極力回避したい初心者は、1~100通貨単位で取引できるSBI FXTRADEやパートナーズFX nanoを選んでもよいでしょう。<おすすめな人>スピーディに情報を得たい人FXの基本を学びたい初心者スプレッドの狭さ・スワップポイントの高さも気になる人<おすすめできない人>1~100通貨単位で取引を試したい人
トライオートFXは、高めのスワップポイントなど魅力的な部分もあるものの、取引通貨ペアがやや少ない点がデメリットです。取引通貨ペアは23種で、比較したFX口座の全体平均29種を下回りました。主要通貨ペアは取り扱っているため初心者にとってはとくに問題ないものの、さまざまな通過での取引を楽しみたい人には物足りない可能性があります。スプレットの狭さも低評価に。米ドル/円が0.30銭、ユーロ/円が0.50銭、英ポンド/円が1.00銭、豪ドル/円が0.60銭とどれも比較したFX口座の相場を上回りました。「ドル円など主要通貨ペアのスプレッドは若干広い」との口コミにもうなずけます。極力コストを抑えたいなら、よりスプレッドが狭いFX口座もチェックしてみましょう。比較した多くのFX口座で用意されていたデモトレードに対応していないため、取引前に使用感を確認できないのもネック。問い合わせ時間も平日・祝日の9時〜17時と短めです。夜間の取引が多い人は、24時間受付の問い合わせ窓口を備えたFX口座を選ぶとよいでしょう。一方、一部の主要通貨ペアのスワップポイントは高め。集計時点では、ユーロ/円が125.0円・英ポンド/円が205.0円と相場以上でした。ユーロ/円と英ポンド/円については、スワップポイントが政策金利差も超える結果に。主要通貨ペアでじっくり運用したい人には候補となるでしょう。最小取引単位は、南アランド/円・ノルウェークローネ/スウェーデンクローナを除き1,000通貨。比較したFX口座の相場と同水準で、ある程度の取引規模を求める人向けです。また、トライオートETFの口座を開設すれば、同じアプリ内でFX・ETFの両方に投資可能。指数に連動するETFにも投資することで、リスクを分散できますよ。総合的に見ると、高めのスワップポイントや相場水準の最小取引単位が評価ポイントといえます。一方で、取引通貨ペアが少ない点やスプレッドの狭さは気がかり。さまざまな通貨で取引をしたい人や、コストを少しでも抑えたい人は、LION FXなどより高評価を獲得したFX口座を検討してみてください。<おすすめな人>人気の通貨ペアでじっくり運用したい人ある程度の取引規模で取引してみたい人<おすすめではない人>さまざまな通貨で取引を楽しみたい人
GMO外貨 外貨exは、幅広い通貨ペアでのスワップポイントの高さが魅力です。「スワップが他社と比べて低い」との口コミに反し、検証時点では全主要通貨ペアのスワップポイントが、比較したFX口座の相場を上回っていました。長くポジションを維持する予定の人にはうってつけです。取引コストもかさみにくいでしょう。「スプレッドが基本的に狭い」という口コミどおり、米ドル/円・英ポンド/円・ユーロ/円・豪ドル/円の通貨ペアのスプレッドはいずれも比較した各社の相場と同水準の狭さ。比較したFX口座の多くがスプレッドをかなり狭めに設定しているため、相場と同等のGMO外貨 外貨exの取引コストは十分低いといえます。最低取引単価は1,000通貨と、比較したなかでは一般的な水準です。例えば、1米ドル=150円で米ドル/円ペアを取引する場合、最低取引単価が10,000通貨の口座は150万円の取引規模からのスタートなのに対し、15万円から取引可能。まとまった資金を用意できなくても挑戦しやすいでしょう。「スマホアプリのツールが使いやすい」との評判に違わず、初心者にうれしい機能を複数備えています。実際の取引と同じ画面でFX取引を体験できるデモトレードはもちろん、急騰急落アラートなど通貨変動に即対応できるツールも搭載。デモトレードができないFX口座と比べ、直感的に操作できるかどうかを事前に試せるのもメリットです。ただし、取扱通貨ペアは24種と比較したなかでは少なめ。主要通貨ペアはすべて取り扱っているため初心者には十分といえます。しかし、マイナー通貨ペアも取引したい上級者には、取扱通貨ペア30種以上のSBI FXTRADEもおすすめ。より少額でさまざまな取引を試したい人は、最小取引単位が100通貨のパートナーズFX nanoも検討しましょう。<おすすめな人>中長期での取引を予定している人取引コストも気になる人<おすすめできない人>マイナー通貨ペアを取引したい上級者
FXネオ(GMOクリック証券)は、主要通貨ペアをじっくり持ちたい人に向いています。スワップポイントが比較したなかでも高く、比較検証でわかったFX口座の相場を上回る結果に。検証した通貨ペアすべてが政策金利差を超えていたため、長期投資を考えている人にとってメリットが大きいでしょう。FXだけでなく、CFD・バイナリーオプション・国内株・投資信託なども取引が可能。投資初心者を含め、FX以外にも興味がある人にぴったりです。比較した19社のうち、株式や投資信託を含めてサービスを提供しているのは楽天証券・松井証券・auカブコム証券を含む4社のみでした。GMOクリック証券以外の3社は株式・投資信託メインの人向きな設計だったため、FXメインで考えるならGMOクリック証券がおすすめですよ。米ドル/円ペアの原則固定スプレッドは0.2銭(例外あり)と狭く、ほかの通貨ペアも相場と同水準。取扱通貨ペア数は24種と多くないものの、主要通貨ペアで取引するには不自由を感じることは少ないでしょう。比較した多くのFX口座と同じくデモトレードができて使用感を試せるうえ、コミュニティサービス「トレードアイランド」でほかのトレーダーの取引を分析できるのも魅力。ほかのユーザーと交流したい人・取引のモチベを保ちたい人にとくに向いているサービスといえます。口コミでは「最低取引通貨が10,000通貨と大きい」と指摘されていましたが、実際の最小取引単位は1,000通貨と相場並みです。ただし、南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・ハンガリーフォリント/円の取引単位は、例外的に10,000通貨と大きめに設定されています。他社を見るとすべて1,000通貨で取引できるところが複数あり、なかにはより小さい単位から対応しているところも。コストを抑えつつ少額からFX取引を始めたいなら、100通貨から取引できるパートナーズFX nanoを検討してみてください。自動ロスカットになると手数料が発生する点にも注意が必要です。他社はほとんどがロスカット手数料がかからないのに対し、FXネオ(GMOクリック証券)では1取引単位(10,000通貨)あたり500円、0.1取引単位(1,000通貨)あたり50円がかかります。コストが気になる人は、自動ロスカットにならないよう気をつけましょう。<おすすめな人>主要通貨ペアをじっくり持って長期的に投資したい人FXをメインに株式・投資信託にも取り組みたい人ほかのユーザーと交流したい人・取引のモチベを保ちたい人<おすすめできない人>幅広い銘柄で少額から取引したい人