MT4に対応しており高度なトレードができると評判のFX口座、楽天FX。ツールや情報配信の充実度を評価する声も多く、人気を集めています。一方で「スワップポイントが高くない」という口コミを見かけることもあり、口座開設を悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
楽天FXは、楽天のサービスを普段から使っている人におすすめです。FX取引で楽天ポイントが貯まるほか、楽天銀行との連携で優遇プログラムのランクアップにつながる、貯まったポイントを楽天市場の買い物で使えるといったメリットがたくさん。比較したなかにも独自ポイントが貯まるなどお得なサービスを展開しているところはありましたが、グループ全体で活躍するメリットがあるのは楽天FXならではの魅力です。
スワップポイントは、ユーロ/円ペアでは政策金利差から概算した95円を上回る123円を記録。英ポンド/円ペアは211円・豪ドル/円ペアは91円と、比較したFX口座の平均よりやや高く、総合的に見ると、長期間外貨を保有したいユーザーにとってメリットのあるサービスといえます。「スワップポイントが高くない」との口コミとは異なる結果でした。
最小取引単位は1,000通貨・取扱通貨ペアは26種で、他社サービスと比べても一般的な水準。比較した19社中15社が楽天FXと同様に1,000通貨からの取引となっており、取り扱い通貨ペアの平均は26種でした。少額から取引したい人には向かないものの、緊張感のある金額において主要通貨ペアでの取引をするのであれば、不自由に感じることは少ないでしょう。
PCツールやスマホアプリを使ったデモトレードができるのも便利です。事前に使用感を試せるため、自分の好みに合うか確認できます。チャートの分析方法・マーケット情報などの解説コンテンツを配信しており、初心者も情報を集めて学びながら取引できますよ。
MT4を使った自動売買に対応しているため、高機能なツールを使いたい人にもおすすめです。ただし、MT4を使うと専用口座でのルールが適用される点には注意。スプレッド・スワップポイントなどは異なるので覚えておきましょう。
米ドル/円・豪ドル/円ペアのスプレッドは他社とほぼ同程度ですが、ユーロ/円・英ポンド/円・ユーロ/米ドルペアは割高だったため、コストを少しでも抑えたい人には向いていません。口座開設の条件として、金融資産100万円以上と定められているのも要注意ポイント。学生・専業主ふの人にはハードルが高いかもしれません。コストを抑えつつ少額から取引したいなら、パートナーズFX nanoなどほかのサービスも含めて検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回は楽天FXを含む人気のFX口座を調査して、比較検証レビューを行いました。
楽天FXのメリットは主に5つ。スワップポイントが高いうえ、MT4やデモトレードにも対応しています。楽天ポイントが貯まるため、ポイ活をしている人も要チェックです。
楽天FXは、スワップポイントの高さが高評価を獲得しました。スワップポイントとは買い通貨・売り通貨の国の金利差で決まるもの。米ドル/円ペアは160円で、相場の160円と同等でした。「スワップポイントが高くない」との口コミとは異なる結果です。
英ポンド/円・豪ドル/円ペアもそれぞれ211円、91円と相場と同等で、ユーロ/円ペアでは政策金利差から概算した95円を上回る123円を記録しています。総合的に考えると、長期間外貨を保有したいユーザーにとってメリットの大きいサービスといえるでしょう。
なお、他社の状況を見てみると、4通貨で政策金利差を超えるスワップポイントを提供しているのはFXネオ(GMOクリック証券)・FXブロードネット・LINE FXなどをはじめとした11社、3通貨ではDMM FXの1社となります。楽天FXは、主要の4通貨すべてで平均以上のスワップポイントを示しており、これらの主要通貨ペアをじっくり持ちたい人に向いています。
楽天FXは、FX取引で楽天ポイントが貯まるという大きなメリットがあります。具体的には、MT4(ソフトを利用した自動売買)以外で10万通貨取引するごとに楽天ポイントが1ポイント貯まるシステムです。
楽天銀行と連携させることでさらなる利点も。楽天銀行内の優遇プログラムであるハッピープログラムのランクアップ条件に、楽天FXの取引が対象となります。100万通貨ごと1件が対象ですが、条件改正により2024年4月1日からは500万通貨ごとに変更されるので覚えておくとよいでしょう。
ランクアップすると、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増える・楽天ポイントが貯まるといったメリットがあります。貯まったポイントは楽天市場での買い物で使えて便利ですよ。
ほかにお得になるサービスがあるのは、株主優待があるヒロセ通商・口座開設者に対してFX取引以外の部分で特典があるセントラル短資FX・取引状況に応じて独自ポイントやFX取引をしやすくなる外為どっとコムなど。とはいえ、グループ内のサービスとここまで連携できるのは楽天FXならではの強みです。楽天系サービスをよく使う人はぜひ検討してみてください。
楽天FXは、上級者からも愛用されるMT4(MetaTrader4)の利用が可能なFX取引プラットフォームです。MT4はロシアのMetaQuotes Software社が開発した優れたFX用クライアントソフトで、EA(エキスパートアドバイザー)・自作した売買プログラムを用いた自動売買が可能。Web上にて無料・有料のEAが公開されていますが、有料EATのなかには詐欺プログラムも存在するため注意しましょう。
楽天FXでのMT4利用には、通常の取引ルールではなくMT4口座専用の取引ルールが適用されます。そのため、スプレッド・スワップポイントなどが通常と異なる点にも注意が必要です。
比較検証によると、MT4が利用可能なFXプラットフォームは楽天FX・FXTF・JFX(チャート利用のみ・発注不可)の3つのみでした。高機能なツールを使いたい人・自動売買がしたい人にとっては大きな魅力となるでしょう。
楽天FXはデモトレードに対応しており、取引を始める前に使用感を体感できます。具体的には、PCツールの「MARKETSPEED FX(マーケットスピードFX)」と、スマホアプリの「iSPEED FX」を利用可能。別サービス・口座扱いでMT4のデモ口座も用意されていました。
比較によると、デモトレードに対応しているのは19社中13社。取引ツールやアプリの操作性は個々の好みが大きく影響するため、事前に使用感を試せるのは大きな魅力といえます。気になる口座がデモトレードに対応しているなら、まずは一度体験してみるのがおすすめですよ。
楽天FX(楽天証券)では、初心者向けに特化した情報発信を行っています。チャートの分析方法やマーケット情報の開設、FXの入門講座・経済カレンダー・世界経済の情報なども提供。情報配信の充実を評価する口コミが多かったとおり、FXについて学びやすい環境が整っています。
さらに、月間1,000万通貨以上取引したユーザーには、FXプレミアムニュースを1か月間配信。主要な経済指標の結果や要人発言などの情報は、リアルタイムに近いスピードでユーザーに提供されます。楽天FXの情報提供スピードと量の充実は、取引に役立つプラス要素といえるでしょう。
なお、他社と比較してみると、GMOクリック証券・SBI FXトレード・パートナーズFXnano・外為どっとコムなどでも解説系のコンテンツは提供されていました。外為どっとコムでは、楽天FXのFXプレミアムニュースに近い「ロイター赤文字ニュース」も提供中です。ただし、利用条件はかなり厳しく設定されていました。
情報開設系のサービスは、それぞれ提供があること自体がメリットと捉えるとよいでしょう。自身の取引スキルやスタイルに合わせて活用してみてください。
楽天FXのデメリットは主に3つ。スプレッドがやや広く、口座開設条件もやや厳しめです。
各国通貨ペアのスプレッドは、他社と同程度です。具体的にはユーロ/円のスプレッドが0.5銭、英ポンド/円が0.9銭、ユーロ/米ドルが0.4銭、米ドル/円が0.2銭、豪ドル/円が0.6線と相場と同程度の水準でした。他社と比較して遜色ないものの、取引コストをできるだけ抑えたい人にはあまり向きません。
とはいえ、国内FX業者のスプレッド相場は非常に安い水準に設定されています。楽天FXのスプレッドの広さも、特筆するほど大きなデメリットというわけではありませんよ。
楽天FXの最小取引単位は1,000通貨で、一般的な水準。比較した19社中15社が同様の結果でした。たとえば1米ドル=150円の場合、取引の最小限度額は15万円。必要とされる証拠金は6,322〜158,048円が目安です。
一方で、最小取引単位が100通貨であるパートナーズFX nanoや、1通貨から取引可能なSBI FXトレード・松井証券といった業者も存在しました。少額から取引したい人は、最小取引単位が小さいところを選ぶとよいでしょう。
楽天FXの取扱通貨ペアは26種で、こちらも一般的なレベル。米ドル/円・ユーロ/円ペアなどの主要通貨ペア、トルコリラ/円・メキシコペソ/円ペアなどの高金利通貨ペアを取り扱っています。幅広い通貨を取引したい人には向かないものの、主要通貨ペアでの取引ができるため初心者が不自由することはないでしょう。
ほかの18社とあわせて確認したところ、取り扱い通貨ペアの平均は26種。9社がそれ以上の通貨ペアを扱っていました。特に、ヒロセ通商では54種類と多くの通貨ペアが扱えます。取り扱い通貨ペアが多くて損をすることはないため、この先の取引を見越して取り扱い通貨ペアが多いところを選んでおくのもひとつの手です。
楽天FXの口座開設条件には、金融資産100万円以上という条件があります。
他社でも開設資格を満たしているか・年収や金融資産がFX取引をするのに十分かなどは見られていますが、金融資産について明言されているところは少なめ。収入が比較的少ない学生や無職、専業主婦(主夫)の人にとって、楽天FXの口座開設資格はハードルが高く感じるかもしれません。
<口座開設における条件>
資産が少ないけれどFXで小額から始めたいと思っている人には、厳しく感じられる可能性も。楽天FXは、資産がある程度整っている人向きのサービスといえるでしょう。
最小取引単位 | 1,000通貨 |
---|---|
取扱通貨ペア数 | 26種 |
良い
気になる
デモトレードの対応 | |
---|---|
アプリあり | |
米ドル/円ペアのスプレッド | 0.2pips |
米ドル/円ペアのスワップポイント | 買:158.0円、売:-166.0円 |
ユーロ/円ペアのスプレッド | 0.5pips |
ユーロ/円ペアのスワップポイント | 買:113.0円、売:-123.0円 |
英ポンド/円ペアのスプレッド | 0.9pips |
英ポンド/円ペアのスワップポイント | 買:204.0円、売:-214.0円 |
豪ドル/円ペアのスプレッド | 0.6pips |
豪ドル/円ペアのスワップポイント | 買:90.0円、売:-100.0円 |
ユーロ/米ドルペアのスプレッド | 0.4pips |
ユーロ/米ドルペアのスワップポイント | 買:-83.4円、売:40.3円 |
メキシコペソ/円ペアのスプレッド | 0.2銭 |
メキシコペソ/円ペアのスワップポイント | 買:17.0円、売:-22.0円 |
ニュージーランドドル/円ペアのスプレッド | 1.2銭 |
ニュージーランドドル/円ペアのスワップポイント | 買:58.0円、売:-63.0円 |
豪ドル/米ドルペアのスプレッド | 0.9pips |
豪ドル/米ドルペアのスワップポイント | 買:-43.2円、売:0.0円 |
入出金手数料 | 入金:有料(らくらく入金・リアルタイム入金は無料)、出金:無料(外貨による出金は有料) |
英ポンド/米ドルペアのスプレッド | 1.0pips |
外貨での入出金 | 米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル |
ロスカットライン | 50~95%(5%刻みの任意設定) |
最大レバレッジ倍率 | 25倍 |
英ポンド/米ドルペアのスワップポイント | 買:0.0円、売:-0.2円 |
クイック入金対応銀行数 | 13行(三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行等) |
注文方法 | 成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFD -OCO、ストリーミング注文/マーケット注文、スピード注文(1クリックで新規・決済・ドテン注文が可能)、全決済注文、通貨ペア全決済注文、ASストリーミング注文 |
スイスフラン/円ペアのスプレッド | 1.8銭 |
取引ツール | PC版:インストール型(Windows)、ブラウザ型(Windows)、インストール型(Mac)、ブラウザ型(Mac) |
アラート機能 | レートアラート、経済指標アラート、注文受付通知、約定通知、マージンコール、ロスカット、価格通知 |
情報取集ツール | ロイター、FXi24情報、FISCO情報 |
独自配信サービス | 毎ヨミ!為替Walker、石原順 「外為市場アウトルック」、ハッサク「ハッサクのなるほど為替超入門」、マーケットライブ |
スイスフラン/円ペアのスワップポイント | 買:0.0円、売:-28.0円 |
24時間入金 | |
南アフリカランド/円ペアのスプレッド | 0.9pips |
リアルタイム出金 | |
スワップ振替 | |
南アフリカランド/円ペアのスワップポイント | 買:13.0円、売:-16.0円 |
トルコリラ/円ペアのスプレッド | 6.8pips |
トルコリラ/円ペアのスワップポイント | 買:10.0円、売:-36.0円 |
口座開設までの最短日数 | 最短即日 |
最短出金日数 | 即日(らくらく出金利用時) |
取引手数料無料 | |
24時間サポート | |
FX以外の取引サービス | プレーンオプション、証券現物取引、証券先物取引 |
証拠金の信託保全先 | 楽天信託、三井住友銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行 |
上場 | 非上場 |
ここまで読んできて、楽天FXのデメリットが気になる人もいるでしょう。ここでは楽天FXのデメリットをカバーできるおすすめFX口座をご紹介します。
取引コストを抑えたいと考えているなら、パートナーズFX nanoがおすすめです。規定の通貨量であれば、一部通貨ペアの取引時にスプレッドが発生しない「ゼロスプレッド(原則固定(例外あり))」を採用。たとえば米ドル/円を取引する場合、8:00~翌4:00までの時間帯であれば1万通貨以内ならスプレッドが0.0銭となります。ゼロスプレッドを採用しているのは、パートナーズFX nanoのみです。
パートナーズFX nanoのもうひとつの利点は、100通貨と少額から取引できるところ。比較した19社のなかで、100通貨以下から取引ができるのはSBI FXトレード・MATSUI FX(松井証券)・パートナーズFX nanoの3社のみでした。少額から取引をしたい人・少額取引のコストを抑えたい人は要チェックです。
なお、取扱通貨ペア数は21種と比較したFX口座の平均以下。スワップポイントも軒並み平均以下なため、長期保有型のトレードには向かない可能性があります。高コストの懸念からFXを始める一歩を踏み出せない人にとっては、少額から取引でき、それでいて「ゼロスプレッド」が適用されるパートナーズFX nanoは魅力的な選択肢といえるでしょう。
幅広い通貨ペアに投資をしたいなら、SBI FXトレードをチェックしてみましょう。比較したFX口座の取り扱い通貨ペア数が平均26種のなか、34種類の通貨ペアを提供しています。トルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アフリカランド/円などの高金利通貨ペアも、もれなく扱っているのが確認できました。
最小取引単位が1通貨からとなっているため、数円から数百円程度で取引を体験することも可能。さらに、SBI FXトレードではスプレッドが他社と比較して狭い傾向があります。多くの人が取引する米ドル/円ペアにおいても、コストを抑えた取引ができますよ。
スワップポイントも高め。主要通貨ペアで比較した場合、ほかのFX口座の平均値だけでなく、政策金利差も超えているものがありました。こうした特徴から、SBI FXトレードは幅広い通貨ペアに投資したい人・少額から取引を検討している人・外貨を長期で保有したい人にとって魅力的なサービスといえます。
楽天FXで取引を行うには、FX専用口座・総合口座のどちらかを開設する必要があります。
FX専用口座は、ユーザー情報の登録・本人確認書類を提出し、ログインパスワード・入出金時に必要な暗証番号を設定すればOK。最短5分で申し込みできると謳っています。数日後にログインIDを受け取れば、FX取引ができるようになりますよ。
総合口座の申し込みは、メール登録・本人確認・ユーザー情報入力の3ステップです。こちらも最短5分で手続きが完了すると説明されているため、あまり気負わず画面の指示に従って進めていけば問題ないでしょう。
総合口座を開設すれば、FXだけでなく株・投資信託など楽天証券で扱うすべての取引ができるようになります。ほかの商品にも興味があるなら、総合口座を選んでおくとよいでしょう。
最後に、楽天FXに関してよくある質問と回答をまとめました。
楽天FXは楽天証券のサービス、新楽天銀行FXは楽天銀行のサービスであり、取引ルールなどが異なります。
新楽天銀行FXの最小取引単位は1,000通貨で、楽天FXと同様。通貨ペアは新楽天銀行のほうが2種少ない26種となっています。また、新楽天銀行FXはMT4の使用は不可。スプレッド・スワップポイントなども異なり、基本的に楽天FXのほうがスプレッドが狭めでした。活用方法に合わせて選択するとよいでしょう。
スキャルピングについて、楽天FXでは公認・禁止を含めて明言されていません。
規約では、短時間における連続した取引・インターバンク市場の混乱を招く取引・当社のカバー取引に影響を及ぼす取引などをした場合、契約を解除できるとしています。その際の基準も不明なため、スキャルピングは公認と確認ができているところで行うのがよいでしょう。
楽天FXにおいて、ASストリーミング注文ではない場合は両建てが可能です。具体的には、ストリーミング注文を使って新規の買い(売り)注文を成立させ、そのあとに反対の新規注文を行うことで両建て状態を成立させることができます。
そもそも両建てとは、同一通貨ペアにおける買いポジション・売りポジションを同時に保有する状態のこと。理論上はすでに決済している状態と同等なため、一時的な損失拡大を防ぐ・つなぎ売買をするといったことが可能になりますよ。
MT4を使うには、楽天FX講座を開設後、MT4 FXの口座を開設する必要があります。口座開設手順は以下のとおりです。
<MT4 FX口座開設手順>
①公式サイト内のマイページから「MT4 FX口座開設」クリック
②お客様情報の入力
③取引に関わる重要書面を確認して同意
④ログイン用パスワードを設定
⑤ログイン用IDが発行される
MT4 FXでの取引には、PCならインストール型PCクライアント、スマートフォンならAndroid・iPhoneのそれぞれに対応したアプリを使用します。ウェブブラウザからのアクセスも可能です。
自動売買を行うには、EA(Expert Adviser)と呼ばれる自動売買プログラムを入手する必要があります。入手方法は、販売サイトでの購入・無料配布からの入手・自分で制作するなど。EAファイルをチャートにセットし、自動売買を行う手順は以下のとおりです。
<自動売買の手順>
①EAファイルをPCに保存する
②MT4の「データフォルダを開く」を選択
③「MQL4フォルダ」内の「Experts」を開き、そのなかに保存したEAファイルを移動する
④MT4を再起動し、EAファイルを読み込む
⑤「ツール」内「オプション」を開いて「エキスパートアドバイザ」タブを選択し、「自動売買を許可する」にチェックを入れる
⑥自動売買したい通貨ペアのチャートを開く(EAごとに推奨されている時間軸があれば合わせる)
⑦「表示」内「ナビゲーター」を開いて、チャート上にEAをドラッグ&ドロップ
⑧「設定」内「全般」タブで、「自動売買を許可する」にチェックが入っていることを確認
⑨パラメーターを確認し、「OK」をクリックすると自動売買が開始(チャート右上のアイコンが笑っていれば自動売買が開始している)
楽天FXでのデモトレードは、メールアドレスさえあればすぐに始められます。ぜひ試してみてください。
<デモトレード口座開設手順>
①ニックネーム・メールアドレス・パスワードを入力して申し込む
②取引ツールをダウンロードする
③デモ口座にログインする
楽天FXには、自動で積立投資を行うサービスはありません。自分で毎回注文を出せば可能ですが、手間はかかるためご注意ください。
楽天FXでは取引に応じた楽天ポイントが貯まりますが、楽天ポイントを使ってFX取引をすることはできません。ほかの楽天ポイントを使った「ポイント投資」ができるサービスはあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
<ポイント投資に対応しているサービス>
楽天FXの最小取引単位は1,000通貨なため、1米ドル=150円の場合を考えると、取引規模は15万円からのスタートとなります。必要な証拠金は6,000〜150,000円が目安。ある程度の規模といえるでしょう。
楽天FXでの注文方法は、ストリーミング・ASストリーミング・指値注文・IFD注文など複数用意されています。ここでは「成行注文」と呼ばれることもある、ストリーミング注文についてご紹介します。
<ストリーミング注文の流れ>
①楽天FXの口座開設を開設する
②PC用ツール・アプリなどでレートのリアルタイム表示を確認。納得する価格が提示されたタイミングで注文する
月曜日午前7時00分~土曜日午前6時55分まで取引に対応しており、米国夏時間のときのみ終了時刻が1時間繰り上がるシステムです。ただし、毎取引日の午前6時55分~7時10分まではシステムメンテナンスで取引ができないので注意しましょう。
楽天FXではレバレッジ選択機能を採用しており、25倍・10倍・5倍・2倍・1倍から選べます。レバレッジ効果を利用することで、効率のよい取引へとつなげられるでしょう。
選んだレバレッジコースによってロスカット水準が異なり、指定範囲内において5%刻みで設定できます。細部までこだわる人も満足できるでしょう。また、公式サイトにも記載があるようにロスカット手数料も無料なので、もしものときのコストも抑えられますよ。
入金方法は、FXリアルタイム入金・FXらくらく入金から選べます。どちらも手数料は無料で、即時反映に対応。楽天銀行との口座連携サービスであるマネーブリッジに登録しておけば、楽天銀行ウェブサイトにアクセスしなくても資金移動ができてスムーズです。
<入金手順>
①PCにサイトもしくは楽天FXWEB画面内から、「FX証拠金振替」をクリック
②「入金」タブをクリックし、利用する金融機関を選択(マネーブリッジ登録済みであれば、楽天銀行を選択すると「らくらく入金」になる)
③振込金額を入力し、入金の確認
④「FXリアルタイム入金」の場合は振込元金融機関・口座等を確認し、金融機関の画面にて送金操作を行う/「らくらく入金」の場合は内容を確認し「振り込む」をクリックすればOK
入金の受付は土日を含め行っていますが、以下の時間は受付を停止しているのでご注意ください。
<通常時間における入金受付停止時間>
<米国サマータイムにおける入金受付停止時間>
出金方法は、FXらくらく出金・FX出金から選べます。どちらも手数料は無料。事前にマネーブリッジに登録しておけばFXらくらく出金が可能となり、出金の即時反映に対応できます。
<出金手順>
①「FXらくらく出金ボタン」か「FX出金ボタン」をクリック
②出金額を入力
③金額を確認後、取引暗証番号を入力(SMS認証利用を設定している場合ワンタイムキーを受け取って入力)
④FXらくらく出金の場合は即時、FX出金の場合は翌営業日もしくは翌々営業日以降に出金処理(0:00~15:30は翌営業日、15:30以降は翌々営業日以降)
楽天FXの取引ツール「MARKETSPEED FX」では、チャート使用・動画での使用方法解説・証拠金の振替入出金・発注などが行えます。使う際の手順は以下のとおりです。
<MARKETSPEED FXの使い方>
①ダウンロードページからインストールキットをダウンロードし、インストール
②楽天FX口座を開設し、ログインID・パスワードでログイン
③レートパネルのロックを外し、取引を行う
1画面で必要情報を確認できるスマホアプリ「iSPEED FX」も用意されています。アプリでは、ASスピード発注・チャート・MARKET情報の確認・デモ取引などが可能。スピーディにトレードを行いたいなら、こちらもあわせてチェックしてみてください。
<iSPEED FXの使い方>
①App StoreもしくはGoogle Playストアからアプリをダウンロード
②楽天FX口座を開設し、ログインID・パスワードでログイン
楽天FXでは、口座開設・はじめての取引・家族や友だちの紹介などでのポイントプレゼントキャンペーンを行っています。事前エントリーが必要なものもあるので、まずは公式サイトのキャンペーンページをチェックしておきましょう。
楽天FXでは、メールフォーム・電話・チャットでの問い合わせを受け付けています。何かあった際は活用してみてください。
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