
FX自動売買(EA)で大損するって本当?メリット・デメリット、儲かる方法を解説
忙しい自分に代わって自動的に取引をするFX自動売買。システムやツールをうまく活用したいと考えているものの、仕組みやリスクがわからず手が出せないという初心者も多いでしょう。
そこで今回はFX自動売買とはどのようなものなのか、利用するメリットやリスクなどを徹底解説します。儲かる方法についてもまとめたので、FX自動売買の利用を検討している人はぜひ参考にしてください。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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FXの自動売買とは?大損する危険性はある?

FX自動売買とは、自分に代わって機械が自動的に取引をする仕組みのこと。システムトレード(シストレ)とも呼ばれます。うまく活用すれば、時間に縛られずに取引を続けながら儲かるチャンスを得られる点が特徴です。
通常、FXで深夜に米ドル/円を取引したい場合、どんなに眠くてもその時間に取引画面を開いて注文ボタンを押さなければなりません。しかし、FX自動売買を利用すれば自分が寝ている間でも機械が自動で取引をします。
売買を自分の判断のもと手動で行うことが裁量取引です。裁量取引は臨機応変な取引ができるメリットがある一方で、取引経験や感情の影響を強く受けるデメリットがあります。特に初心者の場合は売買するポイントの判断が難しく、大きな損失を被る可能性があるでしょう。
一方、FX自動売買ではあらかじめ設定しておいたルールに従って自動的に売買を行うため、売買が感情に左右される心配はありません。売買のロジックがシステムに組み込まれているため、専門的な知識を持っていなくても取引できます。
FXの自動売買で取引するメリット
次に、FX自動売買を利用する3つのメリットを解説します。
寝ている間や仕事中もチャンスを逃さず取引が可能

FX自動売買ツールはあらかじめ設定した内容に従って自動的に売買を行うため、自分が寝ている間や仕事中でもチャンスを逃さず取引が可能です。
24時間市場が動いており儲かるチャンスも多いのがFXの魅力。しかし、ずっと取引画面に張り付いているのは難しいでしょう。
FX自動売買ツールを使えば設定に従って自動的に売買を実行するため、24時間効率的に儲かるチャンスを逃さず取引できます。
感情に惑わされず取引ができる

FX自動売買ツールは機械が自動的に売買を行うため、感情に惑わされずに取引できます。
裁量取引では、感情に左右されて売買のタイミングに迷う場面が多々あります。FXに限らず、投資では利益が出ているときは欲が出てしまい、損失が出ているときはより大きな損失を恐れるもの。感情をコントロールしながら冷静な取引をするには、ある程度の経験や訓練が必要です。
一方、FX自動売買ツールでは機械的に売買を実行するため、取引に感情が入り込む余地はありません。値動きに惑わされて判断を誤るリスクも少なくできるでしょう。
専門知識や経験が不十分でもOK

FX自動売買ツールを利用した取引は、FXに関する専門知識や経験が不足していても利益を得やすいことがメリットです。
一般的なFXの取引では専門的な知識や経験が必要とされます。たとえば経済や社会情勢などの情報から値動きを予測するファンダメンタル分析や、過去の値動きから将来の価格を予測するテクニカル分析などを身につけなければなりません。
FX自動売買ツールでは、何が起きたらどのように売買するといった戦略があらかじめ組み込まれているものもあるため、自分の知識や経験が不足していても戦略的な取引が可能です。
FXの自動売買で取引するデメリット
続いて、FX自動売買を利用するデメリットを3つ解説します。
相場の急激な変動には対応が難しい

FX自動売買ツールは便利ではあるものの万能ではないため、相場の急激な変動には対応できない可能性があります。どのような局面でも有利な取引を行い、常に儲かるプログラムは存在しません。
たとえば、細かな値動きに強いツールを利用しているなかで、何らかの理由で相場が急激に変動したとしましょう。このような場合、設定していた値動きの範囲を超えてしまい、システムが相場の動きに対応できなくなるケースも珍しくありません。
影響力が大きな企業の業績情報や、金融政策に関するニュースが発表されると、わずか数十秒で大きく相場が動くこともあります。このような突発的で予測不能な値動きは、FX自動売買ツールであっても対応することは困難です。
可能な限り失敗を避けたい場合には自動売買に任せきりにせず、自分自身でも定期的な情報収集や口座状況のチェックをしておきましょう。
設定が難しい自動売買システムがある

FX自動売買ツールのなかには、設定が難しいものもあります。
特にMT4(メタトレーダー4)は高い汎用性とカスタマイズ性が人気で、世界中のトレーダーが利用していますが設定が難しいことでも有名です。あまりの設定の難しさに導入を断念してしまう人もいるほど。
いかに高性能なFX自動売買ツールであっても、設定すらできなければ使いこなせない可能性が高いため、最初のうちは設定や操作がしやすいツールを選びましょう。
コストが高いぶん利益が少なくなる場合も

裁量取引と比べると、FX自動売買はコストが高くなりやすい傾向があります。
FXの取引では買値と売値の差であるスプレッドと呼ばれる手数料がかかりますが、FX会社が提供している自動売買ツールは、スプレッドにさらに上乗せで手数料がかかる場合が多いのが特徴です。反対に取引手数料が無料でもスプレッドの幅を広くしているケースもあり、いずれにせよ取引コストが高くなる傾向があります。
取引1回あたりの手数料はごくわずかですが、取引回数が増えるとトータルコストが高くなる可能性があるので注意しましょう。
FX自動売買はおすすめしない?リスクが高いって本当?
自動売買ツールはリスクが高いとの見方もありますが、一概にそうとはいい切れません。ここでは自動売買ツールの注意点と特徴を解説します。
FX会社や証券会社が提供する自動売買ツール以外はおすすめしない

自動売買ツールは、FX会社が提供しているもの以外は詐欺のリスクがあるためおすすめしません。
FX自動売買ツールは、FX会社が提供しているツールと個人や業者が作成・提供しているツールの2種類があります。後者のなかにはシステムそのものがまともに機能しないものや、利益が出ているにもかかわらず出金申請に応じないといったトラブルも。
通常ではありえないような好条件を提示していたり、良い口コミが投稿されていたとしても、それが事実であるかの判断は難しいためおすすめしません。
短期間で大きく稼ぎたい人も利用しないほうがベター

FX自動売買はコツコツ利益を積み上げ、長期的に利益を出していくことがコンセプトの投資手法なので、短期間で大きな利益を得たい人には不向きです。
短期間で大きく稼ぎたい人は、FXの裁量取引や仮想通貨投資などのほうが向いているといえます。
FX自動売買ツールのおもな種類
自動売買ツールには選択型と開発型の2種類があります。それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。
選択型:用意された取引ルールを選ぶ

選択型は、あらかじめ用意されているプログラムを選んで運用する方法です。
設定が不要で資金を用意すればすぐに取引を開始できるため、初心者でも取り組みやすい方法です。
選択できるプログラムの種類は豊富ですが、自分で設定を変更できません。このため、プログラム外の値動きには対応できないデメリットがあります。
開発型:自分で取引ルールを作る

開発型は、自分で売買プログラムを設定して取引する方法です。
世界的に人気が高いMT4(メタトレーダー4)が開発型の代表例ですが、自分でプログラムを設定したり既存の売買プログラムを手動で導入する必要があります。開発型は専門知識や高度なスキルが要求されるため、初心者にはおすすめしません。
FXの自動売買プログラムのおもな種類
自動売買ではさまざまな取引方法に合わせてツールごとに特徴の異なるプログラムが組み込まれています。以下ではこれらの異なる特徴を解説します。
プログラム型:自由度が高く中上級者におすすめ

プログラム型とは、売買ロジックをプログラミング言語によって自ら設定する方式のことです。
どんなときにどのような取引をするか綿密に設計できるため、汎用性とカスタマイズ性が高いのが特徴。ただし、内容が複雑になるほど高度なプログラミングスキルが要求されるため、中上級者向けの方法です。
リピート型:シンプルで初心者におすすめ

リピート型とは、特定の条件下で売買を繰り返すプログラムです。
たとえば、買った値段から20銭上がったら売却するというルールで取引をする場合、裁量取引では大量の注文を1回1回手動で操作する必要があります。この点、リピート型は20銭ごとに買い注文を入れ、20銭値上がりしたら売却する設定をしておけば値動きに合わせて自動的に売買を繰り返せます。
短期間で大きな利益を得ることには向きませんが、安定的にコツコツと利益を積み上げやすいことが特徴。注文の仕組みや設定がシンプルなため、リピート型は初心者からも人気が高い方式です。
トレーダー型:プロの投資家の動きを再現できる

トレーダー型とは、実績を出しているプロのトレーダーの取引を再現するプログラムです。
一見するとトレーダー型が優れているように思われがちですが、プロの手法だからといって利益を出し続けられるわけではないため過信は禁物。プロであっても調子のよしあしや判断ミスはあるため、思わぬ損失に繋がる可能性もあります。
FX自動売買ツールを装った詐欺ツールの存在が確認されていたり、本物であっても利用料が高額であったりする場合も多いため、利用は慎重に検討しましょう。
FXの自動売買の始め方は?
続いて、自動売買の始め方を3つのステップで解説します。
FX会社で口座を開設する

まずはFX会社で口座を開設しましょう。
口座開設は各FX会社のサイトから申し込めます。その際に本人確認書類とマイナンバーカードが必要になるので事前に準備しておきましょう。申込後の審査が完了すると、メールや郵送で口座開設完了通知が届きます。
口座開設までにかかる時間は2営業日〜2週間程度が一般的ですが、即日で完了して取引を開始できるFX会社もあります。
現在はFX会社の種類も多く、各会社のサイトを見比べて検討するのは大変ですよね。以下のコンテンツでFX会社のスプレッド、スワップポイントなどを徹底比較しているので、FX会社選びの参考にしてください。
運用資金を入金する

資金の入金方法は3種類用意されていることが一般的です。
最も手軽な方法はネットバンキングを利用したクイック入金。曜日に関係なく24時間いつでも即時入金が可能です。2つ目は通常の銀行振込の手順でFX会社の口座宛てに振り込むことで入金が完了する振込入金。3つ目はほかのサービスや口座からの資金振替です。
入金に時間がかかると目の前のチャンスを逃してしまうこともあるため、クイック入金の手続きをしておくことをおすすめします。
自動売買の設定を行い取引を始める

入金が完了したら自動売買の設定をして取引を開始しましょう。
自動売買の設定手順はツールによって異なるため、それぞれ画面の指示に従って操作します。利用にあたり不明点がある場合は、サポートセンターや公式サイトのよくある質問などを確認しましょう。
FXの自動売買で利益を出すコツ
FX自動売買には利益を出しやすいコツと注意点があります。以下の3つを参考にしてください。
流通量の多い通貨なら安定した成果が期待できる

FX自動売買では、流通量の多いメジャーな通貨ペアを選択したほうが安定した成果が期待できます。値動きが安定しており、過去の価格をもとに相場を予測して取引する自動売買と相性ぴったりです。
メジャーな通貨ペアの代表例は、ユーロ/米ドル(EUR/USD)、米ドル/円(USD/JPY)、ポンド/米ドル(GBP/USD)、米ドル/スイスフラン(USD/CHF)などが挙げられます。
安定した値動きで自動売買に向いている反面、値動きが小さく大きな利益は得にくい通貨ペアなので、長期運用でコツコツ利益を積み上げていくのがおすすめです。
十分な資金を用意して運用しよう

十分な資金を用意してから自動売買での運用を始めるのがおすすめです。
FX自動売買は相場の動きとシステムの設定が噛み合っていないと期待する成果をあげられません。十分な資金が用意できていれば、戦略の異なる複数のシステムを運用できるため、リスクヘッジにもつながります。
また、自動売買では一時的に含み損が出るドローダウンと呼ばれる状態があります。ギリギリの資金で運用するとドローダウンしたときにロスカットが執行され、利益が出る前に資金が枯渇してしまう可能性があるため注意が必要です。
このようなケースに対応するためにも、資金は十分に用意してから運用するのがおすすめ。用意できる資金が少ない場合は、経験を積むことに重点を置いてコツコツと利益を積み重ねましょう。
完全放置はNG。相場の状況を随時チェック

FX自動売買ツールだからと完全放置はせず、定期的に相場の状況やシステムの調子をチェックしましょう。
為替市場は常に変化をしているため、システムの設定と相場の動きがしばしば噛み合わなくなります。完全放置していると気付いたら損失が出ていたということにもなりかねないため、正常に利益が出ているかをチェックし、定期的に売買ルールを見直しましょう。
FXの自動売買に関するよくある質問
最後に、FX自動売買に関するよくある質問に回答します。
FXの知識がまったくなくても儲かる?

FX自動売買でうまく利益を出していくためには、FXの基礎知識と基本的な相場観が必要です。
裁量取引に比べると必要な知識は格段に少ないものの、基本的な知識がなければ思うように利益を出せないばかりか、利益が出なかった原因すらわかりません。
FX自動売買といえど万能ではないため、定期的にメンテナンスすることは不可欠です。自己防衛の意味でも基本的な知識は身に付けておきましょう。
FXの自動売買はいくらから?少額からでもはじめられる?

FXの自動売買は数千円から始められるサービスも複数あります。
少額で自動売買を始めたい場合は最小取引単位が低く設定されているFX会社を選びましょう。具体的には、松井証券のMATSUI FX、SBI FXトレードは最小1通貨から、マネーパートナーズは最小100通貨から取引可能です。
資金がある場合でも少額から運用を開始し、ある程度実績が出たら運用資金を増やすのがおすすめです。
スマホアプリでFXの自動売買はできる?

FX自動売買が行えるFX会社からスマホアプリが提供されているため、スマホだけでも自動売買の運用が可能です。
具体的には、インヴァスト証券のトライオート、外為オンラインFX、GMOのちょいトレFXなど。自動売買アプリを利用すれば、外出中や隙間時間でも簡単に運用成績が確認できて便利です。
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