SBI FXトレード(SBI FXTRADE)は、「1単位からなので初心者に良い」「システムは安定していて信頼度が高い」と評判です。しかし、「メンテナンスが長い」などの口コミも存在するため、口座開設を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のFX口座とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。取引ツールの使いやすさや便利な機能の比較も行いましたので、ネット証券選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
おすすめスコア
スプレッドの狭さ
最小取引単位の小ささ
スワップポイントの高さ
取扱通貨ペアの多さ
米ドル/円のスプレッドの狭さ
ユーロ/円のスプレッドの狭さ
英ポンド/円のスプレッドの狭さ
豪ドル/円のスプレッドの狭さ
ユーロ/米ドルのスプレッドの狭さ
米ドル/円のスワップポイントの高さ
ユーロ/円のスワップポイントの高さ
英ポンド/円のスワップポイントの高さ
豪ドル/円のスワップポイントの高さ
最小取引単位 | 1通貨 |
---|---|
取扱通貨ペア数 | 34種 |
良い
気になる
SBI FXTRADEは少額でFX取引を行いたい人におすすめです。最小取引単位は1通貨と業界最小水準。数円から取引できるので、レバレッジの高い取引も気軽に試せるでしょう。とりあえず外貨を持ちたいと考えている人や、FX取引の初心者にも利用しやすいFX口座といえます。
取扱通貨ペアの多さは34種と相場以上であるため、幅広い通貨ペアで取引が可能です。韓国ウォン/円・プラジルレアル/円ペアなど、珍しい通貨ペアも取引できるのも魅力的。検証した主要通貨ペアのスワップポイントの高さは平均以上だったので、コツコツと外貨を持ちたい人にも向いているでしょう。
少額取引の場合はスプレッドが業界最狭水準ですが、100万通貨を超えるとスプレッドが広がる点には注意が必要です。まとまった資金で取引したい人は、スプレッドが取引数量に左右されないDMM FXやFXネオ(GMOクリック証券)がおすすめ。FXネオでは、SBI FXTRADEで利用できないデモトレードにも対応しています。
なお、SBI FXTRADEでのオペレーターへの問い合わせは予約制です。自分の利用しやすいタイミングで問い合わせに対応してもらえる点はメリットですが、対応可能なのは午前9:00〜午後4:00と短い点は気をつけてください。365日24時間対応しているチャットボットもありますが、疑問を解消できるか心配な人はオペレーター対応が充実しているほかのFX口座もチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
SBI FXTRADEとは、インターネット上で幅広い金融サービスを展開するSBIグループ傘下のFX口座。最小取引単位は業界内最小単位である1通貨から取引可能であるため、少額からFX取引を始められます。
取扱通貨ペアは34種類取り扱っており、スワップポイントは業界最良水準の高さです。韓国ウォンやブラジルレアルなどの珍しい通貨や、南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円といった、高金利通貨ペアの取引も可能。幅広い通貨ペアでの取引が叶います。
初心者からプロまで使いやすい取引ツールを提供しているため、スムーズに取引を始められるでしょう。
今回はSBI FXTRADEを含む人気のFX口座を調査して、比較検証レビューを行いました。
SBI FXTRADEは取引単位が業界最小値であり、スワップポイントも高いことがわかりました。そのほかにも、珍しい通貨ペアの取り扱いがあるなどのメリットがあるので、詳しく解説します。
SBI FXTRADEは最小取引単位が1通貨と、業界内最小単位で取引可能です。たとえば1米ドル150円の場合、取引規模は150円からスタートできます。必要な証拠金も6〜158円と超少額です。
基本的に最小取引単位は1,000通貨が相場で、検証した19社のうちでも15社が最小取引単位1,000通貨でした。1,000通貨より小さい単位で取引可能なのは、100通貨のパートナーズFX nanoと、1通貨のSBI FXTRADE・松井証券だけ。検証結果からみても、SBI FXTRADEは多くの人がFXを始めやすい環境といえるでしょう。
高いレバレッジをきかせられるため、資金の準備が整っていない初心者や、リスクを最小限に抑えてFXを試したいという経験者にもおすすめです。
買い通貨・売り通貨の国の金利差で決まるスワップポイントは、検証した主要通貨ペアで比較すると平均以上の高さでした。具体的には、米ドル/円ペアの平均が160.0円のところSBI FXTRADEは160.0円、ユーロ/円ペアは平均110.0円のところ114.0円、英ポンド/円ペアは平均210.0円のところ210.0円、豪ドル/円ペアは平均91.0円のところ91.0円です。
また、国の政策金利差でもらえるスワップポイントも政策金利差を超えています。それぞれの政策金利差は米ドル/円ペアが160.0円、ユーロ/円ペアが95.0円、英ポンド/円ペアが209.0円、豪ドル/円ペアが91.0円です。これらは会社の方針などにより変動するため、必ずしも常に政策金利差を上回るわけではありません。
検証したFX口座のなかには、政策金利差を超えるスワップポイントがない会社もあったため、1つのメリットといえるでしょう。主要通貨ペアを長期保有することを考えている人にはおすすめのFX会社です。
SBI FXTRADEは、取扱通貨ペアの多さも特徴のひとつ。通貨ペアの相場は27種類ですが、SBI FXTRADEでは34種類取り扱っています。
相場を超えた種類を扱っているのは19社中9社ありますが、韓国ウォンやブラジルレアルなどの珍しい通貨ペアがそろっている点はSBI FXTRADEの魅力といえるでしょう。今回検証したなかで、韓国ウォンやブラジルレアルなどの通貨を取り扱っているのはSBI FXTRADEのみでした。
また、南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円といった、高金利通貨ペアの取引も可能です。幅広い通貨ペアで取引したい人にとっておすすめのFX口座といえるでしょう。
SBI FXTRADEは積立FX(つみたて外貨)に対応しています。外貨預金は外貨を預金する口座であるのに対し、積立FXは指定した外貨の金額を指定日に自動で購入するサービス。外貨預金には満期がありますが、積立FXには満期がなくいつでも売却が可能です。
積立FXできる会社は少なく、検証した19社のうちでもSBI FXTRADEと外為どっとコムの2社だけ。積立FXならレバレッジを最大3倍までかけられるので、同じ元手でも利回りを上げられます。コツコツ外貨を持ちたい人におすすめのサービスです。
保有ポジションの残高に応じてジャンボ宝くじがついてくるのもうれしい特典。投資しながら幸運をつかむ機会が増えるため、わくわく感も味わえます。
なお、積立FXは外国為替証拠金取引となるため、元本保証ではない点には注意してください。
SBI FXTRADEのデメリットは以下の3つです。まとまった資金でFX取引を行いたい人や、デモトレードを使いたい人にはあまり向かない部分もあるので、チェックしておきましょう。
少額取引では業界最狭水準であるスプレッドですが、100万通貨を超えた場合には広がるためデメリットとなるでしょう。100万通貨以下のスプレッドは、米ドル/円ペアで0.18銭、ユーロ/円ペアで0.38銭、英ポンド/円ペアで0.88銭、豪ドル/円ペアで0.48銭、ユーロ/米ドルで0.30銭です。100万通貨を超える取引からスプレッドは変動制となり、提示金額も変わります。
スプレッドは、他社と比較してもSBI FXTRADEが特別に安いわけではありませんが、相場自体が低いためコスト面で不利になることもありません。ただし、大量の通貨を取引する場合、スプレッドが変動することもあるので、100万通貨を超える大口取引には他社の固定スプレッドのサービスが向いているといえるでしょう。
SBI FXTRADEはデモトレードや自動売買に対応していません。検証したFX口座のうちデモトレードが可能なのは13社、自動売買に対応しているのは8社で、SBI FXTRADEはやや見劣りする結果でした。
FX取引ではデモトレードや自動売買ができると非常に便利。デモトレードができないと、ツールの使用感を試す前にリアルマネーを投じなければなりません。特にFX初心者にとっては、気軽に練習できなくなるため不便さを感じるでしょう。
自動売買は一定のルールに基づいた取引を自動化することで、投資家のストレスや労力を軽減し、効率的な取引を実現できるツール。SBI FXTRADEでは自動売買が行えないので、時間を気にせずに取引を行いたい人や、あらかじめ設定した通りにトレードを進めたい人は、利用しにくいと感じるでしょう。
しかし、SBI FXTRADEには定期的な積立を自動化した積立FXの取り扱いはあります。積立を考えていて少しでも手間を省きたい人は検討してみてください。
SBI FXTRADEのオペレーターへの問い合わせは予約制です。自分の都合の良い時間に対応してもらえるのは魅力ですが、対応可能なのは午前9:00〜午後4:00までと短く、オペレーターに問い合わせられるのも30分までと、時間に限りがある点は不便に感じるでしょう。検証した他社と比較すると、DMM FXや外為どっとコムでは、仕事終わりの午後8:00~午後11:00台までオペレーターへ問い合わせられます。
しかし、SBI FXTRADEでは365日24時間対応のチャットボットの利用が可能です。オペレーターへの予約をしておらず、疑問点やトラブルが生じた際は、チャットボットに相談してみるといいでしょう。
最小取引単位 | 1通貨 |
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取扱通貨ペア数 | 34種 |
良い
気になる
デモトレードの対応 | |
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アプリあり | |
米ドル/円ペアのスプレッド | 0.18銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.38銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.68銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.18銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
米ドル/円ペアのスワップポイント | 買:159.0円、売:-167.0円 |
ユーロ/円ペアのスプレッド | 0.38銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.48銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.48銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.68銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
ユーロ/円ペアのスワップポイント | 買:116.0円、売:-126.0円 |
英ポンド/円ペアのスプレッド | 0.88銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.88銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.98銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、2.48銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
英ポンド/円ペアのスワップポイント | 買:200.0円、売:-210.0円 |
豪ドル/円ペアのスプレッド | 0.48銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.58銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.58銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.48銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
豪ドル/円ペアのスワップポイント | 買:90.0円、売:-100.0円 |
ユーロ/米ドルペアのスプレッド | 0.30pips(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.40pips(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.40pips(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.10pips(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
ユーロ/米ドルペアのスワップポイント | 買:-97.0円、売:92.0円 |
メキシコペソ/円ペアのスプレッド | 0.18銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.18銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.18銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、0.18銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
メキシコペソ/円ペアのスワップポイント | 買:17.0円、売:-22.0円 |
ニュージーランドドル/円ペアのスプレッド | 0.68銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、1.18銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、1.18銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.98銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
ニュージーランドドル/円ペアのスワップポイント | 買:65.0円、売:-75.0円 |
豪ドル/米ドルペアのスプレッド | 0.40pips(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.90pips(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.90pips(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、1.70pips(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
豪ドル/米ドルペアのスワップポイント | 買:-9.0円、売:4.0円 |
入出金手数料 | 入金:有料(クイック入金1000円以上無料)、出金:無料(2,000円未満かつ全額出金ではない場合、振込手数料発生) |
英ポンド/米ドルペアのスプレッド | 0.90pips(1~1,000,000通貨までの基準値)、1.00pips(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、1.00pips(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、2.00pips(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
外貨での入出金 | |
ロスカットライン | 50%未満 |
最大レバレッジ倍率 | 25倍 |
英ポンド/米ドルペアのスワップポイント | 買:-7.0円、売:2.0円 |
クイック入金対応銀行数 | 7行(住信SBIネット銀行、楽天銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、PayPay銀行) |
注文方法 | 成行、指値、逆指値、IFD、OCO、IFD -OCO、トレール注文、ストリーミング注文/マーケット注文、スピード注文(1クリックで新規・決済・ドテン注文が可能)、全決済注文 |
スイスフラン/円ペアのスプレッド | 0.78銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、1.78銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、2.38銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、2.88銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
取引ツール | PC版:インストール型(Windows)、ブラウザ型(Windows) |
アラート機能 | レート、経済指標、約定通知、マージンコール、ロスカット、価格通知、ボラティリティプッシュ通知 |
情報取集ツール | Market Win24情報 |
独自配信サービス | デイリーレポート |
スイスフラン/円ペアのスワップポイント | 買:-11.0円、売:1.0円 |
24時間入金 | |
南アフリカランド/円ペアのスプレッド | 0.78銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、0.78銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、0.78銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、0.78銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
リアルタイム出金 | |
スワップ振替 | |
南アフリカランド/円ペアのスワップポイント | 買:13.0円、売:-16.0円 |
トルコリラ/円ペアのスプレッド | 1.58銭(1~1,000,000通貨までの基準値)、2.48銭(1,000,001~3,000,000通貨までの基準値)、2.78銭(3,000,001~5,000,000通貨までの基準値)、7.80銭(5,000,001~10,000,000通貨までの基準値) |
トルコリラ/円ペアのスワップポイント | 買:37.0円、売:-52.0円 |
口座開設までの最短日数 | 最短翌営業日 |
最短出金日数 | 翌営業日 |
取引手数料無料 | |
24時間サポート | |
FX以外の取引サービス | 暗号資産CFD |
証拠金の信託保全先 | FXクリアリング信託株式会社、株式会社三井住友銀行 |
上場 | 非上場 |
SBI FXTRADEのデメリットをカバーできるFX口座を紹介します。SBI FXTRADEは、少額取引や
スワップポイントの高さに強みがありますが、まとまった資金の取引やデモトレードを使いたい人には、残念なポイントも。ほかのFX口座が向いている人もいるので、確認しておきましょう。
最小取引単位の設定は10,000通貨ですので、まとまった資金を投入したいと考えている人には大きなメリットとなるでしょう。一方で少額取引を行いたい人には、1通貨から取引できるSBI FXTRADEのほうが向いています。
FXネオ(GMOクリック証券)はデモトレードに対応しており、スマホアプリ・PCツール・ブラウザ取引ツールの3種類から取引のシミュレーションが可能です。デモトレードできる会社は検証した19社のうち13社ありました。各社の取引ツール・アプリの使いやすさは個々の好みによる部分が大きいため、これがあるから高性能という判断は難しくなるでしょう。
FXネオのスマホアプリは「GMOクリックFX」で、手元のApplewatchと連携させることで、レート・チャート・経済カレンダーの確認や注文ができます。日常的にApplewatchを利用している人にとっては、便利な機能となるでしょう。
PCツールの「はっちゅう君FX+」は、一度のクリックで多種の注文ができるだけでなく、チャートから直接取引を行えます。画面レイアウトも自由にカスタマイズできるため、自身の取引スタイルに合わせたレイアウトを作れるでしょう。
なお、これらのツールは口座開設を行えば誰でも無料で利用できます。スプレッドは取引する時間によって変動し、米ドル/円ペアが0.2銭、ユーロ/円ペアが0.4銭、英ポンド/円ペアが0.9銭、豪ドル/円ペアが0.5銭、ユーロ/米ドルが0.3銭です。スプレッドは相場並みの水準なので、コスト面で他社に遅れをとることは少ないでしょう。
スプレッドはいずれも原則固定
100通貨以下での取引が可能なのは、19社のなかでSBI FXTRADE・MATSUI FX(松井証券)・パートナーズFX nanoのみ。少額から取引を始めたい人や、少額取引でのコストを抑えたい人におすすめです。
しかし、取扱通貨ペア数は21種類と相場以下。スワップポイントも軒並み相場以下であるため、利用する際にはよく確認しましょう。
口座開設を行う場合は、まず公式サイトからメールアドレスの登録を行いましょう。メールアドレスに口座開設申込のURLが送られてきたら、契約締結前交付書面などを確認し、必要項目を入力していきます。入力を終えたらマイナンバーと本人確認書類の提出に移るので、スマホで撮影・スマホで認証・WEBアップロード・メール・郵便のいずれかから提出方法を選びましょう。そのあと審査が行われて、審査通過後に口座開設が完了です。
口座開設が完了すると「口座開設手続き完了のご案内」が送られてきます。ログインIDとログインパスワード設定QRコード/URLが記載されているので必ず受け取りましょう。送付方法は口座開設時の本人確認方法によって異なります。
スマホで撮影・スマホで認証で本人確認を行った場合は、メールアドレスに送られてきます。WEBでの閲覧になり、郵送はされないので注意しましょう。
WEBアップロード・メール・郵便で本人確認を行った場合は、簡易書留(転送不要)で郵送されます。メールアドレスに口座完了のお知らせは届きますが、書類到着まではログインできないので気をつけてください。
そのあとは、指定された銀行口座に入金して取引を始められます。クイック入金は1,000円以上から利用可能です。
口座開設には審査があるため、必ずしもすべての人が開設できるわけではありません。申込みに関する具体的な基準は公開されていませんが、一般的にはFX取引を行う上で必要な開設資格・年収・金融資産などが審査の対象です。
また、申し込み手続き中の不備やマイナンバーの提出漏れなども口座開設に影響します。手続きに不備がないよう、事前準備と確認をしっかりと行いましょう。
最後に、SBI FXTRADEに関するよくあるQ&Aを紹介します。
SBI証券とSBI FXTRADEは、ともにSBIグループ傘下の会社でありますが、提供するサービスに違いがあります。SBI証券は、株式や投資信託といった多様な金融商品の取引を扱っている総合証券会社。一方、SBI FXTRADEはFX取引に特化したFX業社です。
SBI証券にもSBI FXαという名称でFXの取り扱いがありますが、SBI FXTRADEとの違いは最小取引単位やスプレッド。SBI FXTRADEでは最小取引単位1通貨から取引できますが、SBI FXαでは10,000通貨(ミニなら1,000通貨)からの取引です。
どちらの利用が向いているのかは、利用したいニーズによって異なるでしょう。FX取引をメインに行いたい人にはSBI FXTRADEがおすすめですが、株式や投資信託など多種多様な金融商品を取引したい方にはSBI証券が向いています。両社の連携はできないので、それぞれの目的とニーズに合わせて利用してみてください。
SBI FXTRADEとSBI VCトレードは、ともにSBIグループ傘下の会社であるものの、それぞれが専門とする分野が異なります。SBI FXTRADEは主に外国為替取引(FX)を専門とする業者。取り扱っているのは暗号資産CFDという、暗号資産を対象とした差金決済取引です。現物の暗号資産を保有するのではなく、価格変動を利用した取引となります。
一方、SBI VCトレードは暗号資産の交換業を専門とする仮想通貨取引所で、こちらは暗号資産の現物取引が可能です。仮想通貨そのものを保有できるため、具体的に暗号資産を手に入れたいと考えているなら、SBI VCトレードの利用が適しているといえるでしょう。
わずかな利幅を狙い細かく取引を行っていくスキャルピングについて、取引できるかどうか実際に問い合わせてみたところ、手作業に限り可能との回答がありました。自分の判断力でスキャルピングを試み、薄い利益を蓄積していくことには制約を受けません。
一方で、SBI FXTRADEが提供するツール以外でのスキャルピングは禁止されています。自動売買プログラムなどを利用したスキャルピングはできないので注意してください。
SBI FXTRADEでは、個人口座で最大25倍までレバレッジをかけられます。内訳は、14.99倍(TRY/JPY)・10倍(BRL/JPY)・3.03倍(RUB/JPY)です。
レバレッジの変更はできませんが、自分で資産評価額や取引数量をコントロールすることで、実質的にレバレッジの設定はできます。資産評価額を高くすれば実質レバレッジは低くなり、取引数量を低くすれば実質レバレッジは低くなるでしょう。
ロスカットされる証拠金維持率は会社ごとに設定されており、ロスカットにかかる手数料も異なります。SBI FXTRADEのロスカット手数料は無料です。
外貨での出金はできません。入金も同じくできないので気をつけてください。
SBI系列での外貨出金は、SBI新生銀行・住信SBIネット銀行のいずれかで利用可能です。外貨のまま出金したい人は確認してみてください。
取引時間は米国が基準であるため、サマータイム制度が取り入れられています。夏時間と冬時間で取引可能な時間が異なり、SBI FXTRADEでは夏時間の取引可能時間が、冬時間よりも1時間短くなります。夏時間が日本時間の月曜午前7:00〜土曜日午前5:30、冬時間が月曜日午前7:00〜土曜日午前6:30です。
振込入金は専用振込口座かSBI FXTRADE専用のSBI新生銀行口座へ振り込んで入金する方法。専用振込口座に振り込んだ場合は、反映までに約1~3時間かかります。15時以降や土日祝の場合は翌営業日反映となるので気をつけましょう。
SBI FXTRADE専用のSBI新生銀行口座へ振り込んだ場合、入金処理は9時・13時・15時半の1日3回が基本です。15時半以降や土日祝の場合は翌営業日反映となります。確認状況により前後することもあるので注意してください。
どの入金方法でも手数料は無料です。また、クイック入金を利用する場合は1,000円からであることを覚えておきましょう。
営業日の取引終了時間までに出金依頼をかけたものは、通常翌営業日に登録した金融機関へ振り込まれます。しかし、不具合等が発生した場合や高額出金の依頼をかけた場合は、時間がかかることも。その場合は、依頼日から4営業日以内の振込になることを覚えておきましょう。
なお、出金時の振込手数料は原則SBI FXTRADEが負担するため、利用者にはかかりません。2,000円未満の出金をする際には、振込手数料がかかることもあるので気をつけてください。
PCインストール型の「Rich Client NEXT」は、ログインIDとパスワードを入力して、取引ツールにログインしてください。公式サイト上の会員ログインから利用する場合は、Web版の取引画面へのログインです。
アプリも同様に、ログインIDとパスワードを入力後、ログインボタンをタップしてログインします。ログインIDとパスワードの右横にある保存ボックスにチェックを入れると、ログインIDとパスワードの保存が可能。自動ログインを有効にすれば、次回起動するタイミングからログインIDとパスワードの入力を省略できるので便利です。
SBI FXTRADEには、スワップポイントやスプレッドに関するキャンペーンがあります。対象通貨ペアの新規約定で、数量に応じたキャッシュバックも行っているので、これから利用を検討している人は見逃さないようにしましょう。
内容は随時更新されているので、どんなキャンペーンがあるのかぜひチェックしてみてくださいね。
オペレーターにチャット形式で直接相談も可能です。月曜日~金曜日の午前9:00~午後5:00(祝日・年末年始を除く)で対応しているので、利用してみてください。
メールでの問い合わせもできます。お問い合わせフォームから24時間受けつけており、返信は月曜日~金曜日の午前9:00~午後5:00(祝日・年末年始を除く)の間です。問い合わせ・意見・要望などあれば利用してみましょう。
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