コスパのよさが魅力の、ハードコンタクトレンズ。度数の範囲も幅広く、近視用以外にも遠視用・乱視用・遠近両用など種類が豊富です。メニコン・シード・HOYAなどいろいろなメーカーから販売されていますが、どのように選んだらよいのかわからない人も多いことでしょう。
そこで今回は、ハードコンタクトレンズのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。後半では、ハードコンタクトレンズの手入れ方法や、まぶたが下がる危険性があるかも解説します。ぜひ自分にぴったりのレンズを見つけて、クリアな視界を手に入れましょう。
現役薬剤師。6年制の薬学部を卒業後、大学病院の薬剤師として勤務していた。m3のメディアで薬剤師ブロガーとしても活躍。月刊誌「ドラッグマガジン」にて特集される。その後、株式会社yakuromaを設立し、現在は調剤薬局に勤務する傍ら、複業として医療従事者だけでなく一般の方に対してもさまざまなサービスを提供中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
ハードコンタクトレンズには、コスパのよさやつけやすさなど、さまざまなメリットがあります。ソフトレンズとの違いや、どんな人にハードレンズがおすすめかを解説。自分にはハードとソフトのどちらがよいか迷っている人は、ぜひチェックしてください。
ハードコンタクトレンズはソフトレンズに比べ、小さくつけやすい点がメリット。目に異常があったときに気づきやすいです。ただし、着用感が硬く、慣れるまで時間がかかる点がデメリット。慣れるコツは、少しずつ装用時間を増やしたり装着液を使ったりすることです。
ハードコンタクトレンズは1枚の価格は高めですが、1日あたりに換算すると控えめでコスパが優れています。1枚あたりの相場は、3,500〜20,000円程度。安く使いたい人は、毎月一定額の支払いで使える定額制も検討しましょう。交換時期に自宅に届けば、交換忘れも防げます。
寿命は2〜3年ほどで、異常がなければ5年以上の長期保存も可能です。ソフトレンズにあるワンデー・2weekなど期間の短い商品、色の入ったカラコンはありません。ただし、最近ではフォーシーズンのように3か月使い捨てタイプも販売されています。
ハードコンタクトレンズは水分を含んでおらず乾きにくいため、目の乾燥が気になる人にぴったりです。コスパのよさを求める人はもちろん、ソフトレンズよりもシビアなつけ心地なので、目に異常があったときにすぐに気づきたい人にも合っています。
ソフトレンズに比べ乱視矯正力が高いため、きつい乱視の人にもマッチ。ただし、使い捨てタイプやカラコンがなく時代遅れとの声もあり、おしゃれをしたい人には向きません。装用感や目の馴染みが気になる人にも、ソフトレンズがおすすめです。
以下のコンテンツでは、1か月使い捨てのソフトコンタクトレンズを紹介しています。気になる人はチェックしましょう。
ハードコンタクトレンズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
ハードコンタクトを選ぶ際は、度数はもちろん、乱視・遠視といった見え方やベースカーブを確認する必要があります。処方箋なしで購入できる場合も、医師の診察を受けましょう。
ハードコンタクトレンズを購入する際は、まずは病院で度数や見え方をチェック。高度管理医療機器のため、処方箋なしで購入する場合も眼科受診がおすすめです。コンタクトには近視用・乱視矯正用・遠視用・遠近両用といったタイプがあり、見え方に合わせて選択できます。
なお、遠近両用レンズの構造は、バイフォーカルとマルチフォーカルの2つ。遠近両用初心者なら、遠くと近くの度数がはっきり分かれている、バイフォーカルがよいでしょう。度数が少しずつ変化しているマルチフォーカルは中間距離が見えやすいものの、ハードレンズにはあまり見られません。
眼科では、ベースカーブのアドバイスをもらうのも大切です。ベースカーブとはレンズの曲がり具合を示し、合わないとレンズがずれる可能性があります。ハードレンズでは7.2~8.4程度の商品が多く、どれが合うかは個人差があり、自分で眼球の曲がり具合は測れません。
加えて、レンズの直径にも注目しましょう。ハードコンタクトレンズの大きさは、8.5~9.3mm程度が多め。黒目に合わせてサイズを決める必要があり、自分で正確な数値を判断するのは困難です。ベースカーブ同様に、眼科で相談をしましょう。
つけ心地を考慮して、目にしっかりフィットする両面非球面レンズを選びましょう。非球面レンズは、カーブが浅くフラットな形状。レンズの中心から離れても歪みが起こりづらいため、視界がクリアに見える範囲が広めです。
エッジ部分の薄さにこだわったものにも注目。ハードレンズでもしなるほどのやわらかさがある素材を使用した商品もあり、フィッティングが気になる人に向いています。
目の負担を減らすためには、酸素透過率の高いハードコンタクトレンズが適しています。酸素透過係数であるDK値や、酸素透過率のDK/L値をチェックしてください。
DK値はコンタクトがどれくらい酸素を通すかを示し、DK/L値はDK値をコンタクトの厚みで割った数値です。数値が大きいほど、酸素をよく通すと覚えておきましょう。
ただし、酸素透過率の高いものは、値段も高い傾向にあります。酸素透過率は25~160程度と商品によってさまざま。例えば160ほどのレンズは2枚でおよそ15,000円、60程度のレンズは2枚で約6,000円です。酸素透過率は24.1以上が目安とされるため、値段とのバランスで選びましょう。
長期間使うハードコンタクトレンズは、汚れにくい素材を使用したものがよいでしょう。汚れにくさを重視するなら、含フッ素メタクリレート素材がうってつけ。油にも強いのが魅力です。
含シリコンメタクリレート素材のレンズは、酸素透過率が高いのが魅力。含フッ素メタクリレート素材と比べると汚れにくさは劣るものの、目へのやさしさを重視する人は検討しましょう。
紫外線を防ぐなら、UVカット機能付きのハードコンタクトレンズがおすすめです。日常生活や夏場はもちろん、紫外線反射のある冬場のウィンタースポーツでも活躍します。紫外線は目のトラブルの原因になる可能性もあるため、対策を行いましょう。
ハードコンタクトを選ぶ際は、つける時間の長さも選択しましょう。目の健康が気になる人は、終日装用タイプがうってつけ。終日装用は朝つけて、夜寝る前に外すパターンが一般的です。寝るときはつけないため、目に酸素を補給できます。
手入れが面倒な人は、連続タイプがおすすめです。商品によって1週間から1か月程度つけられるため、洗浄液で洗う手間を減らせます。ただし、睡眠中はまばたきをしないため、酸素不足になるのが懸念点。人によっては連続装用できない場合もあるため、医師の診断を受けてからにしてください。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
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内容量 | 酸素透過率(Dk/L) | ベースカーブ(BC) | 直径(DIA) | UVカット機能 | |||||
1 | メニコン ハードコンタクト レンズ | ![]() | メニコンスーパーEXよりも約30%薄型化したメニコンZコンタクトレンズ | 1枚 | 不明 | 8.10mm | 9.4mm | ||
2 | メニコン メニコンZ | ![]() | 瞳を守る酸素透過性とUVカットのハードレンズ | 1枚入 | 163 | 7.9mm | 9.4mm | ||
3 | メニコン ハードコンタクト レンズ | ![]() | メニコンスーパーEXよりも約30%薄型化したコンタクトレンズ | 1枚 | 不明 | 8mm | 9.4mm | ||
4 | シード ブレスオー ハードCL | ![]() | 酸素透過性が高く目にやさしいハードコンタクトレンズ | 1枚 | 88 | 8.0mm | 9.0mm | ||
5 | シード ブレスオー® ハードCL | ![]() | 東レ独自のやわらか素材をしようし、割れるのを防ぐ | 1枚 | 88 | 6.50~9.00mm(0.05mm間隔) | 8.5mm、8.7mm、9.0mm、9.3mm、9.6mm | ||
6 | メニコン メニコンZ ハードコンタクトレンズ | ![]() | 瞳への負担を大幅に軽減し、これまでにない快適さ | 1枚 | 163 | 8.20mm | 9.6mm | ||
7 | 東レ ブレスオー ハードコンタクトレンズ | ![]() | 東レ独自の高分子テクノロジーから生まれたコンタクトレンズ | 1枚 | 88 | 7.8mm | 不明 | ||
8 | シード クララ スーパーオーEX | ![]() | ハイクオリティーなトータルバランスを追求 | 1枚 | 55.3 | 7.6mm | 8.5mm、8.8mm、9.0mm | ||
9 | アイミー アイミーサプリーム | ![]() | 軽やかな着け心地で、UVカットの高酸素透過性 | 1枚 | 136 | 7.60〜8.10mm | 8.8mm | ||
10 | 東レ ブレスオーハード 片眼1枚 | ![]() | 酸素透過性が高く快適な視界を提供するハードレンズ | 1枚 | 88 | 7.7mm | 8.5mm、8.7mm、9.0mm、9.3mm、9.6mm |
ハードコンタクトレンズを安全に使うには、手入れが欠かせません。外し方・洗い方・注意点を説明するので、参考にしてください。
ハードコンタクトレンズを外すときは、レンズをまぶたで挟んでまばたきをしてください。手のひらを目の近くに置くと、レンズの落下を防げます。人差し指で上まぶたと下まぶたを開き、下まぶたを押して取るのもひとつの方法。鏡を見ながら行うとスムーズです。
手で取れないときには、スポイトを使い吸い上げるのがおすすめ。化粧品が付着するとハードコンタクトレンズが曇る原因になるので、化粧品のついた手で触らないように気をつけましょう。
ハードコンタクトレンズは外したあとに洗いましょう。洗浄液を使ってやさしく指の腹でこすり洗いをしてください。強い力でこすると、割れる可能性があります。汚れが酷くなると白く濁るので、日々のお手入れが大切です。
汚れにはタンパク質が多く含まれているため、タンパク除去の洗浄液が効果的。週1回から月1回程度行うのがおすすめです。なお、水道水で洗うのは洗浄液がないときのみにしましょう。水道水を使うと菌が繁殖したり、塩素でレンズの表面が変化したりする場合もあります。
洗い終わったら、専用の保存液を使って保管してください。ハードコンタクトにソフトコンタクトの保存液は使えないので、専用のものを使用しましょう。使わずに保存するときでも、保存液を入れ替える必要があります。
ハードレンズはホルダー付きの専用ケースで保管しましょう。ソフトレンズ用の平たい横型ケースは、表面に傷がつくリスクがあるため避けるのが無難。ケースは100均でも販売されています。コンタクトケースが気になる人は、以下のコンテンツをチェックしてください。
眼科医の指導のもと使用する連続装用タイプ以外は、個人差がありますが1日12~14時間程度の装用が目安です。昼寝などの短い睡眠でも、寝るときはつけっぱなしにせず一度外しましょう。
痛い・ゴロゴロするなどの違和感を覚えたときは、病院を受診してください。何もない場合でも、3か月に一度は定期検診を受けましょう。
ハードコンタクトレンズをしている人はしていない人に比べ、眼瞼下垂になりやすいといわれています。眼瞼下垂は正面を向いた状態で、まぶたを瞳孔の上まで上げられない状態のこと。眼瞼下垂には先天性と後天性があり、後天性ではハードコンタクトレンズの使用もひとつの要因です。
ハードコンタクトレンズの着脱で、上まぶたを引っ張るため周辺の筋肉が弱るのが原因とされることも。コンタクトの影響を防ぎたい人は、装着時間をできるだけ短くしたり、着脱の際にはスポイトを使ったりするのがおすすめです。できるだけ上まぶたではなく、下まぶたを引っ張りましょう。
ハードコンタクトレンズを購入したら、一緒にケアアイテムもそろえましょう。コンタクトを保管するためのコンタクトケースと、目の乾きが気になる人におすすめのコンタクト用目薬は、以下のコンテンツをチェックしてください。
1位: メニコン|ハードコンタクト レンズ
2位: メニコン|メニコンZ
3位: メニコン|ハードコンタクト レンズ
4位: シード|ブレスオー ハードCL
5位: シード|ブレスオー® ハードCL
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