使いやすいメモアプリのおすすめ人気ランキング10選

GoodNotes4の特徴は、画像ファイルだけではなく、PDFファイルの読み込み・編集にも対応しているということです。アプリによってはPDFファイルの読み込みはできても、画像ファイル扱いになってしまい、書き込み後のファイルはJPEGになってしまうということも多々あるのですが、このGoodNotes4は、書き出し後も純粋なPDFファイルとして保存が可能です。

iPad ProとApple Pencilの組み合わせならパームリジェクション機能も完璧に機能するので、本物の紙と同じような感覚で書くことができます。

ただしiOS端末専用アプリのため、AndroidやPCでの閲覧・編集はできないようになっています。

Androidにはウィジェットという機能があるので、ホーム画面に特定のメモのショートカットを置くことができます。しかしiOSにはそのような機能が備わっていないので、基本的には毎回メモアプリを起動して、開きたいメモファイルを検索しなくてはなりません。

しかし、このショートカットメモ帳を使えばホーム画面に直接メモのショートカットを置くことができるため、日常的に何回も確認するメモは、このアプリを使ってホームに配置すると便利です。

Bearには手書き入力機能などはなく、シンプルで純粋なテキストエディタとして設計されています。このアプリの面白いところは、テキストをHTMLのような形式で入力することができるということです。そのため、大〜小の見出しや、文中の強調したい文字はフォントサイズを大きくしたりなど、まるでWebコンテンツを見ているかのようなレイアウトにする事ができます。

また、タグ機能というものがあり、関連性のあるメモを簡単に検索することが可能です。一般的なメモアプリはフォルダ分けなどの簡易的な分類が多いですが、このタグ機能はそのような垣根を超えて関連メモを引っ張り出すことができるので、長く使えば使うほどその便利さを体感することができるでしょう。

Evernoteはクラウドに対応したメモアプリとしては最も有名なサービスなのではないでしょうか。機能も豊富で、できないことはほとんど無いというくらい万能なメモアプリに仕上がっています。しかし、最近Evernoteの規約が変更され、無料アカウントだと同時ログインできる端末が同時に2台までとなってしまい、以前よりも使い勝手は少し落ちてしまったかもしれません。

しかし、上記のように機能はメモアプリの中でも屈指の豊富さです。また、個人的なメモ帳としてだけではなく、プロジェクト単位で情報共有する機能も充実しているので、個人向けというよりはビジネス向けにおすすめなメモアプリです。

MetaMoJi Noteはメモアプリの中でも老舗に当たるアプリで、メモアプリの基本的な機能は網羅しており、さらに画像やPDFへの書き込み、写真の切り抜き機能が搭載されているなど、非常に高性能なメモアプリとなっています。

このアプリは開発は日本の企業が行っています。そのため機能も日本向けにカスタマイズされているものが多くあります。中でもmazec3という手書き入力機能では、手書きの日本語の文字認識を行い、テキストとして後から変換することができます。日本語は漢字・かな文字・カタカナが混在している世界的に見ても特殊な言語なので、その文字認識を正確に行えるということは素晴らしい機能ですよね。

ただ少し残念なのが、MetaMoji Noteに搭載されている良い機能を使い切ろうとすると、アプリの購入代金にプラスで追加料金がかかるものが多いという点。コストパフォーマンスという面では少し他のメモアプリよりも劣るかもしれません。

このSimpleMindは通常のメモとは違い、マインドマップ方式でメモ書きをしていくツールです。マインドマップとは、指定したキーワードから派生して関係する単語を繋げていくことで、情報を可視化していき、現状の整理や今後のビジョン選定を可能にする思考ツールのことです。この考え方は日常生活よりも特に仕事で使われることが多く、問題解決に向けて何が必要なのか模索する際に便利です。

SimpleMindが便利なのは、マインドマップ方式のメモアプリはクラウド対応やマルチプラットフォーム対応してないものも多々ある中で、両方の機能に対応している点です。ですので、じっくりとパソコンやタブレットで考えて、ちょっと内容を確認したい時はスマートフォンでチェックする、というような使い分けができます。

ちなみに、マインドマップ方式のメモは、受験勉強の暗記科目などでも効果を発揮してくれますよ。

Google Keepは、Google純正のメモアプリです。メモのとり方やインターフェイスが、付箋を意識して作られているので、長文のメモを残すというよりは、日常的なメモとして使うと良いでしょう。

このアプリは手書き入力やPDFの読み込みなどは対応していないため、メモアプリとしては決して高性能ではないものの、リマインダー機能が搭載されているので、メモを残してそれを必要なタイミングで通知させるというToDo的な使い方が可能です。

また、スマートウォッチにも対応しているため、そのようなデバイスを持っている方はスマートフォンを開かなくてもスマートウォッチから開きたいメモにアクセスすることが可能です。買い物メモや電車の乗り換えなど、必要になった時にすぐ見ることが求められるメモに使うと、日常生活が快適になるかもしれません。

このBamboo Paperは、イラストレーターや漫画家が御用達のペンタブレットを開発・販売しているWacomが開発したメモアプリです。ペンタブレットの開発ノウハウが活かされているため、手書きメモアプリの中でも書き心地はかなり良いです。

Wacomから販売されている高性能なスタイラスペンと組み合わせることで、筆圧感知もしっかり行い、メモを取るだけでなく絵のラフスケッチなどの用途にも使えるレベルとなっています。

Bamboo PaperとWacomのスタイラスペンの組み合わせは、iPad ProとApple Pencilの組み合わせにも匹敵するほどの滑らかさと言えるかもしれません。他の高機能メモアプリと違って、Android版もリリースされていることも非常に評価が高いです。

このNoteshelfは、手書きメモに特化して作られているアプリです。キーボードでの入力も対応していますが、このアプリは手書き入力、特にスタイラスペンを使った入力の完成度がかなり高くなっています。

パームリジェクションがしっかりと働くアプリは、スタイラスペンを販売しているメーカーが開発したメモアプリであったり、iPad ProとApple Pencilのような特殊な組み合わせ以外では実現が難しかったのですが、Noteshelfはパームリジェクションの対応スタイラスペンがかなり豊富なので、自分の好きな書き心地のペンを自由に選ぶことができるというメリットがあります。

iOS専用というのが惜しい点ですが、手書き入力に関する機能は間違いなくトップクラスのメモアプリでしょう。

OneNoteは、Microsoftが開発したメモアプリで、クラウドでの同期・マルチプラットフォームに対応しています。パソコン・iOS端末・Android端末、どの端末でも閲覧と編集をすることが可能です。同じようなメモサービスとしてはEvernoteがありますが、Evernoteは無料でログインできる端末が最大で2台までと制限があるのに対して、このOneNoteは無制限のため、本当の意味でのマルチプラットフォームアプリだと言えるでしょう。

また、OneNoteは手書き入力だけでなく、ボイスメモ機能も搭載されています。会社の会議や外部との打ち合わせのときに使うと便利なので、ビジネス用途にもぴったりのアプリです！