恋活・婚活パーティーのポータルサイト「machicon JAPAN」と提携した婚活アプリ、CoupLink(カップリンク)。「街コンに効率よく参加できる」「サクラや業者が少ない」など評判がよい一方、「会うまでのテンポが悪い」との気になる口コミもあり、利用を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はカップリンクの口コミや評判が本当か確かめるため、以下の8つの観点で検証を行いました。
さらに、ペアーズやタップルなどの婚活アプリとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説します。「いいね!」「みてね!」「ごめんね」といった基本機能の使い方も説明しているので、婚活アプリ選びに迷っている人は参考にしてくださいね。
マッチングアプリ・結婚相談所・婚活パーティーなどの恋愛・婚活サービスを担当。実際にサービスを利用するだけでなく、専門家・ユーザーへの取材を通じてサービスを比較検証してきた。「ユーザーが出会いの機会を増やせるサービスを紹介する」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
カップリンクはmachicon JAPANとの連携が魅力ですが、婚活アプリとしての機能は少なめです。プロフィールには結婚観がわかる項目が少なく、結婚観に関する項目での絞り込み検索もできません。比較したなかにはペアーズやwithのように、婚活専用でなくても結婚時期や家事の役割分担などで検索できるアプリもあったことを思うと、本気で婚活をしたい人には物足りない印象です。
検証時点での登録者数は150万人以上。1,000~2,000万人もの登録者がいる有名アプリと並ぶとかなり少なめです。都市部では問題ないものの、地方在住ならペアーズ・タップルなど登録者が多い婚活アプリがおすすめ。やり取りのサポート機能も少なく、奥手な人は「会うまでのテンポが悪い」との口コミのように感じそうです。
男性料金の高さもネック。男性は2通目のメッセージ送信から有料登録が必要です。月額は4,600円と比較したアプリの平均の4,400円ほどより高め。オプションをつけると月7,000円と高額になるので、出費を抑えるなら慎重に検討しましょう。なお、女性は比較した多くの婚活アプリと同様に基本無料です。
一方、プロフィールに「machicon JAPAN」の街コン参加者マークがつく点は、街コン連携アプリならではの強みといえます。現地でスタッフが直接本人確認しているので、怪しいユーザーを避けたい人にはうってつけです。「サクラや業者が少ない」という口コミにもうなずけます。
次のイベントに参加予定の人もわかるため、あらかじめ連絡を取っておけば街コン当日に話が弾みやすいでしょう。ほかにも、相性診断やAIを駆使したおすすめ機能などユニークな機能を搭載しています。いきなり1対1で会うのに抵抗があるなら、街コンと連動した本アプリがよいでしょう。
とはいえ、結婚観の合うパートナーと出会う機能の少なさは気になります。婚活しやすさを重視するなら、ほかのアプリを検討してくださいね。
<おすすめな人>
実際にカップリンクと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベスト婚活アプリと、各検証でNo.1を獲得したアプリをピックアップしました。
カップリンクのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
カップリンクは、街コンや婚活パーティーを多数手がけるリンクバルが2016年から運営している恋活・婚活アプリです。最大の特徴は、日本全国でイベントを開催する「machicon JAPAN(街コンジャパン)」と提携している点。リアルとオンラインを融合させた新しい出会いを打ち出しています。
なお、カップリンクやmachicon JAPANを利用できる「リンクバルID」を持っている人は、20~30代が中心です。カップリンクの年齢層も同じくらいと予測できます。
出会い探しによく使われるツールに、マッチングアプリ・婚活アプリ・結婚相談所があります。それぞれ利用者の目的・料金・本気度・サポートの手厚さが異なるため、目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。今回は、「婚活アプリ」を検証しました。
婚活アプリは、結婚目的の人がメイン。男性は有料、女性は無料で利用できるところがほとんどです。なかでも婚活専用アプリには、婚活への本気度が高い人が集まる傾向が。多くの婚活専用アプリは男女ともに月額4,000円程度かかりますが、婚活目的以外の人と出会いにくい点がメリットです。
より結婚への意識が高い人を探すなら、結婚相談所を利用するのもアリ。スタッフのサポートも受けられるので、恋愛が苦手な人にもおすすめです。ただし、費用は10,000円程度の月額に加え、入会時や成婚時に数十万単位の費用がかかる場合も。そのぶん、3つのなかで最も真剣度が高いといえます。
一方で、恋活専用アプリの登録者は、遊び目的の人や恋活目的の人がメイン。基本的に料金は無料で手軽にはじめやすいのが魅力ですが、婚活をしたい人には不向き。結婚願望があるなら婚活アプリ、うまくいかなかったら結婚相談所を検討するとよいでしょう。
今回はカップリンクを含む人気の婚活アプリを調査して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証の結果、カップリンクには気になる点が4つありました。利用を検討している人は、最後までチェックしてくださいね。
結婚観の合う人に絞って相手を探したい人には、使いづらい仕様です。カップリンクは「ゼクシィ縁結び」や「youbride」のような婚活専用アプリではないため、結婚への熱量が高い人ばかりではありません。
プロフィールに結婚の希望時期や子ども・家事育児の分担等を記載できるものの、検索ではほぼ絞り込めませんでした。
<結婚観の合う相手の探しやすさ>
比較したなかにはペアーズやwithのように、婚活専用でなくても結婚時期や家事の役割分担などの項目で検索できるアプリも。対するカップリンクは、結婚後の価値観のすり合わせをスムーズに進めたい人には不向きといえます。
やり取りをサポートする機能が少ないため、恋愛が苦手な人にはハードルが高めです。一部に婚活アプリに備わっていたチャットサポートは不搭載。運営スタッフに恋愛相談にのってもらいたい人には向いていません。
また、ペアーズの「おさそいアシスト」のような相手のデート意思がわかる機能がない点も、恋愛に慣れていない人にとってはデメリットに。デートに繋げるためのやり取りが長引き、「会うまでのテンポが悪い」という口コミのように感じる可能性もあるでしょう。
ちなみに、ペアーズの「おさそいアシスト」とは、マッチングした相手とデートの意向が一致したタイミングでアプリがお知らせする機能です。
一方、ある程度自分で動ける人には便利な機能があります。比較したなかにはメッセージでしかやり取りできないアプリもあるなか、ビデオチャット機能を搭載。会う前に直接相手と話せます。また、デートの日時や内容で相手を募集する「であう」機能もユニーク。マッチング前でもデートに誘えますよ。
住んでいるエリアによっては、なかなか出会えないこともあるでしょう。検証時点での登録者数は150万人。ペアーズやタップルなどの有名アプリと比べると1桁少なめです。
<登録者数の比較>
都市部なら問題ありませんが、地方では出会いのチャンスが減る可能性があります。地方在住の人は、登録者数の多い婚活アプリの利用も検討しましょう。
できるだけコストを抑えて出会いたい男性にとっては、料金の高さがややネックです。比較した多くの婚活アプリと同様に、女性は基本無料。一方、男性は無料会員のまま使える機能に制限があり、2通目のメッセージを送るには有料会員登録が必要です。
男性会員の月会費は4,600円で、比較した婚活アプリの平均を少し上回っていました。なお、Premiumオプションの追加も可能。Premiumオプションに申し込むと、以下の機能が使えるようになります。
とはいえ、基本プラン(1か月)と合わせると7,000円になり、コストがかさみます。比較したなかにはもう少しリーズナブルなアプリもあったので、より気軽に使いたい人はチェックしてくださいね。
カップリンクには3つのメリットもあります。街コンへの参加を検討している人にとっては、よい候補になるでしょう。
安全への取り組みもしっかりしています。24時間監視体制・通報システムなど、基本的な項目はクリア。比較したほかの婚活アプリと同じような体制が整っています。
<安全のための取り組みの検証結果>
カップリンクならではの持ち味は、連携している「machicon JAPAN」の街コン参加者にマークがつく点です。現地でスタッフが直接本人確認しているので、サクラではなく実在の人物である安心感が持てます。「サクラや業者が少ない」との口コミにも納得です。
また、街コンには参加費がかかるので、お金を払って参加している点でも真剣に活動していることが伺えます。真面目な出会いを求めている人を選びたいなら、街コン参加者マークに注目するのもひとつの手ですよ。
ちなみに、男性の無料会員は会う前の連絡先交換が禁止されています。いきなりLINE交換を切り出さないよう注意してくださいね。
いいね!をつけるだけでなく、さまざまな方法で理想の相手を探せる点も魅力です。チェックした8機能のうち6機能を備えており、高評価を獲得しました。
<理想の相手を探しやすいシステム>
例えば、気の合う相手を探せる「クリップ」機能を使うと、同じ趣味・関心を持つ人と出会えます。いくつかの質問に答えるだけで、「相性診断」から相手を紹介してくれるのもおもしろい機能。比較したなかでも相性診断があるアプリは、ほんのひと握りでした。
AIが毎日ぴったりの相手を提案する「本日のおすすめ」機能も見逃せません。アプリを使えば使うほどAIが異性の好みを学習して精度が上がるので、毎日チェックしてくださいね。
検索条件も充実しています。比較したなかには検索機能がない婚活アプリもあるなか、カップリンクはチェックした18項目中15項目に対応。年齢や見た目の好みに加えて、お酒・タバコ・出身地など詳細な条件で絞り込めるので、気の合う人を見つけやすいでしょう。
プロフィール項目も豊富で、チェックした19項目中16項目に対応していました。
婚活アプリを使ううえで、相手の情報は多ければ多いほどベター。カップリンクは基本情報以外に性格やこれまでの交際人数や恋人いない歴も登録できるため、プロフィールから相手の人となりをイメージしやすいでしょう。
<プロフィール項目の充実度>
次のイベントに参加予定の人がわかるのも、街コン連携アプリならではの利点。あらかじめ連絡を取っておけば、当日会話が弾む可能性が高まります。いきなり一対一で会うのはハードルが高いと思う人も、街コンをはさめば気軽に会えるのではないでしょうか。
会員数 | 約150万人 |
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アプリの種類 | 恋活・婚活アプリ |
価格については、2025年05月20日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
男性の登録・プロフィール閲覧無料 | |
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使用可能な本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード |
任意提出可能な証明 | |
安全のための取り組み | 通報システム、24時間体制での監視 |
ブロック機能 | |
フリーワード検索 | |
スワイプ機能 | 自分に「いいね」した人が表示される |
主な検索条件 | 身長、体型、居住地、年収、結婚歴、子供の有無、喫煙の有無、飲酒の頻度、年齢、学歴、出身地、職業、休日、同居人 |
主なプロフィール項目 | 居住地、出身地、身長、体型、年齢、職業、年収、休日、学歴、同居人、喫煙の有無、飲酒の頻度、結婚歴、子どもの有無、性格、結婚に対する意思、過去の交際人数、恋人いない歴、結婚後の働き方の希望、家事育児の分担の希望、将来的な子どもの希望 |
通話機能 | ビデオ通話 |
付加機能 | 街コンと連動、デート募集 |
ここでは、カップリンクとは異なる魅力を持つ婚活アプリをご紹介します。
できるだけ多くの出会いがほしい人には、ペアーズがおすすめです。登録者数は2,000万人以上と、比較したなかで圧倒的。全国に会員がいるため、都市部だけでなく地方の出会いにも期待が持てます。
ペアーズは婚活専用アプリではないものの、結婚を見据えた交際を望むユーザー向きの機能も充実。プロフィールに結婚観がわかる項目が並び、価値観の近い人とマッチングできます。
安全対策にも力を入れており、本人認証には金融機関と同じ「eKYC」というシステムを採用。身分証提出に加え、比較したなかでは珍しく顔認証も任意で行えます。独身証明書も任意提出でき、安心感の高いアプリです。
デートに誘うべきタイミングがわかる「おさそいアシスト」機能を使えば、効率よくデートに繋げられるのも魅力的。婚活に真剣な人だけとマッチングできるオプションプランもあるので、将来を考えられる真面目な出会いをしたい人は登録を検討しましょう。
気軽な恋愛からはじめたいなら、タップルをチェックしましょう。タップルは会うことに重点を置いたアプリで、24時間以内にデートできる相手を募集できるのが特徴。じっくりメッセージを重ねるよりも、実際に会って仲を深めたい行動派に向いています。
安全のための取り組みも十分です。比較したなかでは珍しく会う前の連絡先の交換を禁止しているので、メッセージのやり取り中に問題が起きたときにも簡単に連絡を断てますよ。
男性の料金は1か月3,700円と比較したなかでは安め。恋活・婚活アプリがはじめてでも利用しやすいでしょう。なお、公式サイトには主に20代から支持されていると記載があり、登録者には若い人が多いと予測できます。
婚活向きの機能はあまり備えていませんが、交際相手を探している人には選択肢に入るでしょう。
カップリンクについて、よくある質問への回答をまとめました。
「いいね!」「みてね!」「ごめんね」の3機能は、カップリンクの使い方の基本。それぞれの機能の意味は、以下のとおりです。
<各機能の解説>
相手のプロフィールを閲覧すると、「足あと」ページに日時・プロフィールの一部が表示されます。相手が自分のプロフィールを閲覧した際も、「足あと」ページで確認可能。同じ相手のプロフィールを複数回訪問した場合は、最新の履歴だけが残る仕組みです。
足あとの削除はできませんが、Premiumオプションの「プライベートモード」設定で足あとを非表示にできます。相手に知られずにプロフィールを見たい人は、オプションプランの追加も検討しましょう。
ログイン状態はプロフィールに色で表示されており、グレー(オフライン)は最終ログインから1か月以上経過した状態を指します。
オフライン以外のログイン状態の見方は以下のとおりです。
<ログイン状態の見方>
マッチングが成立した相手や、「はなす」の「イベント」のタブに表示されている相手のログイン状態は表示されません。
カップリンクの退会手続きはアプリで行えます。具体的な手順は以下のとおりです。
<退会方法>
カップリンクの退会手続きは以上です。machicon JAPANへの参加予定もない場合は、続けてリンクバルIDの退会も済ませましょう。
<リンクバルIDの退会方法>
有料会員に必要な別途解約手続きは、公式サイトで詳細を確認してください。
退会後に「サインイン」を押すと、新規アカウントが作成される場合があります。これは、使用中のブラウザやアプリに、以前利用していたアカウント情報が残っていることが原因です。退会後は「サインイン」を押さないように気をつけてくださいね。
誤って新規アカウントが作成されたときは、先ほど説明した手順でカップリンク・リンクバルIDの退会手続きをします。
ただし、すでにリンクバルIDを退会済の場合は自分では退会手続きができないため、問い合わせフォームでカスタマーサービスへ連絡を。その際、登録の名前・メールアドレス(もしくは電話番号)・メールが届いているメールアドレスを明記するとスムーズです。
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