脂肪吸引のおすすめクリニック！費用相場は？メリット・デメリットも解説【2025年】

【施術名】頬の脂肪吸引（ジョールファット除去）・顎下の脂肪吸引 / 【料金】154,000円 / 【リスク・副作用】腫れ、内出血、感染、左右非対称、顔面神経麻痺、知覚神経麻痺など / 出典：みずほクリニック

顔は脂肪吸引量がほかの部位よりも少ないため、価格が低い傾向にあります。頬・顎下が吸引範囲となり、予算は15〜50万円前後を想定しておくのがよいでしょう。

【施術名】脂肪吸引（二の腕） / 【料金】327,800円 / 【リスク・副作用】腫れ・内出血・痛み / 出典：SHERIE CLINIC

二の腕の脂肪吸引費用は、10～50万円ほどです。二の腕にも脂肪吸引できる範囲があり、二の腕のみの場合と、肩や肩甲骨付近まで含んだ場合によって費用に差が生じます。またクリニックによって、どこまでを二の腕とするのか施術部位の範囲が異なるので注意してください。

【施術名】脂肪吸引（腹部全体＋腰部） / 【料金】腹部脂肪吸引352,000円～、腰部脂肪吸引352,000円～、血液検査代16,500円 / 【リスク・副作用】腫れ、皮下出血、発赤、掻痒感、色素沈着、悪心、痛み、頭痛、発熱、痺れ、麻痺、知覚鈍麻、知覚過敏、異常知覚、違和感、左右差、感染、組織壊死、血腫、創部離開、熱傷、アナフィラキシーショック、呼吸困難、経年変化、傷跡の盛り上がり・凹み・発赤、希望との差異 / 出典：サラ美容外科

ほかの部位よりも脂肪量が多いお腹は、脂肪吸引できる部位が細かくわけられており、それぞれに費用がかかります。上腹部・下腹部・ウエスト周り・腰回りなどに分かれますが、一部位あたり20～30万円が相場です。お腹全体の場合の脂肪吸引費用は、60～90万円ほどをみておきましょう。

【施術名】ベイザー脂肪吸引 上腹部・下腹部・ウエスト・腰・太もも全周・ひざ・お尻 / 【料金】220,000～1,430,000円（消費税・麻酔・薬代込み） / 【リスク・副作用】赤み・色素沈着・腫れ・内出血など / 出典：銀座みゆき通り美容外科

ほとんどのクリニックが、顔・二の腕・尻など脂肪吸引する部位ごとに料金を設定しているため、全身の脂肪吸引はその合計金額となります。金額はおよそ200〜400万円ほどで、全身の脂肪吸引は鼻先から耳を線で結んだ箇所より上、肘から先、足首から先、脛以外の箇所が対象です。

また、一度に脂肪吸引できる量は体重の5％程度といわれており、多すぎると体調に影響が生じる恐れもあります。全身の施術を検討している人は必ず医師と相談し、安全性を確認したうえで施術するようにしてください。

血管や組織を傷つけることなく施術を行ってほしいなら、シリンジ法がおすすめです。シリンジ法とは、シリンジと呼ばれる注射器で数ccずつ脂肪細胞を脂肪吸引する方法のこと。脂肪吸引をドクターが高い技術で行えることが必須ですが、細かくコントロールしながら丁寧に吸引できるのがメリットです。

一方で、脂肪の状態によってはうまく吸い出せない、大量の脂肪を吸引するお腹や太ももなどには向かないといったデメリットもあります。

しかし、ほかの施術に比べて比較的安価で、手作業のためほかの施術方法と比較してダメージを抑えながら、細かなボディデザインが目指せます。万人におすすめできる施術方法といえるでしょう。

一度脂肪吸引を行ったことがあり、脂肪が硬くなっている人は、ベイザー脂肪吸引がおすすめ。ベイザー脂肪吸引では、まずVASER波という超音波で脂肪を液状にします。その後カニューレと呼ばれる細い管で、脂肪組織のみを吸い出す施術です。

予め細胞から脂肪を分離させたあとに吸引するため、周辺組織へのダメージが抑えられるのが魅力。シリンジ法より高価なものの、従来の方法よりもダウンタイムの軽減が期待できます。また、これまで困難だった浅い層や深い層の脂肪も除去できるため、より理想に近い脂肪吸引の効果が得られるかもしれません。

体の負担を減らしたいなら、アキーセル・ボディジェット脂肪吸引がおすすめです。アキーセル吸引法は、カニューレと呼ばれる細い管の振動で脂肪吸引する仕組み。脂肪採取時に熱が発生しないため、体への負担を減らし、あざやむくみ、痛みなどのダウンタイムの症状を抑えられます。

一方で、ボディジェット脂肪吸引は水の力を利用して脂肪を分離・除去する手法です。ウォータージェットの力でやさしく脂肪細胞を分離するうえ、周辺の神経を傷つけないので、体への負担を減らせるとされています。

ただし、大量に水を噴射するとむくみの原因となるため、一度に多くの脂肪を取ることはできません。また、上腹部や肩周辺のように組織の密度が高かったり硬かったりすると分解できないため、部位を選ぶ施術法といえます。

脂肪吸引の施術を受けるなら、担当医が形成外科の専門医かどうかをチェックしましょう。脂肪吸引の施術を行うには、皮膚の下にある神経・血管・筋肉の位置を把握する高い技術がドクターにあるかが重要です。形成外科の専門医なら必要な知識を備えているので、事故や重症につながる危ない箇所を避ける高い技術を駆使して施術してくれます。

基準として、JSAPS（一般社団法人日本美容外科学会）の専門医ならより信頼できておすすめ。美容外科に一定以上の経験があることが認められており、厳しい審査を通った人のみが得られる資格です。JSAPSの公式サイトに一覧が掲載されているので、チェックしてみてください（参照：一般社団法人日本美容外科学会）。

事前カウンセリングの内容や手厚さにも注目してください。脂肪吸引は全体のボディバランスを見極める必要があり、事前にしっかりすり合わせをしておくことが重要です。施術前にどこまで希望を叶えてもらえるのか、しっかりヒアリングしたうえで分かりやすく説明してくれるクリニックを選びましょう。

カウンセリングの際は、感染症のリスクやイメージと違う場合のクリニック側の対処などもきちんと回答してもらえるかをチェック。クリニック側が答えづらいことでも、明確に説明してくれるところなら信頼できます。有名な脂肪吸引専門クリニックであったり、豊富な実績・症例数があったりしてもあくまで参考程度にとどめて、実際に話を聞いて判断するのがよいでしょう。

また、事前カウンセリングは一般のカウンセラーではなく、医師が直接対応しているところを選ぶのがおすすめです。施術内容を1番理解しているのは医師なので、直接話を聞くことでイメージと違うなどのトラブルを未然に防ぎやすくなります。