またたびのおすすめ人気ランキング【2025年10月】

またたび自体をおもちゃとして使うなら、乾燥した実・枝・木タイプがうってつけです。そのまま転がして遊ぶだけでなく、おもちゃの中に仕込むこともできます。枝・木なら、噛むことで歯磨きとしても使用できて便利です。

ただし、枝・木タイプは時間が経つと効果が薄れるため、定期的に交換する必要があります。猫の反応が薄れ、香りがしなくなったら交換の時期です。

またたびの実は、包丁などで削って小さくしてから与えるようにしましょう。そのままではサイズが大きく、誤飲する危険があります。胃・腸に詰まると、開腹手術が必要になる可能性も。誤飲に注意し、必ず飼い主の目の届く場所で遊ばせてください。

爪とぎなどの新しいものを覚えさせたいなら、粉末タイプがぴったり。特にお迎えしたばかりの猫は家中すべてのものに警戒して、なかなか慣れてくれません。まず覚えてほしいものにまたたびをかけておくと、興味を持つことがあります。

飽きて食べなくなったフードの近くにふりかけて、興味を引く使い方もおすすめです。またたびの香りにつられて、食べてくれる可能性があります。粉末タイプは効果が強いため、与える場合はひとつまみほどの少量にしましょう。

ただし体調の変化から食欲のない猫の場合は、フードへのふりかけはしないでください。またたびによる刺激で体に負担がかかってしまいます。またベッドなどの布製品にかけると粉末の色が移ることがあるため、使用前には周囲を確認するなどの注意が必要です。

おもちゃ・しつけに使いたいなら、またびのエキスを抽出して液体にした、スプレータイプを選びましょう。粉末タイプより効果が薄く、持続時間も短いため、手軽にお試しできるのが特徴。おもちゃ・爪とぎ・ベッドなどにさっとひと吹きして、興味をひくことが可能です。

また、猫の飲み水付近に吹きつけることで、水分補給の誘導にも使用できます。寒い冬に水を飲まなくなった猫の水分補給に役立つでしょう。無色透明の液体のため、ベッド・ソファなど布製品にかけても、またたびの色が移らないのもメリットです。

スプレータイプは商品によって香りの強弱にばらつきがあるため、ひとつずつ購入して効果を確認しましょう。香りが弱いと、猫が反応しない可能性もあります。

はじめてまたたびを与える場合は、おやつタイプで反応を見てみましょう。またたびの粉末が少量使用されており、アレルギー反応がないか・楽しく遊んでくれるかなどを確認可能。爪切り・病院後のご褒美にもおすすめです。豊富なバリエーションから味・種類を選べますよ。

ただし、与えすぎには注意が必要です。おやつの食べすぎによる肥満だけでなく、またたびの過剰摂取による体調不良などのリスクがあります。猫が勝手に袋を開けて食べてしまうことがないように、猫の手が届かない場所に保管しましょう。