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Xperia 1 Ⅳをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

極上の映像美・別世界のサウンド体験を謳うAndroidスマホ、Xperia 1 Ⅳ。ネット上では「サクサク動いて使いやすい」と評判です。しかし、「本体が熱くなる」「カメラの画質が物足りない」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。

  • カメラ性能
  • 処理性能
  • 画面性能
  • バッテリー性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 付加機能

さらに、人気のGalaxyやPixelなどのAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2024年11月29日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年03月までの情報です

目次

はじめに結論!エンタメを楽しみたいならコレ!処理性能の高さや、美しい画面・立体音響が魅力

ソニー
XperiaXperia 1 Ⅳ

64,333円

Xperia 1 Ⅳ

Xperia 1 Ⅳは、エンタメを楽しみたい人におすすめです。ディスプレイは映画の比率に合わせた横長サイズで、比較したなかでも珍しい4Kに対応。実際に画面をチェックしたモニターからは、「細かなところまでシャープに見えた」「微妙な色の違いもしっかり出せている」と画質のよさが好評でした。ステレオスピーカーを搭載し、立体音響技術のDolby Atmosと360 Reality Audioに対応。奥行きのあるサウンドで映画や音楽などを楽しめますよ。

スマホの頭脳にあたるSoCには「Snapdragon 8 gen 1」を搭載。処理性能を示すベンチマークスコアは約85万点を記録しました。同じQualcommの前身モデルのSoCを搭載したXiaomi 11T Proと比べ、5万点高い処理性能を備えています。「サクサク動いて使いやすい」との口コミどおり、本格的な3Dグラフィックゲーム「原神」などもスムーズにプレイできるでしょう。「本体が熱くなる」との口コミに反し、発熱は控えめで持っていて不快に感じにくいのも魅力です。


ただし、画面性能や処理性能が高い分、バッテリーの消耗はやや激しめ。Youtubeを6時間再生したあとのバッテリー残量は34%でした。比較したGalaxy S23やPixel 8 Proなど他社のハイエンドモデルが50%を超えていたなか、バッテリーの持ちはいまひとつです。30分間の急速充電でバッテリー残量が49%回復したため、外出先にはモバイルバッテリーを携帯するとよいでしょう。

カメラ性能は優秀で、解像感の高さが高評価。ものの輪郭や立体感が見て取れました。写真をチェックしたモニターからは、「拡大しない限り粗さは気にならない」と好評です。色味はやや暖色寄りで、「肌の色に温かみがある」と好印象を抱くモニターが大半でした。比較した多くの商品が苦手とした暗所撮影にも強く、潰れずくっきり描写できます。「カメラの画質が物足りない」との口コミは払拭できたといえるでしょう。


おサイフケータイ・サイド指紋認証・イヤホンジャックなど、便利な機能も充実しています。比較したGalaxyやPixelのハイエンドモデルにはなかったSDカードスロットルつきで、保存容量を増やせるのもうれしいところです。画面は耐久性の高い「Corning Gorila Glass Victis」を採用し、防水規格はIP68に対応。故障リスクを抑えた設計も魅力でしょう。


執筆時点の値段は、税込197,400円(公式サイト参照)。フラッグシップモデルゆえに高額ですが、極上の映像美・別世界のサウンド体験」と謳うとおりエンタメを楽しむのにぴったりな商品です。バッテリーの持ちを重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。

Xperia 1 IVとは?

Xperia 1 IVとは?

5Gスマホでコンパクトサイズが印象的なSONYのXperia 1 IV。そもそもどのようなスマホなのかを解説いたします。

高い処理性能や高性能カメラを搭載した、Xperiaのフラッグシップモデル

高い処理性能や高性能カメラを搭載した、Xperiaのフラッグシップモデル
出典:onlineshop.smt.docomo.ne.jp

Androidスマホのなかでもとくに人気の、SONYのXperia。今回はそのなかから、ゲームに特化した機能や高性能カメラを搭載したフラグシップモデル・Xperia 1 Ⅳをご紹介します。


本機は、世界初*となる85〜125mmの望遠光学ズームレンズを搭載。リアカメラには、1秒間に120画像もの高速読み出しに対応した1220万画素のイメージセンサー「Exmor RS™ for mobile」を備え、高精度なオートフォーカスや、4K 120fpsの動画撮影が可能と謳われています。

高速イメージセンサー(120fps読み出し)を備えた85-125mmの全域で光学ズームを実現するペリスコープレンズ搭載のスマートフォンとして。2022年5月11日現在、ソニー調べ

また、ゲームプレイに特化した機能も豊富です。CPUには高速のSnapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformを搭載しているほか、プレイ中の通知をオフにしたり、これ1台でゲーム実況をライブ配信したりも可能。冷却機能と配信機能を備えたゲーミングギア・Xperia Streamと組み合わせると、パフォーマンスの高いプレイが期待できます。

6.5インチ・21:9の大画面で、2画面でも使いやすい

ディスプレイは動画やゲームも楽しめる、6.5インチの大画面サイズ。前モデルのXperia 1 IIIに搭載された4K 120Hz HDRディスプレイを採用し、高解像度で映像を楽しめると謳われています。


21:9と縦長で、2種類のアプリを同時に閲覧できるマルチウィンドウや、アプリの上に別のアプリを重ねて操作できるポップアップウィンドウにも対応しています。ショッピングアプリを2つ起動して商品価格を比較するなど、マルチに活躍しそうですね。

フラットでクールなデザインが魅力。カラーは全3種類

本体サイズは高さ約165×幅約71×厚さ約0.8mm、重さは約187g。検証したハイエンドモデルのなかでは軽めで、片手でも持ちやすいでしょう。カメラ部分は凹凸の少ないすっきりとしたデザインで、背面のマットな質感とメタルフレームの組み合わせがスタイリッシュな雰囲気です。


ブラック・アイスホワイト・パープルの3色展開ですが、販売キャリアによって色の取り扱いが異なります。購入前にお求めの色があるか、確認してくださいね。


【取り扱いカラー】

  • docomo:ブラック・アイスホワイト・パープル
  • au:ブラック・アイスホワイト
  • SoftBank:ブラック
  • SIMフリーモデル:ブラック・アイスホワイト・パープル

実際に使ってみてわかったXperia 1 Ⅳの本当の実力!

今回は、Xperia 1 Ⅳを含むAndroidスマホ全48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. カメラ性能
  2. 処理性能
  3. 画面性能
  4. バッテリー性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 付加機能

動画は少しブレるが、写真はクオリティが高い。解像感が高くて発色もきれい

動画は少しブレるが、写真はクオリティが高い。解像感が高くて発色もきれい
出典:sony.jp

まずは、カメラ性能の検証です。

実際に各商品を同一の条件下で、通常・ズーム・暗所・インカメラ・動画撮影を実施。撮影した写真と動画を5人のモニターが確認し、評価しました。

自然な発色で解像感も高い。細かな色の違いや、ものの輪郭が見えやすい

自然な発色で解像感も高い。細かな色の違いや、ものの輪郭が見えやすい
通常撮影時は自然な発色で、細かな色の違いをしっかり判別できました。解像感は良好で、モニターからは「糸の境目がわかる」「糸の立体感があり遠近感が見て取れた」といった意見があがっています。ノイズも気にならず、スマホのカメラとしては十分な仕上がりです。

しかし、写真を拡大するとやや粗い部分があったのが惜しいところ。比較した同じハイエンドモデルのGalaxy S23 UltraやPixel 8 Proなどには一歩及びませんでした。

とはいえ、「拡大せずに引きで見れば気にならない」との声も聞かれています。モニター5人の満足度は高かったので、「カメラの画質が物足りない」との口コミは払拭できたといえるでしょう。画質に特別なこだわりがある人でなければ、満足度の高い写真が撮れますよ。


通常撮影についてのモニターコメント
  1. 「やや明るくデスクの色味や光加減がほどよい。ほんの少しくすんで見えるが、ノイズが気になるほどではない。解像感はきれいだが、バキバキに見えるというほどでもない。スマホならこれで十分か」
  2. 「細かい色の違いも出ていて、発色は申し分なし。ノイズもほとんど感じない。解像感はよく、立体感や遠近感も感じられた」
  3. 「ややくすんだ印象はあるが、色の区別はある程度できている。ほんの一部ザリザリした部分はあるが全体的なノイズはないので気になるほどではない」
  4. 「発色は良好。適正露出で写っているため極端に明るくなく、自然な鮮やかさ。若干ザラついて見える気はするが十分なレベル。拡大するとややブレを感じる」
  5. 「自然でほどよい発色。ノイズはとくに感じない。解像感はすごく高いわけではないが、糸の境目までわかった」
コメントは一部抜粋

ズーム撮影でも高解像のまま。望遠カメラが高性能さを発揮

ズーム撮影でも高解像のまま。望遠カメラが高性能さを発揮
ズーム撮影でも発色はよく、解像感も良好。花の境界もはっきりと描写できました。

比較したなかにはズームするとボケが生じるものも多かったのに対し、こちらは多少のノイズは混ざったものの一定の解像感をキープできています。約1,220万画素の望遠カメラを採用しているため、ズーム撮影することが多い人にもおすすめです。

暗所でもザラつきは少ない。夜景撮影にもぴったり

暗所でもザラつきは少ない。夜景撮影にもぴったり
暗所でも発色や解像感のよさを維持し、きれいに撮影できました。光源のミニチュアの家から広がる明かりをしっかり描写し、並べた糸の色味もはっきりと判別できます。比較した後継モデルのXperia 1Vにも劣らない仕上がりです。

比較したほかの商品では暗い色合いの部分は潰れやすい傾向がありましたが、本商品はくっきりと写っていたのが特徴的でした。モニターからは、「コントラストが十分で見栄えがよい」「拡大しなければ明所並みにシャープ」との声もあがっています。夜間でもクオリティの高い撮影ができるでしょう。

暗所撮影についてのモニターコメント
  1. 「ミニチュアの家の明かりがきれいに映っている。暗所の毛糸の色もわかるほど明るくて見やすい。多少ノイズがあるが、引きで見るとほぼ気にならない。解像感は暗所のほうが高く、背景の奥に寄ってもあまりぼやけていない」
  2. 「全体の輝度を上げて写している感じだけど、コントラストが十分で見栄えがよい。暗所なので少しノイズはあるが、気になるほどではない。解像感はかなりよく、パッと見は明所と大差ない」
  3. 「やや明るめだが、暗所撮影ならちょうどよいレベル。周りにノイズや粗さは多少あるが、メインの被写体はきれいに映っている。」
  4. 「HDRが自然に効いており、黒潰れは少ない。明らかに光量が足りない壁紙にはノイズがあるが、被写体はきれい。拡大すると粗さがあるが、等倍だと明所並みにシャープ」
  5. 「光が当たっているところも暗いところもバランスがよく、きれい。ノイズはとくに感じなかった。暗い部分でも糸の境目がわかるほどの解像感」
コメントは一部抜粋

インカメラの性能も良好。明るい発色で被写体の解像感もよい

インカメラの性能も良好。明るい発色で被写体の解像感もよい
逆光下でのインカメラ撮影でも、解像感の高さが高評価でした。被写体の髪の毛1本1本や、遠くの背景まで潰れずに描写できています。比較したGalaxyやPixelのハイエンドモデルと並べても遜色はなく、拡大しない限りは粗さやノイズも気になりません。

色味は若干暖色寄りで、なかには「肌の色が少し不自然」との声も聞かれました。しかし、「顔の印象がよく見える」「肌の色に温かみを感じる」とポジティブな意見のほうが多くあがっています。逆光によって顔に影が入っているものの、白飛びがそれほど気にならないため、逆光下にも比較的強いといえるでしょう。

インカメラ撮影についてのモニターコメント
  1. 「やや赤みがあるが、明るめの発色でそれなりに見やすい。自然ではないが、顔の印象はよく、肌がキメ細かく見えた。パッと見た感じは解像感がよいが、葉っぱに寄るとかなり粗が目立つ。逆光で少し顔が暗くなり影はあるが、自然は印象」
  2. 「違和感のない温かみのある自然な発色で、かなりきれい。解像感が高く遠くのものや肌の質感もわかる。逆光で奥の窓の外は真っ白だった」
  3. 「やや暖色系の色合いが強く、発色はよい。実際の色味とは少し異なるが、きれいなので好印象。髪の毛の1本1本まで表現されており、逆光にもおおむね対応できている」
  4. 「肌色に温かみがあってよい。シャープで拡大してもきれいに写っている。瞳からピントがやや外れているように見えるが、問題ないレベル。ライト付近にややフレアが目立つが、逆光でも窓の外までしっかり写っている」
  5. 「メイクの色や葉っぱの色が自然。解像感もよく、遠くの景色まで潰れずに映っている。逆光は入っているが、問題なく顔が映っている」
コメントは一部抜粋

動画も発色がよく、ノイズは少ない。手ブレが抑えきれないのが惜しい

動画撮影では、気になるほどでないものの写真よりもやや画質が落ちました。発色はおおむね良好で、ノイズもそれほど目立ちません。しかし、手ブレ補正はいまひとつで、モニターから「画面全体が小刻みに震えるようなブレがある」「歩くと上下左右に少し揺れている」との指摘があがっています。

比較したところ、手ブレ補正機能は価格に比例しているものが多い傾向がありました。本商品はXperiaのフラッグシップモデルとして登場しましたが、比較した後継モデルのXperia 1Vに比べると手ブレ補正は控えめです。GalaxyやPixelなど、他社のハイエンドスマホと比べても手ブレが気になったので、動画をよく撮る人にはあまり向いていません。

動画撮影についてのモニターコメント
  1. 「少し不自然な色味だが、ほどよい明るさで見やすい。被写体が動くとノイズが気になる瞬間がある。解像感には少しボケがあり、奥の背景が少しボケる。歩いているときは上下左右に少し揺れを感じた」
  2. 「明るく濃い発色だが、若干不自然。ノイズは動きがある部分以外は、そこまで感じない。手ブレは比較的抑えられているが、歩いた際の上下の動きへの補正が弱い」
  3. 「発色はおおむねきれいだが、暗いと発色が落ちる。ピントが合わないときなどに、ノイズが入る。解像感には若干粗さがあり、激しい動きには追いつけなそう。手ブレは、手で撮影していることがわかる程度」
  4. 「発色は悪くないが、逆光時に人を認識できず色が乗っていないのが気になる。手ブレはないが、電子手ブレ補正由来の解像感低下が目立つ。画面全体が小刻みに震えるようなブレがありザラつきが目立つ」
  5. 「暗いところの色は潰れている。解像感は完璧とはいかないが、止まらずに動いていて問題ない。ノイズや手ブレは少ない」
コメントは一部抜粋

4Kの有機ELパネルならではの解像感。発色がよく高画質な映像を楽しめる

4Kの有機ELパネルならではの解像感。発色がよく高画質な映像を楽しめる

次に、画面性能の検証です。

ディスプレイ方式や解像度など、メーカーが公表しているスペックをチェック。合わせて、モニター5人が発色や解像感などに着目して視認性を確認し、総合的に評価しました。

解像度4K・リフレッシュレート120Hzのハイスペックモデル

解像度4K・リフレッシュレート120Hzのハイスペックモデル
画面性能の高さは比較したなかでもトップクラス。ディスプレイには有機ELを採用し、明暗差を補正するHDR10に対応しています。画面解像度は比較したなかでも珍しい、4K(3840x1644)仕様。画面サイズは映画の比率に合わせた横長に設計されているので、スマホで映画を見たい人にもぴったりですよ。


映像の滑らかさを左右するリフレッシュレートは120Hz。比較したところ、90Hz以上あるとブラウジング中にスクロールしても文字がくっきり見やすい傾向がありました。本商品はさらにハイスペックなので、快適にネットサーフィンを楽しめるでしょう。「サクサク動いて使いやすい」との口コミにも頷けます。なお、詳細は以下のとおりです。


  1. ディスプレイタイプ|有機EL(OLED)
  2. HDR|HDR10対応
  3. リフレッシュレート|120Hz
  4. 解像度|4K(3840x1644)

解像感の高さが好評。鮮やかな発色でコントラストもほどよい

実際に画面を確認した5人のモニターの満足度は高め。「拡大しなくても波の立体感や、建造物の細かな模様が見える」「拡大してもしっかりシャープ」と満足度の高い声があがりました。比較した他社のハイエンドモデルのGalaxyやPixelでも画面解像度は3088×1440や1344×2992だったのに対し、こちらは4K(3840×1644)対応なだけあって不満の声がほぼありません。

発色は色鮮やかで、「微妙な色の違いがしっかりわかる」との声が多数。なかには暗い部分には黒潰れの指摘もありましたが、コントラストがよいため暗い色の違いも識別しやすいでしょう。

<画面のきれいさについてのモニターコメント>
  1. 「解像感は高く、ものの輪郭がきちんと識別できた。赤が若干暗く見えるが、繊細な色の違いはちゃんと表現できている」
  2. 「コントラストが若干物足りず、影の部分は黒潰れもあるがスマホとしては十分美しい発色。拡大しなくても波の立体感や建造物の細かな模様まで視認できた」
  3. 「とくに赤色系統の発色が美しく、暗色との対比できれいに見える。細かな色の違いもはっきり分かる。拡大しなくても細部まで見え、細かい部分も潰れていない」
  4. 「美しい発色で鮮やか。コントラストはやや強めだが、不自然さはなく全体のバランスがよい。解像感が高くてシャープ。微妙な色の違いもしっかり出ており不満はない」
  5. 「影や暗い部分などは若干発色も暗めだが、色のある部分の発色はかなりきれい。黒い部分が見にくいがコントラストが出て入るので違いはわかる」
コメントは一部抜粋

ベンチマークスコアは約85万点と高め。負荷のかかるゲームも滑らかに動く

ベンチマークスコアは約85万点と高め。負荷のかかるゲームも滑らかに動く

続いて、処理性能の検証です。「Antutuベンチマーク ver9.0」を使ってベンチマークスコアを計測したところ、約85万点と好記録に。比較したなかでも30万点以下の商品は負荷のかかるゲームをした際にカクつきが気になったのに対し、本商品なら「原神」などの高グラフィックゲームもスムーズにプレイできるでしょう。


スマホの頭脳となるSoCには「Snapdragon 8 gen 1」を搭載。同じQualcommの前身モデルである「Snapdragon 888」搭載する他社商品と5万点の差がつきました。100万点を超えたGalaxy S23 UltraやPixel 8 Proには及びませんが、十分な処理性能を備えているといえます。

バッテリーの消耗はやや速い。充電速度の速さと熱のこもりにくさは魅力

バッテリーの消耗はやや速い。充電速度の速さと熱のこもりにくさは魅力

続いて、バッテリー性能・熱のこもりにくさを検証しました。

Youtube動画を6時間連続で再生したあとに、バッテリー残量をチェック。また、電池残量がない状態で急速充電に接続して30分後にバッテリー残量が何%まで回復するかも確認しました。

熱のこもりにくさは、スマホに負荷をかけるアプリを15分間使用したあとにサーマルカメラで表面温度をチェック。温度が低いものほど高評価としました。

バッテリーの持ちはいまひとつ。長時間の外出はモバイルバッテリーがほしい

YouTubeを6時間再生したあとのバッテリー残量は34%と、やや少なめでした。比較したGalaxy S23は59%・Pixel 8 Proは54%と、他社のハイエンドモデルが50%以上だったことを考えると、バッテリーの消耗は速いといえます。

一方で、30分間の急速充電で49%まで回復したのは大きな魅力。比較した多くの商品が30%前後だったのに対し、スピーディに充電できました。

画面性能や処理性能に優れる分、バッテリーを消耗しやすいものの、充電速度が速いのでモバイルバッテリーを携帯すれば快適に使えるでしょう。

負荷をかけても本体温度はさほど上がらず。発熱が気になりにくい

負荷をかけても本体温度はさほど上がらず。発熱が気になりにくい

高い処理性能を備えながらも、発熱は控えめでした。15分間負荷のかかるアプリを使用したあとの表面温度は40.2℃までしか上がっていません。


比較した結果、高性能な商品ほど発熱しやすい傾向に。本商品と同等の処理性能を備えたXperia 5 Ⅳは46.6℃まで上昇してしまいました。対して本商品は、「本体が熱くなる」との口コミとは異なる結果に。発熱により不快感は少ないでしょう。

おサイフケータイなどの便利な機能を搭載。耐久性や音質にも優れた設計

おサイフケータイなどの便利な機能を搭載。耐久性や音質にも優れた設計
最後に、付加機能を検証しました。その結果、おサイフケータイ・イヤホンジャック・デュアルSIMなどの主要機能はきちんと搭載。比較したGalaxyやPixelのハイエンドモデルにはなかった、SDカードスロットルがあるのもうれしいところです。保存容量を増やせるので、写真などのデータが多い人に適しています。なお、詳細は以下のとおりです。

  1. おサイフケータイ|◯
  2. SD|◯
  3. イヤホンジャック|◯
  4. 生体認証|サイド指紋認証
  5. デュアルSIM|◯(nanoSIM+eSIMの2枚)
  6. モード切り替え|◯
  7. 除菌|✕
  8. 専用スタイラス|✕

ガラスには「Corning Gorila Glass Victis」を採用し、防水規格はIP68に対応。耐久性に優れる構造で、多少雨に濡れても故障するリスクは低いといえます。

音声はステレオスピーカーで、Dolby Atmosと360 Reality Audioの両方を採用。さらに、Bluetoothコーデックは高音質・低遅延を謳うLDAC・aptX Adaptive・aptX TWS+に対応しています。スピーカーはもちろん、イヤホンやヘッドホンでも奥行きのある音を楽しめますよ。

Xperia 1 Ⅳの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    74,052円

    (最安)

    販売価格:74,052円

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バッテリーの持ちがよい商品はこちら

最後に、本商品よりバッテリーが長持ちした商品をご紹介します。

Galaxy S23 Ultraは、YouTubeを6時間再生してもバッテリー残量が62%も残りました。SoCも高性能で、ベンチマークスコアは約123万点と比較したなかでトップクラス。重たい処理を必要とする本格3Dゲームもサクサク遊べるでしょう。写真・動画のクオリティが高いのも魅力です。


GoogleのPixel 8 Proは、容量5,050mAhのバッテリーを搭載。YouTubeを6時間再生してもバッテリー残量は54%あったので、1日中使えるでしょう。ベンチマークスコアは104万点以上と、処理性能も高めでした。発熱を比較的抑えられていたので、快適にゲームなどを楽しめますよ。

Samsung
Galaxy S23 UltraSM-S918

Galaxy S23 Ultra 1
Galaxy S23 Ultra 2
Galaxy S23 Ultra 3
Galaxy S23 Ultra 4
Galaxy S23 Ultra 5
Galaxy S23 Ultra 6
Galaxy S23 Ultra 7
最安価格
87,980円
最安価格
87,980円
CPUSnapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
OSAndroid
Dolby Atmos
対応バンドドコモ系回線、au回線
対応OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
aptX
充電端子Type-C
リフレッシュレート120hz
冷却機能
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)256GB、512GB、1TB
バッテリー容量5,000mAh
画面サイズ6.8インチ
画面サイズ6.8インチ
RAM12GB
画面解像度3088×1440
ROM256GB
最大画面リフレッシュレート120hz
バッテリー容量5000mAh
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
急速充電可能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
カメラ画素数2億画素
ハイレゾ対応(Ldac)
メインカメラ(広角)画素数約2億画素
超広角カメラ画素数約1200万画素
解像度QHD+(3216×1440)
望遠カメラ画素数約1000万画素
深度カメラ画素数
インカメラ画素数約1200万画素
最大ビデオ撮影解像度UHD 8K
複数レンズ4眼
本体サイズ高さ163.4×幅78.1×厚さ8.9mm
スローモーション撮影可能
本体重量234g
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能(IPX5、IPX8)
防水等級IPX5、IPX8
防塵機能
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
SIMフリー対応不明
SIMサイズnanoSIM
GPS機能不明
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応不明
複数アプリ同時表示数不明
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応不明
手のひらシャッター対応不明
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率不明
7.81cm
高さ16.34cm
厚さ0.89cm
本体重量約234g
付属品S ペン SC07、SIM 取り出しツール、USB ケーブル(C to C)、クイックスタートガイド、データ移行用試供品取扱説明書
製造国不明
対象不明
特徴カメラ性能が高い
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Google
Pixel 8 Pro

最安価格
107,095円
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
OSAndroid
対応バンドドコモ系回線、au系回線、ソフトバンク系回線
SoCGoogle Tensor G3
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)128GB、256GB、512GB
バッテリー容量5,050mAh
画面サイズ6.7インチ
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1050万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
複数レンズ3眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能
防水等級IPX8
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数1
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率縦長
ディスプレイのアスペクト比20:9
ベンチマークスコア約104万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ハイエンド
7.65cm
高さ16.26cm
厚さ0.88cm
本体重量213g
付属品USB-Cケーブル(USB 2.0)、クイックスイッチアダプター、SIMツール
製造国アメリカ
対象シニア
特徴カメラ性能が高い、画面がきれい
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Pixel 8 Pro

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