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Google Pixel 9 Pro XLを徹底レビュー!Pixel 9 Pro&Pixel 9との違いはなに?

6.8インチのディスプレイを搭載し、「Pixel史上最高の性能」と謳うAndroidスマホ、Google Pixel 9 Pro XL。ネット上では「カメラできれいに撮影できる」と評判です。その一方、「発熱が気になる」という口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年07月29日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】大画面でゲームや動画視聴を楽しみたい人に。すべてがハイスペックな1台!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google
Pixel 9 Pro XL

111,980円

Pixel 9 Pro XL

おすすめスコア

4.81
1位 / 50商品中
  • 処理性能

    5.00
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    4.32
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    4.61
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    4.47
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.97
  • |
  • 充電の速さ

    4.52
  • |
  • AI機能の豊富さ

    4.57
  • |
  • 画面性能

    4.92
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    4.29
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    5.00
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
価格帯ハイエンド

良い

    • 処理性能は優れており、発熱も抑えられていた
    • 写真をきれいに撮影でき、動画の手ブレ補正もしっかり利いた
    • バッテリー持ちが非常によく、充電スピードも速い

気になる

  • 特になし

Google Pixel 9 Pro XLは、高負荷なゲームも遊べるほど、処理性能に優れたスマホがほしい人におすすめです。ベンチマークスコアは約130万点と非常に高く、比較した前モデルのPixel 8 Proから30万点ほどアップしました。重くなりがちな3Dゲームも快適に遊べます。口コミに反して負荷をかけた際の発熱もある程度抑えられており、長時間の使用も問題ありません。


写真と動画のクオリティも満足できるレベルです。写真は細部までしっかり色を再現でき、肌色も自然。暗い部分は少し明るめに補正する傾向がありますが、高解像なのでズームしてもくっきりしています。動画の手ブレ補正は強力で、解像感も十分。写真同様に暗い部分は少し明るく映りますが、バランスのよい発色でした。


ディスプレイの最高輝度は3,000nitと、比較したなかでもトップクラスの明るさです。色鮮やかな有機ELディスプレイを採用しており、リフレッシュレートは最大120Hzとなめらかに表示できるレベル。日差しの強い屋外でも、画面を見やすいでしょう。バッテリー持ちもよく、日常生活を想定して使用するアプリで計測した結果、17時間29分連続使用できました。30分間で52%まで回復し、充電もスピーディです。


さらに、かこって検索やリアルタイム通訳など、さまざまなAI機能を使用できます。Pixel 9シリーズより搭載された「一緒に写る」機能では、別々に撮った複数の写真を自然に合成。「ベストテイク」機能では、集合写真に映る全員がよい表情をした写真を作成できます。また、IP68の防水防塵性能・おサイフケータイ・デュアルSIMといった便利機能も搭載。比較した商品の半数以上はOSアップデート保証が5年以下ななか、7年間と長いのもうれしいポイントです。


公式サイトの価格は128GBモデルが177,900円(※2024年9月時点)と高価ではありますが、価格に見合った性能は備えています。Pixel 9シリーズのなかでもとくにカメラの評価は高く、写真のクオリティにこだわりたい人にもぴったりです。6.8インチの大画面で動画やゲームも快適に楽しめるでしょう。Androidスマホ選びで迷っている人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。


おすすめな人
  1. 高負荷なゲームも遊べるほど、処理性能に優れたスマホがほしい人
  2. 写真や動画のクオリティにこだわりたい人
  3. 明るく色鮮やかなディスプレイでエンタメを楽しみたい人

おすすめできない人
  1. 予算を抑えたい人

Google Pixel 9 Pro XLとは?

Google Pixel 9 Pro XLとは?

Google Pixel 9 Pro XLは、Pixelシリーズのなかでも最上位に位置づけられ、「すべてがプロレベル。まさにマジック」と銘打つモデルです。日本での発売日は2024年8月22日で、Pixel史上最高性能のチップ・カメラを搭載(※2024年9月時点)。Google Pixel 8 Proよりも大きな6.8インチのディスプレイを備え、動画視聴やゲームをより楽しめるとしています。


Google独自のAIアシスタントである「Gemini」を搭載しているのもポイント。GoogleドキュメントやGmailのメッセージを要約したり、冷蔵庫の中にあるものの写真からレシピを作成したりと、日常生活のあらゆる場面でサポートしてくれます。


カラーバリエーションは黒のオブシディアン・白のポーセレン ・ピンクのローズクォーツ・グレーのヘーゼルの4色展開です。背面のカメラカバーはGoogleの検索窓をイメージした楕円形にし、デザインのスタイリッシュさにもこだわっています。

Pixel 9シリーズを比較!Google最新スマホは何が違う?

Pixel 9シリーズを比較!Google最新スマホは何が違う?
出典:store.google.com

Pixel 9シリーズはPixel 9・Pixel 9 Pro・Pixel 9 Pro XL・Pixel 9 Pro Foldの4機種を展開中です。すべての機種で同じGoogle Tensor G4チップを搭載していますが、性能や大きさが異なります。それぞれの違いを紹介するので、自分にあった機種を選んでみてくださいね。


違いの1つは、画面サイズです。Pixel 9・Pixel 9 Proは6.3インチディスプレイを搭載しているのに対して、Pixel 9 Pro XLは6.8インチの大きな画面を搭載しています。Pixel 9 Pro Foldはフォールド型(横折り)で、外側のサブディスプレイが6.3インチ・開いた際のメインディスプレイが8インチです。


カメラ性能も異なり、Pixel 9が広角と超広角の2眼構成の一方で、Pixel 9 Proと9 Pro XLは3眼構成で最大30倍の超解像ズームを行える望遠レンズを搭載しています。Pixel 9 Pro Foldも3眼構成で望遠レンズを搭載しており、最大20倍の超解像ズームが可能です。


搭載されているメモリ容量にも差があります。Pixel 9は12GBの一方、ProシリーズとFoldは16GBです。価格も異なり、Pixel 9は128,900円・Pixel 9 Proは159,900円・Pixel 9 Pro XLは177,900円・Pixel 9 Pro Foldは257,500円から購入できます。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

Pixel 9は、シリーズのなかでは一番手頃な価格が魅力です。にもかかわらず、SoCは最新のGoogle Tensor G4を搭載しており、新AI機能の「一緒に写る」にも対応しています。


Proシリーズは望遠レンズ搭載によりズームもきれいに撮れるので、カメラにこだわりたい人におすすめです。Pixel 9 Pro XLは6.8インチの大画面で見やすいですが、大きすぎないものがよい人はPixel 9 Proを選ぶとよいでしょう。


Pixel 9 Pro Foldは電子書籍を大画面で見たり、マルチアプリでタイパを極めたい人に向いています。しかし、シリーズのなかでは1番高額です。

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!
今回はGoogle Pixel 9 Pro XLを含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。
  1. 処理性能
  2. 写真撮影のきれいさ
  3. 動画撮影のきれいさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 充電の速さ
  6. AI機能の豊富さ
  7. 画面性能
  8. 熱のこもりにくさ
  9. 便利機能の豊富さ

Google Pixel 9 Pro XLのよい点は13個!

人気のAndroidスマホを比較検証したところ、Google Pixel 9 Pro XLには13個のよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

高負荷な3Dゲームもサクサク遊べる!処理性能の高さで選びたい人向き

高負荷な3Dゲームもサクサク遊べる!処理性能の高さで選びたい人向き

処理性能が高く、日常的な操作や3Dゲームなどをサクサクこなせるレベルです。Antutuベンチマークを使用してベンチマークスコアを測定したところ、1,303,150点を記録しました。全モデルにあたるPixel8 Proが約104万点だったことを考えると、Pixel 8シリーズからかなり進化したといえます。


スマホの処理を司るSoCにはGoogle Tensor G4を搭載しており、比較したほかのハイエンドモデルが搭載するSnapdragon 8 gen 3には及びません。しかし十分優れた処理性能であるうえに、発熱を抑えられたのがポイントです。
アプリで15分負荷をかけた後にサーモカメラで本体の温度を測定したところ、最大温度は39.7℃でした。比較したハイエンドモデルの多くは40℃以上だったことをふまえると、口コミに反して発熱は気になりにくいといえます。負荷をかけたり長時間使ったりしても熱くなりにくいでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
SoCのTensor G4はほかのハイエンドスマホで採用されているSnapdragon 8 gen 3に及ばないので、ゲーム用途でかなりやり込みたいという人にはGalaxy S24 Ultraのほうがおすすめです。

見たままの発色を再現できている。細かい色の違いもわかりやすい

見たままの発色を再現できている。細かい色の違いもわかりやすい
カメラ性能は非常に高く、比較した全商品のなかでもトップクラス。Pixel 9シリーズのなかでもとくによかったので、写真のクオリティにこだわりたい人にぴったりです。

外光の影響を受けない室内で撮影したドーナツとカステラ・日中の本願寺全景を撮影したところ、細かい色の違いを鮮やかに表現できていました。


比較したなかにはカステラの色味が強すぎたり、建物の色が黄色味がかったりする商品もあるなか、不自然さはなく、素材本来の色を再現できています。写真を見たモニターからも「全体的にバランスのよい発色で、自然な写り。色鮮やかに表現できている」と絶賛されました。


発色のよさについてのモニターコメント

  1. 「発色はパキッとしてかなりよい。無理な加工が入っている感じはなく、素材本来の色味が活かせていると思う」
  2. 「全体的にバランスよく発色できている。日中写真では柱の黒ずみがわかりやすく感じた」
  3. 「かなり立体感が高い発光があり、色彩の種類が豊富。若干白発光が強いので暖色に弱いイメージ」
コメントは一部抜粋

髪の毛1本1本まで見えるほど高解像!細部まで美しい写真を撮りたい人におすすめ

髪の毛1本1本まで見えるほど高解像!細部まで美しい写真を撮りたい人におすすめ
解像感も高く、モニター全員が満足以上の評価をつけました。引きで見ても、奥のほうを拡大してもきれいに写ります。比較したなかには細かい部分がぼんやりと写る商品もある一方、手前にある被写体の輪郭もくっきりしており、髪の毛の1本1本まで見えました。美しい写真が撮りたい人にぴったりです。

解像感のよさについてのモニター

  1. 「食べ物の写真は表面の凹凸がちゃんと表現されており、質感が見ていて伝わってくる。日中写真も非常に細かい部分まで描写されており、建築の模様・質感・汚れなどがよくわかるよい写真だと思った」
  2. 「ドーナツの生地のざらざら感がはっきりわかるくらい、細部までくっきり表現できている」
  3. 建物の石垣の凸凹感が忠実に表現されていて風合いが伝わってくる。150%を超えてズームにしても、小さな文字が読み取れるほど解像感が高い。ドーナツのおいしそうな焦げ色部分のカリカリ感やカステラの柔らかい素材感も見てとれる。スマホでここまで解像感が高いのはうれしい驚き」
コメントは一部抜粋

人の肌色も自然に見える。自撮りや家族・友人と思い出の写真を撮りたい人にぴったり

人の肌色も自然に見える。自撮りや家族・友人と思い出の写真を撮りたい人にぴったり
インカメラの性能も高く、自撮りや家族・友人との写真をきれいに写せます。肌は自然な色合いで、美しく描写比較したなかには肌が青白く不健康そうに見える商品もあるのに対して、一部モニターから「若干赤みが強い」と意見が出た程度です。解像度が高く、肌の毛穴まで表現されています。

スキントーン・肌の美しさについてのモニターコメント

  1. 「肌の発色がよく、人物が健康に見える」
  2. 「健康的な肌の色がそのまま表現されていて、ナチュラルなトーンとしては大満足。忠実にそのまま映し出されすぎているがゆえに、肌の毛穴やシミに補正がかかっていない。肌をきれいに見せる軽い補正はもう少しだけ欲しかった」
  3. 赤みが強い写り。チークやリップがかなり強調されて表現されるので、厚化粧に見えた。頬も赤みが強く、上気したように見えてやや不自然」
コメントは一部抜粋

暗いシーンは少し明るめだが、明暗差も表現できている。ノイズのないきれいな写真が撮れた

暗いシーンは少し明るめだが、明暗差も表現できている。ノイズのないきれいな写真が撮れた
夜景写真を撮影したところ、明暗がくっきりと分かれておりメリハリがありました。一部モニターからは、暗い部分が少し明るいと指摘されましたが、おおむね好評。「自然な明暗差がありバランスがよく写し出されている」というコメントも寄せられています。


ノイズはかなり少なく、モニター全員が満足以上の評価をつけました。比較した商品のなかには全体的にノイズが気になるものもありましたが、引きで見るとほぼ気にならず、拡大しても違和感がありません。ノイズ処理がしっかり施されている印象で、ものの輪郭などが精細です。


明暗差・ノイズの少なさについてのモニターコメント

  1. 「写真全体の明度は明るめ。実際に暗い部分には暗さを残しながら、明るい部分も自然な形で表現されており、パッと見で明るくきれいだと感じた。夜景写真の照明がチラつきを抑えられているところが見やすさにつながっている」
  2. 若干光が強いが、ほどよい明暗バランス。影の濃い部分も暗く沈み込まず一定の明るさがあり、何がそこにあるのかしっかり視認できる。加えて、暗くなってほしい箇所はちゃんと影が主張しているので、とても見やすい画面に仕上がっていた」
  3. ザリザリした模様はまったく見られず、拡大してもノイズは見当たらなかった。肉眼で風景を見たときと同じようなクリアな表現ができている」
コメントは一部抜粋

ズーム写真も解像度が高い。引きで見るとズームしたと感じないレベル

ズーム写真も解像度が高い。引きで見るとズームしたと感じないレベル
ズーム時のきれいさは比較したなかでもトップクラスです。最大30倍まで超解像ズームができる望遠レンズを搭載しているだけあって、非常に細かい部分までくっきり表現されています。実際に写真を見たモニター全員が、とても満足と評価しました。

引きで見るとズームとは思えないほどきれいなので、遠くの被写体を写したいときにぴったりです。花弁を拡大してみても一枚ずつくっきり表現され、被写体が背景から浮くことなくリアルに写し出せています。


ズーム時のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「拡大しても粗さが気にならず、背景との境界部分の描写もきれいに仕上がっている」
  2. 「花瓶の網や葉と花のディテールがしっかり残っていて質感までわかるほどに解像している、不自然さもなくくっきりしていてとてもきれい、衝撃を受けた」
  3. ズームをしているとは思えないくらい細部までくっきり写っていて驚く。葉っぱの種類まで正確に視認できた。スマホでこのズームのクオリティは素晴らしい」
コメントは一部抜粋

動画の手ブレ補正はかなり強力。自然に効いていて画面酔いしにくい

動画の手ブレ補正はかなり強力。自然に効いていて画面酔いしにくい
動画の手ブレ補正は非常に強力で、モニター全員がとても満足の評価をつけました。比較したなかには手ブレ補正によって画面が酔いそうなほど揺れるものもあったのに対し、こちらは動きが早い場面でもほぼブレを感じません

モニターからは「ドローンが撮影しているかのようななめらかさ」という声も。映像に集中しやすく見やすかったので、動くペットや子どもを撮影したい人にぴったりです。

手ブレ補正の強力さについてのモニターコメント

  1. 「人物の動きや肌感、髪の艶や質感まで動いていてもしっかりと見える」
  2. 「動きが速い箇所でも、まったく上下左右の手ブレがなく、手ブレ補正がきれいにされていて感心した。色合いの不自然さもまったく感じられない。スマホでこのきれいさがあれば文句なし」
  3. 「強力な補正によってほとんど画面の揺れを感じない。ほんの少し不自然さを感じるが、補正されているという前提が頭の中にあるからかもしれない」
コメントは一部抜粋

動画の発色に違和感がない。見たままの発色に近かった

動画の発色に違和感がない。見たままの発色に近かった
動画撮影時の発色は自然です。比較したなかには発色が鮮やかすぎて不自然になる商品もあるのに対して、見たままの発色に近い印象でした。鮮やかさに欠ける部分もありますが、全体的にバランスよく発色しています。

発色のよさについてのモニターコメント

  1. 「全体的に明るく、暗くなりがちな建物の色も良く見え、空や雲も鮮やかに感じる」
  2. 「発色はきれい。見たままの発色に近く、目の前のものに変に加工をかけず、最大級にきれいな状態を収めている」
  3. 「晴れている箇所はきれいな発色だが、曇っている箇所は葉っぱの色が黒くなるなど色が沈みすぎているように感じた」
コメントは一部抜粋

解像感が高く、輪郭や細部も描写できていた。暗い部分は少しざらつく場合がある

解像感が高く、輪郭や細部も描写できていた。暗い部分は少しざらつく場合がある
動画の解像度も十分高く、基本的にはくっきり映ります。比較したなかにはものの輪郭がぼやけて映る商品もあるなか、細部まで描写できていました。暗い部分のざらつき・動いたときのブレを指摘する声が少数ありましたが、スマホで撮影したクオリティとしては満足できます。超解像ズーム動画では最大20倍までズームでき、離れた場所の撮影も可能です。

解像感のよさについてのモニターコメント

  1. 「白発光が強いことでくっきりといろいろ写って解像度が高く見える。立体感もだいぶきれいに見える」
  2. 「最初から最後まで解像感のブレがなく安定して描写されていたが、影が落ちて暗くなった建物はザラついた印象を持ったのと、全体的には距離が遠くなるとぼやけた雰囲気になる」
  3. 「基本的にはくっきり写っているが、動いているときのみ建物のレンガの形がぼんやりする」
コメントは一部抜粋

フル充電で17時間以上使えた。充電の回復も速く、ヘビーユーザーでも使いやすい

フル充電で17時間以上使えた。充電の回復も速く、ヘビーユーザーでも使いやすい

4,700mAhの大容量バッテリーを搭載し、バッテリーは長時間持ちます。「PCMark」というアプリを使用して画面を点灯・起動し続けたところ、バッテリー残量が100%から20%になるまでに17時間29分かかりました。バッテリー持続時間は24時間以上という公称値には及ばないものの、1回の充電で1日中使い倒せます。


充電時の回復もスピーディです。30分の充電で52%まで充電できました。比較したGoogle Pixel 8 Proは30分で37%までしか充電できなかったことをふまえると、より短時間での充電可能になったといえます。ワイヤレス急速充電に対応しており、ケーブルを挿す手間が省けるのも便利です。

AIの新機能「一緒に写る」を搭載。かこって検索やリアルタイム通訳もできる

AIの新機能「一緒に写る」を搭載。かこって検索やリアルタイム通訳もできる
AI機能は前モデルのPixel 8シリーズからさらに進化しており、日常のさまざまなシーンで便利な機能を使用できます。

写真の編集機能である「編集マジック」には、オートフレーム機能が新たに追加されました。写真の構図を自動で調整し、AIが背景を補完します。集合写真で一番よい表情を組み合わせられる「ベストテイク」にも対応。加えて、「一緒に写る」機能も搭載し、撮影者を交代して撮った複数の写真を合成して、1枚の集合写真を作れます。

画像やテキストを指でなぞって丸く囲むだけで検索できる「かこって検索」や、外国語をその場で日本語に翻訳できるリアルタイム翻訳にも対応。音声を録音しながら同時に文字起こしもでき、会議の議事録作成や大学の講義のときに便利です。今までのスマホではできなかった、新しい使い方ができるでしょう。


  1. かこって検索|〇
  2. 文字起こし機能|〇
  3. 翻訳電話|×
  4. 翻訳表示|×
  5. 傾き補正と生成|〇
  6. 表情補正|〇
  7. リアルタイム翻訳|〇
  8. 一緒に写る|〇
  9. チャットアシスト機能|×

鮮やかな色彩を楽しめる有機ELディスプレイを採用。輝度が高く、明るい場所でも視認性がよい

鮮やかな色彩を楽しめる有機ELディスプレイを採用。輝度が高く、明るい場所でも視認性がよい
有機ELのSuper Actuaディスプレイを採用しており、色鮮やかで動きがなめらかな画面を楽しめます。1インチあたりの画素数は486ppiと高い数値です。動きのなめらかさを示すリフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。素早くスクロールしても文字がぼやけにくいでしょう。

前モデルPixel 8 Proの2,400nitから明るさが向上し、Google Pixelシリーズ史上最も明るい最大3,000nitの輝度を誇ります(※2024年9月時点)。比較したなかでもトップクラスの明るさで、晴れの屋外でも画面が見やすいでしょう。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
色鮮やかな発色と広い視野角の有機ELディスプレイを搭載しています。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、なめらかな表示も可能です。ディスプレイの美しさに加えて、ステレオスピーカーにも対応しており、臨場感ある音でエンタメを楽しめます。


そのぶんかなり大きなサイズと重量なので、片手で使いたいならスマホリングを活用するとよいでしょう。カメラの出っ張りは存在感がありますが、ケースをつけることである程度は気にならなくなりますよ。

IP68の防水防塵設計。おサイフケータイ対応で利便性が高い

IP68の防水防塵設計。おサイフケータイ対応で利便性が高い
便利機能も充実しています。防水・防塵性能はIP68に対応しており、一時的な水没であれば耐えられるレベルです。汗や大雨などによる日常生活に潜む故障リスクを軽減できるでしょう。Felicaに対応のおサイフケータイ機能も搭載しており、モバイルSuicaやPASMO、iDやQUICPayでの決済が可能です。

eSIMによるデュアルSIMにも対応しており、仕事用・プライベート用と電話番号を2つ持てます。今までのスマホと同じ機能があるうえに、長期間使える配慮があるのも魅力です。比較した商品の半数以上はOSアップデート保証期間が5年以下だったなか、本商品は7年間のOSアップデートに対応しています。

Google Pixel 9 Pro XLの気になった点は2つ!

Google Pixel 9 Pro XLにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

写真のボケ表現は苦手。背景のボケが強すぎて、合成のように見える

写真のボケ表現は苦手。背景のボケが強すぎて、合成のように見える
ポートレート撮影をしたところ、ボケ表現はいまひとつです。背景のボケ感が強すぎるため、被写体との距離感がわかりにくく、違和感があります。比較したなかには自然なボケ感で被写体を際立たせる商品があったのに対し、「ボケ感が強すぎて、被写体と背景に一体感がない」「合成に見える」などの声があがりました。

ボケ感があるかについてのモニターコメント

  1. 「注視すると肩やTシャツの首周りの処理に違和感があるが、日常生活でのパッと見だと問題にはならない」
  2. 「被写体の顔から首にかけて鮮明で、Tシャツから自然にボケがなだらかにできている。ただ、背景の緑のボケが目にぎらつき感を受ける印象で、目がチカチカした」
  3. 「ピントを合わせている以外の箇所が強くぼけているので、被写体と背景の一体感が失われ、合成写真のように見える」
コメントは一部抜粋

動画は全体的に明るめ。視認性はよいが、夜景も明るくて煌びやかさに欠けた

動画は全体的に明るめ。視認性はよいが、夜景も明るくて煌びやかさに欠けた

動画は全体的に明るく映りがちな印象です。暗い部分も明るく映っており、再現性が低いといえます。一部モニターからは「バランスは崩れているとは感じない」と評価する声も聞かれましたが、大半が明るさを指摘。「かなり光が強く、夜でも明るい印象だった」といった声が多くあがりました。


比較した商品内には、ライトの明かりが届かない部分がしっかり暗く写ったものも合ったのに対し、本商品は明るさと暗さの強弱が少し弱く見えます。「よく見えるけれど、暗い部分は暗くしてほしい」という意見も寄せられたため、夜景特有の暗さをしっかり再現したい人には向きません。


なお、検証時にはほかの商品と条件をそろえるために使いませんでしたが、本商品は夜景モードを搭載しています。低光量のシーンでもディテールと色をはっきり映し出すためのモードなので、夜や暗い場所でも、明るく見やすい写真を撮りたい人にはよいかもしれません。


明暗差のよさについてのモニターコメント

  1. 「光源の距離に合わせて明度が調節されて自然に見える。カメラの移動によって極端に明るくなる・暗くなるという部分がなく、非常に見やすい。しかし、明るさが少し強調されすぎているきらいもある」
  2. 「夜景の手前側が妙に明るくて、きれいではあるものの、明暗差がリアルではない。日中は動くとビルが暗くなる部分が多く、空の影も多い印象で明暗差のバランスが好みではない」
  3. 「日中は雲が白飛びしていて、夜景では建物の輪郭が把握できないほど黒つぶれしている」
コメントは一部抜粋

Google Pixel 9 Pro XLの詳細情報

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google
Pixel 9 Pro XL

おすすめスコア
4.81
Androidスマホ1位/50商品
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.32
写真撮影のきれいさ
4.61
動画撮影のきれいさ
4.47
バッテリーの持ち
4.97
充電の速さ
4.52
AI機能の豊富さ
4.57
画面性能
4.92
熱のこもりにくさ
4.29
便利機能の豊富さ
5.00
Pixel 9 Pro XL 1
Pixel 9 Pro XL 2
Pixel 9 Pro XL 3
Pixel 9 Pro XL 4
Pixel 9 Pro XL 5
Pixel 9 Pro XL 6
Pixel 9 Pro XL 7
Pixel 9 Pro XL 8
Pixel 9 Pro XL 9
Pixel 9 Pro XL 10
Pixel 9 Pro XL 11
最安価格
111,980円
やや高価格
最安価格
111,980円
やや高価格
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
16GB
ストレージ(ROM)
128GB、256GB、512GB
バッテリー容量
5060mAh
画面サイズ
6.8インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

    • 処理性能は優れており、発熱も抑えられていた
    • 写真をきれいに撮影でき、動画の手ブレ補正もしっかり利いた
    • バッテリー持ちが非常によく、充電スピードも速い

気になる

  • 特になし
OSAndroid
SoCGoogle Tensor G4
充電端子Type-C
画面解像度2992×1344
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
インカメラ画素数4200万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約130万点
ストレステスト後の本体温度39.7℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.66cm
高さ16.28cm
厚さ0.85cm
本体重量221g
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Google Pixel 9 Pro XLの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    134,010円

    (最安)

    販売価格:134,010円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ディーライズ2号
    4.66

    (3,749件)

  2. 2

    138,890円

    (+4,880円)

    販売価格:138,890円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ディーライズ
    4.64

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Google Pixel 9 Pro XLが向いていない人におすすめのAndroidスマホは?

ここでは、Google Pixel 9 Pro XLとは違った魅力を持つAndroidスマホをご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね。

値段よりも性能の高さで選びたい人には、Galaxy S24 Ultraがおすすめ

値段よりも性能の高さで選びたい人には、Galaxy S24 Ultraがおすすめ

Galaxy S24 Ultraはスペックの高さにこだわる人にぴったりです。ベンチマークスコアは約189万点を記録し、比較したなかでも突出した処理性能でした(※2024年9月時点)。重くなりやすい高グラフィックなゲームもサクサク楽しめるでしょう。


カメラ性能も高く、ズーム撮影や夜景撮影した写真は高解像できれいでした。動画撮影では手ブレ補正がしっかり効いており、まるでジンバルを使ったかのようななめらかさです。画面には色鮮やかな有機ELディスプレイを採用し、リフレッシュレートは最大120Hzとなめらかに表示できます。


バッテリー持ちもよく、1回の充電で丸1日以上余裕で使えるレベルです。IP68の防水・防塵性能やおサイフケータイなど基本的な機能だけでなく、翻訳通話やチャットの文章補助などのAI機能も備えています。多機能なぶん高価ですが、性能にこだわるならぜひチェックしてみてくださいね。

高機能ながら型落ちで安く買える、Google Pixel 8aもチェック!

高機能ながら型落ちで安く買える、Google Pixel 8aもチェック!

Google Pixel 8aは、コスパを重視する人におすすめです。Pixel 8シリーズのなかでは廉価版モデルでありながら、チップにはPixel 8・8 Proと同じGoogle Tensor G3を搭載しています。ベンチマークスコアは約87万点を記録し、高い処理能力が必要なゲームもサクサク遊べるレベルです。


カメラ性能も申し分なく、自然な発色かつ解像感の高い写真を撮影できます。ズーム撮影では細かなディティールをくっきり写せ、夜景はノイズの少ないクリアな映りでした。動画撮影では手ブレ補正が効いており、見やすい映像を撮影できます。


バッテリー持ちもよく、連続で16時間以上使用できました。IP67の防水・防塵性能やおサイフケータイなどの便利機能を搭載しています。かこって検索や文字起こしなどAI機能を使えるのもうれしいポイントです。予算8万円以下でスマホを探しているなら、検討してみてくださいね。

Google Pixel 9 Pro XLはどこで買える?

Google Pixel 9 Pro XLはどこで買える?

Google Pixel 9 Pro XLのSIMフリーモデルは、公式サイトおよびAmazonで販売しています。公式サイトでの価格はストレージ容量128GBで177,900円(※2024年9月時点)です。公式サイトでは下取りサービスを行っており、デバイスの種類に応じて値引きを受けられます。また、有料ではありますが、正規の保証サービスであるPreferred Careに加入可能です。


ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアショップからも購入できます。各キャリアの端末購入プログラムを利用したり、他社から乗り換え(MNP)をしたりすると、よりお得に購入可能です。購入を考えている人は、各キャリアショップのサイトをチェックしてみてくださいね。

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