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Panasonic VIERA TH-49JX850をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

高画質・高音質で4K放送を楽しめると人気の、Panasonic(パナソニック) VIERA TH-49JX850。「きれいな画像で見やすい」といった高評価な口コミがある一方で、「音質が悪い」「かすれてしまう音声がある」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、Panasonic VIERA TH-49JX850を含むテレビ全17商品を実際に使ってみて、画質・音質・動画配信と音声操作への対応・録画機能の充実度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
2025年12月09日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2025年12月までの情報です

目次

【総評】深みのある音と、バランスのとれた明るい映像を楽しめる。動画配信対応で機能も満載

PanasonicのVIERA TH-49JX850は、機能性を重視する人におすすめです。動画配信・音声操作に加えて、早送り再生・チャプター再生・フリーワード録画・スマホによる遠隔録画予約にも対応。ゲームモードや家電との連携といった豊富な機能を搭載し、充実のスペックでした。


音質については、バランスのとれた自然なサウンドが好評。音の立体感や声色の深みもしっかり表現できています。音楽視聴では、低音が若干こもり気味だったものの、ほどよい臨場感を味わえたのは好印象。テレビ視聴には十分といえるクオリティですよ。


画質に関しては、全体的に明るく、動きを伴う映像の残像感もありませんでした。ネット動画の高解像処理も上手な印象。斜めから見ると少し白っぽくなるため、設置場所を工夫するのがよいでしょう。


価格は執筆時点で税込163,800円(公式サイト参照)。倒れにくい設計のスタンドを採用するなど、安全面に配慮されているのも注目ポイントです。豊富な機能を使いこなして快適なテレビ時間を過ごしたいなら、ぜひ検討してみてくださいね。

Panasonic VIERA TH-49JX850とは

パナソニックは、1918年に松下幸之助氏が創業した大手電機メーカー。幅広い家電を販売しており、VIERA・ナノケアをはじめとする多くのブランドでも有名です。


今回は数ある商品のなかから、49V型の4K液晶テレビ、VIERA TH-49JX850をピックアップ。広色域・高コントラスト・高精細をとことん追求しているのが特徴です。

出典:panasonic.jp

シーンにあわせて自動で映像を最適化する、オートAI画質が大きな魅力。暗いシーンはコントラスト豊かに、晴天のシーンは草木まで色鮮やかに再現します。


明暗問わず細部まで忠実に色を表現できるよう、ビエラ独自技術のヘキサクロマドライブも採用。さらに新テクノロジーを組み合わせることで、高輝度でも色鮮やかな映像を目指します。

出典:panasonic.jp

引き締まった黒と高いコントラストを再現するため、Wエリア制御を採用しているのも魅力の1つ。エリアごとの輝度調整・映像信号処理により、パネルの性能をフル活用した美しい映像を楽しめますよ。


AIリマスター機能・4Kファインリマスターエンジンで、地上デジタル放送のような通常の映像でも高画質が期待できます。

出典:panasonic.jp

部屋の明るさにあわせて、画質が自動調整されるのもよいところ。ドルビービジョンIQ・HDR10+といった新しいHDRフォーマットに対応し、制作者の意図を忠実に再現します。


スポーツなど動きの激しい映像に対応するため、映像の倍速処理も実現。さらにHDMI2.1規格で快適にプレイを楽しめる、ゲーム専用モードも用意されています。

出典:panasonic.jp

音響は、映画館でも使われているドルビーアトモスに対応。クリアかつ迫力のあるサウンドを目指し、高出力アンプ・高剛性のスピーカーボックスも搭載しています。


音像定位の改善で、映像のなかから音が聞こえてくるような感覚も体験できるでしょう。

Bluetoothオーディオ連携機能で、スマホ・テレビとのワイヤレス送受信もOK。番組や映像にあわせて好みの音を設定できる、サウンドモードも搭載しています。


より臨場感を味わいたい人には、別売りのサウンドバーやポータブルワイヤレススピーカーもおすすめですよ。

出典:panasonic.jp

テレビには4Kチューナーを2つ内蔵し、視聴中でも裏番組の録画が可能。地上・BS・110度CS放送チューナーは3つあり、番組を視聴しつつ別の放送を2番組同時に録画することもできます。


同メーカーが販売しているレコーダーと組み合わせれば、過去録画番組と未来番組の同時チェックもOK。ドラマやアニメなどの続きものに役立つ、毎週一覧機能も便利ですよ。

出典:panasonic.jp

動画配信サービスは、Netflix・YouTube・Prime Videoなど17種類があり、ダイレクトボタン1つでアクセスできるものも。再生中にテレビをオフにしても、再び電源を入れれば停止位置から続きを見られます。


GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応。リモコンに話しかけるだけで、見たい番組から天気予報・写真まで探せます。別売りのスマートスピーカーと連携すれば、声で電源の起動やチャンネルの切り替えも可能です。

IoT対応家電の動作状況などを音声で知らせる、音声プッシュ通知も搭載。このほか、2画面表示・タイマー・フリーワード録画など、さまざまな機能を用意しています。


無料専用アプリのTVシェアを使えば、スマホの動画や写真をテレビに映せるほか、チューナーのないスマホでも番組をリモート視聴できますよ。

テレビ台に吸盤がぴったり吸着する独自設計の転倒防止スタンドを採用するなど、安全面にも配慮。子どもが手をかけたり叩いたりしても、倒れにくい構造です。


スタンドを含むサイズは幅109.9×高さ69.4×奥行24.5cmで、重量は約20.5kg。サイズは、43V型・49V型の2種類から選べます。

出典:panasonic.jp

付属品は、リモコン・単4形アルカリ乾電池・取扱説明書・電源コード・組み立て部品・転倒防止部品。リモコンはBluetooth接続なので、テレビの受光部に向けなくても操作可能です。


またパナソニックでは、4K有機ELテレビのTH-55JZ1000も展開しています。今回はこちらも検証しているので、気になる人は比較検証記事ものぞいてみてくださいね。

実際に使ってみてわかったPanasonic VIERA TH-49JX850の本当の実力!

今回は、PanasonicのVIERA TH-49JX850を含むテレビ全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


検証①:画質

検証②:音質
検証③:動画配信・音声操作への対応

検証④:録画機能の充実度

検証① 画質

検証① 画質

まずは、画質の検証です。


今回は、各テレビの高画質処理性能を比較。映像の詳細さ・ノイズ・画面全体の明るさ・発色の良さ・残像感・視野角の6項目をチェックします。映像と音の専門家・折原一也さん協力のもと、以下の視聴素材を使って評価を行いました。


【視聴素材】

  • 地上デジタル放送の報道番組(2K映像・4K相当の解像技術)
  • スポーツの4K映像(倍速処理機能)
  • ドラマの4K映像(暗部の詳細さ)
  • Netflixの映像(ネット動画の画質処理)

全体的にややぼやけ気味だが、残像感はなく明るさも良好

全体的にややぼやけ気味だが、残像感はなく明るさも良好

画質については、今回検証したほか商品と比べても悪くない結果です。動きのある映像でも残像感はなく、明るさも上々。ネット動画の高解像処理も良好でした。


専門家の折原さんからも、「動きに対する残像がなく画質がよい」「ネット動画のノイズもさほどない」といったコメントがあがっています。

ただ、全体的にぼやけ気味で、斜めから見ると白っぽく感じる点はややネック。ノイズも見受けられ、階調にも少し違和感を覚えました。


正面から見るようにするなど、設置場所や視聴方法を工夫するとよいでしょう。

検証② 音質

検証② 音質

次に、音質を検証します。


今回も折原さん協力のもと、実際にテレビ番組を視聴して音声情報の再現性をチェック。また、YouTubeでMusic Videoを視聴し、音楽再生時の音質も確認しました。声の聞き取りやすさ・音の立体感・迫力の3項目で評価をつけています。

低音のこもりは気になるが、声色の深み・奥行きは十分

低音のこもりは気になるが、声色の深み・奥行きは十分

音質の検証では、音の広がりや声色の深みをしっかり感じられたのが好印象。奥行きや迫力もあり、バランスのとれた自然なサウンドでした。


音楽視聴では、ほどよい臨場感を味わえたのがよいところです。低音では、箱鳴りするようなこもる感覚がありましたが、通常のテレビ番組を視聴するぶんには問題ないレベルといえます。

検証③ 動画配信・音声操作への対応

検証③ 動画配信・音声操作への対応

続いて、動画配信・音声操作への対応を検証します。


動画配信・音声操作に対応しているかどうかを商品ごとに確認し、評価を行いました。なお、対応している動画配信サービスの数などは評価対象に入れておりません。

動画配信・音声操作の両方に対応。十分な使いやすさ

動画配信・音声操作の両方に対応。十分な使いやすさ

動画配信・音声操作に関しては、とても優秀な結果です。YouTubeやPrime Videoなどの動画配信サービスを利用できることに加え、主要サービスにはボタン1つでアクセスOK


音声操作機能にも対応しており、リモコンに話しかけるだけで見たい番組から天気予報まで、さまざまな情報を検索することが可能です。これなら、利便性重視の人でも十分満足できるでしょう。

検証④ 録画機能の充実度

検証④ 録画機能の充実度

最後は、録画機能の充実度を検証します。


録画できるかどうかに加え、裏番組録画・早送り再生・チャプター再生といった録画に必要な機能があるかどうかも確かめました。


各機能の評価項目は以下のとおりです。


  • 裏番組録画:視聴中の番組の裏で放送している別の番組を録画できるか
  • 早送り再生:1.3倍や1.5倍再生など早送りでの再生が可能か
  • チャプター再生:映像がCMなどに切り替わる場面を飛ばして再生ができるか

基本的な録画機能を網羅。フリーワード録画や遠隔録画予約も

基本的な録画機能を網羅。フリーワード録画や遠隔録画予約も

録画機能の充実度も、今回検証した商品のなかではトップレベル。


早送り再生・チャプター再生はもちろん、番組名・人物名から自動録画できる機能や、スマホでの遠隔録画予約にも対応。充実のスペックなので、機能性にこだわりたい人にもおすすめといえます。

Panasonic VIERA TH-49JX850の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    68,800円

    (最安)

    販売価格:68,800円

    ポイント:0円相当

    送料別

    しんらい店舗
    4.60

    (5件)

画質・音質によりこだわりたいなら、こちらもチェック

最後に、ほかのおすすめ商品を2つご紹介します。


東芝のREGZA 55X8900Kは、人肌の質感までリアルに描き出す鮮明な画質が魅力。地上デジタル放送のぼやけた映像でも、ジャンルを問わずきれいに映し出せました。また、低~中音域にかけての重厚感や声のニュアンスまでうまく表現できるので、臨場感あるサウンドも楽しめます。


SharpのAQUOS 4T-C55DQ1なら、色彩バランスの整った美しい映像を視聴可能。黒色の引き締まり具合も申し分なく、ノイズもしっかり抑えられています。聞き取りやすい音質で、音の深みや迫力も十分。Android TVも搭載しており、使い勝手を重視する人にもぴったりです。

TVS REGZA
REGZA4K有機ELレグザ X8900K series55X8900K

4K有機ELレグザ X8900K series 1
4K有機ELレグザ X8900K series 2
4K有機ELレグザ X8900K series 3
4K有機ELレグザ X8900K series 4
4K有機ELレグザ X8900K series 5
4K有機ELレグザ X8900K series 6
4K有機ELレグザ X8900K series 7
4K有機ELレグザ X8900K series 8
最安価格
74,800円
最安価格
74,800円
画面サイズ不明
画面の種類4K液晶テレビ
miniLEDバックライト搭載
最大輝度
HDR方式
HDR 10+、Dolby vision
音声操作可能
対話式AI音声操作機能
AI画質補正機能
AI音質補正機能
Fire TV搭載
不明
Google TV搭載
不明
サイズ展開
48V型、55V型、65V型
パネルの種類4K有機ELパネル
ディスプレイの種類不明
解像度4K
リフレッシュレート不明
ALLM不明
VRR不明
4Kアップコンバート不明
映像処理エンジンレグザエンジンZR I
映像モード有機EL瞬速ゲームモード
4Kチューナー
自動録画機能
画面分割(2画面機能)
スピーカー数2基
Dolby Atmos対応
映像配信サービスYouTube、Amazon prime video、DAZN、Hulu、TVer、U-NEXT
Bluetooth対応
ミラーリング機能不明
ゲームモードあり
本体幅122.6cm
本体奥行22.9cm
本体高さ75.3cm
重量本体のみ:18.7kg/スタンド含む:19.5kg
全部見る

シャープ
AQUOS55V型有機EL テレビ4T-C55DQ1

55V型有機EL テレビ 1
この商品を見る
出典:amazon.co.jp
最安価格
Amazonで売れています!
180,000円
在庫わずか
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180,000円
在庫わずか
画面サイズ55V型
画面の種類有機ELテレビ
miniLEDバックライト搭載
最大輝度
不明
HDR方式
HDR10、HLG、Dolby Vision
音声操作可能
対話式AI音声操作機能
AI画質補正機能
AI音質補正機能
Fire TV搭載
Google TV搭載
サイズ展開
55V型、65V型
パネルの種類不明
ディスプレイの種類不明
解像度4K
リフレッシュレート不明
ALLM不明
VRR不明
4Kアップコンバート
映像処理エンジンMedalist S2
映像モード4Kスポーツビュー
4Kチューナー
自動録画機能
画面分割(2画面機能)
スピーカー数ツイーター 2個、フルレンジ4個
Dolby Atmos対応不明
映像配信サービスYouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、U-NEXT
Bluetooth対応
ミラーリング機能不明
ゲームモードあり
本体幅122.8cm
本体奥行26.3cm(スタンド含む)
本体高さ77.1cm(スタンド含む)
重量約22.0kg(本体のみ)、約26.5kg(スタンド含む)
全部見る
55V型有機EL テレビ

SHARP 4K有機ELテレビ AQUOS 4T-C55DQ1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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