Androidシステムを搭載し、YouTube・Netflixなどの動画サービスも楽しめると人気の、TCL フルハイビジョン スマートテレビ 32S5200A。「画質がきれいで音質もよい」といった高評価な口コミがある一方で、「画面のノイズが気になる」「視野角が狭い」などの気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TCL フルハイビジョン スマートテレビ 32S5200Aを含む一人暮らし向けテレビ全13商品を実際に使って、画質・音質・動画配信と音声操作への対応・録画機能の充実度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
TCLの32S5200Aは、テレビで動画配信サービスを利用したい人にぴったりです。リモコンに専用の選局ボタンがあり、簡単に視聴できるのが魅力。ホーム画面からも多数の動画サービスにつながりますよ。
裏番組の録画ができるほか、録画した番組をチャプター再生できるのも便利。Googleアシスタントにも対応しており、手が離せないときに音声で操作できるのもうれしいですね。
画質については、発色がよく自然な色合いを楽しめる点が好評でした。ただ、視野角はやや狭く横から見ると白く映る可能性もあるため、正面から見ることをおすすめします。音質はややこもりぎみですが、聞き取りにくさを感じるほどではありません。
アプリを追加したりホーム画面をカスタマイズしたりと、スマホやタブレットのような使い勝手のよさも見逃せないポイント。スマートTVを取り入れて、より快適なおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
TCLは、中国の広東省に本社を持つ電気機器メーカー。HDから4Kまでのテレビを中心に取り扱っており、スマートテレビも多く販売しています。
今回はそのなかから、32V型のスマートテレビ・32S5200Aをピックアップ。テレビ視聴だけにとどまらず、多彩なコンテンツを楽しめるのが大きな魅力です。
Android TVを搭載し、動画サービスなどのアプリを利用できるのが特徴。リモコンにはNetflix・Hulu・YouTubeといったネット動画の選局ボタンがあり、ワンタッチでサービスにつながります。
リモコンからホーム画面に入ると、さらに豊富な動画コンテンツを選べますよ。
スタンドを含んだサイズは幅73.1×高さ48.4×奥行き18.0cmで、重量は4.4kg。画素数は1,920×1,080のフルハイビジョンに対応しています。
ディスプレイには、LEDが液晶全面についた直下型LEDバックライトを採用。画面全体が明るく、高画質な映像を楽しめると謳われています。
映像の奥行きをリアルに再現する、マイクロディミング機能を搭載しているのも注目ポイント。映像情報をエリアごと細かく分析し、繊細な部分まで明暗をくっきり分けることが可能です。
HDR10/HLGコンテンツにも対応しており、より自然な高画質映像が期待できます。
Googleアシスタントが使えるのも便利。リモコンのボタンを押して話しかけるだけで、見たい映像を簡単に検索できます。
またクロームキャスト機能も標準搭載。スマホの映像をそのままテレビ画面でも見ることもできます。ゲームを楽しんだり写真を見たりと、使い方は自由自在です。
録画方法は、番組表から見たい番組を選び、録画予約を選択して決定ボタンを押すだけ。地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2つ搭載しており、外付けHDDをつければ裏番組も録画できます。
自動チャプター設定もあるので、CMを飛ばしたいときにも活躍。迫力のある音を堪能できるよう、Dolby Audioにも対応しています。
今回は、TCL フルハイビジョン スマートテレビ 32S5200Aを含む一人暮らし向けテレビ全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画質
検証②:音質
検証③:動画配信・音声操作への対応
検証④:録画機能の充実度
まずは、画質を検証します。
一人暮らしの経験のある20代の男女5名がモニターとして参加し、各テレビの画質処理性能を比較。以下の項目をチェックしました。
なお検証には、地上デジタル放送の報道番組・バラエティ番組・スポーツ番組・音楽番組の4種の映像を使用しています。
画質に関しては、発色のよさが好評。「遠くのものがやや曇って見える」という声があったものの、「不自然な赤みがない」「肌の色がきれいに見える」など、自然な色合いが評価されました。
明るさについては「画面が暗い」と感じた人もいましたが、全体的にはそこまで気にならないレベルといえます。
映像の詳細さは、ノイズが少なくくっきりしており、色飛びがないのが好印象です。ただ、「解像度があまりよくない」「髪の毛の質感が細部まで再現できている」など、再現性では意見が分かれました。
惜しかったのは視野角。角度が変わると画面が白っぽく見える傾向にあり、「斜めから見ると、白っぽい色はまとめて白めの色に変わってしまう」といった意見が多めでした。
次に、音質を検証します。
引き続き、一人暮らしの経験のある5名のモニターが参加し、音の聞き取りやすさ・立体感・迫力の3項目をチェックしました。
また、音声情報の再現度・音楽番組視聴時の臨場感についてもあわせて評価しています。
音質をチェックしてみると、「音がこもって聴こえる」「音が湿っているような感じ」という意見が多く、今回検証したほか商品と比べてもまずまずの結果です。
聞きにくいほどではありませんが、音の持つ明瞭さや自然な柔らかさが控えめでした。
また、「低音がやや弱い」「音が平面的に聴こえる」という指摘もあり迫力もいまひとつ。ライブ感にこだわりたい人にはやや物足りない印象です。
ただ、「それなりに臨場感を感じた」「音の響きがあって臨場感は悪くない」との意見も聞かれ、人によってはそれほど気にならないでしょう。
続いて、動画配信・音声操作への対応を検証します。
各テレビを調査し、動画配信や音声操作に対応しているかチェックしました。
なお、動画配信サービスの対応数に関しては評価を行っておりません。
動画配信・音声操作は、今回検証した全商品のなかでも非常に優秀。
YouTubeやNetflixなど多数の動画配信サービスに対応しており、頻繁にサービスを利用する人にはうれしい仕様です。Googleアシスタントでの音声操作も可能ですよ。
アプリの追加やホーム画面の編集などもできるので、スマホやタブレット感覚で使えるでしょう。
最後に、録画機能の充実度を検証します。
録画時・再生時の機能について、以下の4項目をチェックポイントに評価しました。
録画機能も充実。録画した裏番組をチャプター再生することも可能で、CMをカットしたりシーンを飛ばして観たりと、使いやすい機能がそろっています。
早送り再生はありませんが、基本性能は備わっているといえるでしょう。
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最後にほかの魅力的な商品もご紹介したいと思います。
Hisenseの32A40Gは、臨場感たっぷりの高性能な音質が魅力。低音がしっかり響き、音の持つ立体感や迫力を十分感じられました。音の微妙な変化もきれいに聞き取れるので、映画や音楽の世界に没頭できますよ。動画配信サービスに対応しているうえ、多彩な映像モードもそろっています。
音の自然な広がりを堪能したいなら、SONYのBRAVIA KJ-32W730Eをチェック。検証では、楽器の細かな音までよく響き、生の音楽を聞いているような臨場感と奥行きを感じられました。低音と高音のバランスも良好。YouTubeとNetflixの視聴も可能です。
画面の種類 | 不明 |
---|---|
本体幅 | 73cm |
本体奥行 | 19.3cm(スタンド含む) |
本体高さ | 47.9cm(スタンド含む) |
サイズ展開 | 24V型、32V型、40V型 |
重量 | 4.2kg(スタンド含む) |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 32V型 |
画素数 | 1366×768 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | NEOエンジン2Ksmart |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | |
HDR調整機能 | |
自動録画機能 | 不明 |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Hulu、U-NEXT、Disney+、Rakuten TV、ABEMA、dTV、Paravi、DMM.com、スカパー!、TSUTAYA TV |
HDR対応 | |
倍速機能 | 不明 |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | 不明 |
ディスプレイの種類 | 直下型 |
低遅延モード | |
パネルの種類 | IPS方式 |
スマートスピーカー連携 | Amazon Alexa |
映像モード | 映画モード、スポーツモード、ゲームモード、PC、アニメ、スタンダード、自動、ダイナミック |
搭載チューナー | BS・110度CSデジタル×2、地上デシタル×2、CATVパススルー方式対応 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | 不明 |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN、ホームネットワーク機能 |
Bluetooth対応プロファイル | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
接続端子 | HDMI端子、LAN端子、ヘッドホン出力端子、光デジタル音声出力端子、ビデオ入力端子、USB端子 |
4K/120Hz対応 | |
HDMI端子数 | 不明 |
適正視聴距離(目安) | 不明 |
年間消費電力量(目安) | |
年間電気代(目安) | |
待機時消費電力 | |
ブルーレイ内蔵 | |
DVDプレイヤー内蔵 | |
PCモニター向き | |
ゲームモードあり | |
PS5連携機能 | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
VESA規格対応 | |
Google TV搭載 | |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | |
国内メーカー | 不明 |
総合出力 | 不明 |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | 不明 |
年間消費電力量(公称値) | 52kWh |
防水性 | |
カーアダプター給電可能 | |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | |
解像度 | フルHD |
ネット配信対応 | |
カラー | ブラック |
特徴 |
画面の種類 | フルハイビジョン液晶テレビ |
---|---|
本体幅 | 72.8cm |
本体奥行 | 8.2cm |
本体高さ | 43.4cm |
サイズ展開 | 32型、43型 |
重量 | 5.6kg |
録画機能 | 外付けHDD |
画面サイズ | 32V型 |
画素数 | 1920×1080 |
白輝度 | |
黒輝度 | |
テレビ本体の起動時間 | |
アプリの起動時間(YouTube) | |
Dolby Atmos対応 | 不明 |
ALLM | 不明 |
VRR | 不明 |
映像処理エンジン | X-Reality PRO |
4Kアップコンバート | 不明 |
HDR方式 | Dolby vision |
HDR調整機能 | |
自動録画機能 | |
映像配信サービス | YouTube、Netflix |
HDR対応 | |
倍速機能 | |
音声操作 | |
画面分割(2画面機能) | |
ディスプレイの種類 | 不明 |
低遅延モード | 不明 |
パネルの種類 | 不明 |
スマートスピーカー連携 | なし |
映像モード | ダイナミック、スタンダードなど |
搭載チューナー | 地上デジタルx2、BSデジタルx2、110度CSデジタルx2 |
4Kチューナー | |
チューナーレステレビ | |
同時録画数 | |
倍速再生 | |
チャプター送り | |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
AirPlay対応 | |
接続端子 | HDMI端子、USB端子、LAN端子、ヘッドホン出力端子 |
4K/120Hz対応 | |
適正視聴距離(目安) | 不明 |
年間消費電力量(目安) | 62kWh |
年間電気代(目安) | 1674円 |
待機時消費電力 | 1W |
ブルーレイ内蔵 | |
DVDプレイヤー内蔵 | |
PCモニター向き | |
ゲームモードあり | |
コントラスト比 | |
最大輝度 | |
最小輝度 | |
色域の広さ | |
ポータブルテレビ | |
スタンド付き | |
フック付き | 不明 |
Google TV搭載 | |
ショートカットボタンあり | 不明 |
Fire TV搭載 | |
ハンズフリー機能 | 不明 |
国内メーカー | |
総合出力 | 10W |
スピーカー数 | 2基 |
色の正確さ | |
年間消費電力量(公称値) | 62kWh |
防水性 | 不明 |
カーアダプター給電可能 | 不明 |
充電式 | |
miniLEDバックライト搭載 | 不明 |
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