大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Galaxy Z Flip4は、10万円以下で高性能な折りたたみスマホがほしい人におすすめです。価格は楽天モバイルで99,000円(執筆時点)と15万円以上するZ Flip5と比べると手に入りやすい価格といえます。さらに、処理性能も高く、ベンチマークスコアを測定すると106万点を記録しました。原神などの重い3Dグラフィックゲームも快適に操作できる性能を備えているため、普通のスマホとも相違なく使用できるでしょう。
バッテリーの持ちも十分。フル充電状態からバッテリー残量20%になるまでの時間は9時間10分と、新モデルのZ Flip5より30分以上長持ちでした。1日使うのには十分な長さで、「バッテリーの減りが早い」との口コミは払拭できたといえます。IPX8の防水性能を備えており、多少の雨で壊れる心配もありません。
Z Flip5同様、スピーディに自撮りを楽しめるのもうれしいところ。閉じたままアウトカメラを起動でき、手のひらをかざすと自動でシャッターを切る機能も搭載しています。実際に撮影した写真は、アウトカメラ・インカメラともにクリアで、暗がりで撮影してもノイズが気になりません。色味はやや白っぽかったものの、微細な色の違いはきちんと再現できました。
口コミに「ズームは画質が粗い」とあったとおりズームの撮影はやや苦手ですが、動画撮影には向いています。歩きながら撮影した動画は「安定感がありきれいに撮れている」と実際に撮影した動画を見たモニターからは好評で、手ぶれ補正が強力でした。動く子どもやペットを動画に収めたい人に適しています。
さらに重量は187gと、比較したフリップ型のなかで最軽量でした。また、おサイフケータイに対応しているのも利点。モバイルSuicaやQUICPayなどのタッチ決済を手軽に行えます。
また、サブディスプレイは1.9インチと小さいのも気になるところ。自撮りをしたときにサブディスプレイに大きく表示されていたZ flip5と比べると見づらいといえるでしょう。使用できるアプリもミュージック・カレンダー・天気など7つのアプリに限られます。サブディスプレイでは使用頻度が高いアプリのみ使えればよい人向き。しかし10万円以下で手が出しやすい価格のため、折りたたみスマホに乗り換えてみたい人はぜひ、購入を検討してみてくださいね。
実際にSAMSUNG Galaxy Z Flip4と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ折りたたみスマホと、各検証項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
SAMSUNG Galaxy Z Flip4は、フリップ型の折りたたみスマートフォンです。折りたたむとポケットにすっぽりと収まるコンパクトサイズになります。
カバーディスプレイの待ち受け画面は、動画・写真・AR絵文字を使って自分好みにカスタマイズできます。スワイプすればメール返信・ウィジェット追加などの簡単な操作も可能。持ち運びやすいうえに、手軽に操作できるのが魅力です。
本体を開いて角度を調整すれば、三脚なしでも斬新な角度から撮影できます。カメラに向かって手のひらをかざすとシャッターを切る機能も搭載しているので、両手でポーズを取ることも可能。折りたたみスマホならではの撮影を楽しめます。
完全に開くと6.7インチのメインディスプレイがあり、通常のスマホ同様の操作が可能です。加えて、画面を上下に2分割して2つのアプリを同時に楽しむこともできます。
フレックスモード(半分開いた状態)は角度75~115度まで対応しており、画面上部ではビデオチャット、画面下部ではネットサーフィンなど、多彩な使い方が可能。アプリによっては、画面下部がタッチパネルやカーソルに変化します。
使用シーンに応じて折りたたんだり閉じたり半開きにしたりと使い分けられる自由度の高さが魅力です。
ディスプレイには超薄型ガラスを採用し、20万回以上の開閉試験をクリアしています(※)。外側にはCorning® Gorilla® Glass Victus®+が使われ、ヒンジ部分はGalaxy最高の耐久性を誇るアーマーアルミニウムによって保護。耐久性にもしっかり配慮された設計です。
ビューローベリタス社による試験および認証を受けています。
「壊れやすい」との口コミもありますが、折りたたんだときにZ Flip4はZ Flip5に比べ隙間があるのでそこから異物が入る可能性があります。
そのため、画面の間にモノが継続的に挟まって壊れてしまう可能性はありますが、ヒジン自体が緩んで壊れるということはほぼないといえるでしょう。どの折りたたみスマホでも画面の間にモノが挟まると故障の原因になるため、異物を挟まないように注意してくださいね。
今回は、Galaxy Z Flip4を含む折りたたみスマホ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
なんといっても価格は楽天モバイルで99,000円と、10万円を切る価格。新モデルのZ Flip5が15万円以上するのに対して、折りたたみスマホに興味を持っていて乗り換えたい人も手に取りやすい価格といえます。
サブディスプレイは小さいものの、性能ではZ Flip5に引けを取らない性能を持ち備えているため、折りたたみスマホが高価で手が出しにくかった人におすすめです。
Galaxy Z Flip4は、持ち運びやすさを重視する人にぴったりの折りたたみスマホです。本体重量は187gと、比較したモトローラのrazr 40 ultraなどを下回りトップクラスの軽さでした。折りたたむと手のひらやポケットにすっぽり収まるサイズなので、日頃から楽に持ち運べます。
画面の解像度が高く、くっきりとした表示を楽しめるのも特徴です。有機ELディスプレイを採用しており、解像感を示す数値は426ppiと、比較したZ Flip5と並びトップクラスでした。画面のなめらかさを示すリフレッシュレートは最大120Hz。画面が指に吸いつくような感覚のため、動画やゲームの操作も軽快に行えるでしょう。
サブディスプレイも明るさを変えることができるので、MAXにすれば晴天下でも問題なく見られるでしょう。
防塵機能はないものの、防水機能はIPX8対応。水深1.5mに30分間耐えられるため、雨天時や水辺での使用にも安心感があります。電子決済や防水性能については、通常のスマホと変わりません。デュアルSIMに対応し、nanoSIMとeSIMを1つずつ入れられるので、プライベートとビジネスを区別したい人にも使いやすいでしょう。
Galaxy Z Flip4にはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
こちらは、サブディスプレイからは使用頻度が高い機能のみ使えればよい人であれば候補になるでしょう。
折りたたみスタイル | 縦開き(フリップ) |
---|
良い
気になる
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 Mobile Platform |
---|---|
充電端子 | Type-C |
バッテリー容量 | 3700mAh |
画面解像度 | メイン:FHD+(2640×1080)/サブ:260×512 |
最大画面リフレッシュレート | 120Hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 1200万画素 |
超広角カメラ画素数 | 1200万画素 |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1000万画素 |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
ワイヤレス充電対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
専用スタイラスペン対応 | |
複数アプリ同時表示数 | 3つ(フロート表示機能使用時は3以上) |
サブディスプレイサイズ | 1.9インチ |
スマイルシャッター対応 | |
手のひらシャッター対応 | |
ディスプレイ比率 | 縦長 |
幅 | 7.2cm |
高さ | 16.5cm(折りたたみ時:8.5cm) |
厚さ | 0.69cm(折りたたみ時:1.59~1.71cm) |
ここでは、Galaxy Z Flip4のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。購入を迷っている人は、比較して自分に合う折りたたみスマホを見つけてくださいね!
折りたたみスマホといえばGalaxyが一番優れているというイメージがあるかもしれませんが、実際に使うシーンをイメージして検証した結果、フリップ型の折りたたみスマホはGalaxyよりもモトローラのrazr 40 ultraのほうが使いやすいよう作り込まれていました。
Pixel シリーズはAIの処理に秀でた独自のSoCを採用しており、カメラの仕上がりもその恩恵が多く出ているように感じました。
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