ユニテク UHDアンドロイドモニターテレビ K4300USG-Eを検証レビュー！チューナーレステレビの選び方も紹介

1979年に台湾で創業して以来、IT関連機器の販売を行っているユニテクの「K4300USG-E」。今回検証した4K対応の機種以外にも、HD解像度の32インチモデルも販売されています。

画質の測定では、コントラストは比較的高い数値を記録し、色の正確さも良好。実際にYouTubeやNetflixを視聴すると、画面全体がやや白っぽいものの色のバランスは自然でした。ただし、解像感が物足りない印象で、4Kの映像を視聴してもやや平坦に見えてしまいます。また、画面の輝度が低めで日中は映像が見にくかったり、視野角によるコントラストの変化もそれなりにありました。見やすくするためには日光があまり当たらないよう遮光をしたり、テレビの正面から視聴したりする必要があります。

音質は、スピーカーを手で抑えたようなこもった音で、クリアさに欠けていました。とくに人の声が不明瞭だったため、映像内のセリフや会話が聞き取りにくく感じるでしょう。音も広がりにくく、テレビから直線的に聞こえるため、迫力重視の映画鑑賞には不向き。リビングで使うならサウンドバーとの併用がおすすめです。

本体の起動時間は約41秒で、アプリの起動時間は約12秒。液晶テレビや有機ELテレビと比較すると遅めですが、チューナーレステレビのなかでは比較的快適に操作できる機種です。