持ち運びやすいコンパクト設計で「小さくても大きな性能」と謳うAndroidタブレット、ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turbo。高評価な口コミが多い一方、「バッテリーの減りが異様に早い」「思ったより低音が弱かった」と気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidタブレットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidタブレット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
26,999円
おすすめスコア
操作の快適さ
映像の美しさ
スピーカー性能の高さ
画面の明るさ
バッテリー性能の高さ
総合的な処理性能 | 平均550,851点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均95,046点 |
画面サイズ | 8.4インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
良い
気になる
ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboは、持ち運び用のタブレットを安価に購入したい人におすすめ。画面サイズが8.4インチと小型で持ち運びやすく、ECサイトでの価格は3万円以下(※2025年1月時点)でした。比較したなかには10インチ以上・5万円超といったタブレットもありましたが、こちらは外出先で気軽に楽しみたい人にぴったりです。
「バッテリーの減りが異様に早い」との口コミに反し、バッテリー持ちも優秀でした。比較したなかには連続5時間も使用できない商品があったなか、こちらは6時間20分連続で使えることを確認。公称値の最大7時間に迫る結果で、長時間の動画視聴にも向いています。
操作性にも優れており、実際に使ってみるとスクロール・スワイプ時にカクつきを感じませんでした。アプリ切替時には少しカクつきがあったものの、タッチは正確で意図した場所がしっかり反応。ブラウジング時もなめらかに操作できます。
全体的に画面が明るく、見やすさも良好です。映像は高解像度で美しく、とくにアニメの発色が鮮やかでした。実写も人肌の再現性が高く、発色が薄い商品と比べて色を正確に映し出せていたことから高評価に。明るい部分はコントラストがよく、エフェクトの効果が生かされやすいでしょう。映像の動きもなめらかで、アニメの水平方向に動くシーンがきれいに見えました。
スピーカーの音質も十分。比較したなかにはBGMに声がかき消された商品もあったのに対し、こちらは人の声をはっきり聞き取れました。「思ったより低音が弱かった」との口コミどおり低音はやや軽いものの、左右上下を包み込まれるような臨場感が味わえますよ。
総合してみると、コンパクトでありながら美しい映像・バッテリー性能の高さを兼ね備え、リーズナブルで手に取りやすい一品といえます。「小さくても大きな性能」との謳い文句どおりといえるため、持ち運び用のタブレットを検討しているならぜひ候補に加えてください。映画館で見るような迫力の映像・音声を楽しみたい人は、画面サイズが大きなほかの商品もふくめて検討するとよいでしょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidタブレットと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもAndroidタブレットは、iPadと比べて購入しやすい手頃な価格が魅力。12インチのタブレットの場合、iPadは約13万円〜と高価な一方、Androidタブレットであれば約4万円で購入できます。スクロールやスワイプ時にカクつきを感じやすいのはネックですが、操作性は重視せずコストを抑えたい人にぴったりです。
今回ご紹介するALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboは、「小さくても大きな性能」がキャッチコピーのタブレット。画面サイズが8.4インチ、本体サイズは幅12.6×奥行20.27×高さ0.79cmとコンパクトな設計です。重さも323gと軽量で、「持ち運びに便利」と謳っています。
販売元のALLDOCUBEは、2005年に誕生した中国のウェアラブルメーカー。中国市場初のカラーデジタルビデオプレーヤーを発売し、現在はタブレット・2in1パソコンを中心に世界中にさまざまな商品を販売しています。
処理性能に関わるCPUには、Snapdragon 6 Gen1を搭載。AnTuTuスコアは約550,000点を公称し、高パフォーマンスでゲームやマルチタスクをスムーズに処理できるつくりです。映像の鮮明さにもこだわり、1920×1200の高解像度を誇ります。Netflixを高画質で楽しめる、デジタルコンテンツ保護サービスのWidevine L1に対応しているのも特徴です。
ゲームで楽しく遊べるよう、傾きを検知するジャイロセンサー・画面の回転をスムーズにする重力センサーを搭載。4Kビデオデコード機能も備えており、4K動画での出力も可能です。映画を見ているような臨場感のあるサウンドを実現するため、本体の両端にデュアルスピーカーを搭載しています。
容量は16GBの統合メモリ (8GB+8GB 仮想) と、128GBのストレージに対応。microSDカードを使えば、最大1TB容量を拡張できます。バッテリー容量は5,500mAhを備え、USB Type-Cで急速充電が可能。連続使用時間は最大7時間を公称しています。
人気のAndroidタブレットを比較検証したところ、ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
ブラウジング時もなめらかに操作可能。比較した約半数の商品がすばやく指を動かすとカクつきが見られたなかで、こちらはすばやくスクロールできました。「シームレスなパフォーマンス」との謳い文句どおり、快適に操作できるでしょう。
バッテリー性能も高め。比較したなかには5時間も充電が持たない商品があったのに対し、こちらの連続使用時間は6時間20分でした。公称値の最大7時間に迫る数値です。「バッテリーの減りが異様に早い」との口コミに反してバッテリー持ちに期待できるため、長時間動画の視聴を楽しめるでしょう。
コンパクトサイズで持ち運びやすいのも魅力。画面が8.4インチと小さめなので、10インチを超える商品と比べて荷物になりにくいですよ。「持ち運びに便利」との謳い文句どおり、外出先での使用にぴったりです。
価格は比較した商品のなかでも手頃です。実際にECサイトでの販売価格を調べたところ、30,000円以下(※2025年1月時点)でした。比較したなかには画面が大きめで50,000円を超えるものもありましたが、こちらはコストを抑えて持ち運び用のタブレットを購入したい人に向いています。
通信モデルは、セルラーモデルよりも安価なWi-Fiモデルを採用。通信の月額料金もかかりません。
コントラストの表現も良好。暗い部分は全体的に浮いていましたが、アニメ・実写ともに明るい色はコントラストがよい点が評価されました。比較したほかの商品では見られた白飛びもなく、エフェクトの効果が生かされやすい画質といえます。
映像の動きもなめらかです。とくにアニメの表現に優れ、水平方向に移動するシーンがきれいに見えました。実写もなめらかな動きで、不自然さはなし。比較したほかの商品のようなコマ落ちも見られず、きれいな動きの映像を映し出せます。
解像度は全体的に高め。アニメのぼやけが気になった商品と比較して、こちらは緻密な描き込みがきれいに再現されていました。実写も映りが鮮明で、どこを見てもきれいな印象。アップ・引いたショットどちらも広がりがよく、「鮮明な映像」との謳い文句どおりといえます。
モニターからも「激しいアクションシーンでも俳優の声がはっきり聞こえた」「セリフが際立って聞こえる」と好評でした。しかし、一部からは「歓声のなかではセリフが聞き取りづらい」という声も。複数の人の声が混じるシーンでは、メインのセリフが少し小さく感じる可能性があります。
エンジン音や衝突音といった低音もしっかり感じられ、モニター11人中6人が「低音は十分な大きさ」と回答。ただ、小型なためか、低音の表現は比較した商品のなかでやや軽めでした。「思ったより低音が弱かった」との口コミどおり、体にズシンとくるような重厚感はなく、迫力はやや物足りないと感じるかもしれません。
<声の聞き取りやすさ・低音の大きさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
臨場感もあり、モニター11人中9人が「満足」と評価。左右上下に音が広がり、奥行き・立体感がありました。映像の動きに音が連動するため、音が直接的に届く商品と比べると両方のスピーカーから包み込まれるような臨場感を得られます。
低音が軽いため、やや音は単調な印象。モニターによって好みは分かれましたが、「目の前で起きているようなリアルさがあった」と好意的な声も多く聞かれました。「映画のようなサウンド」との謳い文句どおりとまではいえないものの、臨場感は十分に味わえるでしょう。
<臨場感の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
小型のため臨場感はやや物足りないものの、それ以外に大きく気になる点はありませんでした。このサイズ感のなかではマイベストが自信を持っておすすめできるAndroidタブレットなので、ぜひ購入を検討してみてください。
総合的な処理性能 | 平均550,851点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均95,046点 |
画面サイズ | 8.4インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均357.25nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約6時間20分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 2個 |
GPS機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
26,729円
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販売価格:26,999円
ポイント:270円相当
送料無料
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ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboは、Amazon・楽天市場内の公式ショップで販売中。また、Yahoo!ショッピングなどほかのECサイトでも取り扱いがあります。クーポン・ポイントを利用してお得に購入したい人は、ぜひそれぞれのサイトで検索してみてくださいね。
最後に、大画面で高音質なAndroidタブレットをご紹介します。
大きな画面で動画を楽しみたい人には、Xiaomi Pad 6がおすすめです。11インチの大画面で、鮮やかかつ深みのある発色が高評価に。動きも自然で、なめらかな映像を映し出せます。音の大きさ・厚みともに十分で、迫力がしっかり感じられました。臨場感があり、集中して映画を鑑賞できますよ。
音にこだわる人は、GoogleのPixel Tabletをチェック。比較した商品のなかでもとくに音質がよく、全音域がバランスよく鳴っていました。低音域の迫力や音に包まれるような臨場感もあり、映画館で見ているような感覚を味わえます。10.95インチと大きめで画面の明るさも十分。操作性にも優れた一品です。
総合的な処理性能 | 平均800,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均214,912点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
画面解像度 | 2,880×1,800 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均405.39nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約7時間4分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
Xiaomi Pad 6 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
総合的な処理性能 | 平均959,972点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均312,604点 |
画面サイズ | 10.95インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均494.77nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約6時間16分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
Google Pixel Tabletの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になった点を徹底レビュー!
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