プライベートからビジネスまで様々なシーンに活躍する機能性の高さが売りのAndroidタブレット、Xiaomi Pad 6。「解像度がかなり高い」と評判です。しかし「カクつく」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidタブレットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidタブレット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
Xiaomi Pad 6は、使いやすいAndroidタブレットをお探しのすべての人におすすめです。実際に使ったところスクロール・スワイプ・アプリの切り替えのどの操作でもカクつきやテンポ遅れを感じず、タッチも正確。「カクつく」という口コミを払拭しました。比較したなかにはスクロール時の滑らかさに欠けるものもあったなか、スルスル動くのも長所。144Hzの高リフレッシュレートの実力をみせつけました。
映像は発色・動き・解像度どれをとっても映画鑑賞にもってこいのスペックです。オーディオ&ビジュアルライターある折原一也さんが商品でアニメを視聴したところ、映像は鮮やかで純度が高い発色。コントラストも高く、比較した一部の商品のように黒つぶれすることはありません。実写映画では肌のテカりが見えるほど細部まで映し出し、「解像度がかなり高い」という口コミにも納得です。
迫力あるクリアなサウンドを楽しめ、音質も申し分ありません。セリフがほかの音にかき消されにくいのが利点。低音にも厚みがあり、モニターから「まるで映画館で映画を見ているような低音の仕上がり」という声があがりました。立体音響技術Dolby Atmosを搭載し、包まれるような音を実現。本体には合計4つのスピーカーが配置され、音の移動感も良好です。
8,840mAhの大容量バッテリーを搭載し、電池も長持ち。実際にソフトを使用して測定したところ、バッテリー残量が100%から20%まで減るのにかかる時間は7時間4分とかなり長めでした。高評価の基準値である6時間を大きく上回り、比較した同じ11インチの商品と比べてもスタミナがあります。充電なしで数本の映画が見られ、頻繁に充電する手間を省けますよ。
画面の明るさも実測値で平均405.39ニトと高記録。高評価の基準値の400ニトを上回り、屋外でも画面を見やすい仕様です。「低遅延で滑らかな画面スクロールが可能」という謳い文句どおり、操作性に優れているうえ、映像・音質・バッテリー性能も良好で、欠点がほとんどない本商品。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回ご紹介するのは、Xiaomiのハイエンドモデルのタブレットとして発売されたXiaomi Pad 6です。前作のXiaomi Pad 5の高解像度ディスプレイはそのままに、映像の滑らかさを表すリフレッシュレートが最大120Hzから最大144Hz進化しているのが特徴。「低遅延で滑らかな画面スクロールが可能」と謳っています。
画面サイズは、使いやすさと持ち運びのバランスがよい11インチ。解像度は2,880×1,800と、フルHDより解像度が高いWQHD+です。テュフ ラインランド認定の低ブルーライトディスプレイで、目にやさしい読書モードを搭載。フルレンジDC調光機能も備え、長時間使用しても疲れにくいよう工夫されています。
CPUも前作よりパワフルになり、Qualcomm Snapdragon860からQualcomm Snapdragon 870に。重めのゲームや動画編集などで使用しても、「高い負荷のかかる作業も簡単に実行できる」と謳っています。メモリとストレージは今回検証する6G・128Gと8G・256Gの2種類。SDカードによるメモリ増設は対応していません。
メインカメラは、約1,300万画素。インカメラは800万画素で、人が動いても追従してフレームの真ん中に写す、フォーカスフレーム機能が搭載されています。ほかに360度音声をピックアップする「マルチユーザー会議モード」や、効率的な作業をサポートする「会議ツールボックス」など、Web会議に役立つ機能も備えている点もポイントです。
販売元は、中国の総合家電メーカーのXiaomi。スマホやAIoT家電、スマートウォッチなど様々なデバイスを取り扱い、世界中の100の国や地域で販売しているグローバルな会社です。
ボディは、耐久性の高さと軽量を兼ね備えたアルミ製を採用。重量は490gで、サイズは約幅25.4×奥行16.5×高さ0.65cmです。カラーはグラビティグレー・ミストブルー・シャンパンゴールドの3種類と豊富。どれもビジネスシーンでも違和感ない落ち着いた色合いです。
別売りの専用アクセサリーも用意されています。フリップケースは背面にマグネットプレートがあり、本体にしっかりと密着。スタンドとしても利用できます。キーボード付きのタイプもあり、本体にあるポゴピンで簡単に接続が可能です。手書きの文字やイラストをデジタル化するスマートペンも販売されています。
<ラインナップ>
価格は2025年1月時点、公式サイト参照
今回はXiaomi Pad 6を含む、人気のAndroidタブレットを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
画像の動きは滑らかで、操作はサクサクで快適です。実際に商品でブラウジング・アプリの切り替えをしたところ、スクロール・スワイプ・アプリの切り替えのどの操作でもカクつきやテンポ遅れを感じませんでした。比較したなかで3つの操作ともスムーズに動いた商品は少なく、「カクつく」という口コミに反する結果です。
「低遅延で滑らかな画面スクロールが可能」という謳い文句どおり、素早くスクロールしてもスルスル動きます。比較した商品の半数以上が多かれ少なかれ滑らかさに欠けたなか、144Hzの高リフレッシュレートの実力を見せつけました。ブレにくいため文字を追いやすく、素早いブランジングにも対応できるでしょう。
正確にタッチでき、意図した場所からズレることもありませんでした。3本指でスライドすれば画面が分割されるなど、ジェスチャー操作にも対応。同時に最大4つのウィンドウを開け、マルチタスクも可能です。資料作成も効率的に行え、ビジネス・プライベートなど様々なシーンで活躍します。
実際にオーディオ&ビジュアルライターある折原一也さんが商品でアニメを視聴したところ、映像の美しさは好評。映像は発色・動き・解像度どれをとっても映画鑑賞にもってこいのスペックです。発色が非常によく、赤の深みや光線などのエフェクトも鮮やかで純度が高め。派手さに振り切ることはなく、中間階調の表現も得意です。
暗い部分の色表現も的確。実写の映画を鑑賞すると、比較した一部の商品のように黒潰れすることはありませんでした。映像にはメリハリがあり、コントラストも申し分なし。屋外の夜間の離陸シーンや部屋の暗がりなどの暗い部分と、エフェクトなどの明るい部分の差がしっかりと出ています。
アニメ・実写ともに動きはスムーズでした。比較した商品のなかには、コマ落ちやノイズが見られた商品がありましたが、こちらは映画らしいキレがある動きで、カクつきも気になりません。迫力や臨場感あるアクションシーンを体感できるでしょう。動きに特別な効果は感じられませんが、そのぶん違和感がないのが利点です。
WQHD+のディスプレイなだけに、「解像度がかなり高い」という口コミにも納得。実写映像の人肌も細部まで映し出しており、肌のテカりが見えるほどでした。比較したなかには引いたショットだと解像度が甘く物足りない商品があったのに対し、こちらは専門家からも「映像の立体感がよい」と評されています。
映像の美しさを向上させる機能も豊富です。シャープなコントラスト・鮮明な色彩・明確なディテールを叶えるDolby Visionを搭載。明るい部分と暗い部分の輝度差を広げるHDR10や、映画撮影にも使われる色域DCI-P3にも対応しています。Widevine L1認証で、HD・4Kなどの高画質で視聴も可能です。
画面が明るく、野外でも画面が見やすいのもメリット。実際に本商品の明るさを最大に設定し、白い画像を表示。四隅と中央の合計5か所の輝度を専用の機械で測定して、平均を算出しました。
その結果、5か所の輝度の平均は405.39ニトと高記録。公称値の550ニトにはいま一歩とどきませんでしたが、高評価の基準値の400ニトを上回りました。夏の直射日光下などで状況によっては見にくい可能性もありますが、屋外で使いづらさを感じる機会は少ないでしょう。
比較したうち高評価の基準値を下回った商品が半数近くあったなか、こちらはアウトドアや旅行先、カフェのテラスなど屋外で使う機会が多い人にもおすすめです。ただし、本商品はWi-Fiモデルなので、Wi-Fiがない環境では利用できません。モバイルルーターやスマホを利用したテザリングなどが必要な点には注意してくださいね。
迫力がありながらクリアなサウンドを楽しめるのも魅力。実際に試したモニター11人中7人が、声の聞きやすさに「満足」と回答しました。高い声から低い声までしっかりと拾えており、モニターから「スマホでは聞き取りづらそうな低い声もはっきりと聞き取れた」という声があがっています。
ほかの音に声がかき消されにくいのもメリット。金属やガラスの砕ける音など高音域の音がセリフと重なると声が小さく感じたモニターも一部いたものの、比較した商品のように聞き取れないほどではありません。低音に厚みがあり、迫力を感じられるのもポイント。モニターには「まるで映画館で映画を見ているような低音の仕上がり」と評価した人もいたほどです。
立体音響技術Dolby Atmosを搭載し、包み込まれるような音を体感できます。合計4つのスピーカーが左右上下に配置され、音の移動感も良好。モニターからは「左から右に通りすぎていく音がとてもよく再現されていた」という声があがり、比較した本体の下側にしかスピーカーがない商品より、映画に没入できるでしょう。
<音質についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
8,840mAhの大容量バッテリーを搭載し、電池も長持ちです。実使用を再現したソフトを使用して測定したところ、バッテリー残量が100%から20%まで減るのにかかる時間は7時間4分とかなり長め。高評価の基準値である6時間と、比較した全商品の平均値6時間16分(※2025年1月時点)を大きく上回りました。
比較した同じ11インチの商品と比べてもスタミナがあり、1日中使いたいヘビーユーザーでも満足できるバッテリー性能です。充電なしで数本の映画を見られ、頻繁に充電する手間を省けます。
充電方法はUSB Type-Cを採用し、付属の充電アダプターが33Wの急速充電に対応しているのも利点。公式サイトには1時間39分でフル充電できると記載されています。急いでいるときも素早く充電できるでしょう。
デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるAndroidタブレットなので、ぜひ購入を検討してみてください。
総合的な処理性能 | 平均800,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均214,912点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
画面解像度 | 2,880×1,800 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均405.39nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約7時間4分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
Xiaomi Pad 6は公式サイトで販売されています。値段は2025年1月時点で49,800円(※公式サイト参照)です。公式サイトでは、9,800円以上の購入で送料無料。原則14日以内までなら返品が可能です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトにも取扱店舗がありました。セールや普段貯めているポイントを利用してお得に購入してくださいね。店舗によっては中古品を販売しているところもあるので、新品がほしい人は注意しましょう。
ここでは、操作性を重視する人におすすめな商品をご紹介します。
Pixel TabletはGoogle アシスタントを搭載し、ハンズフリーで使えるのが特徴。検証ではスクロール・スワイプ・アプリの切り替え時のカクつきもなくタッチも正確で、快適な操作性を発揮しました。臨場感あふれる音質で、スピーカーの性能も比較したなかでトップクラス。実際に再生したアニメの動きも滑らかで、タブレットで映画を楽しみたい人に向いています。
総合的な処理性能 | |
---|---|
グラフィック性能 | |
画面サイズ | 10.95インチ |
リフレッシュレート | 不明 |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6対応 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 不明 |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 12時間(動画再生時) |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
Pixel Tabletをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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