描画専用のスマートチップを搭載したX3 Pro Pencilが付属するお絵かきタブレット、XP-Pen Magic Drawing Pad。ネット上では「描き心地は紙に書いているよう」と評判です。一方、「色味がPCから見ると全然違う」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など、人気のお絵かきタブレットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
筆圧検知の精度が高いこともポイントです。実際に自動筆記マシーンで描画した線の色をチェックしたところ、わずかな筆圧の差もしっかりと検知し、線に自然な強弱をつけられました。比較したほとんどの商品に搭載されている傾き検知機能は非搭載ですが、線の色の濃さは細かく調整が可能です。
「描き心地は紙に書いているよう」との口コミどおり、画面はペーパーライクな質感でした。比較した一部商品は少々引っかかりを感じましたが、こちらは滑らかに描写できます。付属のペンは太さも長さもほどよく、実際に使用したモニターからは、「握りやすい」「思いどおりの線が描ける」と好評でした。
<おすすめできない人>
実際にXP-Pen Magic Drawing Padと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのお絵かきタブレットと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
XP-Pen Magic Drawing Padの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
Apple Japan
とにかく高性能でクリエイター向き。出先での作業にもおすすめ
今回は、ペンタブレットとスタイラスペンなどを手掛けるXP-Penが販売するMagic Drawing Padをご紹介します。描画専用のスマートチップを搭載したスタイラスペン「X3 Pro Pencil」が付属している点が特徴。充電やペアリング不要で、スムーズに使用できますよ。
ブルーライトや眩しさを抑えたディスプレイを採用しており、目にやさしい設計も魅力です。画面は2分割にして使用できるので、マルチタスクも効率的にこなせます。子ども専用の読書モードと耐衝撃ケースもセットになっており、親子で楽しみたい人にもおすすめです。
内蔵ストレージは256GBですが、マイクロSDカードで最大512GBまで拡張できます。なお、詳細なスペックは以下のとおりです。
今回はXP-Pen Magic Drawing Padを含む、お絵かきタブレットを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
XP-Pen Magic Drawing Padには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてください。
公式サイトで84,900円(※2025年2月時点)という、手に取りやすい価格設定が魅力です。比較した商品のなかでは中価格帯に位置しますが、専用のペンが付属されているので追加の必要は発生しません。
比較した商品でペンがセットになっているものは珍しく、コストパフォーマンスに優れています。はじめてお絵かきタブレットを購入する人でも、手に取りやすいでしょう。
しっかり筆圧を検知できるので、線に自然な強弱をつけられます。比較した商品にはわずかな筆圧の差では違いがわかりにくいものもありましたが、本品なら細かい部分まで描写しやすいでしょう。
比較したなかには若干引っかかりを感じるものもありましたが、こちらは滑らかにペンを動かせました。大きいストロークで描いても手が引っかからず、イラスト制作に集中しやすい仕様です。実際に使用したモニターからも「思いどおりの線が描ける」「スムーズに描けた」と好評でした。
付属のペンは太さも長さもちょうどよく、握りやすさも良好です。モニターからは「描きやすい」と満足度の高い声が多数寄せられています。
<描き心地のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ラグが生じる原因はさまざまですが、一般的には起動中の使っていないアプリを強制終了させることで、アプリの不具合が解消されることがあります。ラグが気になる場合は、起動しているアプリを終了してみましょう。
バッテリー持ちがよいので、長時間作業する人にもおすすめです。実際にYouTubeの動画を流したところ、連続で約7時間50分も再生できました。
比較したなかには5時間弱しか再生できない商品もあったのに対し、こちらは外出先でもバッテリー切れの心配なく使用できる性能です。
XP-Pen Magic Drawing Padにはたくさんのよい点がある反面、気になる点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較したほとんどの商品が傾き検知機能に対応していましたが、本商品はペンの角度によって線の太さや質感を変えることはできません。鉛筆のような表現は難しいでしょう。
「色味がPCから見ると全然違う」との口コミもあるように、iPhoneの画面の色味とのギャップも気になりました。タブレットに表示させたイラストは、iPhoneより青みが強く出る傾向があります。
比較したなかにはiPhoneとの差はほとんど感じられない商品もあったのに対し、こちらはとくに暖色は本来の色味と若干ギャップがありました。実際に画面を見比べたモニターからも「暗く見える」「グレーっぽい」「赤が弱い」など、違和感を指摘する声が多く寄せられています。
「イラストのイメージが変わってしまう」との意見もあり、作品をアップしたい人には不向きです。
性能をふまえると、3Dモデルを使った複雑なイラストを描くのは難しいでしょう。比較したなかにはスコアが1500,000を超えており、複数ソフトの切り替えやゲームプレイもスムーズに行えるものもありました。
とはいえ、レイヤーを重ねたイラストを描く程度であれば、カクつきは気にならないレベルです。用途に合えば快適に使えるでしょう。
画面サイズ. | 12.2インチ |
---|---|
OS種類 | Android |
良い
気になる
画面解像度 | 2,160×1,440 |
---|---|
幅 | 27.90cm |
奥行 | 19.20cm |
高さ | 0.69cm |
重量 | 599g |
インターフェース | USB Type-C |
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公式ストアでは、ポイント還元・18か月の無料保証・イラスト制作ソフトの無料お試しなど、お得な特典も用意されています。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも取り扱いが確認できました。店舗により価格が異なるので、購入前に比較してみてくださいね。
最後によりタッチが繊細なものや、色味のギャップが少ない商品をご紹介します。
幅広い用途に使用したいなら、iPad Air(第5世代)がおすすめです。高精度の筆圧・傾き検知機能を搭載しており、繊細な描写が可能。色味のギャップは少なく、液晶画面も高クオリティです。処理性能も優秀で、重い処理が必要なイラストを描いても動作が重くなりません。ゲームや動画鑑賞もこなせ、マルチに活用できますよ。
価格を抑えたいなら、iPad 第9世代も要チェックです。iPadシリーズのなかで最も安いエントリーモデル。傾き検知は優秀で、ペンの傾き具合に応じて自然にタッチが変化します。筆圧検知の精度は若干ムラがありますが、力加減により線の濃さがしっかり変わりました。入門機としては十分な性能といえますよ。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4も6万円台とお手頃価格です。イラスト制作にも使用できる処理性能を備えており、レイヤーを重ねたイラストや本格的な制作もスムーズにこなせます。筆圧をある程度検知できるので、線の濃淡の差も描写可能です。色味のギャップが少ないため、色の偏りは気になりにくいでしょう。
画面サイズ. | 10.9インチ |
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OS種類 | iPadOS |
良い
気になる
画面解像度 | 2,360×1,640 |
---|---|
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | 461g |
インターフェース | USB Type-C |
iPad Air(第5世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 12.4インチ |
---|---|
画面サイズ | 12.4インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
画面解像度 | 3,048×2,032 |
幅 | 19.158cm |
奥行 | 27.87cm |
高さ | 0.62cm |
重量 | 598g(実測値) |
OS種類 | Android 14 |
OS詳細 | Xiaomi Hyper OS |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7、Wi-Fi 6 |
キッズタブレットタイプ | |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | |
SIMロック解除可能 | |
最大輝度(公称値) | 900nit |
最大輝度(実測値) | 不明 |
SIMカード | |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform |
メモリ | 8GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | |
メインカメラ画素数 | 5000万画素 |
インカメラ画素数 | 3200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 22日(スタンバイ) |
キーボード付き | |
タッチペン付き | |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 6個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 10000mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | 中華メーカー |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 約6時間12分 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | 中国 |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
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