「画面全体でエンターテインメントを堪能できる」と謳う、Google Pixel Tablet。ネット上では「日常生活で使用するには十分」と評判です。その一方、「バッテリー持ちが悪い」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidタブレットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidタブレット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
63,660円
おすすめスコア
操作の快適さ
映像の美しさ
スピーカー性能の高さ
画面の明るさ
バッテリー性能の高さ
総合的な処理性能 | 平均959,972点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均312,604点 |
画面サイズ | 10.95インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
良い
気になる
Google Pixel Tabletは、動画や音楽などのエンタメを快適に楽しみたい人におすすめです。実際に操作してもカクつきはなく、意図したとおりの場所へ正確にタッチできました。比較した商品には素早くスクロールすると滑らかさに欠けるものもあったなか、素早く表示。アプリの切り替えもスムーズだったので、SNS・動画アプリなどを行き来したりブラウジングしたりと、あらゆる操作をサクサク行えます。
映像は眩しすぎず暗すぎず、バランスのよい発色です。実写は全体的に明るく映り、アニメはやや赤色の発色が強いものの、動きは滑らかです。10.95インチの画面のなかでは十分な解像感があり、専門家からは「欲張らない高画質」とのコメントが寄せられました。特別高画質とまではいえませんが、見にくさはありません。
スピーカー性能は、比較した商品内でトップクラスです。人の声はクリアで聞きやすく、効果音や音楽には低音の迫力があります。実際に映画を視聴したモニターからは「映画の世界観により入り込めた」など絶賛されました。映画館のように、音に包まれる感覚で映画・音楽の臨場感を楽しめるでしょう。
口コミに反してバッテリー持ちは十分です。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は6時間以上と長持ちでした。また、画面の平均輝度は494.77ニトと、比較した全商品の平均である419ニト(※2025年1月時点)を上回る明るさ。屋内外問わず見やすいでしょう。
総合的にみても高性能なタブレットで、デメリットは見当たりません。128GBモデルの価格は、公式サイトで68,800円・ECサイトで5万円台(※2025年1月時点)です。サクサク動作するAndroidタブレットを探しているなら、ぜひチェックしてみてくださいね!
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にGoogle Pixel Tabletと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Google Pixel Tabletよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Samsung Electronics
色彩豊かで動きも滑らか。映像鑑賞用に迷わず選びたい一台
Google Pixel Tabletは、Android OSの開発元のGoogleから2023年5月に発売された商品です。鮮やかな10.95インチのディスプレイと4つの内蔵スピーカーを搭載し、「エンターテインメントを堪能」と謳っています。検証には使用していませんが、充電・スピーカー機能を兼ね備える充電スピーカーホルダーも販売中です。
タブレットの処理を司るSoCには、Google Pixel専用に開発されたGoogle Tensor G2を搭載しています。ストリーミングをスムーズに、画面を分割してのマルチタスクも効率的に行えるよう設計。ビデオ通話中には人の動きを追い、明るさも自動調整して快適な通話をサポートします。
AI機能のかこって検索に対応しており、画面内の画像・テキストなどを丸く囲むだけで検索可能です。本体のサイズは幅25.8×奥行16.9×高さ0.81cm・重量は493g。カラーはPorcelain(ポーセリン)・Hazel(ヘーゼル)の2色から選べます。
今回はGoogle Pixel Tabletを含む、人気のAndroidタブレットを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
動きの滑らかさを示すリフレッシュレートは60Hzと特別高くはありませんが、ブラウジング時に素早くスクロールしても滑らかに表示されます。比較したなかには本商品を上回るリフレッシュレート90~120Hzの商品でも、スクロール時の滑らかさに欠けるものもありました。
アプリ切り替え時にもカクつきはありません。ブラウザや動画アプリを使用中にホーム画面へ戻ると、素早く表示されました。インスタグラム・X(旧ツイッター)などのSNSをはしごする際も、ストレスはかからないでしょう。ロック解除・ブラウジング・アプリ使用まで、日常的な操作を快適に行えました。
このタブレットで原神を起動してみたところ、推奨グラフィック設定は「低」でした。グラフィック設定が低いと遠くの建物やアイテムが描画されないため探索時の没入感に欠けてしまうでしょう。
画面の解像度は2,560×1,600と高いだけあって、アニメから実写までジャンルを問わずにバランスよく映し出せました。とはいえ、比較した商品のなかでは特別高画質とはいえません。色味がビビッド寄りではなく、明暗の差もあまり強調されないため、とにかく高画質にこだわる人には物足りないでしょう。
上下左右へ移動する音の再現性が高く、映画館にいるような臨場感を味わえます。モニターからは「音が横から回り込んで聞こえてくる感じがした」「ロケットが目の前を走り去っていく感覚があった」と絶賛されました。別途スピーカーを用意しなくても、音に包みこまれるような感覚で映画や音楽を楽しめるでしょう。
<声の聞き取りやすさ・低音の大きさ・臨場感の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
画面が明るくて見やすいのもうれしいポイントです。白100%の画像を出力し、タブレットの四隅と中央の輝度を測定すると、平均494.77ニトでした。公称値である500ニトと遜色なく、比較した全商品の平均値419ニト(※2025年1月時点)も上回っています。明るさの自動調整機能があるので、周囲の明るさに関係なく見やすさは保たれるでしょう。
口コミ反してバッテリー持ちも良好です。PCMark for Android Benchmarkというソフトでバッテリー残量が100%から20%まで減る時間を測定したところ、6時間16分でした。比較した商品のなかにはバッテリーが3時間しか持たないものもあったなか、十分な長さ。過剰にバッテリー切れを心配する必要はありません。
Google Pixel Tabletにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、デメリットもしっかりリサーチしておきましょう。
総合的な処理性能 | 平均959,972点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均312,604点 |
画面サイズ | 10.95インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均494.77nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約6時間16分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
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(51件)
Google Pixel Tabletは、Googleの公式サイトから購入できます。価格は128GBモデルが68,800円・256GBモデルが81,800円です。充電ホルダーとセットで販売もしており、128GBモデルは79,800円で購入できます。
価格はすべて2025年1月時点
そのほかの取扱店舗は、Amazon・楽天市場などの大手ECサイト、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店です。各サイトでポイントを使えば、安く購入できます。Amazonでは定期的にセールを行っているので、見逃さないでくださいね!
最後に、Google Pixel Tabletとは違った魅力を持つ商品をご紹介します。
より美しい映像で滑らかに操作できたのは、Xiaomi Pad 6。発色が鮮やかでコントラストにはメリハリがあり、人の肌のテカリが見えるほどの解像感でした。リフレッシュレートは最大144Hzと高く、素早くスクロールしても滑らかに操作できてカクつきません。スピーカー性能もよく、映画やドラマを快適に視聴できます。
容量不足が心配なら、Samsung Galaxy Tab S9 FEをチェック。128GBの内部ストレージに加えて、最大1TBのmicroSDに対応しています。リフレッシュレートは90Hzで、実際に使うと滑らかに操作できました。auからはSIM対応のSamsung Galaxy Tab S9 FE+が販売されているので、Wi-Fi環境がない場所でも手軽に使えます。
総合的な処理性能 | 平均800,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均214,912点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
画面解像度 | 2,880×1,800 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均405.39nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約7時間4分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
Xiaomi Pad 6 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
総合的な処理性能 | 平均589,290点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均137,230点 |
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
画面解像度 | 2,304×1,440 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均509.23nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約5時間46分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 2個 |
GPS機能 |
Galaxy Tab S9 FEの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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