マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
  • AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は? 1
  • AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は? 2
  • AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は? 3
  • AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は? 4
  • AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は? 5

AQUOS R9を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?

「アプリの起動やデータの保存なども俊敏」と謳うAndroidスマホ、AQUOS R9。「動作はすごく快適」「液晶がとてもきれい」と評判の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月05日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】予算10万円で買える高性能スマホがほしい人に。カメラ性能はいまひとつだが、動作は快適

処理性能 No.1

シャープ
AQUOS R9

95,796円

AQUOS R9

おすすめスコア

4.36
24位 / 42商品中
  • 処理性能

    5.00
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    4.35
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    3.77
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    3.78
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.93
  • |
  • 充電の速さ

    4.59
  • |
  • AI機能の豊富さ

    3.00
  • |
  • 画面性能

    4.34
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.90
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    4.80
取り扱い事業者ドコモ、ソフトバンク、SIMフリー、mineo、IIJmio
価格帯ハイエンド

良い

  • 処理性能が高く、3Dゲームを快適にプレイできる
  • バッテリー持ちがよく、充電速度も速い
  • 防水・防塵性能やおサイフケータイといった便利機能がそろっている

気になる

  • カメラの発色に違和感を覚える人が多くいた
  • 動画撮影時の手ブレ補正が弱い
AQUOS R9は予算を抑えつつ、処理性能は妥協したくない人におすすめです。ハイエンドモデルながら、SIMフリーモデルは10万円以下(※2024年9月時点)とお手頃価格。ベンチマークテストの実測値は約135万点と、比較したなかには100万点以下のモデルもあったなか高い数値をマークしました。日常的な操作はもちろん、3Dゲームも快適にプレイできるでしょう。

「液晶がとてもきれい」との口コミどおり、画面性能も上々です。有機ELディスプレイ搭載で、鮮やかな色を再現可能。最大輝度は2,000nitと高く、日中でも明るく見えます。最大リフレッシュレートは240Hzに対応し、スクロールもなめらか。負荷をかけても本体が熱くなりにくく、長時間使いやすいといえます。


比較したなかには10時間使用できないモデルもありましたが、本品は約17時間使用でき、バッテリーの持ちが良好。充電速度も速く、30分間で59%まで回復しました。防水防塵性能はIP68と、浸水・砂塵の影響を受けにくいのもポイント。おサイフケータイとして使えるうえ、デュアルSIMで電話番号を2つ所持できます。


一方で、撮影した写真は発色が少し不自然で、解像感も高いとはいえません。全体的に明るく写る傾向があり、明暗差も控えめ。ポートレート撮影時には背景に強いボケ表現が入り、モニターからは「被写体と背景に一体感がない」など違和感が指摘されました。動画撮影時に手ブレをあまり抑えられなかったのも気になります。


総合的にみると、処理性能・画面性能・便利機能などの基本スペックが高く、コスパのよいハイエンドモデルです。しかし最新のAI機能は非搭載。写真・動画のきれいさにこだわる人にもあまり向かないので、カメラ性能も高いスマホがほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。


おすすめな人
  1. 予算を抑えつつ、処理性能に優れたスマホがほしい人
  2. バッテリー持ちのよさを重視したい人
  3. 防水防塵・おサイフケータイなど、機能が充実したスマホがほしい人

おすすめできない人
  1. 写真・動画のきれいさにこだわる人

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にAQUOS R9と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


AQUOS R9の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1

Google

Pixel 9 Pro XL
4.81
(1/42商品)
Pixel 9 Pro XL

きれいな写真を手軽に撮りたい人に。カメラ性能が非常に高い

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

SAMSUNG

Galaxy S25 Ultra
4.78
(2/42商品)
Galaxy S25 Ultra

AI機能も活用したい人に。処理性能やバッテリー性能が優秀

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro
4.77
(3/42商品)
Pixel 9 Pro

大きいサイズのスマホが苦手な人に。コンパクトながら高性能

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

Google

Pixel 9
4.73
(4/42商品)
Pixel 9

カメラ重視でハイエンドモデルを探す人に。処理性能も優秀

処理性能 No.1
熱のこもりにくさ No.1

Google

Pixel 9a
4.71
(5/42商品)
Pixel 9a

処理性能・バッテリー持ちが良好。快適に使えるミドルレンジ

AQUOS R9とは?

AQUOS R9とは?

今回ご紹介するAQUOS R9は、日本の電気機器メーカーシャープから販売されている商品です。スマホの頭脳であるSoCにSnapdragon 7+ Gen 3を採用し、メモリ12GBと仮想メモリ8GBを搭載。重たいアプリの切り替えなどをスムーズに、心地よく操作できるようこだわって開発されました。


AQUOS独自の生成AI機能も特筆すべきポイント。電話の伝言内容を要約して、文章で表示します。バッテリー容量は5,000mAhで、満充電までの所要時間は約2時間10分とのこと。アメリカ国防総省のMIL規格に準拠した高耐久な作りも見逃せません。日常生活に潜む故障リスクを軽減するとアピールしています。


カメラブランドのライカが監修したHEKTORレンズも魅力の1つです。メインカメラ・インカメラの画素数は5,030万画素。AIが対象の動きを予測して追尾する「被写体追尾」があり、動く被写体を撮影するときに便利です。動画では光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正により、安定した映像を撮れるとしています。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!
今回はAQUOS R9を含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。
  1. 処理性能
  2. 写真撮影のきれいさ
  3. 動画撮影のきれいさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 充電の速さ
  6. AI機能の豊富さ
  7. 画面性能
  8. 熱のこもりにくさ
  9. 便利機能の豊富さ

AQUOS R9のよい点は6つ!

AQUOS R9のよい点は6つ!

人気のAndroidスマホを比較検証したところ、AQUOS R9には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

重たいアプリもスムーズに動作する。熱はややこもるが許容範囲

重たいアプリもスムーズに動作する。熱はややこもるが許容範囲

処理性能は高く、ベンチマークテストでは1,351,328点を記録しました。比較したなかにはスコアが100万点に届かないモデルもありましたが、本品は日常使いでサクサク操作できるのはもちろん、3Dゲームも遊べるレベルです。


熱のこもりにくさも良好。アプリで15分間負荷をかけると、本体の温度上昇は42.6℃にとどまりました。熱の影響を抑えるために放熱部材のベイパーチャンバーが新搭載されていますが、その点が功を奏したといえます。負荷のかかる作業をしても本体の熱さが気になりにくいでしょう。

バッテリーは約17時間持つ。充電も速く、30分で約60%まで復活した

バッテリーは約17時間持つ。充電も速く、30分で約60%まで復活した

バッテリー持ちがよく、充電速度も申し分なし。実使用を想定したソフトを用いてバッテリーが100%から20%になるまでの時間を測定すると、16時間55分使用できました。


比較したなかには10時間持たない商品もあったのに対し、本品は1日使ってもバッテリー切れの心配が少ないといえます。バッテリー容量は5,000mAhで、メーカーは連続通話約50時間50分・連続待ち受け時間は約760時間と公称しているので、あまりスマホを使わない人ならより長時間使用できるでしょう。


30分間充電したところ、バッテリー0%から59%まで回復。急速充電規格であるUSB Power delivery Revision3.0に対応しており、すき間時間でもしっかり充電できます。ワイヤレス充電には非対応ですが、ロングバッテリーで素早く充電できるため、ヘビーユーザーでも不満なく使いやすいといえます。

スクロールなどの動作がなめらか。輝度が高く、日中でも画面が明るく見える

スクロールなどの動作がなめらか。輝度が高く、日中でも画面が明るく見える

画面は十分明るく色鮮やかで、動作もなめらか。有機ELディスプレイを搭載しているため、色の再現性が高めです。解像度は396ppiとやや低めですが、スマホとしては十分な精細さを備えています。「液晶がとてもきれい」との口コミどおりです。


メインディスプレイの最大輝度は2,000nitと高く、晴れた日の屋外でも画面が見やすいでしょう。最大リフレッシュレートは240Hzと非常に高く、なめらかにスクロールできます。比較したなかで240Hzに対応していたのは本品だけ(※2024年9月時点)だったので、ぬるぬると操作できるでしょう。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
240Hzの高リフレッシュレートで、ゲームにもおすすめです。ただし、120Hzでも十分ともいえるので、積極的に選ぶ必要まではありません。

スクエアなボディに狭ベゼルのフロントディスプレイを採用し、大画面のわりにサイズは小さめといえるでしょう。ただし片手で操作するなら、スマホリングのようなアクセサリーを活用するのがおすすめです。

IP68の防水防塵設計で水濡れに強い。おサイフケータイのFelicaも使える

IP68の防水防塵設計で水濡れに強い。おサイフケータイのFelicaも使える

便利機能は充実しています。Felica対応でおサイフケータイとして使えるため、電子決済できて便利。さらに、eSIMを活用すればデュアルSIMとして使用でき、2つの電話番号を持てます。プライベートとビジネスで、番号を使い分けたい人にもおすすめです。


アメリカ国防総省のMIL規格に準拠し、耐衝撃・耐振動に優れる設計なのも特筆すべきポイント。防水防塵性能はIP68と最高等級で、水濡れや砂塵の影響も受けにくいでしょう。


比較したなかにはOSのアップデート保証が3年と短めのモデルもありましたが、本品のアップデート保証は5年と長め。高耐久さも含めて、長く使いやすいよう配慮されています。

ハイエンドモデルが10万円以下で手に入る

ハイエンドモデルが10万円以下で手に入る

性能のわりに価格が安いのも注目すべき点。処理性能やバッテリー性能など基本性能に優れるハイエンドモデルでありながら、価格はSIMフリーモデルで10万円以下と安価です(※2024年9月時点)。


比較したハイエンドモデルのなかには15万円を超えるモデルもありましたが、本品は手軽に購入できる価格設定といえます。価格を抑えつつ、ハイエンド機種を手に入れたい人におすすめです。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

メーカーとしても日本市場でハイエンドのAndroidスマホは売れにくいということは認識しており、AQUOS R9はSoCにあえてSnapdragon 7 gen 3を採用することで価格の高騰を抑えています

高級感のあるデザイン。カメラ周りのレイアウトが特徴的

高級感のあるデザイン。カメラ周りのレイアウトが特徴的

高級感あるデザインで高見えするので、おしゃれなスマホを持ちたい人におすすめ。比較したなかにはシンプルなデザインのモデルもありましたが、本品はmiyake designがデザインを手がけています

表面にはガラスの光沢感があり、カメラ周りには曲線のある一風変わったレイアウトです。人とは少し違ったスマホを持ちたい人にもぴったりでしょう。

AQUOS R9の気になった点は11個!

AQUOS R9にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

彩度が高めでシーンによっては少し不自然。日中の写真は細かな色の違いも表現できていた

彩度が高めでシーンによっては少し不自然。日中の写真は細かな色の違いも表現できていた

カメラ性能の評価は伸び悩みました。黄色や赤が強めに発色する傾向があり、被写体によっては少し不自然に見えます。モニターからは「食べ物は不自然な発色」との声が多くあがりました。


一方で、屋外の明るい日中に撮影した写真は色味の違和感が少なく、細かな色の違いも描写。モニターは「違和感を覚えない程度には自然」とコメントしています。比較したなかにはどの写真も発色のバランスがよいモデルがあったのに対し、撮影する環境や被写体によっては、肉眼に近い色合いを再現しにくいといえます。


写真撮影のきれいさ(発色のよさ)についてのモニターコメント

  1. 「日中写真はしっかりと描写できていると思うが、食べ物は不自然な発色で特にカステラがおいしそうに見えなかった」
  2. 「日中の写真は年数を経て黒ずんだ壁面や錆びた色まで表現できていて、細かな色の違いを表現できていると感じた。空の色と建物の屋根の色との違いが明瞭で、肉眼で見ているような感覚」
  3. 「日中の写真は違和感を覚えない程度には自然だが、カステラの黄色が強く表現されすぎて不自然に見える
コメントは一部抜粋
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

AQUOSのRシリーズは、6以降カメラブランドでも有名なライカの監修が入っています。しかし、実際にスマホの写真として見ると、違和感を抱くモニターがいたのは気になるポイントでした。

引きで見れば十分な解像度。拡大するとぼやけてしまった

引きで見れば十分な解像度。拡大するとぼやけてしまった

写真の解像感は引きで見れば十分ですが、精細とはいえないのがネック。モニターからは「日中写真は細部に至るまで細かい描写がされている」と声があがる一方で、「食べ物は引きでもボヤッとしていてやや粒感がある」との声もあがりました。


比較したなかには拡大してもボヤけが気にならないモデルもあったのに対し、本品は100%以上拡大するとぼんやりします。細部まで表現できないため、きれいな写真を撮りたい人には不向きといえるでしょう。


写真撮影のきれいさ(解像感)についてのモニターコメント

  1. 「日中写真は細部に至るまで細かい描写がされている。タイルの継ぎ目の解像感は非常に高いと思う」
  2. 「引きで撮影した建造物は解像感がきれいだが、食べ物は引きでもボヤッとしていてやや粒感がある」
  3. 建物の輪郭は潰れず、シャープに捉えて見やすかった。食べ物写真はふんわりとした印象で、シャッキリ感がとにかく物足りなかった
コメントは一部抜粋

肌色が青白く見えた。ポートレート写真を撮るなら調整が必要

肌色が青白く見えた。ポートレート写真を撮るなら調整が必要

撮影したポートレート・自撮りは血色感が控えめで、肌色がきれいに見えにくいといえます。モニターからは「青白く見える」「不健康そうに見える」との声が多数あがりました。


比較したなかには自然で健康的な肌に見えるモデルもありましたが、本品は実際の肌の色と異なるのが惜しいところ。人物を撮る機会が多い人は、色味を調整する必要があります。


写真撮影のきれいさ(スキントーン・肌の美しさ)についてのモニターコメント

  1. 「紫のような白さが強く健康に見えない」
  2. 「青白く見えて、不健康そうに見える」
  3. 「かなり色白に写る印象。ファンデーションを塗りすぎたくらい白くなる。健康的な写りが好きな人は好みではないと思う」
コメントは一部抜粋

明暗差の表現力に欠け、全体的に明るく写る。夜景はコントラストがはっきりしていた

明暗差の表現力に欠け、全体的に明るく写る。夜景はコントラストがはっきりしていた

写真の明暗差もいまひとつ。全体的に明るく、暗い部分との差がうまく表現できていません。明るく補正されすぎているため、モニターからは「バランスが悪い」との意見が多数寄せられました。


一方で、夜景はコントラストがはっきりとしていると好意的に捉えた人も多く、「バランスはちょうどよく違和感を覚えにくい」との声も。比較したなかには昼夜問わずコントラスト差が出ているモデルもありましたが、本品は明るく補正されがちなので好みが分かれるでしょう。


なお、写真に写るノイズは控えめ。モニターからは、「拡大しなければ気にならない」とコメントが寄せられました。きれいとまではいえませんが、写りにこだわりのある人でなければ、普通に写真を撮る分には問題ないでしょう。


写真撮影のきれいさ(明暗差のよさ・ノイズの少なさ)についてのモニターコメント

  1. 「全体的に明るすぎる。暗い面が足りずバランスが悪い」
  2. 「夜景の空の暗さ・光の明るさ・ビルの輪郭の見え方など、バランスはちょうどよく違和感を覚えにくい」
  3. 「拡大するとノイズが見られるが、拡大しなければ気にならない」
コメントは一部抜粋

ボケ表現は不得意。背景がボケすぎてしまい、被写体との一体感に欠けた

ボケ表現は不得意。背景がボケすぎてしまい、被写体との一体感に欠けた

ポートレートモードで撮影したところ、ボケ表現がかなり強く違和感がありました。ボケている背景と、手前の葉や人物に一体感がなく、モニターからは、「手前の葉や人物が浮いて見える」「合成写真のよう」との声が相次ぐ結果に。


比較したなかには人物を自然と強調させているモデルもありましたが、本品は一眼レフのように自然なボケ感を演出したい人には不向きです。


写真撮影のきれいさ(ボケ感があるか)についてのモニターコメント

  1. 「ピントを合わせているところ以外が強くボケているため、被写体と背景の一体感が失われて合成写真のように見える」
  2. 「背景がボケすぎていて、被写体の合成写真感が強い」
  3. 「被写体がくっきりと映し出されているボケ加工はよい。しかし背景がボケすぎて、被写体の写真を切って貼ったような不自然さがある。被写体が浮き上がって見える」
コメントは一部抜粋

ズームも苦手で、全体的にぼやけてしまう。遠くの被写体を撮るのには不向き

ズームも苦手で、全体的にぼやけてしまう。遠くの被写体を撮るのには不向き

ズーム撮影では、拡大しなくても全体的にぼやけた写り具合。フィルターがかかっているかのように見え、モニタ―10人全員から「ぼやけている」と指摘されました。


比較したなかには拡大しても粗さが気にならないモデルもあったのに対し、本品は「インスタントカメラみたいな写真」「細部まで表現できていない」と厳しい声が挙がっています。ズームするとはっきり写りにくいので、遠くの対象もきれいに撮りたい人は不満を覚える可能性があります。


写真撮影のきれいさ(ズーム時のきれいさ)についてのモニターコメント

  1. 「拡大しなくてもぼやけている。花のふちもぼやけていてまるで機能していない」
  2. 「全体的にぼやけすぎていて、インスタントカメラみたいな写真」
  3. 「少しずつ拡大していくとボケがそのまま大きくなり、葉先や花の輪郭がはっきりしていない」
コメントは一部抜粋

動画の手ブレ補正が弱い。とくに素早い動きでの揺れが気になった

動画の手ブレ補正が弱い。とくに素早い動きでの揺れが気になった

動画撮影では手ブレ補正が甘く、揺れやブレを抑えきれませんでした。光学式手ブレ補正・電子式手ブレ補正によるハイブリッド手ブレ補正機能を搭載していますが、モニターからは「効果はあまり感じなかった」との声が多数あがっています。


比較したなかにはほとんど画面の揺れを感じないモデルがあったのに対し、安定した動画を撮るにはやや物足りない性能。視聴をやめたくなるほどではありませんが、画面酔いする可能性はあるでしょう。


動画撮影のきれいさ(手ブレ補正の強力さ)についてのモニターコメント

  1. 「手ブレ補正されているのはわかるが、多少の揺れを感じた。処理の甘さが気になった」
  2. 「手ブレを補正しきれていない。補正しているのはわかるが違和感を覚えた」
  3. 「手ブレ補正は働いているが、効果はあまり感じなかった」
コメントは一部抜粋

彩度が低く全体的に淡い発色。細かい色の表現もできていなかった

彩度が低く全体的に淡い発色。細かい色の表現もできていなかった

動画撮影時の発色もいまひとつ。全体的に淡い発色で鮮やかさに欠けるため、モニターからは「不自然な色合い」との意見が多数寄せられました。


比較したなかには鮮やかでありながらバランスよく発色できたモデルもありましたが、本品は彩度が低くて寂し気な印象。細かい色もうまく表現できないため、思い出をきれいな動画で残したい人には不向きです。


動画撮影のきれいさ(発色のよさ)についてのモニターコメント

  1. 「空の青さや快晴な感じがなく、鮮やかさに欠けるように感じる」
  2. 「影に青みを感じる。細かい色も表現できているとはいえず、不自然な色合い」
  3. 「発色はあまりよくない。建物の壁や空の色に鮮やかさがなく、自然な色に感じない」
コメントは一部抜粋

明暗の強弱のバランスがいまひとつ。日中の暗い部分や夜景が全体的に明るく映った

明暗の強弱のバランスがいまひとつ。日中の暗い部分や夜景が全体的に明るく映った

動画の明暗差の表現力に欠け、全体的に明るく映る傾向があったのも気になるところ。日中も夜景も明るく、モニターからは「明るさや暗さがやや極端で、不自然さを感じた」との声が多数あがりました。


比較したなかには、明るい部分から暗い部分までバランスよく表現できていたモデルもあったのに対し、本品は逆光がとくに苦手で、モニターからは「逆光が入ると画面が非常に暗くなる」との意見も寄せられました。


動画撮影のきれいさ(明暗差のよさ)についてのモニターコメント

  1. 「日中は全体的に白く違和感がある。夜景は明りが少し雑で、明るすぎ。空は若干白く見えて、明るさと暗さの強弱が弱く感じる」
  2. 「明るい場所はきれいで色鮮やかだが、逆光に弱い印象。逆光が入ると画面が非常に暗くなり、建物が影絵のようになる」
  3. 「明るさや暗さがやや極端で不自然さを感じた」
コメントは一部抜粋

動画はディテールがぼやけがち。輪郭ははっきり見えるが、細かい部分を表現できていない

動画はディテールがぼやけがち。輪郭ははっきり見えるが、細かい部分を表現できていない

動画の解像感も高いとはいえません。建物の輪郭はくっきりしているものの、窓枠や壁の凹凸などの細部まで表現できておらず、立体感が不足。特に遠くにある建物などは潰れやすく、モニターからは「背の低い建物群が暗くなって解像感に欠ける」「建物の表面がベタ塗りしたように見える」との声が寄せられました。


比較したなかにはカメラを動かしているときもスムーズに撮影できたモデルがあったのに対し、本品は動いているとよりぼやけて見えるのもネック。子どもやペットなどを動きながら撮影すると、きれいな動画を残しにくいでしょう。


動画撮影のきれいさ(解像感のよさ)についてのモニターコメント

  1. 「輪郭がくっきりしているが平たく見え、立体感が物足りない」
  2. 「建物の表面がベタ塗りしたようになり、細部まで表現できているとはいえない。輪郭は多少捉えられている」
  3. 「動いている間は、窓枠のような黒くなりがちな部分をハッキリ映せない印象。メインの建物は輪郭が見えているものの、背景の建物はシャープに見えない」
コメントは一部抜粋

AI機能は非搭載。最新技術を使ってみたい人には不向き

AI機能は非搭載。最新技術を使ってみたい人には不向き

AI機能の豊富さは評価が伸び悩みました。AQUOS独自の生成AIを搭載し、電話の伝言内容を要約して文字起こしする伝言アシスタントや、料理に映り込んだ影を自動認識して消す機能はあります。


しかし、テキスト・文章を囲んで検索できるかこって検索や、その場で通訳できるリアルタイム通訳などは非搭載です。


比較したなかにはAI機能が充実しているモデルもありましたが、本品は最新のAI機能があまり搭載されていません。話題のAI機能を使い、さまざまなシーンで活用したい人には不向きです。


  1. かこって検索|×
  2. 文字起こし機能|×
  3. 翻訳電話|×
  4. 翻訳表示|×
  5. 傾き補正と生成|×
  6. 表情補正|×
  7. リアルタイム通訳|×
  8. 一緒に写る|×

AQUOS R9の詳細情報

処理性能 No.1

シャープ
AQUOS R9

おすすめスコア
4.36
Androidスマホ24位/42商品
処理性能
5.00
処理性能(極めたい人向け)
4.35
写真撮影のきれいさ
3.77
動画撮影のきれいさ
3.78
バッテリーの持ち
4.93
充電の速さ
4.59
AI機能の豊富さ
3.00
画面性能
4.34
熱のこもりにくさ
3.90
便利機能の豊富さ
4.80
AQUOS R9 1
AQUOS R9 2
AQUOS R9 3
AQUOS R9 4
AQUOS R9 5
AQUOS R9 6
AQUOS R9 7
AQUOS R9 8
AQUOS R9 9
AQUOS R9 10
AQUOS R9 11
最安価格
95,796円
やや高価格
最安価格
95,796円
やや高価格
取り扱い事業者ドコモ、ソフトバンク、SIMフリー、mineo、IIJmio
価格帯ハイエンド
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
バッテリー容量
5000mAh
画面サイズ
6.5インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

  • 処理性能が高く、3Dゲームを快適にプレイできる
  • バッテリー持ちがよく、充電速度も速い
  • 防水・防塵性能やおサイフケータイといった便利機能がそろっている

気になる

  • カメラの発色に違和感を覚える人が多くいた
  • 動画撮影時の手ブレ補正が弱い
OSAndroid
SoCSnapdragon 7+ Gen 3
充電端子Type-C
画面解像度2340×1080
最大画面リフレッシュレート240Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5030万画素
超広角カメラ画素数5,030万画素
望遠カメラ画素数
インカメラ画素数5030万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
セキュリティ認証指紋認証、顔認証、マスク対応顔認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類nanoSIMとeSIM
ベンチマークスコア約135万点
ストレステスト後の本体温度42.6℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.5cm
高さ15.6cm
厚さ0.89cm
本体重量195g
全部見る

AQUOS R9の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    91,537円

    (最安)

    販売価格:96,817円

    ポイント:5,280円相当

    送料別

  2. 2

    94,926円

    (+3,389円)

    販売価格:95,796円

    ポイント:870円相当

    送料別

  3. 2

    94,926円

    (+3,389円)

    販売価格:95,796円

    ポイント:870円相当

    送料別

  4. 4

    95,796円

    (+4,259円)

    販売価格:95,796円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    カメラのキタムラヤフー店
    4.65

    (63,931件)

  5. 5

    95,936円

    (+4,399円)

    販売価格:96,816円

    ポイント:880円相当

    送料別

AQUOS R9が向いていない人におすすめのAndroidスマホは?

ここでは、AQUOS R9とは違う魅力を持つ商品をご紹介します。

高性能ながら型落ちで安く買える、Google Pixel 8aもチェック!

高性能ながら型落ちで安く買える、Google Pixel 8aもチェック!
Google Pixel 8aは、性能のわりに低価格帯なのが魅力です。公式サイトでは72,600円(※2024年9月時点)と比較的安く、入手しやすい値段。ベンチマークテストでの実測値は約87万点と高く、ゲームをサクサクプレイできる処理性能です。

写真はナチュラルな発色であるうえ、解像感も高く、遠くの看板の文字も読めるほど精細。人肌には血色感があり健康的に写るので、人物を撮る機会が多い人にもおすすめです。ノイズも少なく、きれいな写真が撮れるでしょう。


AI機能も充実。表情補正にも対応しており、集合写真のとき気に入った顔で撮影できます。文字・テキストを囲んで検索できるかこって検索、声をテキストに変換できる文字起こし機能や、リアルタイム通訳もあり、海外旅行でも活躍します


バッテリー持ちは約16時間と長く、1日中使用できるレベル。防水防塵性能はIP67相当で、水濡れや砂塵で壊れるリスクは低いといえます。おサイフケータイとして使えるうえ、eSIMでデュアルSIMにも対応可能です。OSアップデート保証は7年と長いため、長期間使用できますよ。

処理性能を重視するなら、予算を上げてGalaxy S24 Ultraをチェック

処理性能を重視するなら、予算を上げてGalaxy S24 Ultraをチェック
SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraは、値段よりもスペックにこだわりたい人におすすめです。公式サイトでの値段は18万円以上(※2024年9月時点)と高価ですが、ベンチマークテストでは約189万点を記録。高負荷のかかるグラフィックゲームでも、楽々とプレイできるでしょう。

動画の手ブレ補正は強力で、安定した動画を撮影可能です。写真の解像度が高く、食べ物の質感まで伝わるレベル。ズーム撮影時もぼやけにくく、きれいに撮影できます。夜景は部分的に光が強く見える程度で、問題ない明るさ。ノイズが入りにくく、拡大しても粗さが気になりません。


防水防塵性能はIP68で、浸水や砂塵に耐えられるのもポイント。おサイフケータイ・eSIMなど、便利な機能も豊富です。翻訳電話・リアルタイム通訳など、外国語でのコミュニケーションを補助する機能を搭載。文字起こし・チャットの文章補助機能もあり、AIを日常で活用したい人におすすめです。

AQUOS R9はどこで買える?

AQUOS R9はどこで買える?
出典:item.rakuten.co.jp

AQUOS R9は、ドコモ・ソフトバンクなどのキャリアで販売しています。IIJmio・mineoといったキャリアでは、SIMフリーモデルを購入可能。SIMフリーモデルの値段は、95,000~96,000円台です(※2024年9月時点)。キャリアによってはキャンペーンなどを使うことで、よりお得に購入できる場合もあります。


楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、ECサイトでもSIMフリーモデルを販売。取扱店舗によって値段が異なるので、購入する前に比較するとよいでしょう。

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

この商品が出てくる記事

Androidスマホ

42商品

徹底比較

人気
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

新着
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

人気
スマートフォン関連の商品レビュー

人気
スマートフォン関連のお役立ちコンテンツ

人気のマイべマガジン

人気
スマホ・携帯電話・モバイル端末関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.