
金利の低さやがん団信の上乗せ金利、手数料の低さが気になるARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)。実際に利用しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)を徹底検証しました。フラット35 13サービスの中で比較してわかったスーパーフラット(保証型)の実力をレビューしていきます。フラット35の選び方も紹介しているので、検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
| 適用金利 | 年1.880% |
|---|
頭金1割の金利は年1.87%、頭金2割時の金利は年1.77%と低く、高評価に。なお、頭金なしで申し込むことはできないため、頭金を用意できない人はほかの住宅ローンを検討しましょう。
「スーパーフラット(保証型)」ではがん団信以外にも生活習慣病団信など数多くの団信を取り扱っており、選択肢の幅が広いといえます。団信の特約には、死亡と高度障害のほか、リビングニーズ(余命宣告)を付帯。また、金利を年0.15%上乗せするだけでがん保障をつけられ、完治するかを問わずがんと診断されれば返済は免除されるのもメリットです。
実際にARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)と比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)よりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
マイベストが検証してわかったARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)の特徴は、ひとことでまとめると「団信の選択肢が豊富で自由に選べる!頭金2割時の金利が低い」です。
実際、たくさんあるフラット35の中で、金利の低さやがん団信の上乗せ金利、手数料の低さはサービスによってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、ARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)を含むフラット35の検証方法や、自分に合ったフラット35を選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得したサービスを紹介していきます。
フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する35年固定の住宅ローンのこと。資金の受取時に返済終了までの支払額が確定するため、早めに返済の見通しを立てられる点が魅力のひとつです。
民間の固定金利住宅ローンとは異なり、フラット35には年収・勤続年数の制限がありません。申し込み条件は、原則として年齢が70歳以下であること・日本国籍であること(永住許可を受けている人または特別永住者も可)の2つ。そのため、年収・勤続年数に不安のある人にも向いています。
また、フラット35では、住宅ローン専用の生命保険である団信(団体信用生命保険)への加入が任意です。対する民間の住宅ローンは、団信への加入が必須条件。持病があり団信に加入できない人にとっても、フラット35は有力候補になるでしょう。
なお、金利・手数料は金融機関ごとに異なります。頭金の額や団信に入るかどうかで適用される金利は変わるので、「頭金をいくら支払うか」「団信に入るかどうか」を決めておくとスムーズです。一方、手数料は一時的な出費であるため、さほど気にする必要はないでしょう。
金利を固定して返済額も抑えたいなら、まずは民間の固定金利住宅ローンをチェック。フラット35の割引後の金利と比較するのがおすすめですよ。民間の固定金利住宅ローンも気になる人は、以下のコンテンツもあわせて読んでくださいね。
マイベストでは「一定の保障を付帯した状態で返済負担が比較的小さいフラット35」をユーザーが満足できるフラット35とし、その基準を試算した総返済額の中央値以下と定めて以下の方法で検証を行いました。付帯する保障の種類や適用する割引の種類に応じて、以下の4パターンで検証を行っています。死亡高度障害保障死亡高度障害保障・省エネ住宅割がん100%保障がん100%保障・省エネ住宅割なお、デフォルトで表示される「おすすめ順」のランキングは、死亡高度障害保障をつけた総返済額をもとに作成しています。2025年11月4日時点の情報をもとに検証を行なっています。
マイベストでは「一部繰上返済の手数料が無料で、返済額の減額相談が可能なフラット35」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。2025年11月4日時点の情報をもとに検証を行なっています。
すべての検証は
マイベストが行っています
金利が低い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「検証したフラット35の商品のなかで最も金利が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
なお、デフォルトで表示される「おすすめ順」のランキングは、頭金を住宅価格の1割準備した場合に適用される金利を基準に作成しています。
フラット35の各商品について、「頭金を用意しない」「頭金を住宅価格の1割用意」「頭金を住宅価格の2割用意」という3通りの場合に適用される金利を公式サイトで調査。調査した金利を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
がん団信の上乗せ金利が低い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証したフラット35の商品のなかで最もがん団信の上乗せ金利が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品のがん団信の上乗せ金利を公式サイトで調査。調査したがん団信の上乗せ金利を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
手数料が低い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証したフラット35の商品のなかで最も手数料が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品の手数料を公式サイトで調査。調査した手数料を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
| 適用金利 | 年1.880% |
|---|
良い
気になる
| 手数料 | 融資金額×2.2%(最低額:220,000円) |
|---|---|
| 保証料 | |
| 環境配慮型住宅の割引 | 年0.75%(ZEH、当初5年間のみ) |
| フラット35のタイプ | 保証型 |
| 申込可能な年齢 | 満70歳未満 |
| 年収条件 | 総返済負担率20%以下の場合:年収400万円未満・年収400万円以上 |
| 勤続年数の条件 | |
| 分割融資可能 | |
| 親子リレー返済可能 | |
| ペアローン可能 | |
| 団信の基本保障 | 死亡・高度障害保障,リビングニーズ(余命宣告) |
| 団信の特約 | 一般団信:死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ保障/がん団信:死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ保障、がん保障(ローン残高50%保障)/がん団信プラス:死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ保障、がん保障(ローン残高100%保障、診断給付金)/生活習慣団信:死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ保障、がん保障(ローン残高100%保障、診断給付金)、病気・ケガによる入院 |
| がん団信の上乗せ金利 | 年0.15% |
| ワイド団信あり | |
| ペアローン団信あり | |
| 繰り上げ返済の手数料 | 一部繰上返済:無料(オンライン)、11,000円(電話・期間短縮型) 全額繰上返済:55,000円(窓口) |
| 返済額の減額可能 | |
| Web契約可能 | |
| 自社ATM利用手数料 |
金利を比較する前の第一歩として、まず頭金の額を決めましょう。頭金の額は、各々の家計と相談しながら、貯金を使い切らない範囲で決めることが大切です。
はじめに頭金の額を決める理由は、頭金の額によって適用される金利が変わる場合があるため。頭金の額を決めないと、どの銀行が1番お得なのか比較できません。
たとえば住信SBIネット銀行のフラット35(保証型)では、頭金1割の場合の金利が年1.86%であるのに対し、頭金を2割用意すると年1.81%の金利が適用されます。頭金の額を決めてから、その頭金の条件で1番低い金利が設定されている銀行はどこなのかを比較しましょう。
フラット35を選ぶ際は、住宅ローン専用の生命保険である団信の保障内容と上乗せ金利も重視する必要があります。団信には様々なプランがあり、保障が手厚いほど金利が上乗せされます。以下では、おすすめの団信の種類と、お得なローンを見極める金利比較の方法を紹介します。
団信(団体信用生命保険)とは住宅ローン借り入れ時に加入できる保険です。加入することで病気にかかった際や死亡時など、万が一の場合に住宅ローン残高の支払いが免除されます。
団信には様々な種類がありますが、なかでも「がん団信」への加入がおすすめです。がんは日本人の死因第1位(※1)で発症確率が極めて高く、一生のうちがんと診断される確率は50%以上(※2)とされています。
またがん団信とほかの団信を比較すると、三大疾病や八大疾病をカバーする団信は保障適用条件が厳しい傾向にあります。心疾患の平均入院日数は24.6日(※3)であるのに対し、がん以外の病気で保障を受けるための条件は一般に60日以上の入院と定められています。がん団信は入院日数の条件がなく、がんと診断された時点で保障の対象となります。
このほかにも、三大疾病や八大疾病と比較してがん団信のほうが上乗せ金利が低い特徴があり、総じてがん団信はコストパフォーマンスに優れた団信と評価できます。
1:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
2:国立がん研究センター「最新がん統計」
3:厚生労働省「令和2年(2020年)患者調査の概況」
住宅ローンを検討する際は単に住宅ローン金利だけでなく、がん団信の上乗せ金利も合わせて比較することが大切です。なぜなら、住宅ローン金利が低くてもがん団信の上乗せ金利が高ければ、合計金利が月並みな水準になる可能性があるからです。
毎月の住宅ローン返済額に直接影響するのは、住宅ローン金利とがん団信の上乗せ金利を足した合計金利です。住宅ローン金利とがん団信の上乗せ金利は別々に捉えるのではなく、セットで評価する必要があります。
住宅ローン金利とがん団信の上乗せ金利をセットで考えることで、最も返済負担が軽い銀行を見つけられます。
フラット35を申し込む際は、金利の違いのほうが長期的に大きな返済額の差につながるため、契約時にかかる手数料の違いで銀行を選ぶことはおすすめできません。
マイベストが試算した結果、フラット35で平均的な4,000万円の借入額における手数料の差は30万円程度ですが、金利の違いによる返済総額の差は約140万円とより大きくなります。
フラット35を申し込むお得な銀行を見定めるポイントは、初期費用よりも適用される金利を重視し、トータルの返済額が低くなる銀行を選ぶこと。銀行によっては初期費用が安いことをアピールしていますが、手数料が安い点のみを重視して銀行を選ぶと、金利の高さにより返済額がより増えるリスクがあるので必ずシミュレーションしたうえで契約する銀行を決めましょう。
フラット35には買取型と保証型というタイプの異なる2つの商品がありますが、結論、この2種類の違いを気にする必要はありませんよ。
買取型と保証型の大きな違いは、住宅金融支援機構が買取型では銀行から住宅ローンの債権を買い取り、保証型では銀行の住宅ローンに保険をつけて保証する点。ただし、この違いは住宅ローンの利用者の契約内容には大きな違いはもたらしません。
買取型でも保証型でも手続きの流れは同じです。フラット35を選ぶ際は買取型・保証型の名称の違いを気にすることなく、各商品の金利や団信といった条件を比較するようにしましょう。
注文住宅の購入を予定している人は、分割融資に対応している住宅ローンを選ぶ必要があります。注文住宅では土地購入時や着工時など複数のタイミングで代金の支払いが求められるため、一括での融資ではなく分割して融資を受けられる銀行を選ぶ必要があります。
今回検証したフラット35のうち、全体の7割以上にあたる10商品が分割融資に対応していました。注文住宅を検討する場合は、まず分割融資に対応しているか否かを確認し、次に金利の低さなどを見るというステップを踏むことが重要です。分割融資非対応の住宅ローンでは、注文住宅の購入が事実上不可能になるため、事前に対応状況を確認するようにしましょう。
フラット35の検証で上位を獲得したサービスをご紹介します。ARUHI住宅ローンのスーパーフラット(保証型)以外にも、ぜひ以下のおすすめサービスも検討してみてくださいね。
| 適用金利 | 年1.870% |
|---|
良い
気になる
| 手数料 | 融資金額×2.2%(最低額:110,000円) |
|---|---|
| 保証料 | |
| 環境配慮型住宅の割引 | 年0.75%(ZEH、当初5年間のみ) |
| フラット35のタイプ | 保証型 |
| 申込可能な年齢 | 満70歳未満 |
| 年収条件 | 年間返済額の年収に占める割合が30%以下の場合:年収400万円未満/年間返済額の年収に占める割合が35%以下の場合:年収400万円以上 |
| 勤続年数の条件 | |
| 分割融資可能 | |
| 親子リレー返済可能 | |
| ペアローン可能 | |
| 団信の基本保障 | 死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ特約、がん保障(無担保住宅ローンの場合)、先進医療、全疾病 |
| 団信の特約 | |
| がん団信の上乗せ金利 | 年0.0% |
| ワイド団信あり | |
| ペアローン団信あり | |
| 繰り上げ返済の手数料 | 一部繰上返済:無料、全額繰上返済:33,000円 |
| 返済額の減額可能 | |
| Web契約可能 | |
| 自社ATM利用手数料 |
住信SBIネット銀行 フラット35(保証型)を検証レビュー!フラット35の選び方も紹介
| 適用金利 | 年1.850% |
|---|
良い
気になる
| 手数料 | 借入金額×3.3%以内(最低額:220,000円) |
|---|---|
| 保証料 | |
| 環境配慮型住宅の割引 | 年0.75%(ZEH、当初5年間のみ) |
| フラット35のタイプ | 保証型 |
| 申込可能な年齢 | 満70歳未満 |
| 年収条件 | 年間返済額の年収に占める割合(自己資金を20%以上用意した場合):年収400万円未満(30%以下)、年収400万円以上(35%以下)/年間返済額の年収に占める割合(自己資金を10%以上用意した場合):年収400万円未満・年収400万円以上(20%以下) |
| 勤続年数の条件 | |
| 分割融資可能 | |
| 親子リレー返済可能 | |
| ペアローン可能 | |
| 団信の基本保障 | |
| 団信の特約 | 死亡・高度障害保障、リビング・ニーズ保障、がん保障(がん100のみ) |
| がん団信の上乗せ金利 | 年0.15% |
| ワイド団信あり | |
| ペアローン団信あり | |
| 繰り上げ返済の手数料 | 無料 |
| 返済額の減額可能 | |
| Web契約可能 | |
| 自社ATM利用手数料 |
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