横浜銀行の「住宅ローン(融資手数料型)」は、神奈川県と東京都の一部地域に居住している人が申し込み可能です。金融のプロに家計の見直しを相談できる「ライフコンサルティングサービス」など、住宅ローン契約者向けのサービスが複数提供されています。金利は年0.650%※と、検証した商品のなかでも低めの結果になりました。途中で固定金利へと変更する場合は、インターネットバンキングもしくは店頭にて、変更手数料の11,000円と印紙代を払い手続きを行う必要があります。がん団信の上乗せ金利は、年0.2%と平均的な数値です。金利の上乗せが必要ない基本保障では、死亡や高度障害をカバー。金利を年0.25%上乗せすれば三大疾病を、年0.3%上乗せすれば八大疾病保障をつけることが可能です。融資手数料型では手数料として、借入額に2.2%をかけた金額と、不動産担保取扱手数料の33,000円を支払う必要があります。インターネットバンキングを使って手続きをすれば、繰上返済時の手数料が無料になるサービスが要注目です。店舗数の多い神奈川県に居住している人にはおすすめの住宅ローンとなっています。基準金利が現在と同じと仮定した場合融資手数料型で、給与振込の指定やはまぎんアプリの申し込みなど所定の条件をクリアした場合
1,500万以上の口座を抱える、日本最大のネット銀行である楽天銀行。住宅ローンの申込特典として楽天ポイントの付与や現金のキャッシュバックを行っており、「楽天経済圏」を活用している人には魅力的なサービスがそろっています。金利は年1.021%と、検証した商品のなかでは高め。楽天銀行の公式サイトでは、これまでの楽天銀行住宅ローンの金利推移を確認することができるため、過去の変動金利の動きを申込の判断材料にすることができますよ。がん団信の上乗せ金利は年0.2%と標準的な水準になっています。基本保障が手厚いことが特徴で、死亡と高度障害の保障に加え、50%のがん保障と就業不能保障が含まれています。ただし、三大疾病団信では、「60日以上所定の状態で返済免除」なのが一般的であるなか、「就業不能期間が1年をこえる」ことが保障の適用条件になります。保障の範囲は幅広いですが、支払いの条件には注意してください。事務取扱手数料は一律33万円ととても安い結果に。初期費用を抑えたい人は注目してもよいでしょう。そのほか、一部繰り上げ返済に手数料がかからないといった特徴があるので、返済中にかかるコストは少なめ。金利の低さはほかの銀行と比較すると見劣りしますが、手数料の面では非常にお得な銀行といえるでしょう。
PayPay銀行の住宅ローンは、金利が低く、団信の選択肢が豊富な住宅ローンを探している人は見逃せない住宅ローンです。10年固定の金利は年1.380%と低めの金利設定となっています。そのほかの期間については平均並みか平均より若干低い金利となっているため、とりわけ10年固定に優れた住宅ローンといえるでしょう。がん団信の上乗せ金利は0.1%と低め。団信の基本保障にはリビングニーズが含まれているほか、金利を0.3%上乗せすれば幅広い病気をカバーする「がん100%+10疾病保障団信」をつけることができます。加入の条件を緩和したワイド団信もあるため、健康状態に自信がない人でも団信加入のチャンスがありますよ。手数料の算出方法は、ほかの多くの銀行と同じ「借入金額×2.2%」。ATMの利用手数料は3万円以上の入出金であれば無料です。一部繰上返済と固定金利再選択はネットで手続きができ、手数料も不要です。10年固定の金利の低さと、利便性の高さで優れた住宅ローンといえます。
auじぶん銀行の「当初期間引下げプラン」は、団信の上乗せ金利を最低限に抑えてお得に借りたい人に検討してほしい住宅ローンです。 10年固定の金利は、がん50%保障団信が付いて年1.495%。ほかの検証商品と比較すると低めの金利で利用可能です(*1)。15年固定・20年固定についても若干平均より低い金利ですが、全期間固定については年3.550%と、検証した商品のなかでは高めの金利となっています。特筆すべきは、がん100%保障団信の上乗せ金利が0.05%で、10年固定の金利である年1.495%と合わせても年1.545%と非常に低金利である点です。上乗せ金利のない基本保障には死亡と高度障害に加え、リビングニーズ(余命宣告)と四疾病・がんが対象となるローン残高50%保障(*2)が含まれているなど、充実の保障内容となっています。基本保障とがん100%保障のどちらも加入できるのは満50歳までで、180日以上の入院でローン残高が全額保障される全疾病保障と、31日以上入院すれば30日ごとに毎月ローン残高が保障される月次返済保障がついてきます。手数料の算出方法は、多くの銀行と同じ「借入金額×2.2%」となっています。ほかにも、住宅ローンを契約していれば、会員サービス「じぶんプラス」のステージが「ゴールド」になり、コンビニATMを月10回まで無料で使えます。比較的現金をよく使う人でも、不便を感じることはないでしょう。全額繰上返済は33,000円かかりますが、固定金利再選択や一部繰上返済にも手数料がかからないため、利便性の高さと金利の低さを兼ね備えた住宅ローンといえます。
メガバンクの一つに数えられる三井住友銀行は、国内に400以上、海外に19の支店を構えるなど、圧倒的な店舗網を敷いています。ショッピングなど日常の様々な場面で利用できる「Vポイント」というポイントシステムを展開しており、住宅ローン利用者は高い還元率で利用することができます。今回検証した結果は、「最初にぐぐっと引き下げプラン」に申し込んだ場合10年固定の金利が年1.800%と、検証した商品のなかでは高めの金利設定。「超長期固定金利型プラン」で35年全期間固定に申し込んだ場合の金利も2.680%と高めです。がんになった際に100%の保障を受けるためには、金利を年0.3%上乗せして八大疾病保障をつける必要があり、やや高めの金利負担。団信のラインナップの特徴として、連帯債務を利用する人向けの「クロスサポート」がありました。この団信では連帯債務者のどちらかに万一のことがあった場合にローン残高が0円となり、残された家族が住宅ローンの返済負担を負わなくてよい仕組みとなっています。多くの銀行と同じく、手数料は「借入金額×2.2%」。自社ATMの時間外手数料が無料になったり、コンビニATMも月3回まで無料になったりと、利便性は高い銀行といえるでしょう。住宅ローン金利こそやや低めのものの、団信の金利の高さのためにお得とはいえない結果になりました。
スーパーなどの小売事業を展開するイオングループ傘下にあるイオン銀行。住宅ローンの契約者向け特典として、イオンセレクトクラブのクレジットカードを支払いに使うと、イオングループでの買い物が完済まで5%オフとなります。イオングループのお店を日常的に使う人にとっては見逃せない特典です。今回検証した「イオン銀行住宅ローン」の10年固定タイプは金利が1.390%と、検証商品の平均を下回る結果となりました。固定できる期間の種類は2年・3年・5年・7年・10年で、15年・20年といった比較的長めの期間については用意されていないので注意しましょう。がん団信の上乗せ金利は0.1%と低めで、「全疾病団信住宅ローン」や「8疾病保障プラス付住宅ローン」といった、幅広い種類の病気をカバーする団信が複数用意されているのもうれしいポイントです。手数料の算出方法は他の多くの銀行と同じく、「借入金額×2.2%」と設定されています。また、全額繰上返済の手数料は55,000円ですが、繰上返済手数料や固定金利再選択手数料は一切かかりません。お買い物時の5%オフなどのサービスを踏まえると、金利の低さだけでなく、日常的に受けられる特典も重視したい人にはおすすめの住宅ローンでしょう。有効期間:ローン返済完了まで割引対象金額:上限なし